「へえ・・・北山さんがアメリカに留学なあ。」
クリスマス・イブ前の日本において達也は電話を持ち乍らその事を聞いた、
現在達也は明日帰省するために荷物の整理を終えておりさてとと言って寝る
準備をしている時に・・・何故だか七草から電話が入ったのだ。
「俺あんたに『確か』に!『無理やり』に!!交換したけれども何でそんな重要な事を
俺みたいなパンピーに言うんですか!?」
『ええ、良いじゃないの?だって私だって弱音吐きたいんだもん。』
「弱音吐くんなら同年代の残り2人に言えば良いんじゃナイデスカ!其れにそっちには
同じ十師族がいるでしょうが!!」
『十文字君は今家の仕事が繁忙期だからそっちで忙しいから貴方しか泣き言
言えないのよお。』
「知りませんよんなの!そもそも魔法師の海外進出って厳しいって聞きますけど
良く通りましたよね?」
『そうなのよねえ、普通はあり得ないはず。何せ魔法師の魔法は一つでも海外に
出たとしたら防衛の意味において自国の損になり得るはずなのに何で今この時期に。』
七草の言葉を聞いても達也はううんと呟きながらもそんでそれでどうするんですかと
聞いて七草はこう答えた。
『まあ取りあえずは迎え入れるわ、そういえば達也君は冬休みどうするの?暇だったら
家に』
「あ、すんません俺『煩い女の人がいると呼吸困難になってしまう病』に
かかっていますので遠慮しときます。」
『其れなんか酷くない!』
七草が何やらぎゃあぎゃあ言っているが知らんぷりをして電話を切るとさてと言って
床について今後の事を考えていたが達也は未だ知らなかった。
海外から来るアメリカの魔法師と・・・グリンデルバルトの存在が今後の日本において
最も重要な転換点になる事を。
クリスマス・イブ・・・いや、『ヘルフレイム・クリスマス』と後世に於いて
そう呼ばれるその事件が起きた次の日、北米軍は情報統制を起こしてテキサス州一帯を
国境封鎖してあらゆる人々を避難させている中上空ではアンジー・シリウスが・・・
いや、其の人物とは最も違う少女が飛行機の中で泣きそうな表情をしながら天井を
眺めていた。
長い金髪
ツインテールに渦を巻いたかのような特徴的な頭髪
そして何よりも目を引くのはその美しさであろう、一目見れば多くの人々が虜に
なるであろうそんな少女に対して・・・近くにいる倍近い年齢であろう屈強な兵士が
少女に対して敬礼するとこう言った。
「『アンジェリーナ・シリウス』少佐!先ほど『ヴァージニア・バランス』大佐から
通信が入っております!!」
「・・・分かりました、今向かいます。」
そういうと少女『アンジェリーナ・シリウス』は目の前にいる男性
『ベンジャミン・カノープス』少佐に向けてそういうと『アンジェリーナ・シリウス』は『ベンジャミン・カノープス』少佐に向けてこう言った。
「・・・すみません少佐、少し疲れて」
「当たり前です、何せあれだけの犠牲・・・街一つが全て全焼するほどで衛星から
確認した所既に町は焼け野原だと聞きます。」
「!」
「今回の事件は一切が情報統制が成されるようで情報部が一丸となって
行っているようです、近隣の人々の避難を始めようとしているようですがこの情報が
何処で漏れるか分かりません。」
「そうですか・・・『ベンジャミン・カノープス』少佐、一つ宜しいでしょうか?」
「・・・何でしょうか少佐?」
「彼・・・『アルフレッド・フォーマルハウト』中尉はパイロキネシスでしたよね?」
「はい、情報部からの証言から既に把握されていますが・・・あそこ迄の
パイロキネシスでは無かったはずです。」
「デシタラ彼のあれ程の力・・・一体如何やって。」
「現在調査中でございますが恐らくは例の北米軍の軍事研究所の爆発事故と
関係あるかもしれません。」
「・・・早急に件の研究所の内容を調べ上げて、もしかしてだけど・・・
最悪能力を上げる研究とかをする際に何か変な実験をしていることが海外に
知れ渡る事だけは避けたいわ。」
「了解しました、後でデータをそちらに送ります。」
『ベンジャミン・カノープス』の言葉を聞いて『アンジェリーナ・シリウス』は其の儘飛行機の内部にアル通信ルームに向かって行った。
「失礼します、『アンジェリーナ・シリウス』通信に入ります!」
『楽になりなさい「アンジェリーナ・シリウス」少佐。』
そういうのは北米軍参謀本部情報本部内部監察局第一副局長
『ヴァージニア・バランス』が『アンジェリーナ・シリウス』に向けてそういうと
さてとと言ってこう続けた。
『今回の件は我々も予想外であった、まさか奴の力があれ程だとは分からなかった。
然し今回貴方に対して新たに任務を伝えに来ました。』
「新たな任務!?・・・ですがテキサス州の」
『そちらはこちらで何とかします、任務についてですが・・・貴方以前大東亜連合が
日本に攻めようとして失敗して基地一つが消えたのを知っていますか?』
「はい・・・ですがあれは死傷者が少なくそれで軍でも奇妙だと」
『それでですが我々は基地の崩壊日本の魔法師が関係していると踏んでいます。』
「・・・まさか任務と言うのは。」
『アンジェリーナ・シリウス』がそう言うとそうですと言うと
『ヴァージニア・バランス』は『アンジェリーナ・シリウス』に向けてこう言った。
『任務です、早急に日本に向かい其の正体を探り内容次第では殺害も許します。』
「・・・了解。」
『アンジェリーナ・シリウス』はそれを聞いて不承不承ながら承知するがこれが
テキサス州の問題解決に繋がるとはこの時誰も思わなかった。
次回は新年。