第十魔法科高校の生徒達の(非)日常   作:caose

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 栞対雫戦開始!


クレー撃ち落とし対決。

「イヤ待てよ幹比古!幾ら何でもまさか達也がそんなことするか!?」

 「そうよ幹比古!あの『三度の飯よりも魔法改造』を地で行くような

達也君がそんな面白くない事するわけないでしょう!!」

 「エリカ・・・幾ら何でもそれは無いと思うよ。」

 幹比古はエリカの言葉を酷いと言うがエリカは何の事かしらと

知らんぷりであった。

 「けど確かにあれは汎用型のだよ!小銃形態なのが気になるけど

そんなホウキあったかな」

 「あるぞ。」

 「くじら先輩!!」

 「よ。」

 何時からいたんだよと言わんばかりに何時もの服装でもあるくじらが顔を

包帯グルグル巻きにして座っていた。

 「俺もいるんだけどな・・・。」

 無論善吉も一緒である。

 そんな中でくじらはこう説明した。

 「あの技術は既にドイツが公開した技術だ。最新技術でもあるが

達也はそれを使っているようだな。」

 「ドイツって、達也君よくそんな奴を知っていますよね?」

 「そうか?当時の最新技術として各国は研究しているようだぞ。

専門雑誌でも掲載されていたしな。」

 「そう言えば対戦相手って一校よね?」

 エリカがそう言えばとそう聞いて対戦相手を見るとそこにいたのは・・・

彼女であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「雫ちゃんか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中雫はと言うと・・・。

 「相手は彼女・・・然も藤原さんのお手製。」

 そう言いながら厄介だなと考えていた。

 何せ相手はアンティナイト無しで同様の魔法を発現することが出来る程の

頭脳を持っている。

 然も使う相手はパーフェクトを何度も出している。

 恐らくは何度も何度もトライ&エラーをしながら導き出された魔法であろう。

 間違いなく今大会に於いて雫が注意しなければならない相手なのだ。

 そんな中でオレンジ色の髪を持つ・・・雫と同程度の身長の少女

『中条あずさ』が栞の持つCADを見てこう呟いた。

 「あれって・・・汎用型?」

 「え?」

 あずさの言葉を聞いてまさかと思ってよく見てみると・・・

確かにそうであったがそれが更に雫の心を乱した。

 「(あんなのを使って何をって・・・もしあれが藤原さんが作った奴だとしたら警戒しすぎる位が丁度いいかも!)」

 そう思っている中でテントの中で嘲笑が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 「何だあのCAD?失敗作か?」

 「大方どっかの馬鹿が作った奴なんじゃねえの?」

 「これならうちの勝利は確実って言うか消化試合だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう聞こえるが雫はそんな言葉など意味がないと分かっているため

其の儘試合会場に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「どうも。」

 「うん。」

 栞は雫に対してそう言うと雫もそう返した。

 お互いに大体が無口なのであろう、言葉など無用と言った感じである。

 そして試合が開始された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここからは紅白のクレーを撃ち落とすと言ったものであり栞が落とすのは

白である。

 そして栞が白を砕くと同時に雫が落とす紅のクレーが・・・1枚だけであるが

有効射程エリアから離れていった。

 「!!」

 雫は何事だと思ってもう一度放つとまた同じ感じとなっていた。

 「どうして・・・まさか!!」

 雫はまさかと言って栞・・・いや、天幕にいるであろう達也の方向に

目を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな中十校の天幕内では鈴音と司が達也と共に試合映像を見ている中で達也はこう呟いた。

 「やっぱり気づいたな北山さんは。」

 「そう言えばあのクレー、どんどんと離れていく数が増えていくが

あれは一体何なんだ?」

 「そもそもあのCADは何なんですか?」

 司と鈴音がそう聞くと達也はこう答えた。

 「あのCADは車載用汎用型CADをベースにして外部の入力機器に繋いで

それをグリップと照準装置にぶち込んでいます。」

 「然も今栞が使っている魔法は予選で使った魔法に色を加えて

放った魔法の威力を衝撃波として自分のクレーを破壊して

その破壊して砕けたクレーをチャフ代わりにしてばら撒かせて付着した魔法が

その魔法のタイミングを遅らせたり衝撃波で飛ばしたりとしているのです。」

 それを聞いた司と鈴音はこう言った。

 「ようは魔法を使えば使うほど相手はクレーを攻撃しにくくすることが

出来るって事だな。」

 「然し確かに妨害行為は認められておりますがまさか

この様な方法を使うとは相手が哀れとしか言いようがありませんね。」

 「何言ってんですか?勝つのが目的なんですから手段は選んでないし・・・

反則じゃないんですし♪」

 達也は親指上げてグッジョブみたいなサインを出すがそれを見た2人は・・・

顔を引きつらせてこう答えた。

 「俺・・・アイツ怒らせない様にする。」

 「私もよ・・・」

 「「・・・・はああ~~~。」」

 その言葉と同時に自分たちが出て言った後の生徒会役員の事を考えて

ため息を吐くしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「駄目・・・!!」

 雫はどんどん点数が離れていくのを見て焦りを感じるが栞はお構いなしと

言わんばかりに点数を稼いでいった。

 そして最後のクレーを見た栞は雫をチラリと見てこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「パーフェクト。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして一校の天幕。

 「嘘だろ・・・。」

 「北山さんが・・・負けた。」

 「何だよあれ・・・本当に汎用型なのかよ?」

 呆然とした様子でその光景を見ているエンジニアに対してあずさは

こう考えていた。

 「(間違いない・・・あのCADのタイプはドイツで昨年発表されたタイプ。

ですけど其れよりもさらに進化している!今回の新人戦一体誰が整備を!?)」

 そう思いながらあずさは出場者の中にいるエンジニアを探していると・・・

ある人間を見つけた。

 

 

 

 

 

 

 「『藤原 達也』・・・確か北山さん達と懇親会の時に一緒で会長さん達が

挨拶していた・・・これは直ぐに報告しないと!!)」

 そう思いながらあずさは七草達の下に向かって行くがこれが・・・

更に一校の三連覇を阻害される相手になるとは考えてもいなかったのだ。




 次回は・・・達也の特殊性が暴かれる・・・かも?
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