圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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パスパレメンバーと旅館行った時点で鼻血出るよね。
浴衣可愛いし何しても可愛いし何しても尊いからね。

誰か転生切符買って来てくれ…。


25話 圧倒的自由の極み。隠し撮りと入浴と女の子。

長門「はぁ〜…やっと自由時間がきた…よし、アレをするか。」

 

俺は部屋で仁王立ちして拳を握りあのネタをやろうとした。

多分世代の人なら絶対知っててめっちゃ流行ってたと思うぞ!

聞いたら絶対に分かるから!

 

長門「自由だああぁぁぁ!!!!」

 

千聖「あら長門ちゃんそんなに叫んでどうしたの?」

 

長門「」

 

千聖「もしかして…やっと1人になったから…という理由でやったのかしら?1人にはさせないわよ♪」

 

長門「見られた…弱みを握られたああああぁぁぁ!!!」

 

千聖「ふふっ♪私はいつでも(・・・・)見てるわよ♪あ、今は彩ちゃんに呼ばれているから後でね♪」

 

長門「はぇ?」

 

千聖先輩はなんか意味深な台詞を放って部屋から出て行った。どゆこと?

ちなみに俺は真っ先にお風呂へ入りに行った。

TV撮影のために旅館は完全な貸切状態なので俺は男湯へと向かい、服を脱いで浴場に入って行った…のだが、ここでやべーことになったのが隠しカメラがガッツリ配置されていたということなのだ。

俺はそれに全く気付かずに入ったので、隠しカメラを設置した女性カメラマンさんはガッツリ鼻血を吹き出していた。

隠しカメラにすら気付かない俺はこう叫ぶ。

 

長門「ファーwwww最っ高だぜええぇぇぇ!!やっと1人の時間が来たぜFoooooooooo!!!!」

 

ツルンッ

 

長門「ふぁっ!?」

 

ズテッ!!!

 

長門「いってえぇぇ!!なんで石鹸なんか落ちてるの!?アレか!?所謂アニメやマンガでよく見るあのシーンか!?仕掛けていても残念だったなぁ!俺は1人じゃあああぁぁぁ!だけど…めっちゃ痛てぇ…。あのドアの間近じゃなくてよかったわ…あそこに頭やったらユ○ルと同じ喰らい方してたわ。」

 

俺はしっかりと床を確認してシャワーの方へ向かった。

頭と体を洗い、洗顔もしてお風呂へダイブという名のゆっくり入浴した。

 

長門「あ゙〜^気゙持゙ぢい゙い゙ぃ゙ぃ゙〜^ 疲れが一気に取れる感じがすりゅ〜^」

 

ごちうさ感満載でめっちゃ気持ち良く浸かっていたが、途中外を見たら露天風呂があってそっこーで飛んでいった。露天風呂大好き。

特に人工照明のない夜空のある露天風呂が特に大好き。

 

長門「おぉ〜!ここの露天風呂最高じゃん!!屋根ないから星空すっげー見える!!えっと…今は7月上旬だよね?だとしたら蟹座が…あったあああぁぁぁ!!めっちゃ分かりやすいわぁ〜。…ていうか、誰にも見られてないよね??ふぅ…星座で興奮するなんて俺っちゃ俺だけど…やっぱり1人だと大人しくなるなぁ…。ブクブクブク」

 

俺は一人寂しく独り言をブツブツとブクブクとしていた。

誰も見られていないと俺は言っていたが露天風呂にも隠しカメラがあったことに気が付かず、数分独り言かましていた。

 

女性カメラマン「か…花波さんって結構闇深いね…。」

 

マネージャー「え…えぇ、予想以上な闇があったわ…。悩みが多すぎてかなり困っているのね…。」

 

女性カメラマン「だけどいいのですか?ゲストにこういうことをしてしまって…。」

 

マネージャー「番組側がOKしてくれているから大丈夫よ♪それと、視聴者さんからのリクエストだから☆」

 

女性カメラマン「そ…そうなんですね…。あっ、もうあの計画(・・・・)が始まったみたいです。」

 

マネージャー「おっ!?来た来たああぁぁ!!待ってたぜえぇぇこの時をよおおぉぉぉ!!」

 

女性カメラマン「マネージャー!キャラが違いすぎです!!」

 

俺はもちろん何も知らない。

なんか裏でなんかやべー計画を立てていたらしく、何も知らない俺を驚かせるかの如くお隣に超静かに入浴してきた。

この時の俺は全く気付かなかったよ?

 

???「綺麗な夜空ですねぇ〜。」

 

長門「そうですね…って、ほぇ?」

 

麻弥「あ、どうもです。」

 

長門「………。きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

麻弥「なんで長門さんが叫ぶんですか!?」

 

見られた。

完璧に見られた。タオルも何もしてないすっぽんぽんな俺の姿を…!!

日焼け跡が今でも綺麗についてるから余計に恥ずかしい。

しかも、まさかの麻弥先輩だった。

あの突撃部隊の日菜先輩と彩先輩、イヴちゃんの誰かではなく麻弥先輩だった。

 

長門「ふえぇん!見られちゃったよおぉ!!」

 

麻弥「お、驚かせてすみません!その…長門さんの姿が見えて…。」

 

長門「そういえばなんで!?男湯の暖簾(のれん)ありませんでした!?」

 

麻弥「え?女湯の暖簾でしたよ?」

 

長門「嘘じゃろおおぉぉ!!?」

 

俺は考えた。

最初は暖簾に男湯と間違いなく書かれて掛かっていた。

麻弥先輩が来た時には女湯の暖簾…つまり取り替えられたパティーンのやつだ。やられた。多分嵌められた。

 

麻弥「えっと…隣…流石に来たらダメですかねぇ…?」

 

長門「み…見ないなら別に…構いませんけど…?」

 

麻弥「じゃあ失礼しますね!」

 

長門「ひゃわっ!?ち…近っ!?」

 

麻弥「ふへへ…長門さん可愛いですよ〜!じゃなかった!実は…ちょっと聞きたいことがあって…。」

 

長門「聞きたいこと??」

 

俺は首を傾げて?マークを浮かべた。

ていうか、麻弥先輩結構気にしちゃうタイプなのね。

めっちゃチラチラと俺の体を見てくる…可愛いから気にしてないとは言えないけれど気にしてない。

 

麻弥「その…撮影楽しかったですか?」

 

長門「ほえ?」

 

麻弥「だから、今日の撮影楽しかったですか?」

 

長門「楽しかったですよ?」

 

麻弥「本当にですか?」

 

長門「楽しくなかったら俺はとっくにいませんでしたし、バックれてたと思いますよ?先輩方のおかげでこうやって楽しくできましたし…ってこれって撮影に誘ってきた彩先輩が言う台詞なのでは…?」

 

麻弥「それならよかったです!ちょっと照れますね/// えっと彩先輩は千聖先輩にお説教を受けていますね!確か内容は一緒に長門さんを盗撮して欲しかったみたいですが、千聖さんはちょっとやりすぎているなって感て彩さんにお説教をしているんです。」

 

長門「彩先輩らしいというかなんというか…。」

 

俺と麻弥先輩はゆっくりとまったりとお話をしていると麻弥先輩がなんかすごいこと言ってきた。

俺には絶対にないものであって考えてもいないもの。

麻弥先輩はかなり鋭い女の子だと勘違いするほどすごい人だと思ったでござる。

 

麻弥「長門さん、彼女とかいるんですか?」

 

長門「ぶっ!?か、かかかか彼女ですか!!?こここんな俺にいいいいいるわけないじゃいですか…///」

 

麻弥「そうなんですか?てっきり長門さんに彼女がいるのかと…。」

 

長門「もう麻弥先輩!恥ずかしいですっ!」

 

麻弥「か…可愛い…!その怒り方可愛いすぎませんか!?」

 

長門「にゃあああ!麻弥先輩がここまで言うなんて予想してにゃあああい!!」

 

露天風呂で2人賑やかに入ってイチャついてました。

そろそろ違う場所入ろうとして上がろうとしたら麻弥先輩が珍しいこと言ってきた。

 

麻弥「な、長門さん!その…一緒にサウナ入りませんか!?自分1人だと気まづいので…。」

 

長門「別にいいですけど、俺すっぽんぽんですよ?」

 

麻弥「そ…そこは大丈夫ですっ!気合いでなんとかします!」

 

長門「き、気合い??」

 

俺は?を浮かべてサウナへ入っていった。

なんか普通にタオルあったのでバスタオル並のタオルで巻き、ぽすんと座った。麻弥先輩はメガネが曇るからという理由でメガネを外したのだが、外したら俺があまり見えないらしい。そして外しても可愛いすぎて鼻血不可避という問題の件について。

 

麻弥「やっぱりサウナは暑いですね…。長門さん、あまり見えないのでくっついていいですか?」

 

長門「ほえ!?お…俺は別に大丈夫ですけど…無理しないでくださいね!?」

 

麻弥「ふへへ…長門さんと一緒なら大丈夫ですよ♪」

 

長門「それ完璧に告ってるような感じが…。」

 

20分後。

 

長門「あぢぃ…麻弥先輩そろそろ出まs麻弥先輩!?」

 

麻弥「はぁ…はぁ…じ、自分は大丈夫れすよ…。」

 

長門「大丈夫じゃないですよ!?とにかく倒れかけていますんで麻弥先輩も出ますよ!ほら立ってくdグイッ うみゃっ!?」

 

ギュッ

 

麻弥「長門さん…優しすぎですよ…。お風呂から上がったらまたハグしてくれます?」

 

長門「なんだ…そのお願いですか?いつでもハグしてあげますし、時と場合によりますがハグしてくださいね?」

 

麻弥「ありがとうございます…///」

 

長門「はいそうなったら早く出ましょー!!ちゃーんと体温下げないと色々大変ですからねー!?」

 

俺は麻弥先輩をお姫様抱っこしようとしたら麻弥先輩の要望でおんぶをした。なんで??←分かってない

そしておんぶしたらすっげー柔らけーものが背中に当たってるんですが。何がとは言わないぞ、『何か』とは!

とりあえず安全に脱衣所のあの温泉でよく見るギシギシ言ってる編み編みの長椅子に寝かせて体をある程度冷やした。

 

麻弥「ん…あれ…?自分は…確かサウナで…。ん??」

 

長門「あっ、目覚ましたんですね。いやぁ〜よかったぁ…。起きないか頬をぷにぷに押したりしてたんですよ?」

 

麻弥「なっ…!?じ…自分のほっぺを触ったんですか!?恥ずかしい…/// それと長門さん、一ついいですか?」

 

長門「はい?」

 

麻弥「長門さん、いつまで全裸なのですか?」

 

長門「へ?はうっ…!?ササッ わ…忘れてくださいっ…!!」

 

麻弥「自分の頬を触った分、何かしてくれたら忘れてあげますよ〜?ふへへへへ…///」

 

長門「にゃっ!?な…なんでもしますからお願いしますうぅぅ!!」

 

麻弥「それじゃあ長門さんのほっぺを触らせて下さいっ!」

 

長門「どうぞです。プニッ うみゅっ。」

 

俺は麻弥先輩の頬を触ってしまったのでそれと同じ代償として俺の頬をめちゃめちゃ触らせた。麻弥先輩にぷにぷにされるとすごく心が落ち着いてしまうんだけど気のせいかな?

その後俺と麻弥先輩は脱衣所から出ていないため千聖先輩と彩先輩に俺が麻弥先輩にぷにぷにされている現場を見られてしまい、またお風呂に入ってお説教を喰らいました。

ちなみに2度目はちゃんとバスタオル巻いて入りました。死にました。

 

 

 




いや〜次は何にしようかなぁ〜?
やっぱり旅館定番のぶつけられれば一生眠らされると言われている枕投げか、夜寝られなくて2人きりでおしゃべりとか…悩むぜぇ…。

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