どうやらISに常識人(自称)として転生したみたいです   作:凄まじき戦士

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基本ギャグなので過程はすっ飛ばしていくスタイル。

クラス代表戦、みんな大好き(?)イグナイトだよー

でも区切りがいいからいったん切るよー


常識人は解き放つ

「暁、ちょっといいか」

 

「デス?」

 

ある日の昼休み、篠ノ之さんに呼ばれて屋上に来たのデス。なんでしょう?果し合いデスかね?

 

「そんなに緊張しなくていい。姉さんから昨日電話がきたんだ」

 

「...いやな予感がするデスが一応聞くデス」

 

篠ノ之束(変態)からの電話だ。警戒心は強まる

 

「なんか震えてないか?」

 

「襲われかけたのデス...」

 

「いや...それは災難だったな...」

 

あれ?箒さんも段々と目が...もしかして同じ経験があるのデスね...

 

 

 

数分後、暗い雰囲気から戻ってきた箒(名前で呼んでくれと言われたデス)から連絡があって、なぜかアタシのことをものすごく話してきたらしいのデス。

 

「それで気になったからアタシと話をしたかったのデスね」

 

「ああ。一夏ともあって間もないのに親しげだしな。その...」

 

(恋する乙女というものは難儀なものデス...あと鈍感も)

 

ため息をつきながらやれやれと首を振る。

 

「一夏のおかげで助かったから今度買い物でも行こうという感じで誘っただけデス、特にそういう意図はないデス」

 

「そういう意図?」

 

「恋人ということデス」

 

アタシがそう言うと顔が赤くなったデス。わかりやすい

 

「な、何を言っているのだ!?私が一夏とそんな関係になりたいとは一言も!?」

 

「声がどもってるデス」

 

この初々しい感じ、前世の妹がアタシ以外の男をゴミを見るような視線だったのと比べると雲泥の差デス。

 

それにアタシも告白されたことはないデスし。

 

あれ?目からなにか熱いものが

 

顔を真っ赤にしている篠ノ之さんと目頭をおさえているアタシ。そうしていると予鈴が鳴ったのデス。

 

「篠ノ之さーん、予鈴デスよー」

 

「あ、ああ!それと私は箒でいい。同じクラスだし姉さんと区別がつかないだろう」

 

「じゃあそう呼ばさせてもらうデス」

 

篠ノ之さん...ではなく箒と共に戻ったデス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セシリア」

 

「なんですの?」

 

「アタシ達はなぜ制服の下にISスーツを着て発令所で待機してるデス?」

 

「そうですわね...専用機持ちだからでは?」

 

ほんと厄介なのデス、専用機持ちというのは!

 

時間は流れてクラス代表戦、織斑先生からの指示でアタシとセシリアは発令所で先生たちと一緒に待機デス。

 

「すまんな。残りの1年生の専用機持ちは代表戦に出ていてな、手が空いてるのがお前たちしかいなかったのだ」

 

と織斑先生が言うが勘弁して欲しいのデス...

 

「しかも現在進行形で...」

 

「ああ、正体不明のISが襲撃してきたな」

 

「あれぶった斬っていいデスか?」

 

「まあ待て。先に教師たちの部隊を向かわせる」

 

織斑先生がインカムに手を当てて指示を出す。しかし、扉がロックされているらしくハッキングによる解除に時間がかかるそうだ。

 

「仕方ない。暁とオルコットはこの先にある非常梯子から会場に入れ」

 

「バリアは破壊してもいいんデスか?」

 

「非常事態だし構わん。暁は戦闘中の2人を連れて控室まで運んでその後に交戦しろ、オルコットは狙撃で足止めだ」

 

「了解しました」

 

頷いてその場から走り出す。途中にあった扉とバリアは部分展開したイガリマで切り裂き、アリーナで戦っている一夏と2組の人を見つける。

 

「セシリア。あの二人をアタシのアンカーで引き上げるので」

 

「時間稼ぎはおまかせくださいな」

 

そう言いながらセシリアがブルーティアーズを展開しピットを飛ばしてアンノウンに攻撃を開始する。

 

アタシはカタパルトに鎌で身体を固定して肩アーマーを射出、2人の身体にまきつけて引き戻す勢いを使ってアタシは飛び出す。

 

絶対防御があるから死にはしないデス。多分めちゃくちゃ痛いとは思いますけど

 

「さて...」

 

地面を削りながら着地、その勢いのままジュリエットを放つがビームで一瞬で蒸発させられる。

 

(意外と高出力みたいデスね...)

 

『切歌!大丈夫か!!爆発が見えたけど!』

 

一夏からの通信、回復が意外と早かったデスね。

 

「アタシは無事デス。一夏たちは?」

 

『俺は受け身をとって何とかなったけど鈴は気絶してる。今は補給装置で白式の回復待ちだ』

 

「戦う気デス?」

 

『ああ。零落白夜があれば少しは楽になるだろ?』

 

「向こうが待ってくれれば...デスね」

 

怪しげにカメラアイを光らせるIS。これは一気に決めるしかなさそうデス

 

「織斑先生。イグナイト使用の許可を」

 

『了解した。相手は未知数だ、短期決戦で仕留めろ』

 

「合点デス!」

 

そういいながら胸の宝石に手を伸ばす。

 

「イグナイトモジュール、抜剣!」

 

そしてその左右にあるボタンを押しながら取り外す。

 

[ダインスレイフ]

 

無機質な音声とともに剣状に変形したマイクユニットが胸に突き刺さり、アタシの体から赤黒いオーラがあふれ出す。

 

そして全身を覆っているギアとスーツが黒く禍々しい形状へと変質する。

 

そして視界には999のカウントとイグナイトシステム起動の文字。

 

これはイガリマのリミッターを外すことによりすべての性能がけた違いに上がるシステム。その代償にカウントが切れる前に勝負をつけないとISが強制解除される諸刃の剣デス。

 

「これを抜いたアタシはもうだれにも止められないデス!」

 

くるくると回す鎌もどこか禍々しく鋭利になっている。

 

「死神様のお通りデース!」

 




メインヒロインとある人物がくるまで基本的に原作は飛ばしていきます

???「じー...」

はい、飛ばします

やっぱり調が

  • 必要!
  • しばらくこのままで
  • なしでも一向に構わんッ!

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