幽々の空、灰暮れに   作:ルイベ

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13."Rejoicing" or "Despair"

「な、なんですか…()()は」

 

「多分、スルト君とコーリス君」

 

「む、ルブロさんですか。目を覚ましたのですね」

 

「…まあね」

 

静まり返った観客席では、予選でコーリスと戦ったロイス、そして準決勝で戦ったルブロが現状を語り合っている。

お互いにコーリスに敗北した身故、そしてクラスメイトとして高めあってきた故に今決勝戦で戦っている二人の力は分かっていた筈だった。

 

「……」

 

「ありゃりゃ。コーリスさんがリンチ状態です…なんか複雑」

 

「君はコーリス君の肩を随分持つけど何かあるのか?」

 

「自分が負けた相手です。それが今一方的にやられていると力関係の差を強く感じちゃいますから…」

 

「同感だ。ただ、戦い方の相性があるにしろ、今のスルト君には誰も勝てない気がするね。虚を突けない。実際僕は隙を付かれて彼に身体強化を使わせてしまったが、今の彼にはそのような仕掛け方が出来ない」

 

「ああー派手に吹っ飛びましたからね」

 

「…思い出したくもない」

 

「でも、一つだけ間違ってる点ありますよ」

 

「?」

 

「コーリスさん、身体強化魔法なんて使ってませんでしたよ」

 

「……は?」

 

「いやー筋肉って凄いですね人をあそこまで吹っ飛ばせるなんて」

 

「そんな訳があるか!人智を超えている…13の男が人を殴り飛ばせるか。エルーンだぞ!」

 

「でも見た感じ身体に何も施されてませんでしたよー」

 

「何なんだよ……あいつ等は」

 

 

最後の呟きは、クラスの総評とも言えた。

 

 

 

────────────────────

 

 

暑い怠い熱い痛い具合悪い寝たい。

もうこのまま倒れてしまいたいくらいには身体の調子が悪かった。

 

だが、寝るには目の前の赤い物体を倒さなくてはいけないらしい。

上等だ。負けず嫌いとは性質が悪い物。

ねちっこく攻め続けてやろう。

半分の既存魔力。半分と言っても常人の三倍はある筈だ。

こればかりは特殊な生まれつきに感謝する他無い。

非凡同士のぶつかり合いだが…最初に当たってくるのはあちらだろう。

 

攻撃と防御。

面白い程に分かれた俺達の得意分野はここでも発揮される訳だ。

 

 

「行くぞォ!!」

 

「来い!」

 

頬を釣り上げ八重歯を出しながら突撃して来るスルト。

剣の切っ先に炎の凝縮体を浮かび上がらせ、大砲の一撃と何ら遜色の無い一撃が此方に向かって飛んでくる。

 

「ァァァ………!!!」

 

剣を地面に刺す。そしえ一秒後の衝撃に添え、奴の一撃ただ一つを防ぐ大防壁を両手で象る。

ギリギリまで力を込め続け、烈火の一撃が俺を吹き飛ばす瞬間。それを待ち続け尚溜める。

 

 

「ヴァルカン・インフェルノォォォォォ!!!」

「エンシェアント・イアス!!」

 

 

その威力は──大地を震撼させ。

人々の安寧を踏み躙る災火の如く。

 

 

──だが耐えろ!!ここで足を少しでも浮かせれば俺の負けだ!

 

風圧と攻撃の負担で身体が浮きそうになるも無理矢理膝を付き堪える。

空間に固定された壁が()()()

一撃目に衝突。二撃目に焼却。

余波で身体が痺れる程の爆発で壁が抉れる。

壁越しでも伝わる熱は確実に壁を壊す力を持つという証拠。

 

──()()()()()!!壊された所で関係無い!

 

大砲をも防ぎ切る大防壁は容易く壊され、二枚目の作成を余儀無くされる。

片手で壁の保持をしながらもう片方の手を構築に使う。身体を循環する魔力の枯渇、そして身体からスルトの背後に霧を出し続ける事による力の酷使。

 

攻撃をまともに受けていないが、鼻と目から血を出し続ける姿は面妖な物なのだろう。

だがそんな物ではスルトは躊躇わない。

 

──何時間でも壁を持たせろ!!霧が奴の身体に到達するまで!

 

霧による一時的記憶の消去。

突撃による風圧で霧を自動的に撒いているが、奴は霧が近寄っている事すら解っていない。

突撃中に()()()()()()()()()()かを忘れさせる事で一時的な行動速度を低下させる事が出来る。

少しだけで良い。高密度な霧を奴に纏わせれば……

 

 

「ガ、ァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

「はァァァァァァァ!!」

 

 

獣が死に際にする様な見苦しい雄叫びと、勝利の為に魂を燃やさんとする叫び(想い)か。

何方が苦しみ何方が有利など一目瞭然。

俺の意識は最早まともな働きを為していないだろう。願うは唯一。トラモントの霧(俺の全て)が──

 

 

──届け。

 

 

 

 

 

 

 

 

──届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届け届けぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

 

 

 

「ィ…ァス…」

 

 

七枚目の壁が今までと同じスピードで壊されようとしている。

朦朧とした意識が視覚に暗闇を差し出す。

 

──その時。

 

 

俺の(希望)が奴の頭に触れた。

 

意識が呼び覚まされる。

 

 

「………ぇ」

 

 

スルトが呟いたのは紛れも無く自分への疑問。

 

──人は無意識に予期せぬ行動をしてしまった時、大抵は【自分は何をしているんだろう…】と自分に問い掛け、恥ずかしい記憶としてしまい込むだろう。

 

自分が何をしているのか。

その問にスルトは今悩まされていると言う事だ。

 

だが、そもそも第三段階は()()()()()()()の記憶を消す物だ。 

スルトは霧の影響を受ける前から突撃していた。

何故記憶に影響が…?

 

 

それを解き明かすのは難しい事では無かった。

奴が形態を変化させた時、周りに漂っていた第二段階の霧。効果は人の意識を鈍らせるという物。

それはスルトの頑固たる意思が跳ね除けていた。

しかしそれが幸いに今の状況を作り出している。霧の影響を受けていないが為、それが接近している事に気付いていなかったのだ。

 

魔力を込め霧を濃密にした時、薄っすらとスルトに干渉していた第二段階の霧が昇華され…第三段階へと位を上げていた。

だが、記憶を奪うには不十分な密度だった。

それ故に、後から作った霧で元々纏わせていた霧を補強し、無事行動の意味を忘れされる事が出来た。

 

 

──ただの幸運。運命の巡り合わせなのか…それは分からない。

 

 

自分は神も幽霊も悪魔も信じられなかった性分だが。

 

 

…今だけは運命の瞬間(フェイトエピソード)揶揄(やゆ)される奇跡に感謝するべきだと思った。

勝利への希望が開け、俺は()()()()に駆けていった。

 

 

「ぐッ…!?苔脅しがぁ!」

 

霧で記憶を失ったが、その中で新たな戦い方を組み上げたらしく、片足に炎を宿らせ噴出。

高速回転と身体の捻りで剣を此方に振るってくる。

 

対して俺は素手。

 

「ち、ちょっと!!何やってるんです!?」

 

「正気か!?」

 

「コーリス……?」

 

 

観客席の困惑も解る。

ただ不思議と…()()が最適解だと判断してしまった様だ。

そう実感して右手に防御魔法を纏わせ──

 

 

──炎剣の切っ先が当たるように手を振るった。

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

 

『化物だぁぁ!!!』

 

『に、にげろ!』

 

『邪魔よ!!どいてぇ!』

 

『ママ…パパ…』

 

 

忌まわしい記憶。

7年前、故郷に巨大な獣が現れた時の事だった。

阿鼻叫喚。人が人を押し、前へ前へと自らの保身の為に他を淘汰する醜い人の形。

しかしそれも仕方の無い事だろう。

 

既に死人が出た。

数十秒前に殿(しんがり)を努め化物を退けようとした勇敢な大人。

だが、その大人が蹴散らされる姿を見たからこそ絶望も際立つという物。そして偶然近くにいた老人は、猛獣の爪による袈裟状の大傷を受け死亡。

 

何かの間違いかと思った。

トラモントは自然溢れる島。その為にモンスターも多少なりとも存在する。

だからこそ、民家と遜色の無い体格の獣を捕捉出来ない筈が無かったのだ。長年眠り続けていたのか、鳴りを潜めていたのかは定かでは無い。

村が喚いた理由は、不意打ちに近い衝撃だったからだ。

 

 

──逃げるぞ、コーリスや。

 

──う、うんっ!

 

 

幼い頃の自分は義父に先導され、即座に家に避難した。

冷静な大人達が短時間で見抜いた事がある。あの獣は人には反応するが、ただ目の前にある建築物を壊すような性格ではないことが分かった。

そして嗅覚が退化している事も。身体の老化による思考力または五感の劣化。あの獰猛な獣は老体だったのだ。

 

村長である養父は直ぐに騎空士達への依頼書を描き、村で飼っている鳥型モンスターに持たせ、観光地として有名なアウギュステ列島に送った。

 

──こんな小島を救ってくださる者がいると良いがな…

 

と、一抹の希望を抱いて。

 

 

間もなくして、鎧を纏った集団が村を訪れた。

騎空士達にしては揃いすぎている身なり。碧々と輝く鎧を着こなした戦士達が七人程助太刀にやって来たのだ。

完全な武装をした彼らにとって、徘徊老人のように彷徨う魔物の討伐は簡単な物だったのだろう。

 

魔物が倒された瞬間、閉ざされた町からは人が溢れ出し、戦士たちにお礼を言っていた。

村長からは報酬金、その他村人達は食物などを献上しようのしたが、戦士達は跳ね除けこう述べた。

 

──報酬など不要。我等リュミエール聖騎士団、自らの正義に従って人々を助けたのです。数々のお礼だけで我々は希望を持って往けるのです。それよりも死者の弔いが先でしょう。

 

村の未来を救い、尚死者の弔いまで手伝う精神は自分にとって輝かしい物。

くどいが何度でも言おう。

俺はこの姿に憧れたのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──憧れるだけ。

 

騎士を目指そうとした。

身体を鍛えた。人を救おうと決意してからは村の人々の手助けを心掛けた。

 

義父が死んだ。

泣き喚いた。沢山の人々の心に救われた。新しい家族に迎えられた。

 

森で○○○とフィラに会った。泣いていた。迷子な上に霧に囲まれ家に帰れないらしい。

送ってやった。相手の親に感謝された。父親の顔を見てハッとした。

その家族と仲良くなった。

 

○○○が友達を作りたいと言ったので村に連れてきた。大人はともかくエルーンの子供が俺以外だと一人もいなかった上に、山に住んでる事が珍しかったらしく、注目を浴びていた。

涙目だった。人見知りらしい。知らん、頑張れと言ったら家に帰りたいと言われた。帰らした。

 

フィラが病気になった。

謎の難病という絶望は子供ながらにしても理解できた。

空元気が辛い。

 

○○○と喧嘩をした。思春期とフィラの事も相まって鬱憤が溜まっているのだろう。

俺に出来ることは無かった。

 

 

数々の事象が組み合わさって、俺の夢は出来ている。

身体を鍛え、木剣を不器用ながらも作り、剣術を扱える者に師事したりもした。

士官学校で戦術と歴史を学び頭脳を鍛えた。

それらの経験は全て今の決闘に活かされていると感じる。

 

 

 

だが、俺が今追憶したのは。

 

 

──父の、()だった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「…フゥゥゥゥゥ」

 

「な、なにぃ!?」

 

 

振るわれた剣に対して俺が取った最適解。

それは奴の獲物を掴む事だった。

 

 

「ええええええええ!?」

 

 

どっかで叫び声が聞こえた。

多分ロイスだ。まぁそれはどうでも良い。

確かに剣や炎を防壁で直接防ぐ事は正解だが、拳で直接刃物に触れるなんてのは理解できないだろう。

 

人の命を奪える刃物に対し、如何に予防策を持とうが人体を触れさせる等まともな精神では出来ない。

人には恐怖心というリミッターがある。それを邪魔と思う人もいるだろうが、恐怖という拘束具があるからこそ人は死を回避できる事もある。

それを完全に無視した行動は、奴等にとっては理解できない物。

 

──しかし頭にある父の姿の前ではどんな行動よりも正しいと()()()()実感した。

 

 

「離せ!!」

 

 

獲物を封じられたスルトはまともな判断を下せない。

霧による混乱、そして攻撃への対応の不可解。

奴が出来る事は剣に炎を滾らせ俺に拘束を解かせようと粘るだけだ。

 

しかし焦った感情では炎も弱まるというもの。

 

 

「ハアアアアアアアア!!!!!」

 

「な、ま、まさか!!」

 

 

掴んだ剣を離さない。

底から湧いてくる腕力。喉がはち切れんばかりに叫んだ叫び声。

それ等が織りなす結果はつまり………

 

 

 

 

───────バキッ

 

 

スルトの剣を折る音が響いた。

 

 

 

 

 

今度は観客席の全員がざわめいた。

クラスメイトどころか、数々の騎士達を見てきた騎士国の王達ですら驚愕を隠しきれていない。

…やってやったと少し自分が誇らしいが、調子に乗るのは良くない。

 

異常者を見る目を向けてきながらも足払いを打ち込んでくるが、全力の力を持って足払いを此方も行い、相殺を上回る効果を発揮。

炎の補助が無ければハーヴィンの筋力を打ち負かす事は可能。尚かつ剣をブチ折る謎筋力が湧く俺が負ける道理は無い。

逆に奴を転ばせる。

 

 

「負け、るかァァァァァ」

 

「シィィッ!!!」

 

 

全力を出して戦う者同士譲れない物がある。

言うまでもなく勝利。

その執念をまたもや再燃させたコーリスの速度が上昇する。

 

 

──折れた剣に炎を纏わせ転びながらも斬り上げる。

腕に拳を纏いガード。

 

 

──魔力の渦による熱気の充満。

無視。気合で耐える。

 

 

──背後からの魔力奇襲。

予め張ってあった防壁で防ぐ。

 

 

霧で頼っていた感知を全て眼で判断し完封。

最後の手段として奴は炎の突撃を繰り出してくるだろう。

 

 

「ヴァルカン……インフェルノォ!」

 

 

剣が折れたからか威力は半減していると予測する大技に向かい俺はまた攻撃に飛び込んでいく。

 

 

「さっきはキツかったが……次は掻き消す!」

 

 

突撃に伴い剣の先が衝突すると同時に、足に纏わせた筒状の防壁で剣を蹴り威力を殺す。

剣を離さないスルトは一緒になって飛ばされるが、まだ余力があるのか受け身を取る。

 

 

──それを見て勝ちを確信した。

 

 

防ぐなら結構。

乾坤一擲の全力を叩き込む。

狙うは中央。奴が防御する為に構えるであろう剣諸共構わない。

 

全身全霊の力を感じ、駆け出した。

 

 

「……な」

 

その走力、スルトが体制を立て直した瞬間と同時に目の前へ到達出来る程。

思わず奴は回避では無く剣による防御を重視した。

 

 

「予想通り」

 

 

心の底から笑い、決着を付けるべく腰を沈める。

 

 

イメージするはトラモント(霧の島)での自分では無く、それより昔(暗雲)での父。

父が戦っている姿を見た記憶は無いが、戦いに身を置いていた存在である気がしたのだ。

或いは自分がそんな存在に生まれついた実感か。

 

 

「─────()

 

 

足を曲げ。

腰を捻り。

肩を開く。

 

拳を握り。

前を見る。

穿つは剣。

 

 

()()で渾身と思える一撃を放つ。

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()!!!!」

 

 

 

──────────────────────

 

 

空間を支配するかのように劈く人外の雄叫び。

それと同時に起きる金属がひび割れる音、そして倒壊する壁の一部。

幸い観客席に異常は無い。

 

決闘場に立っていたのは──

 

 

「…つかれたぁ」

 

 

──疲れた顔をしているコーリスだけだった。

 

 

「─────」

 

 

壁に激突し、意識を刈り取られたスルトの容態を審判は見に行き、勝敗を判断する。

 

そして──

 

 

「勝者……コーリス・オーロリア!!」

 

 

瞬間、観客席から惜しみの無い拍手が広がった。

クラスメイトからは勝利への祝福。

有権者からは決闘への惜しみない感動。

聖王は新たな騎士の誕生を喜んで。

 

 

この場で唯一の経験を噛み締めたのは──紛れも無くコーリス・オーロリア唯一人だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後彼は聖王直々に言葉を受けた。また、大会で戦った小さな騎士達も『我が国も安泰だな』という言葉を送られた。

 

コーリスは純金で出来たトロフィーを貰い、なるべくスルトに触らせる事の無いように決意し、部屋に飾った。

士官学校はまだ卒業の時期では無いものの、もう思い残す事は無いようだった。

しかしスルトだけはリベンジを考えているそうで、寮で泣き喚きながらコーリスと食事を取る風景は異様だった。

 

新聞記事では彼らの戦闘風景が連連と書き連ねられており、一種の物語の様だと民衆は思ったとか。

 

 

 

 

 

 

一時的な勝利を得ただけでも、きっとコーリスは成長したのだろう。

限界を超えた魔力の使用、度重なる幸運と謎の力が合わさった故の勝利。彼自身、これからも勝ち続けるつもりではあるが、現実を見てみると二度目は無いな、とも思っている。

 

それでも大きな進歩。

幼き日に抱いた夢を実現させる一歩を大きく踏み出したと言えよう。

 

 

 

 

 

しかし、三週間後。

 

そんな希望と祝福を受けた彼に、ある情報が飛び込んで来た。島の新聞、そして全ての民に配られた用紙に書いてあった指令。

それは──

 

 

 

 

 

 

 

──ファータ・グランデ空域全土へ告ぐ。只今を持って霧の島・トラモントへの渡航及び輸出を一切禁止する事を決定した。今の状況、そして安定性を考慮するのなら今後一切この取り決めが破棄される事は無く、異議を申し立てた所で意味は無い。之はファータ・グランデ全空域の指導者と会談した後に決定した事である。

 

 

 

 

 

 

…彼が得たのは祝福か?それとも絶望か。

 

それは言うまでも無いだろう。

 

 

 

 

──序章 完。

 

 




やっと一つの章が終わりました。

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