どうやらISに常識人(自称)として転生したみたいです   作:凄まじき戦士

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今回から夏休み編です。

XDに出てきたギアなのですが、少しオリジナル設定が入っています。ご了承ください

XDといえば、なのはコラボ楽しみですね、僕ははやてと未来の奴を狙いたいと思っております。

それではどうぞ!


夏休み
常識人は模擬戦をする


「そういえばさ...切歌と調のISってさ」

 

試験日がすべて終わり、終業式が明日となった休日の食堂。アタシたちはいつものメンバーで昼食をとっており、ラーメンをすすっていた一夏が尋ねてくる。

 

「なんデス?」

 

ちなみに、アタシは豚の生姜焼き定食、調はサンドウィッチを食べてるデス。

 

「二人の機体って交換したりとかできるのか?起動の仕方とか似てるし、コンビネーションを主体に戦うから」

 

「交換?」

 

イガリマとシュルシャガナは対となるISなので可能かもしれませんけど

 

「専用機って操縦者のパーソナルデータを登録するから無理なんじゃない?」

 

ため息をつきながらそう言う鈴。アタシもうなずきながら

 

「その通りデス。試験期間の勉強で頭おかしくなったんデスか?」

 

「いや、鈴も切歌もひどくないか?」

 

「調はどう思うデス?」

 

若干落ち込んだ一夏を無視してカフェオレを飲んでいた調に聞いてみると

 

「姉さんのデータが入ってればいいんじゃないかな?」

 

「いや、それは流石に...」

 

ないだろうと思っていると調がほほ笑んだ。

 

(あ、この笑い方は...)

 

「イガリマとシュルシャガナは少し特殊なネットワークが構築されている...らしい?」

 

「疑問形なんデスか?」

 

まあ試してみるのもありかもしれないデスね。生姜焼きの最後の一切れを口に運ぶ、うーむレシピを教えてほしいデスね...

 

「面白そうだしやってみるデス」

 

「成功率は高くなさそうだけどなー」

 

昼からの予定が決まったアタシたちは早速アリーナへと向かったのデス。

 

「アリーナの予約なんていつとってたんだ?」

 

「一夏、忘れたデスか?臨海学校の時に言ったこと」

 

「え?まさか」

 

交換の件はついで、本題はこっち。

 

「試した後はイガリマと白式で模擬戦デス」

 

「あれって冗談じゃなかったのかよ!?」

 

ISが進化したのだから、新しい装備に慣れておくのは大事デスよー

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わってアリーナ、アタシと調はイガリマとシュルシャガナ交換していつも通り起動させる

 

「いや、まさかとは思ったけど...」

 

「ああ、前代未聞だな」

 

「ありえないですわ...」

 

「俺もこうなるとは...」

 

結論から言うと展開することはできた。アタシはいつも調のツインテールを覆っているウェポンラックが背中で羽根のようにくっついている。調はポニーテールなっている以外はそれほどアタシの時と違いはない。

 

「いつもより重い気がする」

 

「調もデスか」

 

全体的に黒いところが多くなっており、体に違和感がある。一次移行前の初期状態を動かしていた時に近いデスし、これはあまりやらない方がよさそうデスね。

 

「まさかこんなことができるなんて」

 

「これっきりデスけどね」

 

シュルシャガナを解除して調に返す。調はちょっと不満そうだったが

 

「もう少し姉さんを...」

 

「それ以上はだめデス」

 

危ない雰囲気を漂わせた調からイガリマを取り返す。危ない目をしていたのデス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ一夏、始めるデス」

 

「おう」

 

少し休憩したアタシたちは向かい合っている。イガリマは白式を模したスラスターを装備している例の形態デス。少し離れたアリーナの席で調たちが観戦している。

 

「俺もいつでもいいぜ」

 

一夏も白式の調子を確かめようにマニピュレーターを動かす。

 

審判役はセシリアで、ルールは

 

・制限時間は15分

・どちらかのSEがなくなれば終了

・零落白夜と絶唱は使用禁止

 

「では開始!」

 

セシリアの声とともにスラスター全開で接近、鎌と雪片がぶつかって火花が散る。

 

「ちょいさ!」

 

ぶつかった反動で宙返り、その勢いを利用したかかと落としは雪羅に止められる。

 

スラスターの一部を展開、ピノキオで攻撃する。一夏はそれを躱し、刃がアリーナの地面に突き刺さる。後ろに気配を感じて鎌のサイズを変更、地面に刺したアーマーとスラスターの勢いを利用して回転、雪片の側面を殴るように斬りかかってきた一夏を弾き飛ばす。

 

「やるな切歌」

 

「そっちこそ」

 

元の大きさに戻して構える。予想以上に一夏の動きが速い

 

(移行前の1.5~2倍ってところデスかね...)

 

そんなことを考えながらその場で一回転、勢いよく鎌の先端を地面に突き刺す。

 

「なんだ?」

 

一夏が眉を寄せるがアタシの攻撃はすでに始まっている。一夏の足元が緑色に光り、そこから光の刃が一夏めがけて伸びる。

 

陰牙・亡ぃ血nGえiル(いんが・ナイチンゲール)

 

「って奇襲攻撃か!」

 

慌てて飛び上がる一夏、避けられるのは想定内。アタシは両手の鎌を一夏に向けて投げる。投げた鎌は高速で回転して緑色の軌跡が残る円盤と化し、一夏に迫る。

 

一夏は雪片と雪羅の爪を使ってはじく、それをアタシは空中でキャッチして落下の勢いを利用して斬りかかる。

 

断遂・愚れェぇテ瑠(だんつい・グレーテル)

 

一夏は雪羅をこちらに向けて、砲撃を放つ。

 

「しまった!

 

...とでもいうと思ったデス?」

 

そう対処するのは想定内、鎌で砲撃を切り裂いて進んでいく。しかし一夏には刃に雪片を当てて回避する。

 

「ここは俺の間合いだ!」

 

その言葉と共に一夏のドロップキックで吹き飛ばされて地面に激突、土煙が上がる。

 

「ゲホッゲホッ...手加減ないデスね...」

 

こっちもそろそろ温まってきた。目の前のウインドウが出現、そこには

 

【条件達成により換装形態、メカニカル型解放】

 

その下のあるOKボタンを押す。手足の装甲が一回り大きくなり、持っている鎌と白式を模したスラスターはのこぎりのような歯が、魔女帽子のような装甲も一部が変化して猫耳のようになる。

 

変化した鎌を一振りして砂煙を払う。

 

「換装完了、行くデス!」

 

この状態になるのは初めて、攻撃方法を試す。ジュリエットを放つ、今までとは違い飛び方が不規則になり、一夏は突進することで威力を軽減しようとする。

 

(それは間違いデス!)

 

その隙に空へと飛びあがって白式のスラスターに鎌をひっかけて振り回して地面に落とす。

 

そして鎌に飛び乗る。

 

「ってその鎌乗れるのかよ!」

 

驚く一夏に向かって急降下、起き上がって鎌を受け止められた反動を利用して鎌からジャンプする。スラスターの一部が展開、アームと刃が出現する。

 

アームに刃を接続して、スラスターで加速、一夏を地面に抑えつけてそのままのこぎり状の刃を当てる。

 

魔鎧・禍Gャ腐rいNセs(まがい・カグヤプリンセス)

 

『うわぁ...』

 

観戦していた専用機持ちが軽く引いている。現在の体勢がアタシが一夏を押さえつけてチェーンソーを押し付けてる状態。本来は鎌とこのアームの刃で切り裂くのだが、継続ダメージを与えた方がいいと思ったのデス。

 

「さすがね...」

 

「一夏さんとの初戦では、思いっきり首をギロチンで狙ってましたものね...」

 

「ゼロ距離になると、鎌を出して後ろ回し蹴りとかするからな」

 

「意外と手段選ばないよね」

 

「いや、戦いとはそういうものだろう」

 

鈴、セシリア、箒、シャルロット、ラウラの順でこそこそと話しているが全部聞こえている。

 

「ちょっと!アタシのことdisってますよね!?」

 

『いいえ全然』

 

声をそろえて即答している時点で嘘くさいデス!遠くだと聞こえないとでも思ってるんデスかね!

 

調は何も言っていないが

 

「なるほど...私も丸鋸とヨーヨーを使えば...」

 

とアタシよりえげつないことを考えてるっぽいんデスけど...

 

「おりゃぁ!」

 

と言いながら抑え込んでいた一夏は雪片と雪羅でアタシを振り払う。

 

「相変わらずえげつない攻撃するぜ」

 

「そういいながら対応できてる一夏もすごいデス」

 

と言いながらSEを確認、意外と削られている、残り時間は5分、あまり時間はないデス...

 

一夏もそのつもりのようだ。アタシはメカニカル型を解除して元の状態に戻り、鎌を取り出す。

 

(ぎりぎりまで引き寄せてカウンターで決めるデス)

 

白式の速度は大体わかった。そこに合わせれば...

 

「甘いぜ!」

 

そういうと一夏は瞬時加速でさらに速度を上げた。鎌は空を切り、後ろから斬りつけられた。

 

「まだまだぁ!」

 

「くっ!」

 

雪片を大上段で構える一夏、間合い的に大技は隙を見せることになる。振り返りながら肩のスラスターを一夏の方に向けて全力で解放、強烈な熱風と光で目をくらませる。

 

「あ、危なかったデス...」

 

「まさか...目くらましに使うとはな」

 

距離をとるも今の一撃でSEは危険域、一撃食らえばアウト...

 

どう一撃いれるか考えているとブザーが鳴る。一夏のアタシの前にタイマーのウインドウが現れた。

 

「一夏の勝ちデスか...」

 

「不意打ちが決まらなかったら俺の負けだったよ」

 

さわやかに笑うのがむかつくデス。ISを互いに解除して握手する。

 

「すっごい戦いだったな」

 

「一夏も強くなったじゃない?」

 

離れた場所にいた全員がこちらへ来る。帚と鈴にそう言われた一夏は頭をかく。

 

「まあな、いろいろと心境の変化があってさ...」

 

というと観戦していた全員がこちらを見る。

 

「切歌の影響かしら?」

 

「ん?切歌は関係ないぞ」

 

鈴からの威圧をスルーして答える一夏。それを聞いてほっとした様子の5人と、一夏を少しにらんでいる調。

 

「じゃあ今日はお開きにするデス」

 

調の手を引いてアリーナを後にする。手を強く握り返してきた調の顔を見るのが怖い...

 

「本当に一夏と何もないよね?」

 

「いや、段々と闇のオーラを出すのやめてくれないデスか!?」

 

まずはヤンデレモードに入った調の対処デスね...手を通じて感じる鈴より怖い威圧感。今日は一緒にお風呂と添い寝デスかね...

 

アタシは頭を押さえながら寮へと戻ったのデス。




メカニカル型ギア・・・昏睡状態の時、白式にいる謎の存在との邂逅によってイガリマが独自に構築した形態。

ISを模しているため手足の装甲が一回り大きくなっており、持っている鎌と白式を模したスラスターはのこぎりのような歯が、魔女帽子のような装甲も一部が変化して猫耳のようになる。

すべての武器がのこぎり状になっており、相手のSEを削るように使うことが可能。今まで使用していた技はすべて使える。
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