ヘイ!リスナーども!!この俺、プレゼントマイクがこの作品の主人公の紹介だ!このプロフィールを元に話が進行するから注意しろよ。
いくぜぇ!アーユーレディ!!
主人公の名前は
二つ目の〝個性〟は“駆ける”。どんな不安定な足場でも走っちゃう、少しの間なら空だって走っちゃう“個性”だ。これなら足場を気にする必要がねぇから地形で不利になることもないスゲー“個性”だぜ!
よぉし、そんじゃあ次の情報にスライドだ。
誕生日は12月14日。身長は170センチ。体重はオフレコだ!女性に年齢と体重の話題はバットトークだからぐれぐれもその話題を振るんじゃねぇぞ!!胸の大きさははっきり言ってデカイ!93のHカップだっ…てホントにデカイな。15でこれか………。
気を取り直して、髪は銀髪のストレート、だが髪先が僅かに外側に跳ねてるぞ。そして顔立ちは綺麗系で狼の耳と尻尾がキュートなガールだ。
家族構成は、父、母、姉の四人。だが、血の繋がりはない。理由は、彼女が産まれる前に父親がヴィランに殺され、母親も出産後に亡くなったからだ。
しか~し、そんな彼女に天の施し、当時まだ高校生だったミッドナイトとその母親がその話を知って里親に名乗りでた。そしてミッドナイトの実家である香山家の養子なったってわけさ!。
余談だが、実の両親は父親が日本人で母親がフランス人のハーフだ。
好きなものは散歩とミッドナイトの膝枕だ!おいおいミッドナイトの膝枕とか羨ましいなぁオイ!
愛読書は境界線○のホラ○ゾン。なんと、ルウガルウの瞬発加速を自力で修得したってんだからイカれてるぜ!!
武装には二本の鎖を使うぞ!これはおそらくネ○ト・ミト○ダイラのリスペクトだな!
よぉし、それじゃ。雄英高校入学実技試験から本編スタートだ!!
・・・・
雄英の実技試験を受けている私は少し物足りなさを感じている。制限時間僅か10分とはいえ、それはこの試験の仮想敵が脆すぎるのが原因だ。実技試験だからそりゃあ普段より力は入れているけど、それでも一ポイントの仮想敵は少し強めに撫でたら頭部が外れるし二ポイントや三ポイントの仮想敵もちょっと小突いたら機能停止するわで全然やりがいを感じない。だから今は道すがらの仮想敵を撫で壊しながら怪我人やピンチに陥ってる他の受験者のサポートに回る事にした。
・・・
今年は私ミッドナイトが勤める雄英のヒーロー科に私のかわいい妹が受験する。というか今正に試験中なのだけど。
まあ、その事で贔屓がないようにと私は今年の受験生の採点する事が出来ないから見てるしか出来ないのだけど。でも、それに意味があるとは思っていないわ。なぜなら、私のかわいい妹はこんな試験で躓くとは思ってないもの。
だって今のあの子の順位はヴィランP70、レスキューP35。モニターに一位と表示されているから落ちるなんて事はない。だからもしこの試験であの子が苦戦する事があるならそれは0P仮想ヴィランと遭遇した時ね。
試験の残り時間も三分切ったから0P仮想ヴィランが投入される。狼駆、PlusUltraよ。
・・・
壊せば壊す程寄ってくる仮想ヴィランの相手をしながら怪我をしたりしている受験者の対応する。っていうか怪我人多過ぎな上他の記念受験かって思うようなのが邪魔!残り時間二分位で起きた地面から響くような振動に私は足を止めた。そして思わず振り返ってみれば廃ビルの影から現れたのはおよそ高さ20㍍程の巨大仮想ヴィランだった。
他の仮想ヴィランの大きさと一線をかくす試験における巨大な壁。流石にこのようなのを想定していなかったのか他の受験生は我先に逃げていく。だが、私にとってはちょうどいい相手、この仮想ヴィランはどれくらい強いのか、私は後先を考えずに巨大仮想ヴィランに向けて駆け抜けていった。
巨大仮想ヴィランが近寄ってくる私を補足し攻撃を仕掛けてくるが私にとってはまだまだ遅い、地面に刺さった巨大仮想ヴィランの腕を駆け上がり“個性”を使った攻撃を相手の頭部にぶちかます。
《シベリアン・シュナウザー!》
私の“個性”を使った蹴りを頭部に受け、頭部が体から千切れ落ちる。
この仮想ヴィランを最後にして、私の雄英実技試験は終了した。
・・・
実技試験も終わってモニターに実技最終順位が映し出されたわ。結果は。
一位、香山狼駆。
ヴィランP85。レスキューP55。
二位と63Pの差をつけての一位。
「合計140P、イヤーまさか100Pを越える奴が出るとはな」
「前に受験生で100Pを越えたのって何時でしたっけ?」
「6年前だね、それにしても
「そういう事ならレスキューPのみにもかかわらず8位で通過した彼も一撃でぶっ飛ばしてました、いやはや、まさかアレを二体も壊れる所を見るなんて」
・・・
試験を終えた狼駆は姉の睡と暮らしてる部屋で夕食の支度をしていた。
「今日は精神的に疲れたし和食がいいかな?」
やはり日本人たるもの味噌汁の温かさに安らぎを覚えるものである。若命と豆腐の味噌汁にほうれん草のお浸し等と考えていると姉が帰ってきた。
「ただいまー」
「お帰りお姉ちゃん、夕御飯もうすぐ出来るからちょっと待ってね」
「何、今日も用意したの?実技試験もあったんだから今日位はサボっても良かったのに」
確かに今日位は良かったのかも知れないけど、外で食べるよりも家でお姉ちゃんと食べる方がいいって言ったらしょうがないわねっていいながら頭を撫でてくれた。
お姉ちゃんと向かい合って夕食を食べているとお姉ちゃんが今日の試験についていきなり爆弾を投下した。
「あっ、そうだ。狼駆、あんた雄英合格したから。それと、今回の試験、あんたちょっとやりすぎだったよ、二位との差が63Pも開いてて審査員ちょっと引いてたんだから」
お姉ちゃん?いくら何でも試験日の夜。しかも夕食中に合格通知は無いんじゃないかな?こういうのはさ、通知の手紙を今か今かと待つのが醍醐味なのではないんじゃないですか?いくら私でもリアクションに困るよ。あと、そんなこと言われても二位との差なんて受験者にはわからないからどうしようも無いって。