小学生の商人 作:黒猫
「リンクスタート。」
俺はたった一言告げると仮想現実の中へと繋がる
2022年11月6日日曜日午後1時
世界初となるMMORPGソードアートオンライン通称SAOというオンラインゲームというゲームらしい。
俺はスカイという名前で登録し、このフィールドを降り立ったわけなんだが
「うわぁ〜。すっげぇ〜。」
仮想空間内に入るとそこにはかなりの賑わいを見せていた
新しく見る世界はとことん目新しく、そして新しい冒険をわくわくさせた
SAO
俺はあまりオンラインゲームをしないで固定型ゲーム機を使ってゲームをしていても同じクラスの友達から聞いていたのだが、俺がやるきっかけになったのは姉貴がβ版の当選者だったのがきっかけだった
どうやら模試が今日あるらしく、俺は6時までこのゲームをやっていていいってことらしい。
元よりオンラインゲームに興味があったので、すぐにログインしたわけなのだが
少し大人っぽいアバターを作るのに30分近くかかるとはな
俺はとりあえず、
「……狩場探すか。」
多分一杯だと思うのだがまぁいいや。
金銭的にも初期の村で買うことを考えたが耐久値が悪いとやら愚痴をこぼしていたのでいいだろう。
とりあえずソードスキルとやらを試した方がいいだろうな
そうしながらマップを見ながら歩いていくと
「あの、やめてください。」
「いいじゃん。せっかくだしフレンド登録しようよ。」
すると男性に囲まれている女の子が姿がいた
そういえば姉貴も聞いたことがあるけど
オンラインゲーム上の女性プレイヤーは珍しいらしい。
だから特別扱いしてもらえる奴が多いらしくこうやって絡みも存在するしネカマという女性プレイヤーになりきってゲームをプレイする奴もいるらしい。
……初っ端からオンラインゲームの洗礼を受けているような気がしているけど
まぁ、いっか今日1日ログインしたらしばらくはログインしないつもりだし
とりあえず、見た目的にまずいし少し助けますか
と言っても俺はオンラインゲーム自体が初めてだし、それにソードスキルの使い方も分からない。
……それなら
「おーい。ここに女性プレイヤーを虐めているプレイヤーがいるぞ!!」
俺は声を大きくして発言する。
クラブ活動で大声を出すのは慣れているのでざわざわと見物人がでてきて、それが伝播していく。
女の子がこっちを驚いたように見ているけど、俺は大したことはしていない
「……チッ。このガキが。」
「逃げましょう。スバルさん。」
するとそんなことを言いながらその場からスバルっていう男性は逃げ出した
……多分目をつけられたかな。
そんなことを思いながらも俺は無視をして歩こうとすると
「あ、あの。」
俺は振り向くとさっきの少女が俺の方を見ていた
「さっきはありがとうございました。」
すると一礼する少女を見る
多分リアルでも女性であるのだろう。多分だけど。
「いいよ。てか流石に目覚めが悪かっただけだし。それに大したことは何もしてないしな。逆に目立たせてしまって悪いな。」
「い、いえそんなことないです。えっと。」
「スカイ。英語で空って書いてスカイだ。」
英語でsky。
清水 空
俺の名前から安直にスカイという名前をつけた。
「私はシリカっていいます。もしかしてだけど、β版経験者ですか?」
すると少女はそう言っているが、
「いや、俺は違うな。姉貴がそうだったけど。」
「あっ。お姉ちゃんがいるんですね?」
「うん。俺はオンラインゲームすら初めて。いつもは友達と対戦ゲームで遊んでいるから。」
実際、今日1日だけSAOで遊べることを友達に話すと大騒ぎになっておりみんなから感想を聞かせてねと言われることになっていた
「まぁ、だから今日ログインしたらしばらくは学校あるし、うちゲームは結構厳しくて。クラブだってあるし。」
「クラブ?」
「野球やっているんだよ。だから買ってもらったとしても気ままにゆっくりと空いた時間にしか参加しないつもりだし。」
一応キャッチャーとして世界選抜も出場を今年の夏に経験している。
なお、他の人よりも一つ下だったのもあり、控えだったのだが決勝戦ではスタメンマスクを被りチームの優勝に貢献、さらに決勝点となるサヨナラスクイズを決めたことから一応1試合でただけで大騒ぎになったほどだった。
まぁだからと言って賞がでたわけではないんだけどもそれでも、結構な実力は自分で言うのもなんだけどある。
スカイっていうのもそこで教えてもらったことでなぜか外国でおれの登録がskyってなっていた
「それなら今日は大丈夫ですか?私も初心者だから一緒にパーティー組めたらって。」
「あっ。うん。あまり上手くはないけどそれならいいぞ。えっと。その前にステータスってどう開くんだ?初期に選んだ武器が装備できないんだけど。」
「それなら右手を開くと出ますよ。」
「あっ。そうなのか。」
そして振ると確かにステータスが出て来る。そして装備欄を開きステータスを振り切った片手剣を取り出す。
「えっと、それじゃあ行こうか。」
「はい。でも防具買いたいんでそれを買ってからでもいいですか?」
「別にいいよ。ついでにポーションとかも他の武器を全部売り払って買ってしまおうか。」
そして俺たちは歩き出した。
「おっと。危ねぇ。」
植物モンスターの攻撃を俺は軽く飛び避けそしてモーションをセットする。
そしてエフェクトが光り自動的に体が動き出す。
ソードスキルと呼ばれるこの世界でいう必殺技である。威力は高い技なんだけどスキル硬直というものが存在しているので隙ができるんが問題点か
ソニックムーブというソードスキルを放つとするとHPがゼロになり、ファンファーレが聞こえる
レベル2になったらしく、武器の耐久値も結構削られている
「あっ。私レベルが上がったよ。」
「俺も。てかこんな場所に来てよかったのか?」
俺たちが来ているのは少し始まりの街から離れた街で、今は俺の武器の上位互換である、アニマルブレードを取りにきていた。
姉貴からの情報によるとこの武器が一番一層では強いらしい。
「とりあえずありがとうな。これ姉貴から二つ頼まれていたんだよ。」
俺は剣を握る。元々俺は戦う予定はなく、これが終わったらガチ勢ではなく、適当に観光でもして過ごすつもりだったんだけど、少しだけやめたくなくて嘘を言ってしまった。
そしてクエストをクリアして、外をでるともう夕暮れ時に入っていた
時間を見ると午後5時半を回っている
「あ〜やば。もうそろそろログアウトしないと。飯の時間とクラブがあるし。」
俺のクラブは今日は二軍対三軍で練習試合というなの紅白戦を行っている。大型のクラブでもあることで有名で、一軍から三軍まであり、今日は俺は一軍だったので午後からの練習だったのだ。
「あっ。そうなんだ。私も一度落ちようかな。」
「悪い。助かった。それと楽しかったよ。」
結果的にシリカと話しながら気楽にモンスターを狩っていったので本当は一つでよかったのを二つとってしまった。シリカには強化に失敗した時の予備とか言っておきながら、ちょっとだけズルをしていたのだ。そしてウインドウを開らこうとした時
「あの、もしよかったらフレンド登録しませんか?」
「へ?」
「もしよければですけど。また一緒に狩に行きたいって思って。」
「別にいいよ。えっとそれじゃあ。……ってどうやるの?」
「あの、もしかしてわからないんですか?」
「RPGとか有名どころはやっているので装備とかは分かるんだけど。どうもオンラインゲームはパソコンが苦手でチャットも上手く使えなくて。」
俺は少し苦笑してしまう。元々メカ系にはとことん苦手で、かぶるだけのSAOは初めてやるオンラインゲームは少し慣れていない。
「あぁ、私も同じ感じです。」
「えっ?そうなのか?」
「はい。でも携帯ゲームでフレンド枠があるので多分あると思います。」
「ごめん。俺携帯も持ってないから。」
「あっ。そうなんですか?」
「ごめん。ぶっちゃけ俺まだ小学5年生なんだよ。年齢制限破って入ったから。」
俺は少し苦笑いしてしまう。
元々SAOは13歳以上を対象としたゲームであり、そして思いっきりそれを破っているのだ。
「えっと、そうなんですか?」
「うん。ごめんな。」
姉貴も14歳だからぎりぎりだし、
すると苦笑しながらシリカはウインドウを操作しそして
『SIlicaからフレンド申請が来ています。』
とプログラムがありYesとNoが書かれているので俺はYesを押す。
すると何か変わったようなことはないんだけど
「あれ?これ何があるんだ?」
俺はついそんなことを言ってしまうと
「えっと、相手のログイン状況と相手のいる場所が見れて、後はチャットとかができるみたい。」
するとシリカは多分自分のメニュー画面を見ているんだろう。俺も見ようと思ってメニュー画面を見ると
「……あれ?」
俺はあることに気づく
「シリカ……これログアウトどうやってやればいいんだ?」
「えっ?多分メニュー画面からログアウトをすれば。」
「……メニュー画面にログアウトの表示がないんだけど。」
「えっ?」
俺は近くにある可視モードと言うのをおしシリカに見せる。
「ほら、これ見て。」
俺はスクロールしていくけどどこにも、ログアウトの文字が見つからない
「本当だ。もしかしてバグが起こっているのかも。」
いや。β版の時正常に動いていたしログアウトしているからその線はないだろう。
アップデートするにしてもSAOの根本的な安全管理は基本いじらないはずだし。
両親が商売人なのでよく分かることだ
商売の基本は信用から成り立ってる。だから信用をなくすることをすることはないと父さんに言われてきた
だけど、言葉にできなかった
……いや、たった一つだけある目的に気づきたくなかった
俺は姉貴の影響でライトノベルなどを読むことがあり、姉貴と少し話したことがある内容だった
ゲーム内に閉じ込められる。
俺が見たのは強制転移者であるがリアルの俺はナーブギアを装着している
つまり、
またこのパターンか
そしてどこからか鐘の音がなると俺たちはビクッと反応してしまう。
すると急に視界がグニャっと曲がる
「スカイくん。」
そして手を繋がれたと思うとすると俺たちはどこか見たことの風景のところについたのだった