達也は栞のいる部屋に向かっているとその前に2人の第三高校生徒が見えたので
何だと思っていると2人は立ち止まってこう聞いた。
「君が『藤原 達也』か?」
そう聞いたのは高いルックスを持つ青年がそう聞くと達也はこう答えた。
「ああ、アンタは確か三高の」
「ああ済まない!自己紹介が遅れてたよ。俺の名前は『一条 将輝』だ。」
「そして僕が『吉祥寺 真紅郎』って決勝で会ったから分かると思うけど
久しぶりだね。」
そう言うのは小柄だが弱弱しい印象を感じない嘗て決勝で達也に勝った
青年であった。
すると達也は真紅郎に向けてこう言った。
「ああ、久しぶりだなってそれを言う為に来たのか?」
達也がそう聞くと将輝がこう聞いた。
「いや、十校がここ迄快進撃を成し遂げている原因がエンジニアだと感じて
彼女たちのセッティングを担当している一覧に君の名前があったからジョージ・・・ああ、真紅郎の渾名なんだけどちょっと聞きたいことがあってな。」
「?」
そう聞いて達也歯何だと思っていると真紅郎はこう聞いた。
「藤原君、君は術式が見えるのかい?」
「・・・そうだとしたら?」
「認めるんだねっていや何もないさ。全ての知識と技術を用いて戦うのが
十校戦だからねってもう一つ聞きたいことがあるんだけど良いかい?」
「・・・・・手短にな。」
「一校の渡辺三年の事故をどう思っている?」
「それを聞くとなるとお互い似たり寄ったりだろ?」
「ああ、エンジニアなら猶更だね。僕も将輝に注意したけどお互いにね。」
「ああ、それじゃあ失礼するぞ。クラスメイトのセッティングするんだ。」
「うん、御免ねってああそうそう将輝も君に聞きたいことがあるって。」
「何だ??」
達也がそう聞くと将輝はこう答えた。
「・・・俺達は明日からのモノリス・コードに出場するけどお前は?」
そう聞くと達也はこう答えた。
「ああ、俺も出場者だ。」
「そうか・・・試合が待ち遠しいな。」
「俺からしたら怖い限りだよ。」
お互いにそう言って将輝達が離れると部屋から栞が現れてこう聞いた。
「何ですか彼らは?」
「ああ・・・何だろうな。」
達也は少し歯切れが悪い感じでそう言った。
「決勝は栞対雫ちゃん。この戦いの内容次第じゃあ2人がどうなるかですね。」
「うん、エリカは今決勝に行っているから僕たちが頑張って応援しなきゃね。」
美月と幹比古がお互いにそう言っている間に・・・2人がステージに立った。
すると雫が栞に向けてこう言った。
「久しぶり。」
「ええ。」
「・・・今度は負けない。」
「望むところです。」
そう言ってスタートの合図が鳴った瞬間に・・・お互いに攻撃した。
栞は先ずは様子見と言わんばかりに氷柱を攻撃しようとすると雫の魔法によって妨害された。
すると雫も攻撃を開始して振動で氷柱を破壊しようとした。
すると今度は栞もそれを防御した瞬間にある物を出した。
「・・・銃。」
そう、銃型のCADであった。
よく見たらスピード・シューティングで使われていた奴と同じ物が
付属されていた。
「(また!?)」
雫はそれを見てヤバいと感じるがそれが・・・間違いであった。
栞が攻撃したと同時に氷柱の一本が破壊された。
「(マズイ!あれが来る!)」
雫はそう考えていた。
何せスピード・シューティング出のあの魔法がまたかと思っていたが
雫は考えもしなかった。
達也が魔法を作る事に関してトンでもない程の・・・魔法馬鹿だと言う事を。
「もう一度!」
今度は振動をかけて自身は2本破壊した。
「(ヤッタ・・・違う!)」
雫は一瞬勝ったかと思うがある事を見て違う事に気づいてしまったのだ。
雫側の氷柱が付着した栞側の氷柱によって固まったかとも思いきや
再びジャミングが起きたのだ。
「(またあの魔法!)」
雫はそれを見て慌ててしまうともうここからは栞の独壇場となった。
魔法の機能が低下されると待ってましたと言わんばかりに攻撃が苛烈して
防御しようとするとその防御魔法によって氷柱が・・・破壊されてしまったのだ。
「何で」
「それが分かる事はもうないでしょ。」
栞の言葉と同時に試合が・・・終わった。
「何よあれ・・・。」
それを見ていた七草はそう呟くとあずさがこう言った。
「恐らくですけどエイドスに干渉すると同時に防御の際に
自分の魔力を氷柱に送って破壊されると同時に付着して北山さんが防御を
発動すると魔法が発動して破壊されると言う感じだと思います。」
「ええと・・・あーちゃん。それってつまりどういう事?」
「つまりですね・・・あの魔法は相手が氷柱を破壊すればするほど
付着量が増えて余計に自分の首を絞めることとなる術かと・・・。」
たぶんですけどとそう言うと七草は更に頭を抱えてこう呟いた。
「それって完全にうちの詰みって事じゃいの~~。」
「つまりあの魔法は・・・。」
「そう、完全に魔法の速さを中心にしなければ突破できない奴だけど
それだけとは限らないよ。」
「そうか・・・まあバトル・ボードはこっちが勝ったけど紙一重、
こっからさらに点差を広げない様にしないと」
「うん、確実にうちが負けるかもね。」
将輝と真紅郎はそう言って試合を見守った。
次回はミラージ・バット