ターーーンと言う銃声と同時に一は走っていった。
然しチラッとだけ後ろを見るが・・・当たっていなかったのだ。
「追えー!あ奴を逃がすと我々の計画がバレるぞ!!」
代表はそう言って全員に武器を使うように命じた。
そして一は扉に隠れて銃撃すると他の人間がそこを囲うように応戦した。
「ああくそ!数はあっちが有利ってかよ!?」
一はそう言いながらも懐に入れておいた通信機を出した。
「本部!本部!!聞こえるかこちら潜入隊所属『司 一』。日本支部の総司令官
「手草 日字目」を発見!近場に待機させている部隊に出動要請を請う!」
『了解。直ちに部隊を送る。10分後に到着予定。』
「ふざけるな!こっちは銃一丁でやり合ってんだぞ!!3分以内に来させろ!!」
一は向こうで待機させている部隊のCPに対して怒鳴り散らしながら救援を請うた。
すると足音が遠くから聞こえてきた。
「ああくそ!前を向いても後ろを向いても敵ばかりって何処のRPGだよ!」
一はそう言うと後ろに向かってくる人間相手に持っていたCADを使ってこう唱えた。
『エクスパルソ』
すると傍にあった水がたっぷり入ったガソリン入りのポリタンクが破裂した。
何故ダンブルドアの魔法が使えるのかと言うと・・・これが第十魔法科高等学校が
全寮制でもある技術の漏洩防止の理由の一つである。
ダンブルドアはあらゆる生徒たちに自分達の呪文(三大禁呪を除いて)を教えて
それを自分の魔法と一緒に会得させようと考えたのだ。
「うわ!なんだこれ!?」
「ガソリン!?」
向こうにまで届いたのを確認した一はさらにこう唱えた。
『ラカーナム・インフラマーレ』
すると一の目の前に小さな火が出てくるとそれはガソリン目掛けて突進して・・・
燃えた。
「「「「「ウワアアアアアアア!!」」」」」
如何やら燃え始めたのであることを確認した後一は前を向くと・・・。
「おいおい、だんだんと増えてきたなあ。」
こりゃおれもヤバいなと確信すると懐から携帯電話を出すとある写真が出た。
それは家族で撮った写真であった。
「悪いな一。如何やらここ迄の様だ。」
そう言うとマガジンを取り換えるもこう呟いた。
「元々あと一回分が精々だったからなあ。ま、後はどうにでもなれだな。」
一は自嘲気味にそう言って銃を向けた。
「さあ来いよ。お前らを一人でも多く道連れにする準備は出来てるぜ。」
一はそう言って突撃しようとすると・・・後ろから声が聞こえた。
「それはいかんぞ、一。」
「ええい!まだ殺せんのか?たった一人だぞ!」
「恐らくこうなる事を見越してトラップを幾つか仕込んでいるのだと思われます。
現に奇襲班も全滅した様です。」
日字目は部下の言葉にそうかと言って答えるも心の中では穏やかではなかった。
「(もし私のパトロンの正体がわかれば私はこの国にいられなくなる。
さっさと殺さなければ!!)」
そう思う中周りの人間が突撃準備を完了したというと日字目はこう答えた。
「さあ同志たちよ!!裏切り者に死を与えよ!!」
『『『『『オオオオオオ!!!!!』』』』』
そう言って突撃すると・・・。
『コンフリンゴ』
老人の声と同時に扉如全員が吹き飛んだ。
『『『『『『ウワアアアアア!!!!!』』』』』
「な、何事だ!?」
日字目はその光景を見て何事だと思うと・・・
「ほう・・・お前さんが黒幕か。」
「!!」
それを聞いて日字目は爆発の煙の中を見ると・・・ある老人がそこにいた。
背俗離れした・・・青いドレスのような服を着た老人が・・・。
「さて、儂の教え子に何をしようとしたんじゃろうなア?」
アルバス・ダンブルドアがそこに立っていた。
あと少しで第一巻が終わりそうだ。