あの後警察に突き出させたのを達也達は見送ると被害に遭った少女達が達也達に
向かってこう言った。
「あの、ありがとうございました!助けていただいて!!」
「いや大丈夫よ。困った時は何とやらッて言うじゃない。」
エリカはお礼を言ってきた茶髪の少女に向けてそう返すとエリカは自己紹介を
始めた。
「そういえば未だ名乗ってなかったわね。私は『千葉 エリカ』第十魔法科高等学校所属のね。」
それでこっちはと達也達に向けると達也達はこう返した。
「私は『柴田 美月』って言います。よろしくね。」
「僕は『吉田 幹比古』。間違っても『ヨッシー』とか言わないでね。」
「俺は『藤原 達也』。こいつらとは買い物している最中だったんだ。」
それぞれ自己紹介(一人は注意も兼ねて)した後少女達も自己紹介をした。
「私は第一魔法科高校の『光井 ほのか』って言います。」
それでこっちがと茶髪の少女ほのかが言うとそれぞれこう言った。
「『北山 雫』」
「私は『明智 英美』。本名は別にあるけど長ったらしいからこっちで
よろしくね。」
先程襲われていたとは思えないほど明るい少女と少し口数が少ない少女が
自己紹介すると達也はある事を思い出した。
「第一魔法科高校って確か三巨頭がいる学校だよな。」
「ああ、『七草 真由美』、『渡辺 摩利』、『十文字 克人』。十校戦の連覇者がいる学校だよね。」
達也の言葉に幹比古が補足するもある名前を聞いてエリカは少し気分が悪い顔に
なった。
「あのさ・・・ちょっと聞きたいんだけど良いかな?」
「ん?何だ?」
英美が達也に目を向けてある事を聞いた。
「『アンティナイト』を使った時・・・どうやって止めたの?」
「「「「あ」」」」
そう言えばとエリカ達が達也の方を見ると達也ははあとため息交じりでこう言った。
「取り敢えずここじゃ何だから何処か誰もいなさそうなところで喋ろう。」
達也達が向かったのはとあるカフェなのだが達也は幹比古にある事を聞いた。
「幹比古。悪いが防音、防諜の術ってあるかな。」
「あるよ。」
幹比古はそう言うと何か唱えた後札をテーブルにつけた。
「これで聞こえないようななったよ。」
「ありがとう。さてと・・・何で『アンティナイト』が使えなくなったについて
だよな?」
その言葉に全員が頷くと達也はこう聞いた。
「皆はCADを二個同時に使ったことってあるか?」
それを聞くと全員首を横に振った。
「まあいないわな。『アンティナイト』は魔法式の情報体やエイドスの
働きかけを妨害する奴だってのは知ってるな?」
それに全員今度は首を縦に振った。
「俺はそれを二つのCADを使うんだがその理由は二つの魔法式をお互い
相殺し合える出力と術式を展開して態と失敗させるんだ。
そしてその魔法式の失敗したエネルギーを無系統魔法の波を作って放射させるんだ。そうすることで『アンティナイト』の波と同調させてそれを相殺させたんだが・・・何だよその顔。鳩が豆鉄砲を食ったような顔だぞ。」
「嫌々そんな事普通考えないよ。」
達也の説明にエリカは苦笑いしていった。
然し達也が防音防諜の術式をさせるように言ってくれたのは正しかった。
もし公になれば魔法における国防、治安の社会基盤を崩壊させかねない物で
あったからだ。
「そんなにすごいのに何で第一に来なかったの?」
英美がそう聞くと達也は笑ってこう返した。
「簡単だよ。協会が定めている一定のラインに入っていないからさ。俺は自分の
魔法力を知っているしそこまで魔法師になりたいとは思わないんだ。それに
あの学校は俺に合っているしな。」
ただそれだけと言ったが少し納得できていなかった。
それほど凄い実力とポテンシャルを持っていながらそれを魔法師として評価されないことに対して納得できなかったのだ。
「それじゃあ僕らはここで失礼するけど君たちはどうするんだい?」
幹比古はそう聞くと彼女達はこう返した。
「私達は家に帰ろうと思います。警察からの電話で家族が心配しているだろうし。」
ほのかがそう言うと全員も同じ気持ちであった。
そして達也達と別れた後雫は二人に向けてこう言った。
「あの人達凄かったね。」
「うん確かに。」
「私達もガンバらないとねえ。」
それを聞いてほのかと英美も頷いて返した。
そして彼女達は家路に着いた。
今日の達也の説明は自分達の心に蓋をして。
そして四日後・・・
第十魔法科高等学校校長室
ダンブルドアはソファーの上である男性と話をしていた。
縁なしの伊達眼鏡をかけたインドアな仕事をする服装の男性と。
「・・・久しぶりじゃな。『司 一』君」
「はい久しぶりです。ダンブルドア先生。」
それは原作ならテロリストであった「司 一」であった。
次回で何で一がいるのかが分かりますよ。