どうやらISに常識人(自称)として転生したみたいです   作:凄まじき戦士

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なかなか話が書けず更新が遅れて申し訳ありません。

ザババのアマルガム、可愛かったですね、ロボに変形する盾とトラバサミは予想外でしたが。

月へ行ったということはマムとかフィーネさん出てくるのかなぁ。




常識人はタッグを組む

デュノアさんが男じゃないと発覚した翌日、当面は男のままでということが一夏から伝えられた。しばらくの間、デュノアさんと呼ぶことにしたデス。

 

そしてその日の放課後、一夏たちと訓練をしようとすると...黒いISをまとったボーデヴィッヒさんが鈴の首を持って何かを言っている光景だった。

 

「一夏、落ち着いて。やみくもに突っ込んでも2人と同じ目にあうデス」

 

その近くにはボロボロのセシリアが気絶している。一夏の顔が険しくなりガントレットが光る。それをアタシは肩を掴んで止める。

 

「けどよ!セシリアと鈴が!」

 

「アタシが先に行って事情を聴くデス。その間に一夏はセシリアたちを保健室まで、調とデュノアさんも」

 

「...わかった。無理はしないでくれよ」

 

「合点」

 

「わかったよ、気を付けてね」

 

三者三様の返事を聞いたアタシは、イガリマを展開してジュリエットを放ちながらアリーナに降りる。ボーデヴィッヒさんはそれを何かで受け止めつつ、降りてきたアタシをみてつまらなそうに

 

「だれかと思えばお気楽者か」

 

全く話したことがない人物からの評価はそうなるのデスね。自覚はあるのデス。

 

「一応聞きますけど、2人をあそこまで痛めつけたのには理由が?」

 

「ふん、織斑一夏のことで挑発したらまんまと乗ってくれてな。そのまま叩き潰しただけだ、あれで代表候補生とは聞いて呆れる。あの男を侮辱されるだけですぐ我を忘れて突っ込んでくるのだからな」

 

無表情なのにどこか誇らしげに話すボーデヴィッヒさん、どうやら自分の力にすごく酔ってるみたいデスね。なんかイラっとするデス。

 

(力こそすべてっていう典型的なパターン...織斑先生、あなたはいったい何をしたのデス?)

 

ため息をつくと白式を展開した一夏が零落白夜を発動させて最大戦速でボーデヴィッヒさんに向かって突っ込んでいく。しかし嫌な予感がしていたので肩から射出したアンカーを一夏に巻き付けてブレーキをかけてこっちへ引っ張る。

 

「2人は?」

 

「山田先生が運んでくれた、なんで止めたんだよ?」

 

「軍人でIS部隊の隊長、専用機かもしれないデス。それに代表候補生を一方的に倒したのにも理由がありそうデス」

 

そういうと一夏は不満げな顔になりながらも聞いてくれた。ボーデヴィッヒさんは相変わらずの仏頂面だ。

 

「どうした?かかってこないのか?」

 

「あいにくデスが、正規の訓練を受けている軍人と真正面からやりあうほど間抜けではないのデス。なので」

 

「奇襲戦法が一番効果的」

 

「同感だね」

 

ボーデヴィッヒさんの背後にデュノアさんはサブマシンガンを、調が両手にヨーヨーを構える。さっきの会話は時間稼ぎ、ある人物を呼んで来るための

 

『そこまでだ、ボーデヴィッヒ』

 

「教官!?」

 

そう、2人には織斑先生を呼びに行ってもらっていたのデス。

 

『学年別トーナメントを前に代表候補生が意識不明の重体、さらにはどこかの馬鹿がアリーナのバリアを破壊したらしい』

 

「うっ...」

 

一夏がうつむく。なるほど、だから零落白夜を発動した状態だったのデスね。

 

『学年別トーナメントが開催されるまでアリーナの使用は禁止。それと織斑とボーデヴィッヒは後で職員室へ来るように』

 

と発令所からの織斑先生の指示でアリーナにいた生徒たちは次々と出ていく。一夏とボーデヴィッヒさんはにらみ合い

 

「貴様を教官の弟とは認めん。トーナメントで完膚なきまでに叩き潰してやる」

 

「いいぜ、俺もお前とはきっちり決着をつけたいしな」

 

と一触即発の雰囲気になったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2人ともー、体の調子はどうデス?」

 

「ええ、なんとか話せるくらいには回復しましたわ」

 

「アタシも。ただISの方はかなり重傷みたいでタッグトーナメントには間に合わないみたい」

 

というわけで時間もすぎて放課後、セシリアと鈴のお見舞いにきたのデス。ISスーツのまま包帯を巻いてベッドに寝転んでいますがどこか不機嫌

 

「学年別トーナメントがタッグマッチになって、たまたま一夏とデュノアさんがお見舞いに来てくれた時に女子が殺到した。一夏がデュノアさんと組むと言って女子が悲鳴を上げた...ってところデスか」

 

「ズバリ言い当てられて悔しいわね...見てたんじゃないの?」

 

「大勢の人が保健室に走っていくのを見たのと、直前まで一夏と話していたので。アタシは調と申請を出しましたけど」

 

そう、学年別トーナメントがペアとの連携を見たいとのことで急遽タッグマッチに変更、その知らせを受けた1年の全女子が保健室へダッシュ。数分後、そろそろお見舞いに行こうかと教室を出ると、保健室の廊下までゾンビのように倒れている女子生徒たちの姿があったのデス。

 

アタシはその知らせを受けたと同時に調から申請用紙を渡されたのデス。断る理由もないデスしね。

 

「廊下見るデス?結構ひどいデスよ」

 

「やめとくわ、なんか悲惨だろうし」

 

「ええ、私達も出られませんしね」

 

そう言いながら残念そうな顔をする2人であった。元気そうなのでこのまま退散するデス、その前に

 

「セシリアは傷が治ってからアタシと料理の勉強をするデス」

 

「え?」

 

ポカンとするセシリアだが、あんな兵器を量産されたら命がいくつあっても足らないのデス。

 

土管から復活する神なら別ですが

 

「その方がいいわね、アタシから箒にも伝えとくわ」

 

「いや、あの...私に料理の勉強は...」

 

「「なにか?」」

 

「...よろしくお願いします」

 

何か言おうとしたセシリアをプレッシャーで黙らせる。あれは殺人兵器の類デス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というわけで学年別トーナメントが始まったわけですが...デュノアさんえげつないデス...」

 

「腹にパイルバンカー、略して腹バン」

 

「それ略してるデス?」

 

そして一週間後に始まったトーナメント。初戦から

 

ラウラ・ボーデヴィッヒ&篠ノ之箒 VS 織斑一夏&シャルル・デュノア

 

となっていた。何かの陰謀的なのが隠されてそうなのデス。アタシたちは待機室のモニターで試合を観戦中、制服ではなくISスーツデス。

 

試合はというと

 

(箒が撃墜、しかもボーデヴィッヒさんは助けるどころか捨て駒として使ってきたデスね。それに対して一夏たちは連携で追い込んでいるデス。これはもしかすると...)

 

おそらくボーデヴィッヒさんが箒を捨て駒にすることを読んでいた。作戦を立てたのはデュノアさんデスね、考えることが恐ろしいデス。

 

「連携でAIC発動に必要な集中力を削いでいる。一夏さんは囮として機動力で撹乱、デュノアさんが弾幕で追い込む」

 

「一夏に合わせているデュノアさんの技量がよくわかる戦術デス」

 

デュノアさんの器用さがよくわかる戦術デス。一夏も前のように突進するだけではなく、スラスターで緩急をつけてレールガンやワイヤーブレードで狙いをつけにくくしている。

 

それにハマったボーデヴィッヒさんはレールカノンを破壊され、現在はワイヤーブレードと両手のプラズマ手刀で戦っているが、それすらも巧みな2人の連携で攻略されていき、壁際に追い込まれる。

 

そして一夏と交代するようにデュノアさんが飛び出し、ラファールのシールドが移動、そこからパイルバンカーが出現した。

 

「え、えげつないデス」

 

「鎌と丸鋸とかを使っている私たちが言っても説得力ない」

 

突き刺したままリボルバーで連続で撃ち込んでいくデュノアさん。絶対防御が発動していても炸裂の衝撃はあるので精神的にダメージが与えられる、それを連続で炸裂させているので相当な苦痛デス。

 

全弾撃ちつくしたデュノアさんはショットガンを構え、トドメを刺そうと引き金に指をかけた時

 

「うわぁぁぁ!!」

 

ボーデヴィッヒさんの叫びと共に、ISが変貌した。

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