圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話 作:超ちくわ
私はもちろん全員好きじゃぞ?
プロローグ 圧倒的理不尽な転校。降り注ぐ災難とゆるふわエンジェル。
キーンコーンカーンコーン…
先生「お前ら席に着け〜。今日はかなり大事な話だ。よく聞けよ?」
今日も学校が始まる。眠い。
俺は
えっ?名前があの戦艦長門と同じ名前だって?気ニスルナ!
先生「特に花波!」
長門「ふぁい!?」
先生「この話はお前にとって重要な話だ…。」
長門「へ?」
先生「実は1ヶ月前、とある学校から連絡が入ってな。その学校側からうちの生徒にとても興味が出たらしく、そのとある学校に転校して来て欲しいらしいんだ。」
ザワッ
うん?その
しかも、俺にとって重要なお話なの!?ナンデ!?
先生「おっと、静かに。ちゃんと話す。その
ざわざわ…ざわざわ…
俺以外の生徒ももちろん落ち着いてない。まぁ、怖いところに飛ばされる可能性だってあるk
先生「花咲川女学園だ。」
花波「えっ?」
男子生徒「先生!その花咲川ってあの花咲川ですか?」
先生「うむ、そうだ。」
花波「あの先生、結論からして結局なんですか?」
先生「おぉそうだったな。花波、お前に花咲川の先生方全員が興味を持ってるみたいなんだ。」
男子生徒達「はぁ!?長門がナンデ!?」
女子生徒「男子黙りなさい!!」
男子生徒「「「「スンマセン…。」」」」
女子生徒「花波ちゃんが何で?」
長門「ちゃん付けをするでない。」
先生「まだ言ってなかったが安全な男子生徒を花咲川に1人欲しいと言っててな、理由としては男子との交流を深めたいとのことだ。複数で選ばなかった理由はただ単にうるさくてやかましいとのことだ。」
ナニソレ意味ワカンナイ。
先生「それともう1つ理由があった。お前が女子寄りの中性的な顔してるからとのことだ。」
長門「理由はそれだけですか?」
先生「そうだ。」
長門「ナニソレ理不尽。」
男子生徒達「長門羨ましいぜちくしょおおぉぉぉ!!」
女子生徒達「だから黙れって言ってるでしょおおぉぉ!!」
男子生徒達「ぎゃああぁぁ!!」
女子生徒「長門ちゃん最後まで私達があの男共に汚染されないように可愛いがってあげるね?」
長門「何故ソウナッタ。そしてナデナデスリスリするでない!」
そして、その件を放課後に先生と話をして納得したけれどどれもこれも理不尽だった。親は何故か即納得してるし、隠れたところで話が進んでいるからもうやるしかないじゃない!!(マミちゃん感)
ちなみに、花咲川の制服は特注で男子生徒用を作ってもらおうかと思ったら作ってもらえなかった。女子寄りの見た目だから行けるYO!と言われ、作ってもらえなかった。理不尽すぎる。
そんなことがあって一週間が経ち、親に「これをやるからバイトと両立して頑張って来い!」とゴリ押しでとあるバイト先で働くことになった。
お小遣いはお小遣いレベルじゃない金額の封筒でした。
そして、今現在絶賛一人暮らし中。
長門「ちくしょう…何故こんな理不尽が許されるのじゃ…!明後日から学校だから生活出来るように揃えておk…もう揃ってた。あ、明日日曜日だし場所分かんないから明日見て行こ。」
翌日───────
長門「ふぁああぁぁ…。眠い…。だけど初めて来る街だから買い物がてら学校を見に行かないと…。」
俺の通ってた高校は紫陽花学園。圧倒的共学だ。だけど俺は何もしてないのに何故か女子ウケが激しかったし、なんか可愛がられてた記憶しかない。男子とは分かってても男子に告られたことある。腐女子歓喜だったかもね。断ったけど。
今思ったけど平凡じゃねーなこれ。
長門「えっと…花咲川に向かう電車は…アレかな?」
てこてこと歩き、電車に乗って昨日調べたところに向かった。
そして降りた…けどめっちゃ視線刺さる。何かしたのか?と思いつつ駅から出ようとしたらまさかの職務質問されるし、出たと思ったらまだ駅の中だった。(実際主は大都会の駅で迷子になった)
長門「とりあえず職質終わった…。さて、下見じゃ下見!」
スマホの地図を見つつ、前を見ながら歩いていたら女の子が男3人に囲まれて怖がっているところを見かけた。
男A「ねーちゃんもしかして1人?案内する代わりに遊ばない?」
???「ふえぇ…やっぱり遠慮します…。」
男B「遠慮すんなって!ほら案内するからよ!」
長門「あの…」
男C「あー悪ぃなねーちゃん、今取り込み中でな…。」
長門「いや、明らかに女の子が怖がっているんですけど。」
男C「とりあえず帰った帰った!」
長門「…。」
俺は女の子が明らかに怖がっていると分かっているため、放っておかなかった。とりあえず男3人を無理矢理剥がした。
長門「お姉さん大丈夫ですか?怪我は無いですか?」
???「ふえ?だ、大丈夫です…。」
男A「お前邪魔したなァ!?お前も女だからって俺を甘く見てんじゃねぇぞおぉ!!」
長門「五月蝿い黙れ…!」
戦闘が始まってしまった。が、相手の攻撃単純すぎて瞬時に
ローキック喰らわせて大事な【ピー】を蹴り飛ばしたら終わったもん。相手は戦闘経験が全く無いことが分かった。
ちなみに男達3人は通行人の通報によってお巡りさんに捕まった。聞いた話によると巷で噂になってたナンパ男達だったようだ。
お巡りさんもそれで頭を悩まされていたようで、感謝状を後日学校で受け取ることになるとのこと。もちろん花咲川とちゃんと言いました。
お巡りさんが去った後、被害に遭ってた女の子が話かけてきた。
???「あ、あの…助けてくれてありがとうございます!」
長門「いえいえ!女の子を助けるのは普通なので!そ、それじゃあ俺はこれd」
???「あの!良かったら…その…お礼としてはアレですけど…カフェに行きませんか?」
長門「へっ!?お、お礼なんてしなくてm「私お礼しないと落ち着かないんです…。」あ゙ゔっ!そ、それじゃあ…お言葉に甘えて…。」
その女の子は水色ヘアーでなんかふわふわした感じの髪型で、なんか凄く癒しを感じる女の子でした。彼女はカフェ巡りが趣味でクラゲさんが好きとのこと。
通りでふわふわした感じの癒しがあったわけだ。
そして、彼女が探していたカフェに着いて向かい合わせで席に座った。
???「あっ!名前言ってなかった…。私、松原 花音って言います。」
長門「俺は長門。花波 長門です。長門と呼んで構いません。そして一応こう見えて男です。」
花音「長門さん男性の方だったんですね!私、普通に女の子かと思っちゃいました!」
長門「あはは…よく言われます。ここの街に来る前に駅で職質にあったくらいなので。」
…と結構お話をしていたら、学校の話題が入ってきた。
花音「私学生なんですけど、私の学校で話題になってることがあるんです。」
長門「松原さん学生だったんですね!俺も学生なんです!まぁ、理由があってとある学校に転校することになりましたが…。」
花音「ふえ!?てっきり大学生かと思っちゃいました!あっ、えっと…とある理由って?」
長門「俺、女学園に転校することになりまして…。」
花音「えっ?それってもしかして…男子生徒1人をうちの学校に転校してくるってお話?」
長門「えぇ、そうでsって…ふえぇっ!?花咲川の生徒さんだったんですか!?」
花音「はい!…って長門さんが転校して来るのですか!?」
長門「そ、そうです!(わーお凄いことになったぜおい…)」
そんな感じで帰りもお話をしながら盛り上がって、助けた女の子が花咲川の生徒で真っ先に俺が転校して来ることを知ってしまったとさ。
ちなみに帰りの途中に知ったのが松原さんが高2の先輩で俺が後輩ということを知り、家の方向が同じでめっちゃ近かった。
タイトル詐欺になってるか不安でしょうがない…。
展開とか早すぎるなんて言えないし、もうちょっと他の小説を見て勉強しておこう…。
あ、良かったら感想お願い致します!(返信できるだけ頑張りゅ)
あ、花波君の転校前の写真です(ツッコミどころ満載だけど言わないでくらはい)
【挿絵表示】