奪われたる家の姫   作:優鶴

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そうだよ私にはどう頑張っても戦闘シーンなんて書けっこないんだ!

そしてタイトルセンスに(以下略)。
これもう素直に123にした方が早い?


蜘蛛狩り

「・・・もういないかしら?」

剣にこびりついた蜘蛛の体液を一振りで落とし、フィリシヴリンは周りを見渡した。

「っはぁ・・・そうだね。」

額の汗を袖で拭い、レゴラスが同意する。

「あら、もうバテたの?随分頼りないこと。」

「・・・フィリシヴリン・・・いったい君って、何者?これで息一つ乱さずに平然としてられるって・・・。」

「エルフよ。」

「・・・化け物。」

蝶が舞うように優雅に、一撃で蜘蛛を切り裂いていく圧倒的な戦闘能力。

ふう・・・とレゴラスは溜め息を吐いて座り込んだ。

ここまで圧倒的な力の差を見せつけられたのは初めてだった。

フィリシヴリンの勢いにつられていつもより深追いしてしまっている。その分、いつもの倍以上の蜘蛛を狩れたが。

「貴方が軟弱すぎるだけじゃないの?」

「軟弱って・・・。僕警備隊のエルフたちよりも強いはずだよ?!」

「そうかしら。」

「・・・強い、はず・・・。」

「それで蜘蛛は何匹狩れた? 」

「フィリシヴリンは?」

「247匹。」

「負けた・・・。」

「あら貴方はどれくらい狩ったの?レゴラス。」

「84匹・・・。本当、何でそんなに強いの。」

「だてに長く生きてないってこと。」

「・・・フィリシヴリン。」

「何?」

「今・・・何歳?」

「・・・・・・・・・。」

その場に、盛大に平手の音が響いた。

「フィリシヴリン・・・。」

頬を押さえて座り込み、涙目で見上げてくるレゴラスをフィリシヴリンは冷たい目で見下ろした。

「女性に年を聞いちゃダメって、知ってる?」

「・・・すみません・・・。」

 

「はははっ・・・!そんなことが。」

「貴方、息子にどんな教育してるの。」

フィリシヴリンの冷たい視線にスランドゥイルが苦笑する。

「まだ幼いものでね。勘弁してやってください。」

「ええ。本人はとっくに大人だと思っているみたいだけど、まだまだ子供ね。女性の扱いもなってないし。化け物だの何だの言われたわ。」

「化け物、ですか・・・。」

「ええ。その上年はいくつとか聞いてきて。」

「素直に答えて差し上げればよかったのでは?」

「素直に答えるって・・・覚えてないわよ年齢なんて。だいたい途中で年の数え方変わってるのよ?いきなり太陽(アノール)は上がってくるし一日に朝と夜が存在するようになったり大変だったんだから。年齢数えてる暇なんてないわよ。覚えてるのなんてガラドリエルより年上ってことくらいしか。」

「・・・そうですか。」

「ごめんなさい、不快にさせた?」

「いえ・・・。」

「そういう貴方は年覚えてるの?」

「・・・おおよそなら。」

「おおよそね・・・。」

「百年単位くらいでしか覚えてませんよ。」

「覚えてる方じゃない。私なんて千年単位でしか覚えてない・・・。貴方はいいわよ。年の数え方変わってないんだから。こっちは年数えるのにいちいち太陽年換算しなくちゃいけなくて大変なんだから・・・。」




まさかの戦闘シーンすっ飛ばし。ぜんぜん蜘蛛狩りしてないじゃん。


※いきなり太陽(アノール)は上がってくるし一日に朝と夜が存在するようになったり
について

またもやシルマリルネタ登場。

ノルドールエルフたちは遠い昔に神様たちが住んでる西の地に住んでいたんですが、とある理由で中つ国に来ます。
彼らが西の地に住んでいた時代を“二つの木の時代”っていって、私は彼らがこの時神様たちの年の数え方を用いてた設定にしています。この時代、太陽と月はどこにも存在しません。
それでノルドールエルフたちが中つ国について、太陽と月が昇ってきます。太陽と月が昇ってきて、年の数え方が変わります。太陽と月が上ってきてからの年の数え方を太陽年、神様たちの年の数え方をヴァラール年といいます。
そして、1ヴァラール年=9.58太陽年。
フィリシヴリンちゃんはその移り変わりを経験しています。

ガラドリエルより年上発言でわかったかと思いますが、フィリシヴリンちゃんは上のエルフです。
ガラドリエルはいとこの中で一番年下なので、従姪(いとこの娘)なフィリシヴリンちゃんが年上でもいいんです。

中身のない回でした。(いつもだろ)

誰夢にするか決めかねています。

  • 実は既婚者でした
  • グロールフィンデルかギルドール夢
  • レゴラス夢
  • ボロミアとか人間お相手
  • 誰ともくっつかないでお友達関係維持
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