インフィニット・ストラトス 転生をした男が原作に巻き込まれながらも頑張る物語   作:桐野 ユウ

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一夏対鈴音

総司side

 

さて原作通りならクラス代表戦があるからな、今回の相手は何組になるだろうか・・・・・・

 

「大丈夫よ総司なら勝てるって。」

 

「あのぺちゃぱい女が相手だろうが勝てるわよ!!」

 

咲楽と茜・・・・・・鈴の胸が自分たちより小さいからってぺちゃぱいはないだろう・・・・・・てかそれを聞いたらアウトなので俺はスルーをすることにした。今日が代表戦の発表のため俺はチェックをするために立っていた。

 

モニターが起動をして相手が発表される。

 

一回戦は一組対二組・・・・・・ということは一夏と鈴の戦いか・・・・・・俺は四組だから三組の代表者と戦うことになった。

 

さて一夏はどういう戦いを見せてくれるだろうか?

 

総司side終了

 

一夏side

 

俺はモニターを見て鈴が相手かと思った。とりあえずあいつの機体の特徴がわからない以上俺も全力で相手をしないといけないな・・・・・・けどまだデストロイモードに簡単にはなれないからユニコーンモードの武器を選んでおくとしよう。

 

とりあえずは代表戦までは時間がある。総司に教わっておくとしようかな?

 

一夏side終了

 

放課後となりアリーナでは総司がブルデュエルを纏って戦っている。

 

「は!!」

 

両手首からリトラクタブルビームガンを出してビームを放った。相手はユニコーンを纏った一夏で彼はシールドでブルデュエルのビームをガードをした。

 

彼は左肩部を開いてスティレット投擲噴進対装甲貫入弾を投げつけてシールドに命中させて爆発した。

 

「ぐうううううううううう!!」

 

一夏は背中のバックパックのスラスターでなんとか耐えて右手にビームガトリングを構えて放つ。

 

「ちぃ!!」

 

総司は右肩のシールドでガードをしつつ後ろへ後退しながら左手にレールバズーカゲイボルグを構えて一夏に放つ。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

一夏はシールドを投げつけてきた。総司はまじかよといいながら盾を回避をすると上からビームサーベルを構えている一夏がいた。

 

「もらった!!」

 

「甘い!!」

 

総司は咄嗟に一夏を蹴り飛ばしてからビームサーベルを抜いて彼につきつける。

 

「ここまでだな?」

 

「・・・・・・あぁ俺の負けだ・・・・・・」

 

ビームサーベルを元に戻してお互いにISを解除をする。

 

「やっぱり総司には勝てないなーーーくそ!!」

 

「まぁそういうな、まだ動かした数は少ないのによく動いている方だよお前は・・・・・・」

 

「そうか?」

 

「あぁそれだけは保証をしてやるよ。さて一夏。今回の相手は鈴音だが勝てる勝算はあるのか?」

 

彼は一夏に鈴音の戦いをどうするのか聞いている。その理由は彼女が乗っている甲龍というISの特徴がわからないからだ。

 

そしてクラス代表戦が始まり二人はピットで待機をしていた。お互いにISを纏っていき二人は戦うためにアリーナ内へと飛ぶ。

 

「一夏まっていたわよ!!」

 

「鈴か、悪いが勝たせてもらうぜ!!」

 

「それはこっちの台詞よ!!勝って総司と戦うのは私だから!!」

 

「そうかよ!!」

 

お互いに武器を構えてブザーが鳴った。最初に動いたのは鈴音だ。彼女は持っている薙刀を振るい一夏に襲い掛かってきた。彼はハイパーバズーカのトリガーを引き弾が発射される。

 

「甘いわよ!!」

 

鈴音はバズーカの弾を回避をして彼に薙刀で切りかかる。一夏は左手のシールドで彼女が振り下ろした薙刀を受け止めた。

 

(なんて重い一撃だ!!)

 

「へぇーあたしの斬撃を耐えたんだ・・・・・・なら!!これならどうかしら!!」

 

突然として一夏は吹き飛ばされてシールドエネルギーが減っているのに気づいた。

 

「なんだ今のは・・・・・・衝撃が来たがいったい・・・・・・」

 

「これこそ私の龍咆よ!!さぁどうするかしら!!」

 

鈴音はさらに龍咆を放った。一夏は横によけてバズーカを発射させたが今回の弾は普通のじゃないのを選択をした。

 

「普通の弾に当たらないわよ!!」

 

「普通じゃないんだよな(笑)」

 

すると弾が爆散をして弾丸が拡散して鈴音はダメージを受ける。

 

「まさか拡散弾を使ってくるとは思ってもいなかったわ。さすが一夏・・・・・・」

 

「鈴もな・・・・・・けどまだ俺は戦えるぜ!!」

 

彼はバズーカを投げてきた。鈴音はそれを持っている薙刀で弾くと一夏の装甲が展開された。

 

「なによそれ!!」

 

「これがユニコーンに隠された力だ!!いくぜ鈴!!」

 

甲龍のセンサーがユニコーンをロストした。鈴音はいったいどこにと辺りを見ていると一夏が突然目の前にあらわれた。

 

「!!」

 

「おら!!」

 

背中のバックパックのビームサーベルを抜いて鈴音に切りかかろうとしたときアリーナに何者かが現れた。

 

「「な!!」」

 

一夏と鈴音は突然現れた乱入者に驚いている中その様子を見ていた総司たちは急いでアリーナの方へと向かおうと扉に向かったが・・・・・・

 

「ロックされているだと?」

 

アリーナ内の扉がロックされており出ることができない状態だ。一方で中で戦っていた一夏たちは突然現れた謎のISを見ていた。

 

「どうする一夏。」

 

「あぁセンサー反応であいつから人体反応がない・・・・・・」

 

「まさかあれは!!」

 

「間違いない・・・・・・無人機だ。鈴、ここは俺に任せてくれないか?」

 

「何か方法があるの?」

 

「あぁ、俺はこいつをを使う。」

 

一夏はビームマグナムを構える。

 

「こいつの威力ならあの無人機を倒すことができる。だが一発じゃ倒せない・・・・・・だから最大出力でこいつを放つがチャージに時間がかかる。」

 

「それであたしに囮になってほしいってことかしら?ならわかったわ。決めなさいよ一夏!!」

 

「あぁ!!そうだ鈴これを!!」

 

一夏は展開されていたシールドを二基彼女に渡した。

 

「これなら大丈夫だろ?」

 

「えぇありがとう。」

 

一夏はビームマグナムのチャージを開始をする。その間を狙われるわけにはいかないので鈴音が高速で移動をして無人機のISに攻撃をしていた。無人機から放たれた攻撃を一夏が授けてくれたシールドでガードをして一夏はその様子を見ながらチャージのパーセントを見ていた。

 

「まだだ・・・・・・まだだ!!」

 

チャージをしていくビームマグナム・・・・・・一方でロックをISで壊した総司たちはヴェルデバスターにジャスティスガンダム、ダブルオーライザーガンダムを纏い急いでアリーナの方へと向かっていた。

 

「まさかここでゴーレムなんて束さんかしら?」

 

「・・・・・・いや違うと思う。」

 

「総司?」

 

「今は一夏たちのところへと急ごう。」

 

「そうね!!」

 

三機は急いでアリーナの方へとダッシュをする中一夏はビームマグナムのチャージを完了させた。

 

「鈴!!」

 

「わかっているわ!!この!!」

 

薙刀を無人機の首に刺してバチバチと火花を散らしている。

 

「今よ一夏!!」

 

「あぁくらいやがれ!!」

 

放たれた最大出力のビームマグナムが無人のISのボディを貫いた。胴体に風穴があいた無人機はバチバチといいながら前のめりに倒れて爆発をした。総司たちは扉を破壊して中へ突入をした。

 

「驚いたな・・・・・・」

 

「総司!!」

 

「お前がやったんだな一夏。」

 

「あぁ!!」

 

(ふむ・・・・・・ユニコーンとの相性がここまで会うとはな・・・・・・しかし誰がゴーレムを?)

 

総司はゴーレムを見て一体誰が送りこんだのだろうと考えてる。一方で様子を見ていた一秋。

 

「ち、役立たずめ・・・・・・」

 

そう彼こそがゴーレムを送りこんだ真犯人だった。彼は一夏をゴーレムに殺させて後は自分が鈴音を助けるというのを考えていたが一夏によってそれは破壊された。

 

「こうなったら・・・・・・次のことを考えないとな・・・・・・くっくっくっく。」

 

一秋は笑いながらアリーナを後にした。一方で総司は束に連絡をしていた。

 

『そんなことがあったの?』

 

「あぁ相手は無人機及びIS学園のセキリティーをロックをするほどの実力者と見た。俺達も結局は扉をISでぶち壊して突破をしたけど・・・・・・一夏のユニコーンの力でゴーレムは破壊されたからな。ユニコーンと一夏の相性はベストマッチみたいだ。」

 

『うん、けど総ちゃんは一体誰がやったのかわかっている感じ?』

 

「・・・・・・確信を得ているわけじゃないからまだだけど・・・・・・一応な・・・・・・」

 

『・・・・・・そうわかった。何かあったらまた連絡を頂戴ね?』

 

「了解だ束ねぇ。」

 

総司は通信を切った、今彼がいるのはIS学園の屋上だ。ここなら誰もいないので通信などがしやすいのだ。

 

(おそらくあれをしたのは一秋で間違いない。あいつはおそらくゴーレムを使い一夏を殺そうとしていた。そして自分が鈴音を助けることで彼女を自分に向けさせるって作戦だっただろうな・・・・・・)

 

彼は屋上からIS学園を見下ろしながら次のことを考えていた。

 

「おそらく次はラウラとシャルロットがやってくる。一夏は問題ないと思うが・・・・・・」

 

「あー見つけた!!総司!!」

 

「ん?」

 

彼は振り返ると鈴音が立っていた。彼女は総司を探したがどこにもおらなかったのでもしやと思い屋上に行くと彼がいた。

 

「よーくわかったな俺が屋上にいることなんて。」

 

「あんた昔から何かあったら屋上にいるのがあったからもしかしてと思ったけどね。」

 

彼らは少し話をしてると鈴音は彼の方を見た。

 

「ねぇ総司。」

 

「・・・・・・なんだ?」

 

「あなたは私のことどう思っているの?」

 

「・・・・・・どうとは・・・・・・」

 

総司は彼女の顔を見ながら思っていた、彼女は自分のことが好きだってことがわかるぐらいに。

 

「私はねずっとあなたのことが好き「「ちょっと待った!!」」な!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

総司は頭をポリポリとかいてしまう。そこにいたのは咲楽と茜の二人だからだ。

 

「待ちなさい!!ぺちゃぱい娘!!」

 

「総司は渡さないわ!!」

 

「誰がぺちゃぱい娘よ!!」

 

ギャーギャーと喧嘩をする三人を見て総司はこっそりと部屋に戻ることにした。




次回 総司は眠っているとベットをもぞもぞしている人物がいた果たして!!

次回「ベットの侵入者。」

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