前書きは書くことありません!ネタ切れとも言いますが、そのぶん本編突入が早くなるはずです。
とか書いてるといつもの前書き量に。しまった……←
はい、それでは本編どうぞ~
#今回はレイトを黎人に変換してお送りします。
ーー 九十九里浜沖 ーー
「こちら霧の重巡洋艦トネ、艦長の響音黎人です。応答願います、どうぞ~。」
『こちら"試製白鯨"艦長の大山貴士だ。今回の試験航海では貴艦に護衛してもらえると聞いている。よろしく頼む。』
「こちらこそ。生きて陸で会えるよう努力しますよ。どうぞよろしく。」
今回の依頼は試作新型潜水艦の試験航海を護衛する事。
将来的に自分の食い扶持を減らす事になるが、生憎と己一人の為に戦っている訳じゃない。二つ返事で承諾した。
因みに、依頼を受けたのは今から3日ほど前の話となる。
~~3日前~~
ーー 横須賀海軍基地・執務室 ーー
「新型潜水艦、ですか?」
「そうだ。現段階では我々は君たちのような協力的な霧に頼る他無いのだが、さりとていつまでも手をこまねいている訳ではない。……つい先日建造を終えた新造艦、それがこの"試製白鯨"だ。」
そう言い、上陰は写真付きの書類を机に出した。
「……あまり大きくはありませんね。」
「何度も言うが、まだ試作品の域を脱していない。度重なる試験を乗り越えて初めて、人類の新たな希望となり得るのだよ。……つまり、今回の依頼は"試製白鯨"の試験の護衛だ。横須賀湾内で行うという手もあるが、霧の砲撃が市街地に流れてしまってはもとも子もない。」
「なるほど、話はわかりました。人類の希望は増えるに越した事はありません。依頼は受けさせていただきますよ。」
「君たちなら受けてくれると思っていたよ。……さて、出航は3日後、試験は九十九里浜沖で行う予定だ。武運を祈っておこう。」
ーー 九十九里浜沖 ーー
………とまぁ、こんなことがあったわけだ。
「トネ、今回は護衛目標の帰還を最優先にする。襲撃に備えて迎撃用のミサイルと攪乱用の音響魚雷を装填しておいてくれ。」
「了解なのじゃ。」
ーー 同海域・海中 ーー
「ここまで航行してきましたが………大きな問題点はまだ見つかっていません。後はハイパーキャビテーションシステムですが………」
「わかった。ハイパーキャビテーションシステムの発動最終確認に入ってくれ。」
「!?複数の着水音!霧の艦隊に捕捉されたものと思われます!」
ソナー担当から良くない知らせが届く。
「慌てるな!こちらにも霧の艦艇が付いている、一刻も早く試験を終えて帰投するぞ!」
激励の言葉を言い終わると同時に、水中爆発の衝撃が白鯨に伝わる。被弾ではないことから、おそらく彼らが迎撃してくれているのだろう。
ーー 同海域・海上 ーー
「音響魚雷を正面のナガラ級4隻に向けて発射!対潜攻撃は全て叩き落とすんだ!試製白鯨に当てさせるな!」
「了解、護衛目標への攻撃を優先して迎撃する!音響魚雷も発射なのじゃ!」
白鯨のハイキャビ最終確認フェイズはもうすぐ終了するらしい。が、出来るだけ急いでほしいとこだな。
「音響魚雷、炸裂!これであやつらのソナーは少しの間使用不能じゃ。」
「よし、ナイスだトネ!今のうちにけりをつける、超重力砲発射用意!」
「超重力砲用意了解!超重力砲、エンゲージなのじゃ!」
「ソナー復帰までに間に合うか?」
「現在超重力砲チャージ率24%、おそらくあやつらのソナー復帰が先じゃろう。」
「そうか……こうなったらもう祈るしかないな。」
「……チャージ率62%………!ナガラ級が対潜攻撃を再開!」
この状態では迎撃を行うのは辛い。もうだめかと思った瞬間、それは起こった。
レーダー上をかなりの速度で駆けるビーコン。信号は……試製白鯨。スーパーキャビテーション………ここまで速いだなんて、正直全く思ってなかった。
「超重力砲発射用意完了、いつでも撃てるぞ!」
「よし、超重力砲発射にあわせて艦首を110°回頭。なぎはらえ!」
掛け声と同時に放たれた、一本の太く碧色をした光線がナガラ級を次々撃沈していく。
超重力砲。霧の艦艇の中でも搭載艦が限られている最終兵器。目標の構成因子を一瞬にして活動停止させ、崩壊させる。クラインフィールドですら数秒持つかどうかという超火力はまさに霧しか持ち得ない圧倒的な力の象徴である。
「敵の消失を確認。トネ、急いで白鯨を追いかけるぞ。」
「ふぅ、さすがにちと疲れるな。帰ったら寝る!」
「霧に疲れとかあんのかよ?………まぁ、いいか。」
そんな会話を交わしながら、俺たちは白鯨を追いかけてまたも横須賀を目指すのだった。
さてさて。
ご指摘ご感想募集なうですよー((
アニメ原作のはずなんですが、wiki見たせいで白鯨のロマン性に少し引っ掛かっちゃいました。スパキャビスゲェ。
提督業は…そうですね~………
嫁艦の榛名さんが育成最終フェイズに入りかけですね。
え?利根?…………一緒に育てます。