歪みの戦士達   作:龍蟹

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金「作者、座れ。」

ハイッ

金「遅れた理由は?」

中々話が思いつかなかった。

金「……本音は?」

アプリゲームやら小説やらで夢中だった!……ハッ!?

金「Guilty♪」ディメンションキック!!

ギャアアアアアアア!!!

金「……それでは本編をどうぞ♪」


銀髪の少女と鏡像と夜中の戦闘

〜回想を終え〜簪side

 

(13万……。)

 

私はスタンド【ベブンズ・ドアー】とインビジブルガイアメモリを手に入れた時の事を思い出しながら身体に着いた泡を流していく。

流し終わると私は湯船にゆっくりと浸かった。

やはりと言うか13万という額は中々高いもので払えるか不安になってくる。

 

(でも……款さんも「大丈夫だよ」って言ってたから……大丈夫だよね。)

 

その間に、鏡に映らなくなった原因とかを探さなきゃ。

そう思い、水面に映るであろう私の姿を見た。

けれど、やはりと言っていいように私の姿は映っていない。

私は深く溜め息をついた。

 

【ガラガラガラッ】

 

「!?」

 

途端だった。

脱衣所の方から扉の開く音がした。

ありえない。なぜなら今日は1年1組のクラス代表が決まった事でパーティーが開かれており、殆どの生徒がそちらに集中していたため大浴場に来ることはないと思っていたからだ。

けど、私はもう一つの可能性を思い出した。

 

(男子生徒を気に入らない人もいるんだった!)

 

今この世は女尊男卑の世界になりつつある。

そうでは無い生徒もいるけど、必ず少数派の女生徒は女尊男卑の思考だ。

私はその可能性を考えながらゆっくりと湯船から上がる。ついでに透明人間になる。

 

【ガラッ!!ダンっ!!】

 

やがて、大浴場の扉が勢いよく開かれた。

現れたのは銀髪で右目が紫で、左目が金色のオッドアイの小柄な少女だった。

 

(だ……誰?)

 

私は入学してから一回も教室に行っていないので現れた娘が誰か知らない。

 

「……はぁ。誰がアイツのクラス代表決定パーティーに参加しなきゃなんないんよ。」

 

その娘はそう愚痴りながら髪を洗い始める。

やはりというか女尊男卑の思考をもった娘なのだろうか。

 

「あんな甘すぎる思考を持つ奴が代表に務まるわけねぇだろ。現実を見ろよ。」

 

…………どうやら少し違うらしい。

しばらくしてその娘はひとしきり洗い終わると湯船に浸かった。

 

「はぁ〜……早く思考を切り替えねぇとな。いつまでもこんなんじゃ計画に支障をきたす。」

(計画?)

 

何やら聞いては行けないような台詞が聞こえた。

物音を立てずにゆっくりと扉へと向かっていく。

……その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだね〜。早く思考を切り替えてくれないと計画に支障を来たしちゃうよ〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その声(・)に私は思わず足を止めた。

ありえない。その声が聞こえる事は絶対にありえない。

私は震えながらゆっくりと声のした方に視線を向ける。

それはゆっくりと鏡(・)から現れた。

内側にはねた水色の髪、赤い瞳。

間違えないあれは……。

 

 

 

 

 

 

 

私だ。

 

────────────────────────

 

簪(鏡像)side

 

「そうだね〜。早く思考を切り替えてくれないと計画に支障を来たしちゃうよ〜?」

 

私はそう言いながら鏡から出てきて、金の元まで歩み寄る。

 

「…………なんだリュウガか。」

「そうだよ〜。ディケイドに生み出された更識簪の鏡像のリュウガだよ〜。」

 

リュウガと言うのは私の……まぁコードネームみたいな物かな。

そしてディケイドというのは金のコードネームみたいな物。

 

「ここに戻ってきたって事は頼み事は終わったの。」

「それなんだけど、ちょっとお願いがあるの。増員増やして☆」

「?なんかあったの?」

「……うん、あったよ。ヤベーイのが。」

 

私は金に聞かれて、私は遠い目をする。

それを見て察したのか金は頭を抑える。

 

「わかった、取り敢えず『ナベリウス』に伝えとくから、それで良いよね?」

「ありがとう。じゃあ私は行くね。」

 

そう言って私は鏡の中(ミラーワールド)に戻って行った。

 

────────────────────────

 

簪side

 

信じられなかった。

何せ私と同じ姿をした者が現れたのだから。

 

(な、なんで…………!?も、もしかして。)

 

彼女は自分のことを私の鏡像と言った。

つまり、今まで私の姿が写らなかったのは彼女のせい?

だとしたらなんで私なの?

 

「やっほーナベリウスの隊長さん。お元気ですか〜?」

 

私が考えてるとお湯に浸かってる娘が電話をし始めた。

恐らく、増援を呼んでいるんだろう。

 

「リュウガに頼んでたやつなんだけどね。あっ、リュウガと会った事あるっけ?…………そう、良かった。それでね、そのリュウガから増援のお願いがあって。行ける?…………そうわかった。それじゃ、おねg…………え?何かがいた?…………わかった。私が確認しとく。じゃ、お願いね〜。」

 

そう言って、その娘は電話をきる。

そして、湯船から上がってそのまま大浴場から出ていった。

 

(た、助かった…………。)

 

と、取り敢えず、タイミングを見計らって私も大浴場から出ないと。

 

────────────────────────

 

第三者視点

 

IS学園には一人の少女が来ていた。

 

「なんで私がまた(・・)IS学園(ここ)に来なきゃならないのよ。」

 

少女はそんな事を呟いた。

それはまるで、一度ここに来た事があるかのような言葉だった。

無論、彼女は今(・)に至るまでに一度もIS学園に来たことは無い。

 

(まぁ、やる事はやらないと……やりたくないけど。)

 

心の中で愚痴りながら受け付けへ向かうとする。

 

「……………………?」

 

ふと、物陰に何かが動いた気がした。

少女は素早く近くの木に隠れ、動いていた方を見る。

 

「……ここか?」「……ここだな。」「……ここだ。」「……ここだぜ。」「……ここだね。」

 

それはモグラに似た顔をしたコートを来た怪人がいた。

モグラの怪人達はコソコソと物陰に隠れながら移動をしている。

 

(……何してんの?アイツら?)

 

少女はモグラの怪人達に気付かれないように尾行した。

移動しながらもモグラの怪人達は話し続けた。

 

「IS学園に侵入して。」「適当な奴等に取り付き。」「そして契約を適当に交わして。」「過去に行って。」「滅茶苦茶に壊してやる。」

「「「「「この世界の滅亡に向けて。」」」」」

(…………なるほどね。)ボォオ…

 

少女はモグラの怪人達が何をしようとしているのかを察したと同時に紫の炎に包まれた。

尾行を止め、モグラの怪人達へと近づいて行く。

 

「ん?」「どうした?」「!?なんだ!?」「気づかれたか?」「…………。」

 

モグラの怪人達も紫の炎に包まれた少女に気付き身構える。

少女はそんな事を気にせずに炎を振り払う。

中から現れたのは“鬼”だった。

日本の古典芸能の面を思わせるデザインの顔。また、後ろには頭髪らしきものがある

鋭い牙が特徴的な口元はよく見ると、その中にもう一つ口元が存在しており、まるでお面をつけているように見える。

肩には羽衣が掛けられていて、更には鬼瓦がついており、その姿はまるで仁王像をイメージさせる姿である。

胸の中央には『HIBIKI』、背中には『2005』とそれぞれ縦書きで書かれている。

 

 

 

【HIBIKI】

 

 

『アナザー響鬼』

 

 

少女のもう一つの姿で、金や簪(鏡像)と同じアナザーライダーだった。

 

「悪いけど、今暴れてもらうのは勘弁なのよ!」

 

アナザー響鬼は棘棍棒を持つとモグラ怪人達『モールイマジン』へと攻撃を仕掛けた。

 

「くっ!」

 

モールイマジン達も素早く避け、迎撃体制に入る。

よく見れば、それぞれ左手が全く違う形状になっていた。

モールイマジン達はアナザー響鬼に考える隙を与えずに連携して攻撃を与える。

 

「ふっ!はっ!」

「ぐあっ!」「ぎゃあ!」「ナニッ!?」「ぐほっ!」「がはっ!」

 

しかし、アナザー響鬼はその連携攻撃を避け、棘棍棒に纏った炎を周りのモールイマジン達にぶつけた。

モールイマジン達はその反動で後ろへと吹っ飛ぶ。

アナザー響鬼は一番近いモールイマジンに向かって火球を放つ。

 

「オラァ!」

 

しかし、その一番近いモールイマジンの左手は斧。飛んできた火球を真っ二つにした。

そうしているうちに他のモールイマジンがアナザー響鬼に特攻を仕掛ける。

アナザー響鬼はそれに気づき攻撃を防ぐ。

躱す、防ぐ、斬る、殴る。

そんな攻防を繰り返しているとアナザー響鬼の後ろから別の影が現れる。

 

「!!」ギィィン!

 

アナザー響鬼はそれに気づき、すぐ様防ぐ。

視線を向ければ紫色の装甲を纏った戦士がいた。

 

「「「「「兄貴!!!」」」」」

「お前ら、早く行け。」

「「「「「おう!」」」」」

「な!待ちなさい!」

「おっと!こっから先は通行止めだ。」

 

モールイマジン達から「兄貴」と呼ばれた紫色の戦士『ネガ電王』はアナザー響鬼の前に立ち塞がった。

ネガ電王はネガデンガッシャーソードモードをクルクルと回すとアナザー響鬼へと攻撃を仕掛ける。

 

「チィ!」ガギィィン!!!

 

アナザー響鬼はネガ電王の攻撃を防ぐが力負けして押される。

 

(うっそでしょ……。)

 

いくらなんでも強すぎる。

そう思ったアナザー響鬼は口から鬼火を放ってネガ電王から距離をとった。

 

「アッッッツゥウ!?」

 

鬼火を放つとは思わなかったのかネガ電王はその熱さに思わずころげ回る。

アナザー響鬼は少し離れた所でネガ電王をどう倒すか考える。

恐らく、正面から向かっても負けるだろう。そう、アナザー響鬼は予想する。

だとするならば、先程の様に突然の行動で隙をつくのが良いだろう。

そう、考えていた時だった。

 

『Full Charge』

 

「!?」

「てんめぇ…………!」ガァァン!!

 

熱さが収まったのか、ネガ電王はネガデンガッシャーガンモードにフリーエネルギーをチャージしてアナザー響鬼に向けて【ネガワイルドショット】を放っていた。

考え事をしていたせいで回避するには遅すぎる。

 

(しまった……!)バッ

 

アナザー響鬼は防御の体勢をとり、これから来る衝撃に耐える。

………………が。

 

【ドゴォォォォォォオオオン!!!】

 

「何!?」

「へっ?」

 

アナザー響鬼の前に灰色のオーロラカーテンが現れ【ネガワイルドショット】を防ぐ。

やがて、徐々にオーロラカーテンが動いていき、その中から一人の戦士が現れる。

左目が戦艦、右目が戦闘機を模した独自のデザインになっている仮面。

装甲は戦闘機や爆撃機に似た装甲になっており、まるで戦闘機や爆撃機が人の形をとったかのような姿になっている。

右手にはドリル状の剣が握られていた。

 

「仮面ライダー……だと?」

「…………そうだ。」

 

ネガ電王を謎の戦士の姿を見て呟くと謎の戦士は答えた。

 

「俺の名は……ファントムビルド。」

 

『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』

 

「ッ!!」

 

『Lady Go!!』

『【ハザードフィニッシュ】!』

 

「ハァア!!」

 

謎の戦士『ファントムビルド』は自分の名前を名乗るとすぐ様『ビルドドライバー』の『ボルテックレバー』を回し始める。

ネガ電王はそれに気付くも既に遅く、ファントムビルドは回し蹴りを放つ。

それと同時に履帯状のエネルギーが発生し、ネガ電王に直撃する。

 

「ガァァ!!!」

 

しかし、それだけには留まらず、ファントムビルドはネガ電王に向けてミサイルを一斉に放った。

放たれたミサイルはネガ電王に向かって外すこと無く爆撃していいく。

 

「ガアアァァァァァァァァァァァアアア!!??」

 

 

【ドゴォォォォォォオオオン!!!】

 

 

もちろん、防ぐ事が出来なかったネガ電王は大ダメージを受け、地面に転がり回る。

すると、ネガ電王から何かがが現れ何処かへと消えていった。

途端、ネガ電王の変身が解かれその姿があらわになった。

 

「なっ!?(お、織斑千冬!?)」

 

なんと、ネガ電王の正体は織斑千冬であった。

アナザー響鬼はネガ電王の正体が織斑千冬である事に驚愕した。

しかし、直ぐに理解した。

何者かが織斑千冬に取り憑き、ネガ電王に変身していたのだろう。

何せ先程のネガ電王の声は男の声だった。

そして、先程のモールイマジン達もネガ電王の事を『兄貴』と呼んでいた。

それならばあの力量も納得が行く。

アナザー響鬼がそう納得していると。

 

「早く織斑千冬を助けて受付に行ったらどうだ?」

「!誰!?」

 

アナザー響鬼がその声がした方向を向くと何者かが木に寄りかかっていた。

その人物はアナザー響鬼の問いかけには答えず、喋り続ける。

 

「さっきの爆音で人が寄ってくるかもしれないからな。」

「……ッ、そうねそうするわ。」

 

アナザー響鬼はその人物に肯定すると変身を解いた。

それを見送ると木に寄りかかっていた人物はその場を離れた。

 

「気を付けろよな………………“鈴”。」

「!?」

 

突然呼ばれた事にアナザー響鬼……『凰鈴音』は驚きを隠せずにいた。

しかし、凰鈴音のあだ名を呼んだ人物は気にすること無く去っていった。

気づけばファントムビルドも去っており、残っているのは織斑千冬と凰鈴音のみ。

 

(何でアイツ…………私のあの呼び方を知ってるの?しかも怪物になってたから分からないはずなのに。…………けど……。)

 

凰鈴音はそんな疑問を持ったが、何故か悪い気はしなかった。……何せ。

 

「なんか……懐かしい感じがした……。」

 

まるで、そう呼ばれる事を……もう一度呼ばれる事(・・・・・・・・・)を望んでいたような感じがした。

 

(…………まさかね。……でも、もしそうなのだとしたら。)

 

凰鈴音は去っていった方向を少し見た後、織斑千冬の元に行き起こし始める。

 

────────────────────────

 

金side

 

(さっきのはアナザー響鬼……しかも、私が開発した(・・・・・・)特殊な物の一つ。)

 

私は先程の戦闘で見たアナザー響鬼を見てそう思った。

鈴は一体どこであのアナザーウォッチを手に入れたんだ?

……もしかして、ナベリウスの部隊にいるあの二人(・・・・)と同じ経緯?………………!?【バッ!】

 

「…………あれ、いない。……………………気の所為かな?」

 

今、殺気を感じた気がしたけど。

 

────────────────────────

 

???side

 

………………間違いない。さっきのオーロラは、■の獲物を横取りしたやつのだ。

そうか、あいつが………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「絶対ニ許サナイヨ?」




今度は…………早く出せるように…………しま……すガクッ

金「遅れた時はその時だね♪」

(((((((( ;゚Д゚)))))))ヒィィィィ!!
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