両津(なにぃ!?ワシがG4の一員でG5だと!?) ミルキィホームズ Genius4×こち亀   作:ラットZ

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第1話
両津(こち亀もとい、こち横だー!ワシが偵都ヨコハマでいろんなことを起こすぞ!G4の奴らと共にワシの大活躍を見逃すなよ!)


第1話。ヨコハマ!××警官両津現る! の巻

偵都ヨコハマ

日曜日 爽やかな朝 8時57分

自転車のペダルをものすごい勢いでこぎ、砂ぼこりが舞う。

??(うぉー!遅刻だー!どけどけどけ~!)

おじさん(ん?あの声はまさか!?)

おばさん(今の声がどうかなさったんですか?)

おじさん(来るぞ!あの警察官が...)

おばさん(もしかして、最近亀有警察署からヨコハマ警察署に来た。両津勘吉巡査長。みんなからは両さんって呼ばれていて、亀有と言うところではすごい警察官らしいですよね)

おじさん(ああ。まさかこんな怪盗とかが多いこの街にその人が来るとは)

おばさん(ヨコハマ警察のGenius4に入ったらしいですし、大丈夫でしょう)

両津(ヤバい!9時までにつかねぇとまた小衣の奴に怒鳴られて、ワシの給料が引かれちまう!)

ビューン!!!

おじさん(ヨコハマにはもうなれたかい!両さん!)

両津(おーーう!何とかな!じいさん達も体壊すなよ!)

 

 

両津(まずい!あと3分だ!うーん、ただいま時速50キロ、このまま行っても9時を過ぎてしまう。何かないのか...ん?)

両津が見つけたのは工事中の看板の横に少し長めの板が斜め向きに置いてあった。

両津(よし!あれだ!)

両津は板に向かい、そのまま思いっきりペダルをこいだ。

両津(おらおらおらおらおら~~~~~~!!)

そして板を通り自転車ごと思いっきりジャンプをして、

屋根の上にのり、止まらずペダルをこぎ走り続けた。

両津(よっしゃ!成功だ!このまま行けばギリギリ間に合うぞ! ...ん?)

 

しかし、両津が自転車で屋根を通っている先に屋根で寝転んでいる猫がいた。

猫(ニャャァン)

両津(ぬわああああぁぁぁぁぁぁ~!)

キィィィィィバキッ! ブレーキが壊れた。

両津(なぁにぃ~!どけ~!)

猫(にゃ~ん)

両津(ぬぉぉぉぉぉ!)

キィィィィィン! ぴゅーん。

ギリギリ猫をよけた。

しかし両津は自転車ごと吹っ飛ばされた。

両津(うわーーーーー!)

 

こちら、

G5用ミニ執務室(通称「G5用派出所」)

交番みたいなところ

 

次子(8時59分...さーて、今日は両さん間に合うかな~?)

 

銭形次子

東京の下町で生まれ、常にからっとした爽やかさを持つ。

乗り物ならば何の運転でも得意で、射撃の才能もある。

G4の中で一番両津と中が良い。

 

平乃(さぁ、どうでしょう。小衣さんが来る前に間に合うでしょうか?)

 

長谷川平乃

小さな悪も見逃せない。生真面目な少女。

こう見えても各種武道あわせて五十段の取得している。

両津が来てから両津のお世話などをすることが多くなっった。

 

咲(間に合わないに100円~)

 

遠山咲

一味無気力に見えるオシャレにうるさい今時の娘。

しかしパソコンなどの電脳ツールを余裕で使いこなす。

両津はあまり咲のことがわからない。咲は両津のことをなんとも思っていない。両津の企みでたまに咲の電子機器を頼っている。

 

次子(じゃあ私は200円)

平乃(警察がとばくなんていけませんよ)

次子(けど5日間連続遅刻はさすがにまずいだろ)

咲(ほーんと、小衣もさすがにキレると思うよ~。ただでさえ一回目でもあんなに怒られたのに)

次子(だよな~)

平乃(あっ、そろそろ9時になりますよ)

咲(9時まであと、10...9...8...)

 

キラーン。ぴゅー!

 

両津が自動車ごと落ちてくる。

 

両津(ぬわぁぁぁぁぁぁぁ!...)

咲(7...6...5...)

両津(ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!...)

咲(4...3...)

両津(ぁぁぁぁぁぁ!)

咲(2...)

両津(ぁぁぁぁぁ!)

咲(1...)

両津(ぁぁぁぁぁ!)

 

 

咲(ゼー...[ガシャーーーーーン!!]...ロ...)

 

窓ガラスや自転車やドアも壊れた。

 

両津(いでー...)

次子(おいおい大丈夫か?両さん)

両津(あ、あぁ...何とか...)

平乃(ケガしてるじゃないですか!今救急箱持って来ますね)

両津(ははは...悪いな、平乃。あ!ところで今何時だ!?)

咲(9時ジャストなう~)

両津(てことは、何とか間に合ったぞ~!よっしゃ~!)

 

???(何が...)

両津(ん?)

次子、平乃、咲(あ...)

???(「よっしゃ~!。」よ!このぉ!)ガーン!

両津(いってぇ!!...何しやがるんだよ!小衣!)

小衣(うっさい!あんたが悪いんでしょ!)

 

明智小衣

飛び級でハーバード大学を卒業した超天才。理知的だが、子供っぽく熱くなりやすい面もある。

対怪盗事件捜査チーム「Genius4(通称G4)」のリーダー。

両津とはあまり気が合わない。むしろ小衣は、両津をG4にいれたのを認めてはいない。

 

両津(だからっていきなり黄金仮面で殴ることはねぇだろ!)

小衣(この状況で、殴らないなんておかしいでしょ!)

両津は散らばったガラスのはへんや壊れたドア、そして、壊れた自転車などをみた。

両津(む!た、確かに...)

小衣(それにあんたまた遅刻したじゃない!)

両津(ちょっ、ちょっと待て、ワシはギリギリ間に合ったぞ!9時ちょうどに着いたんだぞ!セーフだセーフ!)

小衣(うるっさーーーーーーーーーーーーーい!!!!!)

両津(ひぃ~!)

小衣(いいこと?警察ってのはもっと早めに出勤するのが常識よ!まぁあんたの頭じゃこのIQ 1400の天才美少女、明智小衣にはかなわないでしょうね~!なーっはっはっは~)

両津(けっ!何がIQ 1400だ、あんなやつにIQ が1000以上もあるかよ...)小声で言う。

小衣(何か言った?)

両津(いえいえ、別に何でもねぇよ!)

小衣(だいたい何であんたが急に小衣がひきいるG4に入って来るのよ!)

両津(仕方ねぇだろ!ヨコハマ警察署の本庁がワシの力が欲しいって言うから、亀有警察署の本庁からの命令で仕方なくこっちに来ることになったんだろ!)

小衣(しかもあんたが来てから、G4の執務室が交番みたいなところに移されてんのよ!)

咲(て言うかここまさしく交番っしょ~)

次子(でもまぁ、意外と悪くはねぇよな~)

平乃(はい、すごく落ち着きがあって良いですよ)

小衣(うるさい!)

両津(ヨコハマの本庁が「ここのほうが何かあってもいつでも出撃できるだろ」ってよ)

小衣(ふん!まあいいわ。とにかくG4の、いや、小衣の足を引っ張ったら承知しないから!)

両津(はいはい...)

小衣(だったら、ボーっとしてないで、散らかったガラスとかを掃除しなさいよ!)

両津(はいはい...「ふん、相変わらずうるさいやつだな...」)

次子(まぁまぁ両さん、あたしも手伝うからさ!)

両津(おお!助かるぞ次子、さすがワシと一緒の下町仲間もとい下町の後輩だな!)

次子(いいってことよ!両さん)

咲(言っとくけど私はめんどいからやらないよ~)

両津(ああ、そうかよ!) 

平乃(両さん、救急箱を持って参りましたよ。さ、ケガをしているところを見せてください)

両津(おお、悪いな。「相変わらず、平乃は世話好きだな... 」)

 

平乃が両津の手当てをしている。

 

平乃(はい両さん、手当て終わりましたよ)

両津(ありがとな!平乃)

 

小衣(ほら、これあんたの) ぽいっ!

両津(ん?おお!ワシの給料!)

小衣(本当はあんた何かに渡したくはないけど、一応!渡しておいてあげるから感謝しなさい)

両津(ニヒヒヒヒ...これだけあればプラモが結構買えるぞ...)

 

ひょい!

 

両津(あ!)

 

小衣が両津の給料袋から数枚抜き取った。

 

 

両津(何すんだよ!人の汗と涙の勲章を...)

小衣(黙りなさい!ガラスとドアと自転車代よ!当たり前でしょ!)

両津(くそっ!そこんとこはしっかりしてんのかよ... 。まあいいや、まだこれだけあれば何とか...)

 

???(待ってました!給料日!)

両津(ん?ゲッ!お前ら!)

 

ヨコハマ中華街の人達が全員来た。

 

プラモ屋の店主(二週間前のつけをいただきに参りました)

両津(中華街全員で来やがったのかよ!)

魚屋の店主(今日は逃がしませんよ。両さん)

両津(くそ!こうなったら、逃げる!) ダッ!

小衣(まちなさい!) ガシッ!

小衣が両津の腕をつかむ。

 

両津(おわっ!?な、なにしやがんだ! 離せ!)

小衣(次子!そっちおさえて!)

次子(あいよ!)

両津(のわぁ!やめろ次子!ワシとお前の下町仲間だろ!)

次子(悪いな~!両さん。一応あたしも警察だからさ、街の人達のためなんだよ)

両津(くそ~!裏切りもの~!)

小衣(さぁ皆さん、どんどん遠慮なく取っていきなさい)

両津(やめろ~~!)

咲(あ~あ、せっかくの給料日なのに...)

平乃(仕方ないですよね...)

 

プ店主(悪いね両さん、今までのプラモ代金32000円いただくよ)

両津(ぐっ!)

魚店主(この間貸した50000円。確かに返してもらいますよ)

両津(う...)

居酒屋の店主(俺も一週間前の酒と焼き鳥の代金6300円もらいますね)

両津(お前ら少しは遠慮しろ~!)

 

そして、八百屋、寿司屋、ラーメン屋、本屋、酒屋、和菓子屋、ゲーム屋などの他の店長達が両津の給料袋からお金を取っていった。

 

街の人達(毎度あり~!)と言って帰って行った。

そして両津の全財産は、

 

両津(250円...こ、今月これだけで生活しろってことかよ!)

小衣(ふん!自業自得でしょ!)

両津(頼む小衣!50000円ほど貸してくれないか!)

小衣(はぁ!何でこのIQ 140000のこの天才美少女、明智小衣があんたにお金を貸さないといけないのよ!)

両津(だったら30000!いや、20000!)

小衣(いや!)

両津(だったら10000!)

小衣(いやって言ってるでしょ!)

両津(なら、せめて1000円だけでも...)

小衣(しつこいわね!そんなの小衣が知ったことないわよ!)バシッ!

小衣が両津におもいっきり蹴りを入れた。

両津(ぬわぁぁぁ!)ガーン! 壁にあたった。

小衣(まぁあんたならそのくらいで1ヶ月間生き延びるわよ。じゃあ小衣は署に行くからあとはお願いね~!せいぜい頑張りなさ~い)

小衣が出ていった。

 

両津(くそ~!)

次子(お~い、大丈夫か?)

両津(次子~!頼む!金を、)

次子(あ~、本当に悪いんだけど、あたし今月の給料で精一杯なんだ。本当ごめん!)

両津(う~、平乃!)

平乃(すみませんが、今回は小衣さんの言う通り、両さんの自業自得ですので、今回は助けられません)

両津(なら、咲!お前だけなんだ!)

咲(いや。あたしも新しいパソコン買いたいから無理~。第一最初から貸す気ないから)

両津(ぬ~、もういい!お前らには頼らん!)

 

次子(おーい!両さんどこ行くんだよ?)

両津(パトロールだ!)

と言い、両津は派出所を出ていった。

次子(行っちまったな~)

平乃(少し可哀想でしたね)

咲(けど1ヶ月でいけるかな~)

 

ヨコハマ中華街

 

ぐぎゅるるるるる~。

 

両津(腹へった~。...ん?この匂いは...)ざっとゲーム屋に振り向いたら。ホームズ探偵学院の子供達が集まっていてもぐら叩きをやっていた。

 

健太(よっしゃ~!98点!)

正平(嘘だろ!もぐら叩きで最高得点じゃんか!)

優(ダメだ、たこ焼き買ったからもう金がねぇや)もぐもぐ。

両津(やぁやぁ探偵の子供達)

正平(あれ?両津じゃん。どうしたの?)

両津(いや~、もぐら叩きの点数がすごいな~、と言いたくてなー)

健太(だろ~!すげぇだろ!)

両津(確かにな、でもワシがこの最高得点を見事打ち破ったらどうする?)

健太(はぁ?無理だよ両津。だって100点満点中98点だぞ)

両津(ほほう、ならばワシがこのもぐら叩きで98点以下だったらワシの持っているラジコンを一つ好きなのをやろう)

健太(まじで!?)

両津(ああ、その代わりワシが勝ったら、)ひょい!

両津が優の持っているたこ焼きを取った。

優(あ!俺のたこ焼き!)

両津(このたこ焼きをもらうぞ!)

健太(わかったよ!やれるもんならやってみなよ!)

両津(よし!決まりだな!)

 

そして両津がもぐら叩きの前に立ちもぐら叩き用のハンマーを持った。

 

3...2...1...GO !

 

両津(くらえー!おらおらおらおらおらおらおらおらおら!)

ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン!

一度もミスをせずに出てくるもぐらを素早く叩いている。

正平(すっげぇ!両津の手が見えない!)

優(しかもどんどん点数が上がっている!)

両津(おらおらおらおらおらおらおら~!)ツルッ!

両津が足を滑らせてしまった。

両津(しまった!?)

健太(よし!勝った!)

両津(まだまだ~)ひょい!

体を後ろ向きで顔を逆さに向けた。

 

両津(秘技!逆さもぐら叩き!このこのこのこのこのこのこのこのこのこのこの~!)

健太(嘘だろ!?逆向きでもぐらを叩いているだと!?)

両津(このこのこのこのこのこの~!)

 

5...4...3...2...1...フィニッシュ!

 

優(と、得点は、)

健太(ば、バカな...100点満点中...)

正平(100点...!)

両津(ふっふっふっ... よっしゃ~!どうだ健太!これがワシの最高得点だ!)

健太(く、悔しい~!)

両津(じゃあ約束通りたこ焼きはもらっていくぞ)

優(わかったよ両さん。はい)

たこ焼きを両津に渡した。

両津(ニヒヒ...いただきまーす!)

両津がたこ焼きを食べようとしたら。

 

ブォーーーーン!

両津(あん?)

暴走している車が走って来た。

ブォーーーーン!

両津、健太(ぬわぁ!(うわぁ!))

車が両津と健太に当たりそうだったがギリギリよ蹴れたが。

両津(あ~!ワシのたこ焼きが潰されてる!)

健太(いって~...)

ゲーム屋の店長(大丈夫か?健太。両さん!あの車を捕まえてくれ!)

健太(両津!俺は大丈夫だからさ。早く行って!)

両津(よし!任せておけ!おばちゃん!自転車借りるぞ!)

両津はそのまま自転車で車を追いかけて行った。

両津(ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)

みんな(がんばれ両さん!)

 

 

 

ブォーーーーン!

車内

 

男1(ヒャッハー!やっぱ車でぶっとばしは最高だぜ!)

男2(ああ!買ったばかりのこの新車の早さは恐ろしいな!)

男1(この車に追い付けるやつなんていねぇよ!)

 

両津(ぬぉ~~~~~~~!)

 

男2(あ!あ、アニキ!自転車で追いかけてくるやつが!)

男1(なにぃ~!?)

ブォーーーーン!

両津(逃がさんぞ~!ふぬぬぬぬぬぬぬ~~~!)

さらにスピードを上げた。

しかし、

ガシャーン!

家にぶつかりながら走ったり。

住人1(コラー!なにするんだ!)

 

キィ~~~!ドーン!

洗濯物や駐車場の車などが壊れた。

住人2(洗濯物どうしてくれるのよー!)

住人3(この車買ったばかりなんだぞ~!)

両津(すまん!こっちのほうが近道なんだ~!)

 

ブォーーーーン!

男1(さすがにもういねぇだろ!)

男2(何とか逃げ切ったな!)

二人が安心したその瞬間。

両津(あまいぜ~!)

二人(ええ!?)

両津(どりゃーーーーー!)

屋根の上から両津が自転車から飛び降りた。

そして見事に暴走車の上に乗った。

両津(お前ら~!)

男1(ひぃ~!なんだよ!こいつ!?)

男2(あ、アニキ!前!前!)

両津、男1(ん?)

そしていつの間にかヤマシタ公園に着いていた。

しかも、車が進んでいる向きは海の方角だった。

ブォーーーーン!

両津(止めろ~~!)

男1(ダメだ!急には止まれねぇんだよ!)

両津(なにぃ!?)

ブォーーーーーーーン!

三人(ぎゃぁあああああああああ!)

ガシャーン!   バシャーン!

策をぶち破りそのまま海に落ちて行った。

 

三人(ぷはー!)

両津(お前ら~!よくも~!)

男1(す、すみませんでした~!)

男2(もう暴走しません!)

両津(やかましい!よくもワシのたこ焼きを無駄にしてくれたな~!)

二人(え?)

両津(え?じゃねぇ!とっととワシのたこ焼きの責任を取れ~!)

二人(ええ~!?)

 

ブーン。

パトカーが到着した。すると中からG4全員が出てきた。

次子(両さん!大丈夫か?)

両津(おお?お前ら、何でここに?)

平乃(ゲーム屋さんの店長から通報がありました)

小衣(両津!そのままそいつらを取り押さえなさい!)

両津(どういうことだ?)

咲(そいつら、指名手配中の暴走行為の二人...)

両津(ほーう...そういうことか...)

二人(あははは...どうも...)

両津(たこ焼きと健太とワシがこんな目にあってしまった恨みだー!)

二人(ぎゃぁぁあああああああああああ!!!!)

 

そして、二人は無事?に逮捕された。

 

G5用派出所

次子(いや~。お手柄だな!両さん!)

咲(初のヨコハマの犯人逮捕じゃん)

平乃(本当ですね!さすが両さんです!)

両津(なははははは~!まぁワシにかかればざっとこんなもんよ!)

健太(犯人捕まえてくれてありがとう!両津!)

両津(ああ!それより健太、ケガは大丈夫か?)

健太(こんなのどうってことないよ!)

両津(よし!えらいぞ!)

小衣(まぁ、今回はこの小衣が誉めてあげるわ)

両津(はいはい。サンキューな...)

小衣(それとこれ)ひょい。

小衣が封筒を両津に渡す。

両津(ん?おお!?もしかしてこれはボーナスか!)

サッサ。封筒の中身を出した。すると一枚の紙が出てきた。

両津(金じゃないな。どれどれ、...なにぃ!?せ、せ、せ、請求書!?)

小衣(車3台の弁償、クリーニング代、そして家の壁復帰代、自転車代、あとヤマシタ公園の建物すべて...)

両津(合わせて500000円だと!?)

小衣(来月の給料から払っておいてあげるわ)

両津(そ、そんな~)

 

次子(ありゃりゃ~)

平乃(これは来月のお給料日もなしですね...)

咲(2ヶ月も持つのかな~?)

 

両津(な、何でワシはヨコハマでも、こんな目にあうんだ~~~~~~~~~~~!)

 




次回予告
もうすぐヨコハマで開かれる祭りで、両津の知り合い、神田明神が作ったみこしでレースをするが、その息子がなぜか、みこしレースを止めようとする。果たしてどうなる?

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