どうやらISに常識人(自称)として転生したみたいです   作:凄まじき戦士

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どうもまた期間が開いてしまい申し訳ありません

プロデュースとレースと古戦場、そして現実の事情でぶっ倒れてました

今回は非常に短いですが、ご了承ください。それではどうぞ!


常識人は夏祭りを楽しむ

「いやー久々に来たデスねぇ、夏祭り」

 

鳥居をくぐると祭りばやしの音を楽しみながらたこ焼きをほおばる。

 

「姉さん、たこ焼きとお好み焼きのトレードを要求する」

 

「いいデスよ」

 

調の食べていたお好み焼きを一口もらいながら、鳥居のそばで待つ。すると、いつもとは違う装いの一夏が来た。

 

「お待たせ、似合ってるな切歌」

 

「一夏も似合ってるデスよー」

 

なぜアタシの浴衣を見て赤くなってるかは知らないフリをして答える。

 

「箒は?」

 

「あいつは巫女の舞を踊るから、終わったら合流する予定。それまではリハーサルで動けないんだって」

 

「ほえー」

 

たこ焼きを食べながら答える。しかし箒が巫女...

 

「どっちかって言うと箒の雰囲気的には剣舞の方が似合うような?」

 

「それは思ったけど...本人も気にしてるから言うなよ?」

 

実習とかトレーニングで戦ってるからデスかね?結構戦いづらいんデスよねぇ。

 

「他のみんなは?」

 

「代表候補生の用事があるとかでセシリアと鈴はそれぞれ帰国して、シャルとラウラは学園に帰ってISの整備するらしい」

 

「代表候補生とか大変そうデスよねぇ...アタシは絶対なりたくないデス」

 

「俺も全然知識と経験が足りないから、なりたくない...」

 

「私も」

 

そう話しながら屋台を歩き回る。色々と食べ物が多くて目移りするデス、イカ焼きを買って食べていると一夏が時計を見る。

 

「そろそろ時間だから行こうぜ」

 

一夏に言われて中心にある矢倉型の舞台のところへ向かう。そこには巫女服姿の箒が手に刀を持ってたたずんでいた

 

「あれ?やっぱりそっち方面?」

 

「やっぱり剣舞じゃないデスか」

 

刀を持って舞う箒はかっこいいデス。そう考えながらフランクフルトをほおばる。終わったのを見計らって会場をさり、そのまま箒を待つ。箒は浴衣に着替えて出てきた。

 

「お疲れ、かっこよかったぞ」

 

「そ、そうか!」

 

このまま箒とくっついてくれるといいんデスけどねぇ...多分気づいてないデス

 

「じゃあアタシたちはそろそろ帰...」

 

「え?もうちょっと回ろうぜ」

 

(箒と回ってあげた方がいいと思うんデスけど)

 

「そ、そうだな!一緒に回った方がいいかもしれん」

 

めちゃくちゃテンパってる箒。なるほど...流石に恥ずかしいんデスね

 

「まあいいデスけど、調は?」

 

「大丈夫」

 

サムズアップで答える調。そのままアタシたちは4人で屋台を回ったのデス

 

~射的~

 

切歌「アタシ射撃苦手なんデスよねぇ」

 

一夏「とか言いながら全弾当ててるじゃないか、お菓子に」

 

切歌「ほしいものは手に入れる!あとブーメランは得意デス」

 

調「姉さんが飛ばしているのは鎌。ブーメランではない」

 

 

 

 

~ヨーヨー釣り~

 

調「これは私の得意分野」

 

箒「すごいな、もう10個目だ」

 

切歌「相変わらず器用デスねぇ」

 

 

~輪投げ~

 

一夏「なかなか入らないな...」

 

箒「私もだ」

 

切歌「意外と難しいデス」

 

調「ふっ、まだまだ」(パーフェクトでライン賞)

 

 

そうやって遊んでいると一夏と箒がとある場所へ案内すると言い出した。そこは境内の裏手だった

 

「ここは、俺たちが小学生の時に見つけたんだ。大人たちも知らないんだ」

 

そういって一夏は指をさすと

 

「「「「おお~」」」」

 

見事な花火が上がった。そこから連続で様々な花火が夜空に咲き誇る。

 

「綺麗デス!!」

 

「久々に花火見た」

 

アタシたちはその光景に見とれる。箒と一夏も同様に空を見上げていた。色々あったデスねぇ。

 

「2学期こそは平和に過ごしたいデス」

 

「姉さん、それは...」

 

「フラグだぞ」

 

「フラグだな」

 

「フラグだね」

 

声をそろえて言う3人、アタシは絶対に信じないデス!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思っていた時期があったアタシはお気楽すぎたんデスかねぇ...

 

「切歌、助けてくれ!!生徒会長が俺と同室になった!!」

 

2学期が始まった初日。一夏がアタシたちの部屋に転がり込んできた。話を聞くと

 

護衛という名目で寮長の許可を取ったのこと。何か裏がありそうな気がするんデスが...

 

「まあでも護衛してくれるんだったら大丈夫じゃないんデスか?」

 

「...水着にエプロンで出迎えてくる人がまともだと思うか?」

 

(日本刀持ち出したり、ISの武装を使って料理を作る人がいるのでまだマシでは?)

 

一夏の目が死んでいるのでその感想は飲み込んでおく。

 

「まあ頑張るデス、本当に困ったら助けるデス」

 

「やばくなったら頼む...」

 

そういって一夏は出て行ったのデス。さてと

 

「調、もしかしたら...」

 

「一夏のISが普通じゃないかもってことだよね?」

 

調がそう答える。そう、白式が特殊過ぎるのではとずっと考えているのデス。

 

「まあそこに詳しいのに心当たりはあるんデスけど...絶対に連絡したくないデス」

 

「それは同感」

 

個人的に調べていきますかね。

 

「そういえばうちのクラスは文化祭何をするんデスかね?」

 

「代表の一夏次第ではあるね」

 

文化祭の思い出ってあまりないんデスよねぇ...バンドやったくらいしか。

 

「何でもいいデスけど、変な格好をして接客とかじゃなければ任せるデス」

 

なんかフラグ建った気がするけど気のせいデスね。




お知らせ

流石に話の内容がそろそろ思い出せなくなってきたので、原作を思い出すためにしばしの間更新を停止いたします。

オリジナル展開の可能性もありますが、話の内容思い出してきます...

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