圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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遂に100話突入したぞおおおおおお!!

それだけです()


100話 圧倒的情報量増大。別の女学園が男子高校生を借りるなんてあるはずのないことが起きたり花波家が暴走したりでツッコミが追いつかない上に仕事も任された。

担任の先生「はーい!皆席着いてー!大事なお話がありまーす!」

 

長門「なんじゃろな?」

 

香澄「不審者が出たとか!?」

 

担任の先生「はーいそこのカップルは後で呼び出しねー!」

 

かしゅみ「なんで!?」

 

長門「とばっちり!?」

 

沙綾 (息合ってるなぁ〜♪可愛い組み合わせだ♪)

 

いつもの雰囲気。

俺と香澄ちゃんは何故か先生にカップル呼ばわりされてびっくりしてた。実際多重恋愛しているから何も言えないけれど…。

 

担任の先生「さて、イジりはここまでとして…明日から長門ちゃんは別の学校に行ってもらいます!!」

 

長門「…ほえ?」

 

一年ポピパA組「「「「え????」」」」

 

クラス全員「「「「「はああああああああ!?!?」」」」」

 

担任の先生「ちょっと声アホみたいに大きい!!!」

 

長門「先生そんなの聞いてないんですけど!?」

 

担任の先生「だって、先生達と君のお母さんで決めたんだもん。」

 

長門「勝手すぎるぞちくしょおおおおおお!!母さんぜってー許さねえええええ!!!あとで鬼電してやらあああああああ!!!」

 

りみ「な、長門君があんなに荒ぶるなんて…。」

 

沙綾「それほど花女(ここ)が好きってことなんだね。」

 

担任の先生「こら花波君暴れない!!」

 

ズブシッ!!

 

長門「あひぃん!」

 

担任の先生「まだ話終わってないでしょ!?これから一週間、羽丘の方に行ってもらうことにしたから!」

 

長門「は、羽丘…!?待って…それだけはまずいですって!!ほら皆がすっごい目でこっちを見ているのか先生を見ているのか分からないくらい凄いオーラを出してますってば!!」

 

担任の先生「まず語彙力を引き摺り戻そうか!!」

 

やはり俺のお母さんがやりよった。

放課後に先生から聞いた話によると、俺のお母さんは

「まぁ私の可愛い長門なんだし大丈夫っしょ☆」

って感じなテンションで話していた様子でした。鬼電たいむじゃ。

 

お母さん視点───

 

prrrrrrr!!!!!×15

 

吹雪「もしもs『おいこらママああああああ!!』ちょっとクソデカヴォイスやめて!!!どうしたのさ!?」

 

長門『どーしたもこーしたもソーメンでもねーぞ!なーに勝手に一週間羽丘に行かせようとしてんのかなあああああ!?』

 

吹雪「べ、別にいいじゃない!?女の子ともいい関係持っているワケだし、羽丘との関係もめちゃくちゃいいでしょう!?だから大丈夫じゃないかなーって思ったの!」

 

長門『大丈夫なわけねーだろママのおバカあああああああ!!うわあああああん!ママなんて嫌いだあああああああああ!!!』

 

ブッ!!!!

 

吹雪「あ、あの子ったら…鬼電しまくりで追撃の激おこ電話をして…。だけど長門は私の可愛い息子の特徴だからそこまで気にしなくていっか☆」

 

俺視点にモドール───

 

長門「ぐすん…ママのバカぁ…。あの変態リサ先輩がいるのにぃ…あとおっぱいお化け。」

 

陸奥「まーたお母さんに激おこ電話したのー?」

 

長門「いーじゃん別に!ママが勝手なことしたんだからさぁ!!てかおねーちゃんはどっから侵入してきた!!?」

 

陸奥「ピッキング☆」

 

長門「ピッキング☆じゃねーよ!フッツーに違法だよ!?」

 

陸奥「まーまーいーじゃn「よかねーよバカ!」ポカンッ!! 痛っ!ちょっと長門痛いじゃんkポカポカ!! いたたたたた!ごめんてごめんって!!」

 

長門「おねーちゃん。」

 

陸奥「なにさ。」

 

長門「突っ込むの疲れた。」

 

陸奥「はいはい、限定イチゴゼリーあげるから許して?」

 

長門「許す!」

 

陸奥 (可愛いなぁ…!!なんなのこの可愛い生き物!本当に私の弟でいいのかしら!?)

 

お母さんに鬼電激おこ電話をかまして、勝手に家に侵入してきたおねーちゃんを成敗したりでめちゃくちゃ疲れた。

まぁ急に羽丘に逝くことになって収拾がつかないからね、しょうがないね。ツッコミ役が欲しいわ。

 

長門「んで、おねーちゃんは何しに来たん?」

 

陸奥「仕事のお手伝いを頼みに来たの!」

 

長門「断る!!」

 

陸奥「なんでさー!」

 

長門「彩ちゃんみたいな言い方やめろ!おねーちゃんには似合わなさすぎる!!」

 

陸奥「つ、遂に長門が彩ちゃんをちゃん付けで呼んだ…だと!?」

 

長門「多重恋愛してっからな!」

 

陸奥「あんたの尊いイチャイチャが見られるだけでおねーちゃんは幸せです!」

 

長門「とりあえず脱線事故起こしたけれど、仕事の手伝いはどんな内容なの?」

 

陸奥「えっとね、長門の初めてのおつかい!」

 

長門「…ナメてんの?」

 

陸奥「待って待って!拳握らないで!?まだ話終わってないから!!」

 

長門「とりあえず聞いてやろう。」

 

陸奥「何その上から目線…。まぁなんちゅーか、長門がカメラを持って自身のオススメのお店をスマホ無しで見つけるって企画さ!」

 

長門「言わばネタ切れっちゅーことな?」

 

陸奥「ソッコーで見破られた!!」

 

おねーちゃんに頼まれた仕事がまさかの俺の撮影だった。

どうやらネット界隈では俺の人気が急上昇しまくりで、最近ではYouTubeに切り抜きで出てきたり、YouTuberも俺に会いたいという俺からしたらかなり大袈裟な発言もしていたらしい。

最近ではYouTubeにかなり持って行かれているらしく、テレビ側ではかなりの苦難を強いられていたとのこと。

そして休日のある日…。

 

長門「とりま撮影すりゃいいのか?」

 

陸奥「もっち!あ、カメラマンとか見つけて聞かないでよ?」

 

長門「わーってるよ。んじゃ、逝ってくる。」

 

陸奥「違う意味に聞こえたけれど?」

 

長門「気にすんな。」

 

おねーちゃん達は俺から撤収し、俺はぽつんと残された。寂しい。

ちなみに住んでいる街の他も撮影していいとのこと。

俺のオススメのお店を紹介してもしゃーないので適当に回ろうかなと思っていたけれど、真面目にやろうと判断しました。

おねーちゃんにしばかれるのが怖いからじゃないから!

 

長門「あー…ども、早速始まりましたが…オススメのお店をスマホ無しで探しつつ数店舗紹介したいと思います。」

 

陸奥「おぉ〜始まった〜♪…ん?」

 

長門「歩きながらだけど、正直俺はこういうの分からないからなぁ…。お、あったあった。よく通うカフェとベーカリーと精肉店。」

 

陸奥「圧倒的バンド仲間ッッ!!」

 

長門「北沢精肉店のお肉は良質な上に無駄にしているところがまずなくて、厳選とかそういう面倒なことはせずに部位を上手く使い分けていて、どの部位をどの料理に使えばいいのかをしっかり教えてくれるからめちゃくちゃ助かるんよ。お肉のレパートリーが増えているのはこの精肉店があるお陰なんかなって思う。つーかここのお肉めちゃくちゃ美味しいから買え!あ、はぐみちゃーん!いつものコロッケあるー?」

 

はぐみ「なーくんやほー!コロッケいっぱい売ってあるから買ってってねー!」

 

長門「流石北沢精肉店の看板娘ッッ!この可愛い笑顔にどれたけ癒されることかっ!!」

 

陸奥「いやこれが長門らしさだけど…何この癒される映像は!!」

 

長門「はむっ…ほんでぇ…(ちゅぎ)はやまぶきベーカリーかにゃ?」

 

陸奥「食べながら喋るのは良くないけれど、口の中を見せない為に口元を隠しているのはポイント高いなあぁ!!」

 

沙綾「あ、長門!今日は撮影なんだね?」

 

長門「うん、おねーちゃんにきょーせーされたからね。」

 

陸奥「おいこら!」

 

沙綾「長門って結構人気あるし、アンチがいないってくらいだからお姉さんに頼られるなんて凄いことだよ?」

 

長門「そかな?」

 

沙綾「あ、とりあえず撮影に集中してていいよ?私はいつものようにしてるからさ。」

 

長門「分かったよ〜。んーと、やまぶきベーカリーの凄いところはまずパンが美味しいってのと、もっちもちのふわふわで食べやすい上に味がしっかりしていて濃すぎず薄すぎずのめちゃくちゃバランスのいい味がしているので、小さいお子さんでも人気なパンなのだ。特に俺の好きなパンは…多すぎて悩むわ。それとちょっとした小ネタですが、チョココロネだけが何故か売り切れることが凄く多いこのお店…チョココロネの天使がいるからなのです!」

 

バッ

 

りみ「ふえあっ!?な、長門君!?撮影しているの!?」

 

長門「あ、うん。りみちゃんごめんね?驚かせちゃった…。」

 

りみ「ううん、大丈夫だよ♪だけど…チョココロネの天使だなんて…///」

 

長門「ダメ、可愛いすぎる!!」

 

沙綾「ほーら長門〜?りみが困ってるからダメだよ〜?」

 

長門「え〜!チョココロネの天使に会えたのに〜!」

 

りみ「沙綾ちゃんと長門君の絡みも尊いなぁ〜♪」

 

数分後…。

 

長門「はい、やまぶきベーカリーの看板娘の沙綾ちゃんにいたずらされちゃったのでちょっと控えましゅ。」

 

陸奥「なんだよぉ…なんであんなに可愛い彼女達と尊いことするんだよぉ…!鼻血が止まらねぇ!!」

 

長門「今回最後のお店紹介は…羽沢珈琲店ですな。ここも看板娘の子がいます。ちなみに俺が紹介しているお店は全員バンドをしている子達です。皆天使です。いい子すぎて死にそうです。」

 

陸奥「もう本音出てる…。」

 

おねーちゃんのツッコミがバンの中で響き、スタッフは苦笑い。

隠しカメラを搭載した通行人役のスタッフも追うごとに疲れて来てたご様子。ちなみに俺は行くと決めたところにしか行かない主義者なので、調べていないところには絶対に行かないのです。

彩ちゃん達によく振り回されるけれどな()

 

チリンチリーン

 

つぐみ「あ゙っ…!?」

 

長門「やほやh…ってつぐみちゃんどったの?なんか絶望したような顔して…。」

 

つぐみ「わあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!映しちゃだめえええええええ!!!」

 

長門「ちょっとつぐみちゃんいきなり飛びつかnひゃああああ!?」

 

ドタッ!!

 

長門「きゅうぅ〜…。」

 

つぐみ「うぅ…長門ちゃん!私のメイド服を撮るなんて酷いよ!」

 

プニプニ

 

長門「ごみぇんってえぇ…知らにゃかったんだもん…。」

 

蘭「長門、あんた何勝手に盗撮してんの?」

 

長門「と、盗撮!?俺はただ姉貴に無理矢理きょーせーさせられてアポ無し撮影をしてて…。」

 

蘭「あー…なるほど分かった。とりあえず拳骨(げんこつ)ね。」

 

ゴチンッ!!!!

 

長門「いでっ!!」

 

ひまり (はああぁぁ…何あの光景最高すぎるんだけどおぉ…!)

 

巴「ひまりのやつ…また何か考えているな?」

 

モカ「それがひーちゃんだからね〜♪」

 

予想外だったからねしょうがないね。

つぐみちゃんがまさかのメイド服を着ていて思考停止どころか、普通に話かけちゃって俺も俺で何がどーなっていたのか分からんかった。

ちなみにつぐみちゃんに押し倒されてから蘭ちゃんの威圧オーラがやばかったです死にそうです()

 

蘭「それで、長門のお姉さんによるお願いを受けたらアポ無しをやれと言われたの?」

 

長門「そゆことです…。」プシュウゥ

 

モカ「おっきいたんこぶだ〜。マンガに出てきそうなものが普通に出てきたよ〜。」

 

蘭「とりあえずここのアポ無し撮影はアウトだから。つぐみもびっくりしてるし、今度はアポ撮ってよね?」

 

長門「うん、分かった…。とりあえずおねーちゃんに圧をかけてここの撮影NGだったって言っておく…。」

 

巴「圧をかける必要あるのか…?」

 

長門「必要あるんよ…。おねーちゃん結構自由すぎる人間だから編集面も色々いじってくるからさ…。」

 

ひまり「な、長門ちゃんの圧…うっ、頭が…。」

 

モカ「あっ…(察し)」

 

長門「さーてと、俺はここでお暇しますかね。あ、つぐみちゃんコーヒーありがとね!」

 

つぐみ「う、うん///」

 

バタン

 

モカ「つぐ〜、本当に言わなくて良かったの?」

 

つぐみ「ま、まだ時間あるから大丈夫だよ!ほら、長門ちゃんは明日から羽丘(うち)に来るしさ!」

 

ひまり「セクハラし放題だヤッター!!」

 

蘭「巴、ひまりが暴走したら抑えといてくれる?ひまりは長門のことが好きすぎておかしくなった。」

 

巴「あ、あぁ…(アタシも長門のことが好きなんだけどな…///)」

 

俺がいなくなったあとのAfterglowはまた賑やかになったとか。

そして俺はアポ無し撮影が終わっておねーちゃんのところに戻り、羽沢珈琲店の撮影はNGだったとゴリ押しで終わらせました。

まぁ看板娘全員が天使だから人気出るのもしょーがないよね!

はぐみちゃんのめちゃくちゃにこやかスマイルとかもう死ぬかと思ったんだもん!残機99体消し飛んだよ!

え?おねーちゃんはどうしたのかって?

おねーちゃんは俺の家に泊まりやがりましたこんちくしょう。

 




今回はセクハラとかそーゆーの無しじゃ!
セクハラおっぱいお化けは現存だけどな!( 'ω')ドヤ
タイトルは大体情報量が多すぎてタイトルが追いついていないのは気にしないで何でも島風()

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