碧き鉄のアルペジオ   作:Distortion

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お久しぶりです。とってもお久しぶりです。
前回の更新から1ヶ月半、ようやく更新できました。

読んでいただいてる方々には本当申し訳ないです。
こんな調子が続くかもですが、どうかお目こぼしを。

さて第11話です。いつもより地の文気持ち多いかな?


mile.11 重巡洋艦トネの慢心

ーー 西之島 ーー

 

群像ら一行と別れて数日。俺達はとある場所に訪れていた。

 

広い空、青い海。がらがらの砂浜。そう、無人島である。

 

「突然だが、ここに秘密基地を作ろうと思う。」

 

「本当に突然じゃな。」

 

「ちゃんと根拠はあるんだぜ?……この前読んだんだ、ナノマテリアルは火山の近くに埋まってる事が多い…と。この島は十数年前に海底火山の働きでできたらしいし、もしかしたら……ってのが理由だ。」

 

たまには横須賀以外の陸地でのびのびしたいのも理由の1つだが、これは伏せておこう。

 

得意気に推測を言い切った俺を尻目に、トネはなにやら演算処理を行っていた。それが終わると、

 

「……ふむ、どうやら黎人の予想は的中していたようじゃな。ここの地中にナノマテリアルの反応をキャッチした。」

 

へぇ、ホントにあったのか。4分の1くらいは場を和ませる冗談だったんだけどなぁ。

 

「じゃあok?」

 

こうなると俄然わくわくしてくる。小学生の頃は秘密基地とか作ってたしな。すぐバレて壊されてたけど。

 

「まぁいいじゃろう。じゃあ、我輩がじきじきに建設してやろう。」

 

「ふふん、俺は凝るからな。覚悟しとけよ?」

 

「望むところじゃ。霧の重巡洋艦を嘗めるでないぞ?」

 

トネは自信満々でそう答えてくれた。

 

ーーこれは俺がトネと出会う前の話だが、俺は結構趣味が多かったりする。もちろん、プラモデルを作ったりもする。そして、内装や塗装にも気を使う。すごく気を使う。だから一応トネにも教えておいてやったんだが……

 

 

 

日がもう沈むかという時頃。トネはすっかり疲れた様子だった。

 

「まだ、まだやれるのじゃ。なんといっても我輩は筑摩より"おねえさん"なのじゃからな……!」

 

「お、おう………もうちょっとだ、頑張れ。」

 

そろそろ限界が近いのだろう。筑摩って………

まぁ、完成も近いしな。お言葉に甘えてここはホントに頑張ってもらうとしよう。

 

 

 

日の代わりに月が海を照らす。基地を作りはじめてから14時間後。遂に俺達の基地は完成した。

 

ナノマテリアルを掘り出す採掘機はもちろん、倉庫も建てた。一番の目玉はドックだ。横須賀で使ったあの地下ドックを参考に、トネの船体に合わせた設計をしている。整備も捗るだろう。俺は何もできんが。

 

生活空間もある。とりあえず俺専用の部屋。あと、使わないだろうけどトネの部屋も建てた。

 

このように、俺としてはそこそこ満足のいく仕上がりとなった訳だが、これを造ってくれたのは紛いもなくトネだ。「抜かった……ここまで酷使されるとは思わなんだ……百万年の昼寝だな……」と言い残して艦に戻っていったが、後でちゃんと労ってやらないとな。何が良いかな。

 

 




今回もお付き合い感謝します。

なんせ日にちが経ってるものですから、若干キャラがブレてるかもしれないですね(´・ω・)

あと、プラモとかそんなん作ってる場合じゃねーだろ日本というツッコミは無しでお願いします。
そんなこと言ったらハイソニックミクちゃんのグッズだって作れないだろうし(震え声
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