第十魔法科高校の生徒達の(非)日常   作:caose

44 / 85
 ここからもオリジナル魔法です。


栞対エイミィ

「今度の栞の相手はエイミィか。何だか俺らって一校とは縁があるよな。」

 「そうですかね・・・と言いたいところですがここ迄連戦で

然も重要な時にですから何やら作為を感じます。」

 栞も達也の言葉を聞いてそう答えた。

 現在彼女の試合は準決勝。

 またもやこんな感じだが決勝の相手もまたそうなのだ。

 「・・・北山 雫。また彼女と戦う事も考えないといけませんね。」

 「ああ、向こうからすればリターンマッチ。雪辱戦だ。何が何でもと

考えそうだが。」

 「一度戦った相手に負けるなど私のプライドが許せません。」

 「・・・勝ちにこだわるって言うよりも誇りがあってか。」

 何か女のってそう言うの強いよなあと思っていると栞は立ち上がって

こう言った。

 「それではそろそろ。」

 「ああ・・・勝って来いよ。」

 「勿論です。」

 そう言うと栞は・・・ローブを身に纏って出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「十校、今度は私かァ。何だかあたし達って本当に縁があるよねえ。」

 エイミィはそう呟くが内心は冷や汗で体に自分の現在の服装でもある乗馬服がべっとりと染みつくほどである。

 アイス・ピラーズ・ブレイクは服装に関しては公序良俗に違反していなければ

何でもよいと言う言わばファッションショーみたいな感じとなっているのだ。

 然しそんな中に於いてエイミィはヤバいとそう感じているのだ。

 相手は間違いなく藤原がメンテした確率が高い選手で雫を完膚なきまでに

叩きのめした相手。

 そして何よりも七草が試合前に告げたあの言葉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「え?確実に勝たなければいけないのですか!?」

 「そうよ、正直な所今の状態だと間違いなく来年度の生徒達に

負け癖が付く可能性が大なのよ。」

 七草の言葉を聞いてエイミィはマジって思ってしまっていた。

 何せ一校は強豪校の一つと言っても良いくらいにこの十校戦を

勝ち進んでいるのだからとそう思っていると七草はこう続けた。

 「正直な所私達がいなくなると間違いなく戦力ダウンは免れないわ。

それに十校の特徴を考えたら間違いなく彼らが次の強豪校になる可能性が高いわ」

 「ですが相手は協会から基準となっている魔法力が無い奴らですよ。そんなのに敵わないなんて。」

 そんなとメンテナンスメンバーの一人がそういうと七草は目を鋭くさせて

こう言った。

 「その基準以下の人達に悉くやられているからこそ

私達はここ迄追い詰められているんじゃないの?」

 「!!」

 それを聞いてそのメンバーが黙りこくってしまった。

 そして七草は全員に向けてこう言った。

 「皆正直言うけどそんなエリート意識は今すぐ捨てなさい。

そんなものがあっても勝てない事くらいもう十分に理解しているんじゃないの?」

 『!‼』

 それを聞いて間違いなく殆ど全員が目を逸らしてしまった。

 矢張りねとそう言うと七草はエイミィに向けてこう言った。

 「明智さん、正直な所貴方や北山さんに重石を背負わせてしまう事に

後ろめたさはちゃんとあるわ。こんな事になるのなら

もっと早くそうしなければならなければならなかった私達の不甲斐なさなの。

本当なら『何も考えずに楽しんでらっしゃい』って言うべきかもしれないけど

そんな悠長な事言っていられる程私達は頭の中がお花畑じゃないわ。

この試合だけは絶対に優勝して欲しいの!」

 「・・・会長。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「私達が負けたら一校は間違いなく敗北する・・・頑張らなきゃ!!」

 そう言って自分を鼓舞していると相手が現れた。

 栞の格好はローブの下にはクイディッチ選手の服装と同じであるのだ。

 これはダンブルドアがデザインした奴で意外とだがセンスが良いなあと

栞はそう思っていた。

 すると栞はエイミィの表情を見てこう考えていた。

 「(あれは間違いなく追い込まれているわね。あの子の性格を分析すると

そう言うのに対して耐性が無いと見るわ。)」

 そう思って栞はスピード・シューティングで使っていたライフル型のCADを

構えるとエイミィも同じ物を出した。

 間違いなくこれは早撃ち対決の様な状況であると推測する感じである。

 そして試合開始の信号が灯ったと同時にお互いに攻撃が始まった。

 「行けーー!!」

 エイミィはそう言って氷を操作して・・・真っすぐにぶつける勢いで氷柱を

動かした。

 このスピードならとそうお思っていると・・・氷柱がいきなり動きを止めた。

 「え!どうして!!」

 エイミィは何でとそう言ってもう一度動かそうとすると栞がこう言った。

 「今度はこっちの番ヨ。」

 そう言うと同時にエイミィの氷柱が・・・後ろにある氷柱目掛けて突進して

お互いに破壊された。

 「何で!どうして!?」

 エイミィは何が何だかとそう思っているが本人は関係なく行動した。

 今度は氷柱が破壊されたのだ。

 「こっちだって!!」

 エイミィはそう言ってその魔法を無効にさせるがすると別の氷柱が

破壊されてしまった。

 「どうなってんのよーー!!」

 エイミィは最早泣き顔一歩手前の表情となってしまっているがそれでも関係なく氷柱が破壊されていっていた。

 それを見ていた達也はぼそりとこう言った。

 「いやあ・・・ここ迄酷いとは俺も考えなかったな。」

 次の奴考える前にこいつの改良だなこりゃあとそう呟きながら

試合を眺めていた。




 次回は説明。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。