どうやらISに常識人(自称)として転生したみたいです   作:凄まじき戦士

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ギャグ少なめになったのはご勘弁を、後1話くらいは内容的にシリアスが続くかも

7話でまさかの人物が復活で超びっくり


常識人は転入生を疑う

「はぁ...」

 

「どうした切歌、ため息をつくと幸せが逃げるぞ?」

 

一夏にそう言われるが今のアタシにはそれにツッコミを入れる気力がないデス。

 

妹が転生して義妹になったという驚愕の事件が起こった翌日。用事があるからと書き置きを残した義妹(いもうと)に身の危険を感じたデス。

 

すぐさまIS学園の自分の部屋に戻ると

 

「おかえり、お姉ちゃん」

 

満面の笑みでエプロンをつけた調の姿。料理を作ってくれたのはありがたいデスがもう引っ越してきたのは予想外デェス!

 

「ご飯にする?お風呂にする?それとも...」

 

「風呂デスっ!」

 

地獄の三択になりそうな気配を感じてアタシが迷わず答えると、にやりと笑った調。

 

「私と一緒にお風呂」

 

「デェス!?」

 

予想外の返答からアタシは逃げられずに一緒に入浴、調の息遣いが荒かったのは無視したデス。

 

ご飯はおいしかった、食器を洗っているときにゴソゴソと音が聞こえたのは何かの幻聴デス。

 

そして最大の問題が早朝に起こった。体が重いので布団をめくってみると

 

「なぜ?別々のベッドに入ったはずなのに...」

 

「すぅ...すぅ...」

 

なぜかアタシの上で寝ていたデス、胸に顔をうずめて。もぐりこんでくるのは前世ではよくあったので気にしてはいないのデスが朝から疲れた。

 

転入生が3人来る、その情報が入ったのでさらに憂鬱なのデス。

 

そして朝のHRが始まり、その3人が入ってくる

 

銀髪で眼帯をした少女、なんか軍人さんっぽいですね。

 

そして調、アタシの方を見て笑顔になり、その後ろに絶対零度の視線を向ける。一夏が震えているのがわかるデス。

 

最後に男子が入ってくるが違和感を覚える。中性的な顔をしているがどこか所作が女の子っぽい、調も勘づいたのかちらりと男子の方を見る。

 

「月読調、よろしく」

 

「シャルル・デュノアです。皆さんよろしくお願いします」

 

金髪の男子生徒があいさつをすると入学式の時のような歓声があがったデス。アタシと一夏はそれを予想して耳栓を装着、ダメージを防いだデス。

 

(それでも頭がくらくらするデス...)

 

耳栓を外していると調が隣に座る。そして気になっていることを質問する。

 

「というか調、初めて会った日とテンション違いませんか?」

 

「転生直後で魂が肉体に定着してなかった...らしい?」

 

そう言いながら首を傾げる調。どうやら分からないようだ。

 

「疑問形なのデスね」

 

「お姉ちゃんもそうだったはず」

 

言われてみれば、最初は男言葉だったのデス。というか元の性別と違うといろいろ不便なことが起こるしそれどころではなかったのデスが。

 

「これからよろしく、お姉ちゃん」

 

「騒ぎはおこさないで欲しいのデス」

 

「お姉ちゃんの近くにいるあいつが何もしなければ大人しくする」

 

「一夏に対して恋愛感情は皆無、(元男が)惚れる要素はないデス。あるのは親友として、デス」

 

調にそう告げると、手のひらをぽんと叩き

 

「ということは同性で義理の妹なら...」

 

「危険な橋を渡る気はないデス」

 

「残念...」

 

あからさまにしょんぼりする調。その横からなにかを叩く音が聞こえる。音の聞こえた方を見てみると一夏が銀髪にビンタされていた。

 

認めないとか言っていたので織斑先生絡み?

 

また厄介ごとデスか、このクラスは一夏絡みでトラブルが多いデスね。

 

(一夏、ドンマイデス)

 

そう言いつつ1限目はISを使った実技のため、更衣室へと向かったデス。調が自然に手をつなごうとするのをかわしながら。

 

 

 

 

「いやー山田先生強いデスね。専用機持ち2人相手に完封とは」

 

「連携が取れてないのもあるけど、元代表候補性は納得」

 

「デュノアの説明もわかりやすかったしな...ってなんで月読さんは俺を睨んでるんだ?」

 

「...別に」

 

そして二組との合同授業。セシリアと鈴(一夏が紹介してくれた)が山田先生と戦っていたデス。

 

両脇には一夏と調。織斑先生のとなりにはデュノア君がいた。調のISスーツはアタシと同じくシンフォギアの武装だけを外した感じデス。あと調は一夏を睨まないであげてください。彼のライフがゴリゴリ削れてるデス。

 

あ、2人が撃墜されて出来上がったクレーターで喧嘩してるデス。妙に気合が入ってましたので、織斑先生がたきつけたんでしょうね。山田先生が使っていたのはラファール・リヴァイヴ。確かフランスのデュノア社のISだった気がするデス。操縦しやすく汎用性が高い。それにより操縦者を選ばないことで有名デスね。

 

それで専用機持ち達の指導のもとISを動かすという実習なのデスが...

 

「そりゃ一夏のところに集中しますよねぇ」

 

一夏のところに人が集中、織斑先生の一喝で分かれましたけど。その後一夏が自然に箒をお姫様抱っこしていた時、セシリアと鈴が睨んでいたデス。

 

問題なく授業が進んで昼休み。天気がいいので屋上で食べようという一夏の提案に賛成し

 

箒、セシリア、鈴、アタシ、調そしてデュノア君と一緒に屋上へ移動。鈴の酢豚と箒のから揚げをおいしそうに食べていた一夏に異変が

 

「セシリア、なんでサンドイッチを食べた一夏が気絶したんデスか?」

 

「あら?」

 

セシリアのサンドイッチを食べた瞬間、気絶したデス。よく見てみると見た目は奇麗なのだが何かとてつもなく嫌な予感がする鮮やかさをしているデス。

 

「セシリア、味見はしましたか?」

 

「え?味見って必要ですの?」

 

キョトンとしたセシリアの口に、何も言わずにアタシはサンドイッチをぶち込む。がくがくと震えながら青い顔をして倒れた。

 

「味見は大切な料理の基本、しない奴は地獄を見るデス」

 

「お姉ちゃんの意見に賛成」

 

「あ、あはは...」

 

デュノア君は苦笑いしながら食事を再開、アタシも作ってきた弁当から卵焼きを食べる。隣に座っていた調も同じように弁当からおかずを食べる。一夏は箒と鈴が蘇生していた。

 

「し、死ぬかと思った...」

 

「セシリアならそこで寝ころんでるデス。早く食べるデス」

 

ぴくぴくしているセシリアを無視して全員で昼食を済ませるのであった。そしてアタシと一夏は決意した。

 

(セシリアに味見を覚えてもらうデス)

 

(セシリアの料理には手を出さないでおこう)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は流れて放課後、デュノア君の指導で一夏は初めて遠距離武器を使って訓練をしていた。

 

その隣でアタシと調は互いのISの確認をしているデス。

 

「シュルシャガナ...能力自体はイガリマと大差なし。近距離は苦手そうデスね。手持ち武器はヨーヨー」

 

「お姉ちゃんが中・近距離タイプだから援護とかもできる」

 

「タッグで戦うことになると楽デスね」

 

武器が丸鋸とヨーヨーというのが面白いデス。お、一夏たちの訓練が終わったみたいデス。

 

「疲れてるみたいデスね」

 

「銃火器は初めて使ったからな。刀1本だけだったし」

 

肩を回しながらこちらに近づいてくる一夏。後ろからデュノア君が補足説明をする。

 

「白式には容量がないみたいだよ、零落白夜で拡張領域(バススロット)が埋まってるみたい」

 

「銃と刀の組み合わせは試してみたかったんだけどなぁ、仕方ないか」

 

「ロマンデスか?」

 

「憧れるだろ?」

 

そういう一夏の目は輝いていたが、どうやら追加の武装はないみたいデスね。そんなことを考えているとデュノア君が話しかけてくる。

 

「そういえば暁さんと月読さんの武器って特殊だよね?」

 

「アタシは鎌ですし、調は」

 

「これ」

 

それぞれ鎌とヨーヨーを見せる。すると、デュノア君の目が少し変わった。何か大切な情報を手に入れようと必死な感じに

 

「珍しいタイプだよね、第二世代?」

 

「第二世代後期で少し第三世代の技術が入っている感じデス」

 

そう説明するとうなずくデュノア君。やっぱり怪しい、白式に関しても何かを探るようにしているのは気のせいだろうか。

 

「じゃあそろそろ終わろう。みんな疲れただろ?」

 

一夏のその言葉でアリーナから出るのであった。

 

 

 

 

 

そして夕食を食べて風呂に入ってパジャマに着替えた後、調が尋ねる。

 

「お姉ちゃん、あのシャルル・デュノアって子」

 

「怪しいのはわかってるデス。でも一夏が何とかしてくれるような気がするのデス」

 

なんだかんだ言って主人公だし。そう思いながらベッドに入る

 

「当然のように同じベッドで寝ようとしないでほしいのデス」

 

「えー」

 

「えー、じゃないデス」

 

入ってきた調を隣のベッドへとシュート。この妹は常識はどこに捨ててきたんでしょうか?

 

「どこかに」

 

「拾ってもう一度インプットしてください」

 

自然に心を読まないでほしいデス。そう思って夢の世界へ

 

「すう...すう...」

 

「って!また私の上で寝てるデェス!」

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