武昭がアリス、リョウを連れてフグ鯨の捕獲に向かってた頃と前後して……
「なぁ〜もも〜なんでこんなに買い込んだんだぁ〜?」
「うん、前にあの武昭って子が作ったフルーツグラタンに使った物を探したいから……」
竜胆はももと一緒に地方の農家に買い物に出ていた。
「それと竜胆は暇をしてたし……
「なるほどなぁ〜そう言う事だったのか……(うーん武昭がいたら話しても大丈夫そうだけどなぁ……)」
「竜胆?何を考えてるの?」
「んあ?いや、そのー……ん?おい、もも……周りを見てみろ」
「周りって……え?ここって……どこ?……」
竜胆に言われてももが周囲を見回すと先程までいた農道ではなく多数の小島が浮かぶ海の上にいた。
「ねぇ!竜胆!ここってどこ!?なんでこんな所にいるの!?」
「あぁ、まずは落ち着けよもも……(多分だけどここはグルメ世界なんだろうな……けど何か生き物がいない様な……)」
「んー?なんじゃお主ら?なんでこんな所におるんじゃ?」
2人が声のした方を見ると金髪に色黒の肌で筋肉質の背の大きいアロハシャツを着た人物が立っていた。
「なっ!?えっと、あの、その……」
「なぁ、ちょっと聞きたいんだけど、ここってグルメ世界なのか?」
「竜胆!なんで知らない人にそんなタメ口なの!?」
「ハハハ、気にするでない、確かにここはグルメ世界じゃぞ」
「やっぱりなぁ……そうだ、なぁ武昭を知ってるか?」
「ん?お主達は武昭の知り合いか?……そういや前にマンサムが空間の歪みが何とか言っておったのう」
「あぁ、私達は武昭が本来いた世界からコッチに来たみたいなんだ」
「おぉ、そうじゃったのか、ならIGOに連絡した方が良いみたいじゃな。〔おぉリンか、ワシじゃ〕」
〔あっ!前会長!急に連絡するなんてどうしたし?〕
〔実はのう今、ワシの所に武昭の世界からの漂流者達が来たんじゃ、それで連絡したんじゃよ〕
〔え?そうだったし、それでその人達の名前は?〕
〔そう言えば、まだ聞いとらんかったわい〕「お主らの名前は何と言うのじゃ?」
「私は小林竜胆って言って以前に武昭と一緒に来てリンさんとは一度会ってます」
「わ、私の名前は茜ヶ久保ももって言います……」
「うむ、そうか、安心せい必ず元の世界に帰してやるからのう」〔リン、2人おってのう1人は小林竜胆という子でもう1人は茜ヶ久保ももと言う〕
〔えっ!?竜胆ちゃんが来てるんだし!?そういや武昭君もちょうどコッチに来てるし!〕
〔そうじゃったのか、ならワシが2人を連れてくるからリンは武昭に教えといてくれ〕
〔うん、分かったし。じゃあIGOの本部まで連れてきてほしいし〕
2人は通信を終えた。
「という訳ででお主らをIGOまで連れて行くからのう」
「そういや爺ちゃんの名前って何て言うんだ?」
「ハハハ、まだ言っておらんかったのうワシの名前はIGO前会長の【一龍】じゃ」
一龍は2人に自己紹介をすると2人をIGOのリンに指示された場所まで連れて行った。
竜胆達がいたのはトリコ本編でトリコが会長に会いにきた時にいた場所です。