FREE・A・LIVE [フリー・ア・ライブ] ≪α<アルファ>版≫   作:世界の破壊者Lostblankシドー

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遥「作者」

作者(何?)

遥「今回も俺なのか」

作者(そうだよ)

遥「そうかなら聞くが今回は第1章が終わったあと他の話を作ると言ったが第2章はどうするんだ」

作者(早い話だね、)

遥「....すまん」

作者(いや、あやまられるとちょっと、でもまぁだいたいは決まってるよ)

遥「そうなのか」

作者(そうです!でも、ここで言えないのが残念だけどそれでは始まりますよ!)

On your mark? Ready go!


衝撃のノーブリージング!

「えっ、うわっ....しまった....!」

 

 

 

「あれ....怜....」

 

「うわっすごい雨....」

 

その瞬間、夜遅く怜は泳ぎの練習を始めていた

この時間は危険な海だと確りと理解していなかった怜は

 

ビート板を失くしてしまい泳ぐことが出来ない怜に取っては命綱を失ったと当然

 

そして、身体を踠く誰かが助けが来ることをただ、願うことしかなかった

 

怜がいなくなったことを気づいてテントから出た真琴は雨に打たれながら怜を探した

 

「....っ!」

 

目の前に波に溺れる怜を見て一度は驚く

 

「あっ....だっ....誰か....っ!」

 

彼は命綱がないそれを見えた瞬間いても絶ってもいられず

 

 

「....!怜....っ!」

 

海に飛び込んだ

 

 

士道は十香の髪を整えたあとテントに戻っている最中

テントの中がビラビラと揺れるところを見えテントに近づいた

 

「まだ、暖かい」

 

「あれ?シーちゃんどうかしたの?....そこレイちゃんとマコちゃんのテントだよ....」

 

眠そうな目で渚はテントから出た

 

 

「....あれ....は....真琴....?」

 

窓から見えたところに真琴が波の中で泳いでる姿を目にして

十香は急いで士道たちのテントに向かった

 

「怜も真琴もいない....」

 

「トイレじゃなくて」

 

「トイレだったら....こんな雨の中で行けるわけ....!」

 

「どうかしたのシーちゃん」

 

「シドー!真琴が....!」

 

「まさか....海に....!」

 

十香がわざわざテントに近づいてさらに真琴がどこに行ったのか知らせるそれを急いで気づき

 

士道は海を目にした

 

「....!......」

 

三人は溺れる人とその波に溺れる人を助けようと一人でその青年に近づこうと泳いでる姿を目にした瞬間

 

 

 

「シドー!?」

 

「渚と十香は天方先生を呼んでくれ!」

 

思わず、真琴たち方に飛び込んで行った

十香は止めに入ろうとしたものの手遅れだった

 

 

「待つのだシドー!」

 

「ダメだよ!十香ちゃん危険だからアマちゃん先生をお願い!待ってシーちゃん一人じゃ危ないよ!」

 

「渚ぁ!!」

 

渚も士道を追う形で海に飛び込んだ

 

十香はただ、二人を止めることも出来ず二人の救いを願うしかなかった

 

「真琴....っ!」

 

士道は真琴の方に近づいた

 

「レイちゃんは僕に任せて」

 

渚は溺れる怜の方に近づいた

 

「レイちゃん今、助けに....」

 

その時、

 

二人を襲ういや

 

四人を包み込もうとする波が

 

 

「嘘....っ!」

 

 

彼らを飲み込んで行った

 

「....しっ..し..シドォォォー!」

 

 

十香は叫ぶしかなかった

 

 

波に飲み込まれたが何とか這い上がってこれた士道は

真琴を肩を担いでいて思わず、そのまま倒れてしまった

 

「....はぁ......はぁ......」

 

バタッ

 

 

「ま....こと....真琴....確りしろ..!」

 

士道は、真琴の意識がないことに気づいて彼の名を呼んだ

 

「だ....誰か!いないのか! 渚!怜!十香!」

 

誰もいない、

いるのは士道のみそう思った時は絶望的な状況だった

 

だが、彼は、真琴が死んだ訳でもないことを気づいた

そして、顎を持ち上げて考え出した

 

今、出来ること今、自分がやれることそれは

 

『人工呼吸』

 

人工呼吸とは

ダイビングで溺れた人間、持病な人が一瞬心臓が心肺停止が起きた時

男女問わず呼吸、酸素が意識を失った時浅い状態から無理やり酸素を運ばせて

心臓の鼓動で呼吸に使われるものが送られなかった時

無理やり動かして心臓をリズムをあわせて外の方に動かす

 

「........っ!......動いている......怪我は....ない......っ!息が....弱い....」

 

士道は真琴を顎を自身の唇を重ねられるようにそして真琴が呼吸できるように上げた

 

呼吸を吸った士道は真琴の唇に近づけようとしたとたん

 

 

「グッハッ!ゲホッゲホッ....」

 

「真琴....!」

 

「しっ....ど....」

 

「大丈夫か!?」

 

「ここは....」

 

「多分、月島だ....テントから見えた迎いの....」

 

「怜は....怜!」「まだ動くな!お前は安静にしていろ」「でも怜が..っ!」

 

「怜は渚が助けてくれている!安心しろ」

 

「渚が....」

 

 

そして、渚と怜は同じ島でも上陸した場所は違った

ちょうど、ビート板が目の前に流れてきたから渚は拾い上げた

 

 

 

「はい....レイちゃん」

 

「....!ありがとう....ございます..」

 

「大丈夫?」

 

「はい....本当にすみませんでした」

 

自身がこのようなことを引き寄せたことがきっかけで渚たちに迷惑をかけたことが許せずにいた

 

「でも....僕のせいで....皆さん」

 

「そう言うの後々それより2人を探しに行こう」

 

不安な顔が強くなるだけど怜の心が折れないように渚は笑顔で安心感を作った

 

「大丈夫だよ.あの2人なら」

 

「でも....真琴先輩が助けて来てくれたのは分かったんですが....なんだか...."いつもの真琴先輩じゃなかったような"....」

 

 

~十香side~

 

みんなが波にのまれた後、ただ見ることしか出来なかった十香は、士道たちが天方先生を頼っていたことを今、自分が一番出きることを

急いで天方先生と江が一緒にいる室内に入りだした

 

「アマちゃん先生!!」

 

勢いあるドアの音と十香の呼び声でまだ、眠気が残る顔で目を覚ました

 

「どうかしたの夜刀神さん....」

 

「どうしたんですか....十香先輩....って何か....あったんですか....?」

 

「シドーたちが....!」

 

「えっ....」

 

泣きたい顔を堪えて今自分が出きることは伝えることだった

 

 

「シドーたちが波に浚われてしまったのだ!」

 

「なんですって!」

 

「えっ、どうしたら!」

 

「とっとりあえず落ち着きましょう!」

 

「落ち着くって言ったって!?」

 

「私は....シドーたちを探しに行くぞ!」

 

「って言われても....って雨!」

 

「無茶よ夜刀神さんあなたまで....!」「だが!」

 

「とりあえず救助隊を!」

 

「....救助隊....それならば!」

 

「ちょっ!夜刀神さん!?」

 

「十香先輩何処に!」

 

 

~水泳部side~

 

 

「少しは落ち着いたか?」

 

「....うん」

 

「やっぱり....お前....海が怖いんだな」

 

「大丈夫っと思ったんだ....でも....怜が溺れてるのを見たら...."身体が動かなくなった"....あの時のことが頭が浮かんで....士道まで巻き込んで....本当にごめん」

 

「お前のせいじゃない」

 

「でも....合宿に来るって決めたのは俺だ....水泳部を作ったのも....だけど士道とまた一緒に泳ぎたいと思ったから、もう一度....みんなとリレーをしたいって....でもそこには....士道が....いないと....士道じゃなきゃダメなんだ....士道と一緒に泳ぎたいんだ」

 

 

「真琴....」

 

 

「あっいたいた!シーちゃんマコちゃん!」

 

 

『怜....渚....』

 

「よかった....2人共無事だったんだな....怜....助けられなくて、ごめん」

 

「僕の方こそ、すみませんでした!」

 

「....んーん無事でよかったよ」

「良くない....」

「シーちゃん」

 

 

「何をやってたんだ夜の海を」

 

「練習していたんだよね」

 

「渚....」

 

 

「少しでも、みんなに追いこうと思ったんだよ」

 

「....!」

 

「ほら、レイちゃんのせいだけじゃないんだよマコちゃんダメだよ溺れた人を一人で助けに行ったらシーちゃんもだよいきなり飛び込むし」

 

「お前もだろ」

 

「エヘヘいやぁでもみんな無事で良かったね」

 

「....それより寒くない」

 

「そうだなぁどこか雨に避ける場所がないかな....あっ」

 

「おわぁ~レストハワス!?レストハワスってなんだろう」

 

「レストハウスです」

 

 

「入ってみるか」

 

「えっ、本当に入るんですか」

 

「真琴大丈夫か....」

 

「うん、平気」

 

「ちょっとぉ~これからお化け屋敷に入るカップルみたいな会話しないでよ」

 

「!....あそこに人影が..」

 

「うわはははははは!!」

 

「あっ、悪い」

 

「だっ大丈夫」

 

「ちょっと中見てくるからお前はここで待ってろ」

 

「俺も行くよ、みんなと一緒だし大丈夫だよ」

 

「うわっくらいね」「絶対なんか出そうです」

 

「うわっ!」「ヒィッ!」「なにぃ!」

 

「懐中電灯だぁ」

「脅かさないでください!」

 

 

「....何もない」

 

 

「もとは食堂だったみたいだな」

 

「おっじゃあ食べ物とかないかなぁお腹空いたぁ~」

 

「よく、こんな状況でお腹が空けますねぇ」

 

「いやぁ~」

 

「誉めてませんから」

 

「よしっじゃあ探そう!僕はこっち棚をシーちゃんとマコちゃんはシンクの下をレイちゃんはあのヤバそうな冷蔵庫を」

 

「ちょっとぉ!何故一番ヘビーな任務を僕が!?」

 

「レイちゃんの怜は冷蔵庫バァーン」

 

「こじつけだ!」

 

 

「でっ出来ませんよ!開けたらなんか、スゴいドロドロしたものが出てきてそうで....」

 

「やめろ」

 

「じゃあじゃんけんで冷蔵庫担当を決めよう」

 

「開けないとダメですか....?」

 

「一番食料が入ってそうなところだからね」

 

「電源は入ってないだけどな」

 

「今の僕たちあの冷蔵庫にかけるしかないんだよ!じゃんけんほいっやっぱりレイちゃんだぁ!ファイトォ!」

 

「よかった~」

 

「空っぽかぁ残念」

 

「はいじゃあ、みんなこれ着て」

 

「何でこれなんですか」

 

「これしかなかったんだよ文句言わないで」

 

「もう体が乾いたから大丈夫だよ」

 

「そして、何故またしても....」

 

「鯖プル....」

 

「ついてるな俺たち」

 

「あの....せめて重ねないで別々で食べませんか....」

 

「「あぁ....」」

 

「この水まだ期限来てないから沸かして飲めるかも」

 

「ふぅ....鯖プルさ湯」

 

「口に入れられるもんがあっただけでいいと思え」

 

「そうだよねぇ....想像しながら味わえばいいんだよ....これはただのお湯じゃなくて極上のコンソメスープキラキラと輝くしこうのスープ」

 

「言っててむなしくなりませんか?」

 

「創造力がない人はこれだから」

 

「なっ!」

 

「でも、ちょっと暖まったよね」

 

「あぁ、まだ降ってるなぁ」

 

「朝までここで過ごすしかないですね」

 

「今から、何しようか」

 

「寝る」

 

「えぇ!せっかく無人島でサバイバルなんだよ魚を銛で突いたり、食べられるキノコを探したりしないの!」

 

「何かの番組じゃないんですから」

 

「黄金◯説」

 

「とは、いえこんな状況でとても眠れそうでもないからなぁ~」

 

『うーん』

 

「そうだ、アレやろうアレ!」

 

『アレ?』

 

 

~十香side~

 

 

「シドー....」

 

「十香先輩....今は私たちに出来ることは」

 

「そうよね....ただ、私たちに出来るのは無事に願うしか」

 

そして、二人はうとうと眠りに達した後

気づけば二人眠っていた

 

十香は二人が

 

~水泳部side~

 

サイコロを作った渚はサイコロを降った

 

「誰が出るかな?♪誰が出るかな?♪」

 

「レイちゃんだ」

 

「あの....僕だけ三面名前があるんですけど」

 

「まぁ、レイちゃんだからね」

 

 

「ほいっじゃあ、レイちゃん恥ずかしい話をどうぞ!」

 

「しかも、恥ずかしい話って」

 

「どうぞぉ~!」

 

「はぁ、小学校五年生の頃の話ですが....臨海学校行ったとき....

 

 

 

[あれ?ない?]

 

[おーい風呂場で忘れ物あったぞ誰だ?]」

 

 

「あぁ、パンツかぁ~」

 

「言わないでください」

 

「怜、えっと....」

 

「大丈夫だよ、もし部室に落としても、僕が拾って上げるから」

「落としません!」

 

次の話を進めるため渚はサイコロを降った

 

「おっ、次はシーちゃんだね」

 

「ほぉ~」

 

「お題は恋の話訳して恋ばな」

 

「「恋ばな?」」

 

「どうぞ~」

 

「俺か、」

 

「えっ、....」

「もしかして、十香先輩との恋ばな何ですかね」

「もしかして、それかも」

 

「小学校の時、親に連れられて近くの山に上りに行ったんだ

そこで、俺は出会った目が離せなかったその力強い美しさ迸る生命力、キラキラと輝きながら流れる....滝」

 

『滝!?』

 

『十香ちゃんとじゃないんかい!』

 

「?あぁ、十香の場合か十香とは真琴と合う前に短い年月だが里親探しで育ててもらってる時に一緒にいたけど

里親見つかって十香とは一度は離ればなれになったあと琴里が生まれる前、つまり真琴と出会ったんだ」

 

『えぇっ!?』

 

「一番の驚きだよ」

 

「ってかそれって恋ばなになるんじゃない?」

 

 

 

「はいっ次は僕隠し芸やりま~す!」

 

「なんだそれ?」

 

「分かるでしょ」

 

三人は首を横に降る

 

「イワトビペンギンのマネだよ」

 

「どこが」

 

「全然、分かりません」

 

「うえっえぇ!?」

 

「なんで分からないのコレッコレッ」

 

 

クスッ

「フフフ」

 

「あっマコちゃん!」

 

「?」

 

「やっと笑ったね」

 

「えっ」

 

「よかった、なんかマコちゃん落ち込んでるみたいだから」

 

「....っ!ごめん心配掛けて」

 

「あの....気になってたんですが、僕を助けようとしてくれた時"いつもの真琴先輩じゃなかった気がしたんですが"....」

 

「その話はもう、いいだろう」

 

「ですが!?」

 

「掘っといてやれ!」

 

『....』

 

「ありがとう、士道大丈夫だよ...."やっぱり二人には言って起きたいから....」

 

 

 

 

「あの時、急に怖くなったんだ」

 

「怖い....?」

 

「何が、怖いの?」

 

「海が....怖いんだ....両親と一緒によく小さな漁港に子供の頃遊びに連れていってもらったんだ、そこに優しい漁師のおじいさんがいて、毎年構わず遊んでくれたんだ....夏休みにそこの漁港のお祭りがやっていて俺も金魚すくいしたかったんだけど、お小遣いを使い果たしちゃって、ゆらぬら泳ぐ金魚をずっと見ていた。そしたら、毎年、遊んでくれるそのおじいさんが俺に取ってきてくれたんだ。スゴく嬉しかった....でも、その夏の終わり俺は地元に帰ったあとの時スゴい台風が来ていたらしくて、いつも行く漁港の場所で台風なんて見たこともなかった回りからすれば運がよかったかもしれない。あの時、地元に帰る時....手を振るおじいさんを手を振り返したあと、あれが最後なんて思いもしなかった....それは、大雨になったときそのおじいさんが乗っていた船が沈んだ。」

 

少しづつ真琴の喋りが力強く無理にでも声を出してるが肉体が震えていることが三人には伝わっていくそれでも真琴は口を開いて二人には話した。

 

「乗っていた人が何人か亡くなった。船が沈んだのは漁港から3キロ沖のところだった....3キロなんて、俺たちが毎日泳いでる距離なのに....悲しいというより、『怖くなった』....ちゃんと餌もやって水も変えたのに金魚も死んでしまった。それ以来、海が怖くなった。なんだか、海の中は獲たいの知れない何かが潜んでるように思えて..」

 

 

「........」

「........」

 

「..........もういい、真琴」

 

「それなのに....僕を助けたようにしてくれてたんですね.......」

 

 

「ねぇ、一つ聞いてもいいかな?」

 

「......っ!」

 

 

「どうして、海が怖いのにこの合宿に来たの?」

 

「....泳ぎたかったから....みんなと....泳ぎたかったから、それにこの四人で泳いだら、『何処までも行けそうな気がするんだ』」

 

「!」

 

「!」

 

「!」

 

その言葉を聞いとき少し照れ臭さもあった

 

「あっ、雨止んだみたいだね」

 

「おぉ、スゴい綺麗!」

 

「さすがによく見えますねぇ~あれが夏の大三角ね『こと座のベガ』『白鳥座のデネヴ』『鷲座のアルタイル』」

 

「アレは、いか痤?」

 

「鯖痤は何処だ?」

 

「フフどっちもないよ」

 

「じゃあ、アレはイワトビベンギン座?」

 

「ないですから」

 

「えぇ、盛り上がらないなぁあることにしようよ」

 

渚は怜をいじっていたが下を向くと

 

「見てみて!」

 

『?』

 

「反射している....」

 

 

「真琴」

 

「真琴先輩」

 

「マコちゃん」

 

『少しは、楽に』「なったか」「なりましたか」「なった?」

 

 

「......うんっ!」

 

そして、日が上る頃には波は落ち着いた様子で士道たちは砂浜に近づいた

 

遠くの距離ではなく

 

「ん~案外近いね、手を振れば天方先生か江さんか十香先輩が見つけてくれますよね」

 

「そうだな、だが」

 

『?「だが」』

 

「たぶん、あいつが"心配したことで捜索してるだろう"」

 

「それって?」

 

「どういう、」

 

「意味なの士道?」

 

 

『おーい士道く~ん』

 

「アレは!?」

 

「あの方は!?」

 

『神無月さん!?』

 

「ってか見てよ!」「船の数が....一、二、三、....六台!?」

 

「どういうこと...」

 

『シドー!!真琴!!渚!!怜!!』

 

『十香「「ちゃん!?」」「先輩!?」』

 

十香は手を振りながら四人のいる月島に上陸した

 

「無事で何よりだみんな!」

 

「えっ、どういう....」

 

「まさか、こんなところで危険なことに巻き込んですまなかった十香」

 

「うむ、みんなが....いなくなって....もしものことがあったら....とても....悲しかったぞ....」

 

「悲しい思いをさせてすみません十香先輩」

 

「へへへ、でもみんな無事に集まることが出来てホントによかった....十香ちゃん捜索ありがとうあの時、十香ちゃんも飛び込んだら、もしかしたらシーちゃんが悲しくなっちゃってたかもね」

 

「....そうだな、もしかしたら」

 

 

「それより....十香ちゃんこの人たちが俺たちのことを捜索してくれたの」

 

「うむ!何かが起きた時はスゴく頼りになる者たちだ!」

 

「さすが、夜刀神家だ」

 

『夜刀神家?』

 

 

「気にするな」

 

「いやいや、気になるよシーちゃんなんなの夜刀神家って」

 

「まぁまぁ、そうだ、十香ちゃん一つ頼みたいことがあるけど」

 

「ん?なんだ」

 

「このまま、泳がせてくれるかな?」

 

「なっ、バカなことを言うな」

 

「そうですよ!船に乗りながら検査とかしないともしかしたら....」

 

「でも、今の海はすごく穏やかだし。それに、みんながいてくれるから」

 

「......そうか、ならかまんぞ真琴」

 

「十香、お前まで」

 

「うむ....本当は皆をつれて帰ろうとしたが真琴の目が何処か伝わるのだ」

 

「......十香」

 

「じゃあ、僕も!」

 

「じゃあ、僕も行きます」

 

「よしっ島まで誰が早いか」

 

「競争だね!」

 

「いいでしょう..」

 

「なら、私がスタート合図するぞ」

 

「おっ!それいいねじゃあ十香ちゃんお願いね」

 

「うむ!」

 

「ほら、シーちゃん早く!

 

「ほら、行こ!士道」

 

「士道先輩行きましょう」

 

 

 

「士道くん」

 

「神無月さん」

 

「ご無事で何よりです。」

 

「ありがとうございます、心配をかけて」

 

「いえ、一番心配なさったのは、"十香様かと"」

 

「......そうだな、」

 

「シドー早くするのだ」

 

 

「あぁ」

 

 

朝、凛は走入ながら目にした

 

 

「はぁはぁ....はぁはぁ....」

 

テントに目に入ったあと、海を見て四人と船一台が一緒にこちらに向かってるところを目にした

 

 

「きついなぁ....もう....」

 

「あと、もうちょっと、ほら怜も頑張れ」

 

「はい」

 

 

 

「何やってるんだ、あいつら」

 

 

「渚くん、送れてますよ!」

 

「眠く....尽きる....」

 

「渚、寝るなって!?」

 

「そうだぞ!渚!頑張るのだ!」

 

そのあと江と天方先生は

テントの方に向かった

 

 

「四人とも無事だったんですね!」

 

「うむ!無事で何よりだ!」

 

「そう言えば、夜刀神さん誰か呼んでいったきり帰って来なくて心配しちゃったわ」

 

「いや、天方先生も寝ちゃったじゃないですか」

 

「あっ、」

 

「すまなかったアマちゃん先生!」

 

「いや、いいのよ夜刀神さんも無事でそれより」

 

「それより?」

 

「みんな、何やってるんですか?」

 

「一夜干し?」

 

士道たちは砂浜で眠り始めていた

十香はそっとみんなを寝かしつけていたが

 

 

「すまない、二人とも今は、寝かしてやってくれないか?」

 

「どうしてですか」

 

「うむ、みんな頑張ってここまで泳いでいたからな」

 

「えっ!?泳いだんですか!?」

 

「うむ、だから」

 

「はいはい、そんなこと言ってるのはいいですけど十香先輩すみませんが、大会近いから起こさせていただきます!

はいはい!練習始めますよ!ちょっとみなさん聞いてるんですか!起きてくださ~い」

 

「だから江よ今は寝かしてやった方がいいのだ~!」

 

「フフフ....」

 

 

 

 

 

 

 

 




渚「みんなの恥ずかしい話もっと聞きたかったなぁ~」
士道「凛の恥ずかしい話なら知ってる」

渚「えっどんなどんな!」
士道「凛のやつ小学校の時コーチのこと間違ってお母さんって呼んだことあって」
凛「勝手にばらしてんじゃねぇ!士道!お前だってスイミングスクールに「ただいま~」ってあっただろ!」
士道「ないっ!!」
凛「いやぜってぇあった!」
士道「次回[七夕]」

渚「シーちゃんとリンちゃん勝つのはどっちだ!!」

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