圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話 作:超ちくわ
長門「あ゙〜ひでぇ目に遭った…。」
麻弥「長門さんお疲れ様です。もうすぐ旅館に着くのでもう少しの辛抱ですよ!」
イヴ「すぴぃ…すぴぃ…。」
千聖「とりあえずそうね。この2人はカメラの前じゃもうどうにもならない表情になってるけれど…。イヴちゃんは長門ちゃんにハグをかなりしてて体力消耗しちゃって寝てるみたいだし…。イヴちゃんの寝顔可愛いわね♪」
彩「ぐへへ…長門ちゃんの浴衣姿を見られる…!ジュルリ」
日菜「長門ちゃんを【自主規制】して【自主規制】を【自主規制】させたくなっちゃうかも!なんかるん♪ってくるね!」
ワゴンに乗って移動してる最中、イヴちゃんは俺の肩に頭を乗せて寝ており、麻弥先輩は俺の右側に座って俺の頬を触っていた。
いや待って俺のいる位置すっげー平和なゾーンじゃねーか!
あ、ちなみに座席は俺とイヴちゃんと麻弥先輩は一番後ろ、3人は一つ前の席に座っていて、日菜先輩と彩先輩が番組では絶対に言えないすっげーやべー発言をしまくっている。怖ぇ…。
長門「あの、千聖先輩…?何故俺の方をガン見してるんですか?」
千聖「いえ…なんでもないわ。」
長門「そうですか…。」
俺は少し千聖先輩の寂しそうな姿が気になった。
そして俺達は目的地の旅館に着き、部屋へ荷物を置きに行ったと思いたいんだけれど俺の名前がないんですが。
長門「あのマネージャーさん、俺の入る部屋って何処ですか??」
マネージャー「ん?パスパレメンバーと一緒の部屋よ?何言ってるのかしら?」
長門「いやちょっと待って下さい何で俺が女の子と一緒の部屋になるんですかそもそも俺が男だっていうこと分かっているはずなのにパスパレメンバーと一緒に寝るなんてとんでもねーことなんですけど!?」
マネージャー「驚きすぎて早口ね…。まぁ簡単に言えばアレよ。花波さんが寂しがり屋さんだからこうなったのよ。」
長門「に゙ゃ゙っ!?」
マネージャー「普通に図星みたいね…。だけどいないよりマシじゃないかしら?」
長門「ま…まぁ決まったものはしょうがないですし、文句なんて言えませんからね…。」
マネージャー「とりあえず、同じ部屋でもメンバーと仲良くしてね♪」
長門「はい…。」
ガラッ
彩「長門ちゃああああああああ!!!」
長門「彩せんばああああああああ!!?」
ガンッ
長門「あだっ!!」
俺とパスパレ5人が寝る部屋の扉を開けたら彩先輩がぶっ飛んで来た。
キャッチしたものの、壁に頭をぶつけて悶絶する俺。
それと彩先輩寂しそうな顔してたんですけど。
彩「長門ちゃんにずっとくっついていられるよぉ〜♡はぁ〜いい匂い♡」
千聖「はい彩ちゃ〜ん♪ちょっとお部屋出ましょうね〜?」
彩「えっ!?ちょっと千聖ちゃん!?あっ長門ちゃんが…長門ちゃあああぁぁん!!!ああああああぁぁぁぁ…。」
長門「なんだったんだ…?」
麻弥「とりあえず入りましょうよ長門さん。」
俺は麻弥先輩の言う通り部屋に入って荷物を置いた。
イヴちゃんは何やら気になっているものがあって俺の荷物をガン見しており、つついてたりしている。めっちゃ可愛い。
イヴ「ナガトさん、これはなんですか??」
長門「あぁ〜これは俺が改造したペンライトだね。俺しかまだ使い方が分かってないから変にいじったらだめだよ?」
イヴ「使ってみて下さい!」
長門「へ?」
イヴ「どういうものなのか使ってみて下さい!」
長門「うそぉん…これ結構危ないよ??」
俺は改造ペンライトを持って警棒らしき形にさせた。
警棒に近いけれど、触るとめっちゃビリビリするやべーペンライトなのだ。スタンガンのあのビリビリするやつと適当な鉄の棒(加工済み)をペンライトの中にぶっ刺して作った簡易的な防御武器。
麻弥「物騒すぎるものを作ってしまってますね…。これスタンガンのアレだから触れられただけでやばくないですか?」
日菜「へぇ〜!面白そう!えいっ!」
ビリビリビリビリッ
長門「にゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!!!!」
イヴ「ヒナさん!?」
長門「天才がいたことを…忘れてた…ガクッ」
イヴ「ナガトさあああぁぁん!!?」
夕食前なのにこのカヲスな状況は一体なんなんだ…?と思った俺氏であった。ちなみに千聖先輩のぺちぺちで目を覚ましたが俺の胸辺りに跨っていて、腕もバッチリ太ももに挟まってました。
え?そういえば舞妓さんの化粧は落としたのかって?もちろん乗る前に着物も返却して化粧も落とした。後で舞妓さんになった写真見せますよ()
千聖「長門ちゃん、晩ご飯食べるから早く行きましょ?」
長門「あっ、了解です。」
千聖「…。」
長門「千聖先輩、朝から気になっていたんですけど…何かありましたか?すごく寂しそうな感じがして…。」
千聖「えっ?あっいえ私はそんなことないわよ?何故今それを??」
長門「なんかいつもと少し違うなって思ってて。」
千聖「女の子と一緒にいる環境の男の子は見るだけで分かるのね…。まぁ気づかれたからには話すわね?」
長門「はい。」
千聖「話すと言ってもこれだけど♪」
ギュムッ
長門「ひにゃっ!?ち…千聖先輩…!?」
千聖「私にも甘えさせて…。私、甘えるってことをしたことがあまりなくて…だからお願い…。」
俺は一瞬戸惑ったが、もしかしたらメンバーが俺にハグハグミサイル飛ばしてきたりとか突撃ドッカンしてきたり、俺に甘えてきたりするのを見ていて少し羨ましく感じたのかと思った。
ちなみに俺からしたら珍しいが、そっと優しく包み込むようにハグをした。いつもはゆるふわ腹黒エンジェルだけど、今回はすごくゆるふわ純白エンジェルになっている。
長門「全く…それだけだったんですね?俺はいつでも隙があるので甘えたくなったら存分に甘えてください。我慢する必要無いんで。」
千聖「ありがと♪そういえば、長門ちゃんが女の子に愛される理由がとても分かるわ♪女の子にセクハラされても怒らないし、怒ったとしても一定期間だけで相手が反省していたら必ず許してくれる。それに、こうやって相談ややって欲しいことをしてくれるんだもの♪」
長門「困ってる女の子や寂しそうにしてる女の子を見かけたら落ち着かないですよ。千聖先輩、もしかしてですが…自分で悩みを抱え続けるタイプですか?」
千聖「まぁそういうことになるわね。上手く伝えられないと思うけれど…これからも相談とかしていいかしら?」
長門「もちろんですよ。気になってしまったら俺も落ち着かないんで。」
千聖「ありがとう長門ちゃん。そろそろ宴会場に着くわね、いっぱい食べましょ♪」
長門「はい!!えっ?宴会場??」
俺は宴会場だってことを知らずに入った。
千聖先輩は事前に教えてもらったみたいで、俺は伝えられていなかったみたいだ。その前にご飯めっちゃ美味しそう。
彩「あっ、千聖ちゃん!長門ちゃん!2人とも遅かったよ〜!何してたの?もしかして【自主規制】してt『彩さんそれを言ってはいけませーん!!!』なんでー!?」
千聖「ふふっ♪秘密♪」
長門「まぁ色々お話してただけですよ。えっと…これって席って決まってるパターンですか?」
日菜「そうだよー!長門ちゃんはあたしの隣で、千聖ちゃんは長門ちゃんの隣!」
長門「つまり俺は間の席ってことですね。」
俺は真ん中の席にちょこんと座った。
日菜先輩はすごく目をキラキラ輝かせてこっちを見ており、すごく緊張してしもた。ガン見されると逆に恥ずかしく感じるんじゃよ…()
彩「さて!皆揃ったことだし、始めちゃお!!」
長門「ん??始めるって…?」
日菜「これのことだよ!」
日菜先輩が指を指したものはなんかすっげー見覚えのある機械とモニターだった。うん、これはカラオケのあの機械だ。
小さい頃、俺の親がよく宴会で歌っていて俺も歌わされる羽目になって女性に可愛がられてた。マジで女性恐怖症になりかけたくらい。
彩「それじゃあ…
長門「はーい。えっと俺は…これにしようかな?」
イヴ「私はこれです!」
日菜「あたしはこの割るのにすっごい失敗したやつ!」
彩「日菜ちゃんそれは言い過ぎだよぉ!」
麻弥「自分はこの綺麗に真っ直ぐな方で!」
千聖「私は…これにしようかしら?」
彩「皆決まったね!せーのって言ったら引いてね!いっくよー!せーのっ!!!」
宴会場でご飯を食べる理由が分かったのと同時にまさかのカラオケ大会をするための順番の
宴会場でご飯を食べる理由としては一応撮影ではあるが、お互い信頼を深めていったり、カメラマンさんやマネージャーさん、プロデューサーさんとお話をしてお互い知り合っておくためだ。
とりあえず何の問題もなく変な方向にはいかなかったと思いたい!
その前にキャラクターのセリフをいい感じにバランスよく入れたかったけれど、バランスって難しいね!
長門君の舞妓さんの姿載せておくでござる!
巫女さんの衣装だけど着物の衣装が無かったので突っ込まないでくだせぇ…()
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