不幸な重なりがあり投稿に遅れました
原稿の削除、FF発売、ガンダム無双発売、そして、禁書とデュラの発売
まぁ学校もあるので投稿スピードは落ちますが時間があれはどんどん投稿して行きたいと思います
悪魔の微笑み
しかし腐っても吸血鬼、第四真祖である
この俺、暁古城は朝が苦手である
『先輩、起きてますか?』
『あぁ…』
と部屋越しに雪菜が声をかけてくるが意識がはっきりしていないため返事が曖昧になる
それを聞きまだ起きてないと解釈した雪菜は部屋に入り古城の実の妹直伝の方法を取り無理矢理古城の意識を覚醒させる
『まぶし!』
と雪菜の行動に反論しながら飛び起きる古城
カーテンを開け布団をひっぺがえしたのである
『もう学校ギリギリですよ先輩』
と少々ご立腹の雪菜である
『わーったよ…』
と立ち上がり身支度をはじめる古城
それを見た雪菜は部屋を出て自分の準備にかかる
こんな事を毎日やっている雪菜はいい嫁になるだろう、多分…
『今日の部活は兵藤先輩ん家でやるんすか?』
リアスからそう告げられる古城達
先の一件でオカルト研究部に入部した古城達である
それはつまり部活動にも当然、
参加しなければならない
旧校舎を掃除するために使えなくなるそうだ
といっても使い魔に言いつけて掃除させるだけらしいのだが学校の都合上業者がということにしておかないといけないようだ
『兵藤先輩の家…ですか…』
『あの〜姫柊さん?露骨に嫌な顔するのやめてくださいませんか?』
と嫌な顔を浮かべた雪菜に敬語で話しかけるイッセー
『別に私はいいんですけど…』
とチラリと煌坂を見る雪菜
その煌坂はこの世の終わりのような顔で固まっていた
いや正確にはブツブツと何かをつぶやいているのだが
あえて言うならこの世界の憎悪全てを言葉にしたような事を口にしていた
それを聞いてしまったイッセーは最早死んでしまったほうがいいのではないかという顔をしながらリアスに泣きついていた
『まぁ決まったことなんだししゃーねーだろ』
と古城の一言で観念(泣く泣く、渋々、そして嫌々)した煌坂はイッセーの家に行くことを認めたのだった
今、何故かイッセーのアルバムの鑑賞会が始まっていた
イッセーのお母さんが持ってきたため部活そっちのけで始まったのである
イッセーは物凄い恥ずかしそうな顔でそれを遠くからちょくちょく文句を言いながら眺めている
『ふぅーんあんな男でも小さい時はかわいいもんね』
と親の前で普通に言い出す煌坂
『そうなのよね、昔はママと結婚するー、なんて言ってたのに…今ではもう』
と両手で顔を隠し泣き真似をするイッセー母
『それは言わない約束だろう!』
とツッコミを入れるがもう遅い皆にこの事実を知られたイッセーは
『もう俺お嫁に行けない!』
と部屋から逃げたそうとした時木場が突然
『ねぇイッセー君、これに見覚えは?』
とイッセーの昔の幼馴染とその家族と撮った写真を指差している
正確に言うならばその幼馴染の親御さんが持っているものをだ
『いや、何分ガキの頃すぎて覚えてない』
と答えるイッセー
『こんなこともあるんだね、思いがけない場所で見かけるなんて…』
一人でごちて、納得する木場
だがその目には憎悪に満ちていた
寒気がするくらい冷たい、そして暗いそんな憎悪だった
『これは聖剣だよ』
日が変わり放課後である
旧校舎の裏手にある少し開けた所で野球の練習をしているオカルト研究部の姿がそこにはあった
今イッセーがリアスの打った球を捕球し、投げ返している
次は古城の番だった
リアスが打った球は確実にこの広場を超える飛距離を持っていると判断した古城は
『何してんだよ、あの部長さんはよ!』
と愚痴を零しながら吸血鬼としての筋力を最大に働かせ跳び上がる
そしてボールを捕球するとそのまま着地する古城
『部長危ないじゃないっすか!』
思わず叫ぶ古城
因みに古城が守っているポジションはセンターである
昔、バスケ部でエースをしていただけあって運動神経は抜群にいい
先日のライザーとの一件以降リアスは勝負事に対して以前以上に強い姿勢を見せている
負けたことが悔しかったからだろう
だからか球技大会といえども負けることは許されないようだ
『次、裕斗!行くわ!』
と木場の方にボールを飛ばす
木場なら大丈夫だろうと古城が自分のポジションへ戻ろうと目を離そうとした時である
コン、と木場の頭にボールが直撃した
するとイッセーが
『木場!シャキッとしろよ!』
と叫んでいる
『木場…あん時からなんか様子おかしいよな…』
と先日のアルバム鑑賞会の時のことを思い返す古城
『聖剣か、確かライザーとの闘いの時も聖剣というワードに反応してたな』
腕組みをしながら考える
自分の考えに没頭していると横から雪菜が
『木場先輩…あの時から様子がおかしいですよね』
と話しかけてきた、因みに雪菜のポジションはセカンドである
『あぁ、お前もそう思うか。俺もそうだと思ってたんだよ』
と同意しながら話をしているとリアスが再開の掛け声をあげたので練習が再開された
昼に部活の呼び出しがあるので部室に向かういつもの三人
そして部室に入るといつもの部員に合わせて知らない人が何人かいた
が、煌坂が突然
『あ、ソーナさんじゃないのお久しぶりです』
と挨拶を交わす
『あぁ、この人がお前の言ってた生徒会長さんって人か…』
と納得する古城と雪菜
『初めまして、この学園の生徒会長、支取蒼那ことソーナ・シトリーです』
と自己紹介をするソーナ
『上級悪魔シトリー家の次期当主さまですわ』
と補足してくれる朱乃さん
その横から男子がひょこっと現れ
『そして俺はシトリー眷属の悪魔、兵士の匙元士郎だ』
と古城に挨拶する
『兵士っていやぁあの…』
『ええ、あの変態野郎と同じ駒よ』
と古城と煌坂が会話する
『俺としては変態三人組の一人であるあいつと一緒にされるのは酷くプライドが傷つくんだけどな』
とイッセーをバカにしたことを口にする匙
それを聞いたイッセーが反論しようとしたときである
『へぇ、こいつがどんだけ強いかも見極められないようなやつにイッセーが負けるとは思わないけどな』
と古城がイッセーを庇うように匙に対して反抗した
『こいつが強いだと?』
『少なくとも俺を一回は殺せるくらい強い』
と先日の闘いのことを思い出しながら答える
『なるほどお前がフェニックスを倒したっていう吸血鬼か』
とヒートアップしかけた時である
『サジ!』『先輩!』
とソーナと雪菜が止めに入る
『わりぃ、かっとしちまった』
と雪菜に謝る古城
『ごめんなさい、みなさんうちの眷属は実績がないので、失礼な部分が多いのです。よろしければ仲良くしてあげてください』
とほほえみながらそう告げるソーナ
『サジ』
『え、は、はい!よろしくお願いします』
と匙も渋々言う
『おう、よろしく』
とこの学園の悪魔同士の会合は終わった
球技大会編は次回にやります
五巻、六巻辺りからオリキャラを出そうかなーと考えてるんですが
その辺はみなさんの意見を聞いてから決めたいと思うのでまた考え教えてください