大好きな世界   作:漆黒の消しゴム

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プロローグ

右側には水分補給用のコーラ、左側には食料であるポテチ、目の前のパソコンに映るのはMMORPGのプレイ画面、手元はキーボードを流れるように操作しながらマウスを動かしている。これはまあ、よく見る光景だ。夏休みのような長期休暇、連休の時などのゲーマーの手本とも言えるのではないだろうか。いや、それは言い過ぎか。

 

ちなみに今日は何もない、ただの平日なんだけど。付け加えるなら真昼間である。

 

平日の昼間から遊んでいるなんて働いていないのか、もしくは学校に行っていないのか、となるかもしれない。でも、考えてほしい。サービス業の方々は土日だからって休みなわけではない、むしろ平日休みの方が多いだろう。平日の昼間から遊んでいるからってニートだ、なんて決めつけてはいけないんだ。

 

「〜〜〜!!!やっっとドロップしたぁ!!まさか一週間かかるとは……」

 

まあ、俺はバリバリのニートなんだがな。

 

 

 

 

 

 

俺がプレイしていたのは『トワイライト・オンライン』というMMORPGで、一週間のほとんどの時間を使い、期間限定の高難度ダンジョンを周回していた。とあるシークレットアイテムを手に入れるためだ。公式によるとドロップ率は0,0001%となっていた。桁を一つ間違えているのではないかと最初は思ったが、二日三日とやっていくうちに間違いではないとプレイヤーのほとんどが確信した。本当にでないのだ。しかもパーティーを組んで挑むとパーティーメンバー1人につきドロップ率が下がるという鬼仕様つきである。

ただしドロップアイテムの効果は本当に強い。受けたダメージの200%のダメージを相手の防御力を無視して攻撃してきた相手に与える、という効果である。しかもかっこいいのだ。黒いオーラを纏った腕輪…厨二心をくすぐられるデザインである。そりゃ取りに行くよ、うん。

 

「ふああ…眠い。ほとんど徹夜みたいなもんだったからな、そりゃ眠くもなるか」

 

太陽の光が部屋に差し込んできて眩しいくらいには昼だが、身体がいうことを聞かないレベルで眠い。ポテチももうなくなったしこのまま寝てしまおうか。でも、この装備がいかほどのものなのか検証してから寝たい…。けど眠い。だがしかし、検証をしたい…。

 

「とりあえず仮眠を取ろう、その後に検証だな…ふあああ…」

 

さっきより大きなあくびが出る、もう布団まで動く気力すら湧かない。このまま寝よう。

 

「すー…すー…」

 

 

 

 

 

これが俺の記憶の最後である

 

 

 

()()()()()()()()()、最後の




執筆めっちゃ時間かかるから投稿時間空くかもしれない
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