圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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十月なのに湿度が原因で余計暑かったのにいきなり冷えてくるってなんやねん。
これも松岡○造の仕業か!!太陽神説絶対ある!


9話 圧倒的ぱにっく。暴れる女の子達と暴れる虫さん。

文化祭前日。

 

長門「ちょっと待って!?もう化粧は決まったんだよね!?なんでまたやるの!!?」

 

りみ「衣装が完成したから長門君に着せてみよ?って話になってそれで、このまま化粧もしたらいいんじゃない?って話になっちゃった…。」

 

長門「ま、まぁしゃーないか…。薄めにしてくださいね?明日から本番なんだから…。それとみんなも化粧するってこと、忘れてないよね?」

 

女子全員「「「「「あっ…。」」」」」

 

長門「忘れてたのか…。」

 

俺はやれやれとした顔で当日にする化粧と衣装を纏った。

ちなみに衣装は破けたらマジで死にます。

 

はぐみ「長門君可愛い!!ねぇねぇかーくん!長門君すごい可愛いくなってるよ!!」

 

香澄「本当!?わああぁぁ!!すごく可愛い!!りみりんと一緒に考えた衣装すごい可愛いよ!!」

 

イヴ「私の技術とあらば、ナガトさんを可愛いくするのは簡単です!フンス」

 

沙綾「流石モデル兼アイドルのイヴだね〜。だけど、この化粧は自分の力でやらないとね!イヴに全て任せたら大変だから。」

 

たえ「あれ?長門、濃くしないの?」

 

長門「まさかの聞いてなかった人が出現!!明日に備えて薄くしてるの。たえちゃんも明日俺と似た化粧をするから忘れないでね?」

 

たえ「わかった!それじゃ、最終準備取り掛かろっか!」

 

文化祭まで前日のため、授業内容が一時限目から放課後まで準備となっている。逆セクハラもされたが、可愛いので許しました。

 

香澄「花波君!これ、どうかな?」

 

長門「わぉ!それめっちゃ可愛い!!採用!!」

 

香澄「やたぁ!!」

 

長門「あっそれと香澄ちゃん、俺のこと普通に長門って呼んでいいよ?苗字だとなんか堅いからさ。」

 

香澄「分かった!それじゃ…なっちゃんって呼ぶね!」

 

長門「なっちゃん!?まぁ、いっか。(あの飲み物の名前のことを考えてしまった…)」

 

担任「花波さん!手伝ってほしいことがあるの!ちょっといいかしら?」

 

長門「はーい!香澄ちゃん!俺が戻るまで指示お願い!」

 

香澄「うん!任せといて!なっちゃん頑張ってね!」

 

長門「ありがと!それじゃ、行ってくる!」

 

俺は先生に呼ばれたためクラスの指示を香澄ちゃんに託し、その場を後にした。それと先生が手伝ってほしいことって言うのはすごく珍しかった。

 

長門「んで、手伝ってほしいこととは?」

 

担任「これ。」

 

長門「あぁ〜…マジっすか…。」

 

俺が目にしたものはなんかすごくやべーやつだった。

黄色と黒が強く強調しており、危ねーからワイに注意しろと言わんばかりの縞模様。噛む力が強く、2回刺されたらアナフィラキシーショックを発症させてしまう強力な毒針を持つ肉食蜂のオオスズメバチ(巣付き)だった。

 

担任「なんかスズメバチを見かけるなって思ったらね、蜂の来たところを辿ってみたら見つけちゃった☆」

 

長門「ん〜…先生…。これとんでもなく大変なことになってるっす。」

 

担任「どしたの?」

 

長門「全員俺達の方を見てめっちゃ警戒音をカチカチ鳴らしてるっす。」

 

担任「ん〜つまり?」

 

長門「このまま蜂さん達に手出ししたら終わります。」

 

担任「なるほど!…よし戻ろう。」

 

ガシッ

 

長門「蜂さんの駆除専門の人に電話をお願いします。俺はこのまま様子を見てるんで。」

 

担任「分かった!分かったから!このまま置いて逃げようとしたことは謝るから!だから手離してえぇ!」

 

長門「分かりました。それでは業者さんをお願いしまs『業者を呼びましたので心配無用です花波様。』黒服さん!?」

 

突然出てきた黒服さんにびっくりしてしまい、一歩下がった。

それと、すぐに切り替えて黒服さんにも危害が出ないように引かせた。

けれど…。

 

たえ「あれ?長門?何してるんだろ?」

 

長門「ん〜…めっちゃ警戒音ガチガチ鳴らしてヤバいなこれ…虫網あったら…『虫網をお持ちしました。』ちょっ!?早くないすか!?」

 

黒服「長門様がどのような行動になられるのか監視しておりました。」

 

長門「な…なるほど…。つまり、めっちゃ心配してくれてるのですね?」

 

黒服「ご理解がお早いようで。」

 

たえ「長門〜どしたの〜?」

 

たえちゃん降臨。

 

長門「ひゃわっ!?たえちゃん!?ここは蜂さんとその巣があって危ないから作業に戻ってて!!」

 

俺はたえちゃんが来ることを予想しておらず、あたふたしてた。

たえちゃん何をするのかわからないもん。

 

たえ「業者は呼んだの?」

 

長門「呼んだよ?今来るまで待ってるの。」

 

たえ「それじゃ遅いと思う。長門はそういう資格は持ってないの?」

 

長門「知識だけなら…。」

 

たえ「よし、駆除お願い。」

 

長門「ナンデ!?」

 

結局、たえちゃんはその場に立っていた。それから数分経って業者さんが来て駆除してもらった。これで一件落着かと思ったら女子生徒が俺に知らせに来て、また大変なことが起きた。

 

女子生徒「長門ちゃん大変!1-Bにスズメバチが2匹入って来たの!!」

 

長門「何やて工藤!?」

 

俺が1-Bに向かうと悲鳴やら何やら聞こえた。

ちなみに教室の中では有咲ちゃんが蜂さんと大乱闘していた。

 

有咲「あぁもう!!こっち来んなあああぁ!」

 

長門「有咲ちゃん!?蜂さんにそんな乱暴しちゃもっと危ないよ!?ソイヤッ!!」

 

有咲「長門おおぉぉ!!怖かったよぉ……。」

 

長門「もう大丈夫。おっと、まだ動かないでね?」

 

丁度有咲ちゃんの頭の上にスズメバチが止まり、針を出す直前に両羽を抓んで捕まえた。めっちゃ危ねぇ…。

一匹目のスズメバチは虫網の中にいて、もう一匹は生き物採取に使う容器にささっと入れた。何処から出したなんて言わないでくれ。

てか、涙目になってる有咲ちゃん可愛いすぎるんだけど。

 

香澄「あっ!なっちゃああぁぁん!ありしゃあああぁぁぁ!!」

 

有咲「ちょっ!?香澄!?うわあああぁぁ待て待て待て!!!飛びつくなあああああぁぁぁぁ!!!」

 

ドゴッ

 

長門「ぐえっ!!!!あっ!やべぇっ!!」

 

コロン…コロコロ…ブウゥーン

 

有咲「長門おおぉぉ!!蜂がぁ!蜂が出てきたあああああぁぁぁぁ!!!」

 

香澄「えっ!?蜂いたの!?なっちゃんごめえええぇぇぇん!!!」

 

長門「ちょっと待って今捕まえるから!!やべぇこれ蜂さん入ってる網だああぁぁ!!黒服さあああああぁぁぁぁん!!」

 

スズメバチを捕まえたと思ったら香澄ちゃんのハグハグミサイルを俺の背中へまともに喰らって、同時に採取の容器を離して床に落としてしまい、教室にいる俺ら三人と廊下にいる女の子達はキャーキャー言ったり、なんか暴れたりした。ちなみに蜂さんは激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームでした。マジやべーっす。

そして黒服さんが網を出してくれるなんて凄すぎっす。

 

長門「ちょっとみんな危ないから!蜂さんがまたすんげー激怒してるから!とにかく廊下に出ていかn…ってこっち来たあああああぁぁぁぁ!!てりゃああああぁぁぁ!!」

 

パスッ

 

有咲「つ、捕まえたか…?」

 

長門「ふぅ…。やっと捕まえたぁ…。」

 

有咲「その蜂はどうするんだ?」

 

長門「ん〜この子達は少し離れた山に逃すよ。頑張って必死に生きてる子達だから、逃すのは黒服さんにお願いしようかなと思う。逃し方は後で黒服さんに教えておくから大丈夫。その前に怪我した子、刺された子いない?」

 

香澄「私は大丈夫!」

 

有咲「私も大丈夫…。」

 

女子達「「私達も大丈夫だよ〜!」」

 

長門「安心したぁ〜!!とりあえず、文化祭準備再開じゃあぁ!」

 

香澄「その前になっちゃん化粧直ししよ?汗で少し崩れてる…。」

 

長門「俺は落としたいっす…。」

 

蜂さんぱにっくが治まり、文化祭の準備を再開し、放課後ポピパメンバー+俺で有咲ちゃんの家の蔵で演奏チェックかつパジャマパーティーした。えっ?俺、パジャマパーティーは聞いてない!!!

ちなみにりみちゃんとめっちゃチョココロネの話をしました。

りみちゃんの食べたそうにしてる顔と食べてる顔と食べ方すっげー可愛いすぎて鼻血出た。

 

 




ポピパメンバーとパジャマパーティーしたらすごいことになりそう()
特に就寝後の有咲てゃんの寝相が尋常じゃない程悪いけど、喰らったとしてもご褒bゲフンゲフン許しちゃうよね?可愛いから許すよね??(ニッコリ)

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