六道女学院教師GS横島   作:ミニパノ

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実は続けるつもりはそこまでなかったのですが、
まさかの、評価、しおり、感想をありがたいことに何名からか頂きまして、、、
サブタイトルにもありますが、作者自身が手探りで初投稿したものに反応を頂けるとやはり嬉しいものでして、つい続きを投稿してみたくなった次第です。
※特にしおりが入っていたのを見た時に、(あれ?これ続き書かないと…?)と勝手に勘違いしたというのもあります(笑)

また単発的な感じですので連載というわけではないですが、楽しんで頂けると幸いです。

※最初に投稿した話を読み返して、久しぶりに原作を引っ張り出してみたところ、弓さんの口調があそこまでお嬢様口調ではないことに気付いたので、適当なタイミングで直すかもしれないです。
⇒とりあえず直しました


手探り教師横島始動

今日は俺の初授業だ。

まぁ、なし崩しに講師をやることになったわけだが、特別授業としてたまに選択授業扱いでやるだけらしいので、それほど人は集まらないだろう。

ま、来てくれた子たちはしっかり教えるとして、気楽にいこう気楽に。

 

ガラ

 

……そんな風に考えてた時期が俺にもありました……。

 

 

 

 

 

どうも今までずっと影の薄かったキヌです(泣)

今日は横島さんの初授業です。

この選択授業は学年も関係なく、誰でも参加出来るのですが。

……まさか教室に入りきらずに抽選扱いになろうとは思いませんでした(汗)

まぁここにいる時点で私は抽選に当たったのですが、

まさか弓さんと一文字さんが横島さんの授業を受けるとは思いませんでした。

やっと横島さんの事を認めてくれたと思うと嬉しくなります。

 

「オイ、あいつ大丈夫かよ」

 

「何がですか?」

 

一文字さんがヒソヒソと話しかけてくるが何の事かわからない。

ちなみに私の右には一文字さん、左には弓さんが座っています。

この教室は他の教室と違って広めの教室を使い、大学の教室のように段になっているため、その中段くらいに三人で並んでいます。

 

「いや、こんなに生徒が集まるとは思ってないだろ、ノミの心臓じゃなかったっけ?アイツ」

 

「そうでしょうね、下手したら帰りかねないわよ」

 

「た、確かに……」

 

一文字さんと弓さんが結構酷い事を言っていますが、

スミマセン横島さん、反論できません。

そんな事を話していると授業開始前ですがドアの所に横島さんの影が現れる。

 

「来たわよ」

 

「そのまま扉閉めなきゃ良いけどさ」

 

「ハハ……」

 

 

 

 

ガラ

 

 

「…………」

 

 

ピシャ

 

 

 

 

シーン

 

 

 

 

よこしまさぁ~ん!!(泣)

 

「見事に予想を裏切らなかったわね」

 

「そこは裏切ってほしかったな。アイツのキョトンとした顔は笑えたけど」

 

「ひ~ん」

 

一度ドアを開けた横島さんは教室を見て一瞬フリーズ、そのままドアを閉めてしまった。

一応ドアの前に影があるから帰ったなんて事はないけど、入ってくるかはわかりません。

周りの皆も横島さんの行動にざわついている。

……横島さんの気持ちもわかりますが。

 

ガラ……

 

先程とは違ってゆっくりドアが開かれる。

そしてコソコソと情けない動きで横島さんが教壇につく。

 

「一応入ってきたぞ」

 

「入ってこなかったら大問題よ」

 

そんな二人の会話を聞きながら横島さんを見ていると、教壇に置いてあったマイクに気付き、それを抜き取る。

いや、抜き取ろうとして中々抜けずに力いっぱい引っ張ってオデコにぶつけている。

教室から笑いが起きるが、横島さんも苦笑してオデコをさすりながら口を開く。

 

「先程は失礼しました。正直こんなに人が集まると思ってなかったんで帰ろうかと思いました」

 

また教室から笑いが起きる。

そんな教室の空気に私もホッとした時に、横島さんが爆弾発言をする。

 

「で、先に言っておきたいのですが、皆さんもしかしたら先日の戦闘を見て来てくれたのかもしれません。でも私はまだまだ若輩者です。

大した授業は出来ませんし、そんなに大したことは教えられません。あくまで現場を体験しているという意味での先輩として、助言レベルだと思ってもらって結構です」

 

一息付いて続ける横島さん。

 

「それと、この授業では恐らく皆さんが期待している様な戦闘などは殆ど教えません。

GSになる心構えや生き残る手段、逃げる手段、卑怯な手、戦闘をしなくてすむケース。

その様な、人によっては退屈だったり毛嫌いするような授業になるかもしれません。それでも良い方のみ残ってください」

 

先程まで穏やかな雰囲気だった教室がざわざわと騒がしくなる。

 

「ここに俺がいると教室を出辛いと思うので、15分、席を外します。

興味ない授業だった、とか期待していたものとは違った、と思う方はその間に出てもらって構いません。当然理事長に話を通し、成績に影響が出ないようにします。

その代わり残った方には、一応授業を任された身として、GSになった時に生き残れる確率を、俺の出来る範囲にはなりますが、必ず上げるよう努力します」

 

最後に、では、と言って横島さんは本当に教室を出て行ってしまった。

教室はかなりざわついている。

どどどういうつもりなんでしょう?!

混乱している私の耳に一文字さん達の声が聞こえた。

 

「で、どうすんだ?出るのか?」

 

「まさか。確かに戦闘を教えていただいても為にはなったでしょうけど、それ以上に為になりそうな授業だわ」

 

今までを考えると有り得ないようなことを言う弓さんに、私も一文字さんも驚く。

 

「マジか、てっきり私にはあわないわ、とか言って帰るのかと思ったぜ」

 

「だからこそ残るのよ。たまには自分の偏った考えを見直してみるのも悪くないわ」

 

「……彼氏の入れ知恵だな」

 

「ゆゆゆ雪之丞は関係ないでしょ!」

 

「図星かよ。つっても俺もタイガーにその辺の事説教されたんだけどな」

 

あのタイガーさんが一文字さんに説教ですか。お二人とも大事にされてますね。

二人も残ってくれる事に嬉しくなりつつも少し羨ましいです。

 

「でも、やっぱ帰る奴もいるよなぁ」

 

「えぇ、私も今までなら帰ってたわね」

 

折角抽選までしたのに残念です。

 

「しっかし意外とちゃんとした対応でビックリしたぜ。全然口調も違ったし」

 

「えぇ、死ぬほど似合わなかったわね。というか誰?としか思えないわ」

 

「弓さん、それはちょっと……」

 

……否定できない自分が悲しいです。ごめんなさい横島さん。

 

 

 

 

そろそろ15分ですが、教室いっぱいにいた生徒は今は大体3分の1くらいになっちゃいました。

 

ガラ

 

横島さんが教室に入ってきて、教壇に立って教室を見渡す。

 

「お、結構残ったな」

 

先程の堅苦しい感じが抜けて話す横島さん。

というかどれだけいなくなると思ってたんですか。

 

「何か今聞いたんだけど、この授業抽選したらしいな。

で、理事長の話だと、今残っている人は免除として、ちゃんと授業内容を通達してから残りの席を再抽選するそうっす。

だから万が一次の授業から参加者がいたら、今日の授業受けられない差がでちゃうから、今日は俺なりに考えているこの仕事に対しての大前提を話して終わります。

後は自由時間と質問時間、何か悩みや伸び悩んでる事があればアドバイスもできるだけするから」

 

そう言って後ろを向く横島さん。

黒板に大きく何かを書き始める。

 

『GSが除霊中に最優先すること』

 

そう書いた後もう一度私達に振り返る。

 

「大前提だからね、細かい事じゃなくて大きく考えてみて貰っていいかな。

あくまで今から言うのは俺の考えではあるけど、間違ってはないと思う。

とりあえず皆の意見を聞いてみようか。君はどう思う?」

 

横島さんが目の前にいた三つ編の女の子に聞く。

 

「え、わ、私ですか?うーん、依頼の達成ですか?」

 

「うん、それも大事だな。じゃあ君は」

 

今度はボーイッシュな子に聞く。

 

「やっぱ除霊対象の殲滅ですかね?」

 

「うん、確かにそういう事もあるね、けど、まぁそれは次の授業で話すよ」

 

それから何人かに聞いたけど、周りへの注意、や依頼内容の確認など、色々な意見が出たが、どれも横島さんの考える答えではなかった。

 

「ごめんね、皆に色々聞いたけどそんな難しい事じゃないんだ。むしろちゃんとした授業なら君らが言ったほうが細かくは正しいんだと思う。でも俺が確認したかったのは言った通り本当に大前提だからね。俺が考える答えは」

 

また黒板に字を書き始める横島さん。

 

『命』

 

「当たり前だな。おぉぅ、皆そんな呆れた顔しないでくれ。

当たり前だけど、これを守れないと『死』にます。

GSはそれが常にありえる、そんな仕事だという事をまずは理解して下さい。事実誰からもこの答えは出なかったよね、当たり前過ぎて言わなかったんだろうけど、何よりも優先するべき事と言う意識がないと待つのは『死』です」

 

さらに念押しする横島さん。気付き難いレベルで言葉に言霊を乗せてますね。

最初は馬鹿にしたように聞いていた皆も真剣に耳を傾ける。

 

「GSは火事に向かう消防士や凶悪犯に立ち向かう警察官の様な者だと個人的には思っている。そこには常に命がかかっている事を忘れないで欲しいんだ。

何が言いたいかと言うと、命を軽く見ない事。

これは自分だけではなく、仲間や時には相手の命にも当てはまるからね。それを次の授業までに良く考えてみてください。

ではかなり早いですが終わりにして、自習と質問タイムにします」

 

そこで横島さんの話は終わり、皆それぞれ横島さんに質問に行ったり、相談したり、友人と話したりしています。

 

「私がタイガーに言われた事と大体同じだったぜ」

 

「私も雪之丞に言われたわ。先日の戦いも相手が横島さんでなければ私達は死んでいたわけですし。やはり本当に実戦を潜り抜けてきただけで私達とは違うのね。よく考えなくとも美神おねーさまの横でずっと実践だったわけなのよね」

 

「そもそも横島さんは何度も死にかけてますし」

 

それに、ルシオラさんの事もありますし。

 

「せんせー!何か雑談してよ。仕事の経験談とか聞きたいですー!」

 

一人の女の子が横島さんに手を挙げて言う。

他の生徒も賛成なのか、皆席に戻る。

横島さんは苦笑して口を開いた。

 

「んー、そんな聞いて楽しいモンじゃないかもしれないけど、まぁ反対意見がないなら構わんぞ。じゃあさっきの話に繋がる、俺が実際死にかけた例とかいくつか。

どんな除霊があったとか仕事の話はまた今度な」

 

そう言って話し始めた横島さん。

 

「まず、俺が死ぬと思ったのは首の頸動脈をすっぱり切られた時。

とんでもなく血が噴き出してな、あれは死んだと思ったよ。噴水なんて目じゃないくらい出たんだわ、わはは」

 

笑っている横島さんに対して、一瞬で真っ青になる生徒達。

って横島さんそんな目にあったことがあるんですか?!

殆ど一緒にいたつもりでも知らない事ってあるんですね、と少し寂しくなるが、事の大きさに無事でよかったと言う気持ちが上書く。

 

「そんときはたまたま一緒にいた知り合いの神様に助けられたんだけどな、俺に直接憑依して止血してくれたんだ。

他には悪魔の攻撃で観覧車が自分めがけて倒れて来た時とか、滅茶苦茶怖かったよ、観覧車のあの骨組の間をすり抜ける形で俺が立ってたところに倒れてきたからなぁ。これはあと数センチずれてたら死んでた。

他には魔族が自分の腹に寄生して腹を食い破って出てこようとしたときとか、これも上司が全力で腹を殴ってくれて吐き出さなきゃ死んでただろうなぁ、宇宙空間だったし。

その直後、生身で大気圏突入した時は流石に記憶喪失になったけど。

幽体離脱で宇宙空間行って人工衛星に捕まっちゃった時は身体との繋がりがドンドン細くなってやばかったし。

それと、事後に聞いた話なんだけど、実は俺、一度魔族の攻撃で死んでるらしくてな、たまたま色んな状況が重なって発動した数分の時間跳躍で助けてもらったり。

あ~、あと、聖天大斉老師の如意棒食らった時なんかも終わったと思ったね、走馬燈が見えたわ。いまでもしょっちゅう修行中に死にかかってるけど。

……あれ?何で俺生きてるんだろう」

 

横島さん、それは皆が思った事です。

あと神様という発言や聖天大斉老師の名前が出たところで生徒の一部がざわついていましたよ。

そして途中まで皆青ざめたり真剣に聞いてたりしてたけど、途中からコイツは人間か?と言う目に変わってました。

それと、当たり前ですけど、やっぱり東京タワーで死にかけた話はしなかったですね。

 

「とにかく、もっと数え切れないほどあるけど」

 

もっとあるのかよと言うツッコミがどこかからあがる。

気持ちはわかります。

 

「俺はたまたま生きてたけど、一歩間違えれば死んでたんだ。

GS目指す以上、そう言う覚悟は持ってないと本当に取り返しのつかない事になるからね。

当たり前だけど、死ぬ覚悟じゃなくて、生き残る覚悟とか命に対する覚悟だからな」

 

そこまで話して授業終了の合図がなる。

 

「ほい、じゃあまた次の授業で。あと、しつこいけどやっぱ微妙って人は今回で終わりでも大丈夫だからね」

 

そう言って横島さんは教室を出て行った。

 

「めちゃくちゃな人ですわね」

 

「なぁ、横島さんって人間か?」

 

「あ、当たり前じゃないですか……たぶん」

 

すみません、横島さん。断言できませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

「すげぇ、まさか改めて募集してまさか教室が埋まるとは」

 

横島さんの二回目の授業です。横島さんのつぶやきの通り、再抽選した結果、授業の内容を開示された上でも参加希望がかなり多く、結局教室が埋まることになりました。

それも、どうやらどちらかというとエリート組というより、どちらかというと自分に自信が持てない方や、言い方は悪いですが成績上位クラスではない方が多く集まったみたいです。

 

「んじゃ、改めて前回の復習、つっても一言だけ、全てにおいて命は大事ってことを覚えて欲しいってだけだな」

 

といって前回話した話を軽く繰り返しで話し始める横島さん。

こういう丁寧な対応は先生に向いてる気がします。

 

 

「さて、ちょっと違う話もしていこうか。

早速だけど、前回の俺の戦いを見てくれた人たちに注意事項。何度か俺が使ったコレ、覚えてる?」

 

言いながらサイキックソーサーを展開する横島さん。相変わらず器用ですね。

 

「うん、結構皆覚えてくれてるみたいだな。これは体の霊力を一部に固めて物質化してるわけなんだけど、端的に言うとこの技は実戦で使っちゃ駄目です」

 

なるほど、私は理由を知っていますが、皆はちょっと使ってみたいと思っていたのか少しざわつく。

 

「試してみる、くらいなら良いんだけど、絶対に実戦で使わない方が良いぞ。それも理由があります。はい、何故でしょう」

 

横島さんの質問に誰も手を上げない。

と思ったら一人上げました。

 

「はい、キミ」

 

「えーと、威力が高すぎて危険、とか?」

 

「なるほど、それも理由の一つに上がるな。特にこれは爆発するから自分が巻き込まれる可能性も高いから。でも違うんだ。こんな技よりよっぽど威力の高い技も沢山あるから、それが使用推奨しない理由ではない。観点は非常に良いんだけどな」

 

さりげないフォローも忘れない。流石横島さん、優しい。

 

「弓さん、キミならわかるんじゃない?」

 

「あら、答えを言っても良いのかしら?」

 

「頼むよ」

 

「そうですわね、私のこれを見れば皆さんも気付くのではないかしら?」

 

弓さんが立ち上がって水晶を身にまとう。

何人かはそれだけで納得したようだ。

 

「凄いね、非常に強力な防御力だ」

 

感心したように言う横島さん。

じっくり弓さんを見ているが、以前のような煩悩全開な視線ではなく純粋に霊視しているみたいだ。

 

「つまりはその逆、ということよ」

 

「その通り、流石だね。他にも既に気付いた人もいるみたいだけど、この技は霊力が少なくても簡単に威力の高い攻撃力、硬い防御力を得られる反面、その分全身の霊力を一箇所に集めて使うから、他の場所に攻撃を受けると何もしていないより大ダメージを負う事になるんだ」

 

なるほど、と全員が納得する。

 

「俺はもうこの戦闘スタイルに慣れたってのと、これでもかなり修行したから霊力の絶対量が昔より持てる様になったから霊的防御を捨てずに使える程度で俺はこの技を使い続けてるけど、それでもオススメできる技ではないのは明白だ。まぁ生き残る手段として知っておくことは悪いことではないけど、コントロールを失敗すると爆発するから、それだけでも危険な技だからね」

 

「それを霊力覚えたての学生が使ってたんですからどれだけ危険なことをしていたのやら」

 

「耳が痛いね」

 

続けて言う弓さんに対して、たはは、と苦笑しながら頭をかく横島さん。

 

「とはいえ、そこまでの硬度と威力を求めないならコレ自体は便利ではある、というか基本だからね、霊力を体のどこかから放出するのはそのまま霊波刀や霊波砲に派生するので練習には良いとは思う。まぁ試すときは霊的コントロールに優れた人を近くにおいてやった方が良い。霊力をつめすぎると危険だからね」

 

 

 

そこから横島さんが色々頑張って考えてきたであろう授業内容が続いた。

本当に真面目な人だと思う。

流れで引き受けたとはいえ、今まで教師なんてやったことないのに、自分なりに絶対この子達の生き残る確率を上げなくちゃ、という想いが伝わってくる。

……変わったと言っても、流石にこの状況だと煩悩が刺激されて大変なんでしょうけど、やっぱりあの事件があったのが一番大きいんでしょうね。

あの事件のあと、暫くはいつも通りの横島さんでしたけど、ある日美神さんに休暇願いを出して妙神山にこもった頃から段々大人になっていったと感じていた。

 

だから、というわけではないですけど、私は横島さんは意外と教師に向いていると思っていますよ。

意外と、というのは失礼かもしれないですけどね。

 

想定より早かったのか、授業終了の合図を聞いて、慌てて話を締めくくる横島さんを見ながら、そんなことを思ってしまうのでした。

 


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