圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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バンドリの世界って…平和でまったりしてるよねぇ…。






異世界転生させてくれえええぇぇぇ!!!(圧倒的現実逃避)


圧倒的なTVデビュー編
22話 圧倒的撮影。アイドル達のトンデモ台風ロケとハグハグ戦法。


彩「まん丸お山に彩りを♪どうも!丸山彩です!」

 

千聖「白鷺千聖です♪」

 

日菜「るんっときたら振り回す☆日菜だよ☆」

 

麻弥「日菜さんそれはまずいですよ!?あっ、上から読んでも下から読んでも大和麻弥です!」

 

イヴ「ブシドー精神で相手を叩き切る!若宮イヴです!」

 

彩「そんなわけで、いきなりゲスト紹介!…って言ってもネットで地味に話題になってた見た目は完全に女の子だけど性別は男の子!花波長門ちゃんでーす!!」

 

長門「彩先輩、地味とはなんですか地味とは。いやその前に俺ネットで地味に話題になってたんですか!?」

 

千聖「長門ちゃん、自分で質問しといて思いっきり自爆してるわよ?その前に自己紹介しなさい?」

 

長門「あっ…。えっと…花波長門です。ただの人間です。」

 

俺は今、TV撮影をしている。

え?何でかって?彩先輩が海に行きたいって言ってた日あったでしょ?

その時はまりなさんとだったからタイミングが悪いというか、彩先輩が乱入しかねないと思って断ってしまったけれどここから自爆した。

今度彩先輩の方に余裕が出来たら海に行くっていう約束と同時にTV撮影を条件付きで約束を固くされたのだ。

そして今はその撮影である。

 

彩「あれ?長門ちゃん背縮んだ?」

 

長門「シークレットブーツ履いてたんでちっちゃく見えただけっす。」

 

千聖「私と同じくらいの身長なのね…。だけど可愛いわね♪私が10cm高かったら見下せたのに。」

 

長門「いや千聖先輩しれっと怖いこと言わないで下さい。」

 

イヴ「ハグハグハグぅ〜♪ナガトさん捕まえましたぁ〜♪ちっちゃくて可愛いです!」

 

長門「ちょっ!?イヴちゃん!?てか、シークレットブーツ履いてたせいで身長感覚分かんねぇ!!」

 

日菜「麻弥ちゃん、るん♪って来た?」

 

麻弥「いやぁ〜自分にはまだ…。長門さんはツッコミに必死で上手く馴染めてないようにしか…。」

 

日菜「ぴこーん!るん♪って来たああぁぁぁ!!麻弥ちゃん行くよ!」

 

麻弥「ちょっ!?日菜さん!?」

 

日菜「なーがとちゃあああぁぁぁん!」

 

ドゴォッ!!!

 

長門「チョモランマッ!!!」

 

俺はイヴちゃんにハグされて必死に引き剥がそうとしていたが、日菜先輩にハグハグミサイル(超)をかまされて日菜先輩の頭が腰に直撃して死にかけた。

 

長門「どういう角度でやったら腰に直撃するんですか…。」

 

日菜「えへへ〜♪」

 

長門「めっちゃ可愛いから許す。」

 

麻弥「長門さん大丈夫ですか!?すごく重々しい音がなったんですけど!」

 

長門「大丈夫ですよ、ただミサイルが飛んできただけなので。」

 

麻弥「み、ミサイル…!?」

 

彩「長門ちゃん!このままじゃ進行しないから早くやるよ!」

 

長門「えっ!?これ俺のせいなの!?」

 

千聖「そうよ?こんなに可愛い男の子が来ると皆興奮しちゃうんだもの。」

 

長門「えぇ…(困惑)」

 

俺達がいるのは京都。

舞妓さんや芸妓さん達がいる祇園に来ているのだ。

やっぱり祇園は綺麗な街だ。ゴミが落ちておらず、余計なものがないから昔の日本の時代を見せてくれている。

 

長門「それにしてもすっげーな…初めて京都に来たけれど、実際に来てみるとおっきいんだな…。」

 

たまたま通りかかった舞妓さん「あなたとても美しい方どすなぁ。よければ舞妓体験するどすか?」

 

日菜「だってさ、長門ちゃん。」

 

長門「え?俺!?」

 

舞妓さん「コクッ」

 

彩「長門ちゃんの舞妓さん姿見てみたい!皆、見てみたいと思わない!?」

 

4人「「「「見たーい!!」」」」

 

彩「はいそんなわけで長門ちゃんGOGO~!!」

 

長門「マジですか…。」

 

俺はパスパレ組の圧倒的好奇心に勝てるはずもなく、連行された。

ちなみに俺待ちのパスパレ組は舞妓体験できるお店の長椅子に座ってまったりとお喋りしていた。

その30分後。

 

日菜「そういえばこの番組ってさ、結構行き当たりばったりだよね〜。」

 

彩「確か、台本無しの自由気ままな観光って感じだったっけ?」

 

千聖「長門ちゃんを番組に呼ぶなんてプロデューサーもマネージャーもすごいわね。まさかネットでたまたま見つけて彩ちゃんを使って長門ちゃんを呼び寄せたんだもの。」

 

彩「千聖ちゃんそれどういう意味!?」

 

麻弥「まぁ簡単に言えば、彩さんの可愛いさで長門さんを釣ったってことですよ。」

 

イヴ「ナガトさんは可愛いものに弱くて、純粋に可愛いって思ったらすぐに顔を赤くするのです!」

 

長門「ちょっと先輩方俺を釣ったってどういうことですかねぇ?」

 

彩「げっ!長門ちゃ…ん…?」

 

長門「全く…『げっ』とは何なんですかもう…。」

 

千聖「長門ちゃんなの?とても可愛いわ!!」

 

俺は舞妓さんの姿で現れた。

いや、体験だからね?舞妓さんの姿で現れても変じゃないでしょ?

俺、ゲストのハズなのにすっげー高難易度やらせてくれるじゃねーかちくしょうめ。

 

イヴ「すごくキレイです!ナガトさん!ハグしましょう!」

 

長門「ちょっイヴちゃんハグしすgにゃああぁぁぁ!」

 

麻弥「おっとっと…長門さん、イヴさん大丈夫ですか?」

 

長門「だ…大丈夫です…ありがとうございます…///」

 

日菜「あ、長門ちゃん照れてない〜?長門ちゃん本当に女の子だね!」

 

長門「な、何を言ってるんですか!?俺はおとk『だって長門ちゃん麻弥ちゃんから離れてないじゃん。』…。」

 

俺はイヴちゃんのハグハグで後ろに倒れかけて麻弥先輩に支えられて、すっげーキュンって来た。

麻弥先輩ってクールなイメージだけど笑顔と笑い方がめっちゃ可愛いすぎて尊死した人が続出するほどやべーって聞いたことがある。

 

長門「あのあの、俺はこのままで行く感じですかね?このままでいいなら俺はこのままでいますけど。」

 

彩「もちろんこのままでいて!それと麻弥ちゃんにくっつきすぎだよおぉ!」

 

麻弥「自分はこのままでいいんですけどね…ふへへへへ///」

 

長門 (やべーめっちゃ可愛い…。)

 

彩「ダメー!長門ちゃん離れてえぇ!!」

 

イヴ「あっ!アヤさん!私はまだハグしたりないのです!まだ離すわけには…ああぁぁぁぁ!」

 

カメラがあるのにお構い無し。

俺の奪い合いが始まってしまったのだ。

何故こんな無価値な俺を奪い合うのか全く分からん。

 

日菜「千聖ちゃん、私達だけで行こ?」

 

千聖「そうね。長門ちゃんには申し訳ないけれど、見捨てさせてもらうわ。」

 

舞妓さんになった俺を奪い合って数分経って何故か俺までマネージャーさんに怒られた。俺何も悪いことしてない…。ぐすん。

それと怒られた理由が後になって分かったんだけど、俺が可愛すぎるからなんだって。いやそろそろ俺自覚持たねぇとダメじゃん()

ちなみに今は祇園のスイーツを探している。俺は一言もスイーツが食べたいなんて言ってないんですけどバレたんでしょうかねぇ…。

 

彩「ねぇねぇ長門ちゃん。」

 

長門「はい?」

 

彩「長門ちゃんって性格は男の子だけど、やってること女の子だよね。」

 

長門「い、いやそれはその…ほら女学園で俺一人だけ男子の格好してるのは流石にアレじゃないかなぁ〜って…じゃなくて、ただ単に男子用の制服が無いからああなったわけで…。」

 

彩「違うよ、長門ちゃんって好きな食べ物とか女の子らしいし、私より化粧品について知ってるじゃん。」

 

長門「そ…それを何処で…!!」

 

千聖「ふふっ♪」

 

長門「千聖先輩…まさか…!」

 

千聖「えぇ♪燐子ちゃんから聞いて、それを彩ちゃんに伝えたの♪」

 

長門「ちくしょおおおおおぉぉぉぉ!!!」

 

日菜「あははっ☆長門ちゃん壊れた〜!」

 

麻弥「長門さん大丈夫ですか!?」

 

イヴ「ナガトさんの精神的ダメージとても喰らってるです!だけど可愛いですよ!」

 

彩「な…長門ちゃんごめんね…?それとその…スイーツのあるお店に着いたから一緒に食べよ?」

 

長門「なんのスイーツですか…?」

 

千聖「抹茶よ。」

 

長門「早く食べましょ。」

 

麻弥「長門さんのスイーツに対する反応が早すぎて立ち直りも早いですね…。」

 

俺はスイーツに目がないのはご存知だよね。

さっきの話していたことは水に流してスイーツを注文して、待ってる間に色々お話した。

 

彩「えへへ〜♪長門ちゃんの隣だぁ〜♪」

 

日菜「あたしも長門ちゃんの隣だよ☆」

 

千聖「後で長門ちゃんにお説教してあげないと…。」

 

長門「あのあの、これ一応番組の撮影ですよね?流石にヤバいんじゃないですか?そろそろスイッチ切り替えないと視聴者さんも困るし、こんなド素人一般人の俺をゲストにするなんてなんか違う気がするんですけど…。」

 

マネージャー「カメラさんちょっと切ってくれる?」

 

マネージャーさんはカメラマンさんにカメラを切る指示をして、俺のところに来た。なんかすげーオーラかましてるんだけど…。

あれ待ってこれもしかして怒られるパティーンじゃね?

 

マネージャー「花波さん、ちょっと…。」

 

長門「は、はい…。」

 

俺氏、裏へ連行される。

俺は怒られると思い、すごくビクビクしてて震えていた。

だって、とんでもねーオーラ出てたもん!!逆らえないもん!!

マネージャーさんは俺の方へ向いて近づいた。

 

長門「あ…あの…近いですよ…?」

 

マネージャー「隙ありじゃあ!」

 

長門「ほわっ!?」

 

マネージャー「このおぉ!こんなに可愛いからって5人にイチャイチャされるなんて羨ましい女の子じゃああぁぁ!」

 

長門「ちょっ!?マネージャーsもにゅっ!?」

 

マネージャー「頬もぷにぷにしててちっちゃいんだから襲われてもおかしくないんじゃないの?!」

 

長門「にゃ…にゃにを言って…。」

 

マネージャー「まぁさっきの発言はなかったことにして、あなたとても愛されてるわね。私はとても嬉しいからパスパレにずっと愛される存在になってくれる?あ、よかったらパスパレの癒し枠やツッコミ担当としてもうちの事務所に入れさせてあげるけど、どう?」

 

長門「つまり、スカウトですか?」

 

マネージャー「そゆこと☆」

 

マネージャーさんが撮影中にカメラマンさんに切ってもらって俺にお話をして来た理由はまさかのスカウトだった。いいのこれ?

俺は悩みに悩んでいたけれどマネージャーさんの目が本気なのが伝わる。

 

長門「まぁ…俺は別に構わないですけど…。」

 

マネージャー「やった!ありがとう♪それじゃあお礼のチューを…。」

 

長門「だああぁぁ!待って待って!まさかそれをしたいがために!?」

 

マネージャー「そうよ?」

 

長門「普通にキッパリと言ったよこの人!!ちょっ近っ…あああぁぁぁ!!」

 

撮影そっちのけで俺は大事なものを失ったというか奪われた気がする…。ちなみに戻って来た時の俺の姿はすんげー乱れていて、彩先輩とイヴちゃんと日菜先輩が怖い目でハァハァしながら俺をガン見していた。俺食べられるの?

 

 

 

 




バンドリのキャラって、見た目に反してすっげー力持ってそうだよね。(物理的に)

ほら、例とすればこころちゃんとはぐみちゃん。
こころちゃんは人間を超越した身体能力と財閥の力あるじゃん()
はぐみちゃんもぶっ壊れの身体能力だから相当力あると思うねん()

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