第十魔法科高校の生徒達の(非)日常   作:caose

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 それぞれの報告です。


アンジェリーナの報告

 「お帰りなさいリーナ、どうでしたか学校は?」

 「そうね・・・まあ色々とあったわ、軍部の方が気が楽ね。それにしてもシルヴィは今日速かったですね?」

 アンジェリーナがそう聞くとシルヴィはこう返した。

 「もう夜ですよ、其れとですが先ほど応援の子が来ましたよ。」

 「もうですか?速いですね。」

 アンジェリーナがそう言うとシルヴィはこう返した。

 「今向こうは情報隠蔽で忙しいですからね、其れに今回の任務は重要度が高いですが

候補となる学校の二校の監視が必要ですが其れと同時に十校の情報も欲しいです。

ですので・・・彼女に其れを頼もうかと思いまして。」

 そう言うと暫くして部屋の向こうから・・・一人の少女がその姿を見せた。

 少し肌が浅黒いかと言う程度でこの中で日本人と呼ばれるのに最も近いのは彼女だと

言われても可笑しくなかった見た目であった。

 するとそれを見たアンジェリーナはその少女に対してこう言った。

 「『ミア』!来ていたんですね!?」

 「はい、お邪魔しております少佐。」

 彼女の名前は『ミカエラ・ホンゴウ』、アンジェリーナと同じ日系アメリカ人である。

 彼女は軍人はなく放出系魔法を研究する国防総務省所属の魔法研究者でありダラスの

とある研究施設に所属していたがその研究施設から諜報員として配置転換されて

『本郷 未亜』と言う名前で先月初めから魔法大学に潜り込んでいた。

 「それでは報告会議と参りましょう、先ずはシルヴィから。」

 そう言うとではと言ってシルヴィは情報報告を始めた。

 「先に起きた横浜事変の際の技術報告会の際に脚光を浴びた十校についてですが矢張り

情報が遮断されていまして確認は不可能でした。」

 「やっぱりこちらから十校に行った方が良さそうね、だけど・・・その方法が無い。」

 「ええ、居場所も明らかにされず然も卒業生に対して『ミア』が話そうとするも

矢張りはぐらかせられるようです。」

 「・・・何とかコンタクトを取れればイイですが仕方ありません、そちらは

保留するとして残りは。」

 アンジェリーナがそう聞くとそちらはと言ってこう続けた。

 「三校についてですが一条 将輝は厄介です、何分こちらで監視していると・・・

感づかれてしまいましてこちらに視線を向けるところでした。」

 「相手も従軍経験がありますし何よりも二つ名持ち、侮ってはなりません。」

 其れにとアンジェリーナは2人に対してこう言った。

 「こちらも収穫0,どうやって情報を手に入れれるのかが焦点となります、皆さん

気を引き締めて参りましょう。」

 「「了解!」」

 2人はアンジェリーナに対して敬礼すると・・・その日の報告は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はい・・・貴女が探している人は未だ見つかっておりません、ですが・・・道は

示しております我らが導き手よ・・・我らの長きに渡る『ノーマジ』の弾圧から解き放ち私たちこそが・・・この世界を動かすのだと証明させて御覧に入れます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1月14日、23時の渋谷

 土曜日の深夜は若者たちが主人公となる時間帯、多くの若者たちが遊び歩く中

ある一団が目に移った。

 それらはまるで・・・百年前のイギリスで実際にいたような背格好をした男女が

歩いていると少し現代風な格好をした男性が彼らの目の前に現れると・・・男性は

頭を下げてこう言った。

 「よくぞ参られました、拠点の準備は出来ております。」

 さあ、此方にと言って男性は数人の男女を引き連れてある所に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二十年間にも及ぶ大戦争の末に渋谷、新宿、池袋、六本木と若者向けの繁華街では

外国人における破壊活動とそれに伴う排斥運動によって虫食いの様な廃墟が所狭しと並び再開発に於いて規模を縮小した上で再起を成し遂げた。

 そしてその一角に於いて男性は目の前にいる面々に対してこう言った。

 「当座はここで過ごす事となります、食料と寝床は完璧に整えております。」

 「『ノーマジ』の連中はいたのか?」

 「はい、ですが『服従の魔法』にて従わせ・・・自殺させました。」

 「成程・・・まあ良い、それでだがこの間の『ノーマジ』5人の殺しもお前達が?」

 「ええ、あのお方が最も敵視している『彼』をあぶり出すためには必要かと

思われましたが?」

 男性がそう言うとまあ良いと言ってこう続けた。

 「然し『あれ』を覚醒させる為とはいえ『あの女』の記憶を操作して忍び込ませるのは『あのお方』は何をお考えになっているとでも?」

 「分からん、だが『あのお方』と共にいれば我らの未来は・・・確実に変わる。そして我ら魔法師は真の自由を手に入れることが可能となるのだ。」

 そう言うと女性は窓に目を向けるとこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こんな腐った世界は浄化させるべきなのだ、今こそ人類は魔法を自由に扱い

そして・・・搾取されなき自由の世界を造るんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして次の日の深夜、1時30分。

 真夜中に於いてアンジェリーナに対して緊急通信が入った。

 『お休みの所すみませんシリウス少佐!緊急情報に基づきこうやって報告に

参りました!!』

 「・・・一体何が起きたのですか?」

 アンジェリーナは其れに対してふわあと・・・あくびを押し殺してそう言うと

『カノープス』少佐はこう答えた。

 『先月脱走した者達の居所が判明致しました!』

 「場所は!?」

 アンジェリーナはそれを聞いて驚いていた、あのヘルフレイム・クリスマスの後だが

7人もの脱走兵が出たことが見つかったのだ。

 然もその中にはサテライトクラスのスターズの隊員だけではなく米軍が

監視対象としていた兵士も加わっており総勢・・・26名もの脱走兵が存在する事と

なっておりそれを見つけ次第報告し最悪は抹殺を視野に入れているのだ。

 そしてカノープス少佐はアンジェリーナに対してこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『彼らは全員東京に・・・日本の東京に潜伏していることが判明いたしました!』




 次回へと続く。
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