一龍はマンサムにIGO会長を次郎はノッキングマスターの名前を鉄平に、それぞれ譲ってます。
それと運転免許の描写が出てきますが、武昭は特例で取った事にしてます。
グルメIDにしても同じです。
武昭と竜胆が光の眩しさから目をつぶっていると足元の感覚が変わったので確認すると、何処かの部屋で近くに黒髪の女性が立っていた。
「なぁ武昭……ここって……」
「あぁ、懐かしい匂いと人が居るからな……お久し振りですリンさん」
「うん!久し振りだし武昭君」
女性は武昭に近付くと軽く挨拶をした。
「武昭、この人は?」
「この人は
「そうなんだし!私はリンだよ、よろしく」
「あっ、私は遠月学園中等部3年の小林竜胆って言います」
「遠月学園て言うのは向こうの世界で俺達が通ってる料理学校なんだ」
「ふーん、そうなんだ」
「バハハハ!どうやら無事に空間移動が出来たみたいだな!!」
3人が話してると筋肉質の男性が酒を飲みながら部屋に入ってきた。
「「あっ、マンサム会長」」
「あっ!今ハンサムって言った!?」
「「言ってません(ないし)」」
「えっと……武昭、この人は……」
「ん?彼はIGOの会長さんでマンサムさんだ」
竜胆が戸惑ってると武昭が説明した。
「ほう、どうやら彼女は武昭の事情を知ってるみたいだな」
「えぇ、俺1人でやる事にも限界がありますから」
「バハハハ!別に武昭が、そう決めたのなら儂らは何も言わんよ!!」バシバシ
武昭はマンサムに背中を叩かれていた。
その後、武昭はリンとマンサムに挨拶をすると部屋を出てある所に向かった。
「なぁ武昭、どこに行くんだ?」
「ん?タイミング良くこっちに戻ったから、こっちの街で新生活に必要な物を買い揃えようと思ってな」
「おや、誰かと思えば武昭君じゃないか」
目的地に向かう途中に2人は黒服にサングラスをかけた男性ヨハネスに会った。
「あっ、お久し振りですヨハネスさん」
「あぁ、そうだね それよりも何故ここに居るんだい?元の世界に帰ったと聞いてるが……」
武昭はヨハネスに事情を話した。
「そう言う事だったのか、では話しかけてすまなかった」
「いえ、気にしないでください、じゃあ又」
武昭はヨハネスと雑談を終えると再び目的地に向かった。
2人が到着したのは様々な乗り物が置いてある格納庫だった。
「確か……おぉ、あったあった」
「おい、これってもしかして……武昭の乗り物か?」
2人の前にはトレーラーハウスが一台あった。
「あぁ、普通の買い物だけならこれで済むからな……安心しろ免許ならこっちで取ってるから」
「そうなのか、じゃあ……おぉ、そこら辺の高級車よりも乗り心地が良いぞ」
「ちゃんとシートベルトは締めろよ、久し振りに行くか!」
武昭はエンジンをかけると、そのまま買い物に向かった。
武昭達が買い物に向かったのは満腹都市グルメタウンと呼ばれてる街だった。
「さてと、目的地に着いたぞ……ん?どうした竜胆」
「いや……こんなにデカイ街なんか見た事が無いから……それに、あの街の中心にある巨大なナイフとフォークはなんだ?」
「あぁ、あそこは、この街の象徴とも言えるグルメタワーって呼ばれてる建物だ、ほらまずは中に入るぞ」
竜胆は戸惑いながらも武昭の左腕に抱き着いた。
グルメタウンの入口に着くと武昭は竜胆に一万円を渡した。
「ん?なんだ、この金は」
「このグルメタウンに入るにはグルメIDって奴があれば無料だけど無いと入場料がかかるんだ」
「へぇー それで武昭は、そのグルメIDってあるのか?」
「あぁ、こっちに来た時からの奴だけどな……おい、俺達の順番だぞ」
促された竜胆は入場料を払い武昭はグルメIDを確認され、それぞれ中に入った。
「うわぁ……これがグルメタウンって所か……」
竜胆は多数の店を見て驚いていた。
「何か食べたかったら俺が払うから何でも構わないぞ」
「いやいや、私だって、それなりに手持ちがあるんだぜ……おっ、ちょうど良く自販機があったから私が買ってやるよ」
「買うのは構わないけど……ちゃんと値段見た方が良いぞ竜胆」
「へ?自販機がそんなに高い訳ないだろ……ってなんだこの値段!?」
武昭に言われて竜胆が値段を見ると【10万円】と書かれていた。
「そいつは三つ星自販機と言って貴重なドリンクが売られてるんですよ、だからほら」
「あっ、上についてる星は、そう言う意味だったのか……」
「ちなみに星の無い奴なら安く売ってるぞ」
「うわっ!10円とか20円って安すぎだろ……それに量も多いし……」
「ここはまだ入口だからな、中に入ったらさらに驚く物があるから楽しみにしてろよ」
竜胆は武昭の後をついていったが、その心中はワクワクしていた。