圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

4 / 113
初っ端から語彙力がなくなってて危機感が生じてきてしもた。








3話 圧倒的主人公殺し。バイト初日からなんかすごいカヲス(語彙力)

ポピパの練習見学が終わって翌日。(学校終わり)

俺は放課後に初のアルバイトをするため、そのアルバイト先へそのまま直行で向かう。

まぁ場所は皆お察しでしょうけど。

 

ガチャッ

 

長門「こ、こんにちはです…。」

 

???「こんにちは!氷川sじゃなくて、花波ちゃん!」

 

長門「あ、あの…俺、一応男でs」

 

???「あなたは女の子みたいな見た目してるから女の子よ!」

 

長門「な、何ですかその分からぬ理論は…。」

 

???「あっ!そうだ!まだ名前覚えてないみたいだから教えておくね!私は月島 まりな!よろしくぅ〜!」

 

長門「あ…はい…。よろしくお願いします月島さん。」

 

皆ご存知!ライブハウス「Circle」でアルバイトを始めました。

月島さんがなんかすごい圧倒的なテンションをかましてた。何があった。

その後、説明を受けて作業に入った。

勘違いであって欲しいが、初対面のはずなのにすごい近い。

なんかね、吐息が当たったりなんか柔らかいアレが当たったりした。

うん、死ぬ。

 

スタッフ「まりなさんまた(・・)やってるんですか?しかも女の子に…。」

 

まりな「違うわよ!?花波ちゃんにレジとか教えてあげてるだけなのに!」

 

スタッフ「全く…。新しく入ってきた子がやめる理由が分かった気がするよ…。花波ちゃんは大丈夫?」

 

長門「は、はい…。俺は転校する前の学校でもよく女の子達によく胸とか触られてましたので…。」

 

まりな「えっ!?もしかして胸とか膨らんでるの!?」

 

モミッ

 

長門「ひああぁぁっ!?」

 

スタッフ「何やってるんですか!?」

 

ベシッ!!

 

まりな「痛い!ちょっと!?ごめんって!謝るから!花波ちゃんにも謝るし痛いから叩かないで!ちょっと頬つにぇらにゃいええぇぇ(つねらないでええぇぇ)!」

 

長門「何だこれ…。」

 

じゃれてるのか月島さんが怒られているのか分からない光景を目にしたあと、お客さんが入るドアの音がした。

 

???「こんにちわぁ〜。」

 

長門「い、いらっしゃいませ!つ、月島さん!スタッフさん!お客さん入って来ましたよ!!」

 

???「あれ?新しい子が入ってる!まりなさん!この子新人ですか?」

 

ピンク髪の女の子が月島さんに俺のことを聞いてきた。

見慣れない女の子達だけど、月島さんとこんなにお話出来てるってことは結構前からお話してるのかな?

 

まりな「うんそうだよ!ちょっと!?そろそろ怒られちゃうから辞めてえぇぇ!花波ちゃん止めてくれないかなあぁぁ!?」

 

長門「月島さん…俺、男ですから…。あ、あのスタッフさん…俺、そんなに気にしてないからもう許してあげて下さい…。」

 

スタッフ「いいの?花波ちゃん?またやらかすと思うけど…。」

 

長門「大丈夫です。とにかく我慢しますので。」

 

スタッフ「そういう問題じゃないと思うんだけど…。」

 

???「あの、鍵はまだですか?」

 

長門「あっ!はい!ただいま鍵をお渡ししますので!10分前になったらお伝えしますね!」

 

???「ありがと。」

 

黒髪赤メッシュの女の子の圧がすごかった…。

だってさっきまで月島さんとスタッフさんがじゃれていた時に頬膨らましてたんだもん。可愛いかったけれど。

今度は赤髪ロングの身長の高い女の子が俺に話かけてきた。

 

???「なぁ、君の名前ってなんて言うんだ?」

 

長門「えっと…花波 長門ですけど…?」

 

???「花波ちゃんだな!アタシは宇田川 巴!友達から聞いたんだけど、確か花女に転校してきた噂の女の子だろ?」

 

長門「あっ、はい…。それと俺…一応男です…。」

 

巴「マジで!?それはちょっとごめんな…?それで、山吹 沙綾って子知ってるか?」

 

長門「あっ、知ってます。もしかして…山吹さんのお友達さんですか?」

 

巴「そうそう!だから、沙綾やポピパのメンバーをよろしくな!」

 

???「巴、早く練習するよ。」

 

巴「分かった今行く!それじゃあな!花波君!」

 

宇田川さんはそのまま練習スタジオへ行った。

とりあえず分かったことは…。ポピパとお知り合いってことだ。

それからあまり時間が経たず10分後、新たなお客さんが入って来た。

今度はなんかゆるふわした感じの女の子達で、クラスで見覚えのある顔の若宮さんがいた。

 

長門「いらっしゃいm…って若宮さん!?」

 

イヴ「長門サン!さっきぶりです!」

 

長門「そうですね…。若宮さんから聞いたけれど…すごいなんか…ヤヴァイ。(語彙力)」

 

???「あの…鍵はまだかしら?」

 

長門「あっはい!ただいまお渡ししますので!10分前になったらお知らせしますね!」

 

???「ありがとう。ってあら?あなたって確かうちの学校の…男の子?」

 

長門「あっ…はい。というか、初めて男の子って言われた気がする…。」

 

???「ふふっ。こんなに顔立ちが良くて可愛い女の子ってそうそういないわよ?だからすぐに気づいたの♪私は白鷺 千聖って言うの、よろしくね?」

 

何だこの人…勘がよすぎる!!

ちなみに練習現場を見に来て欲しいとのお願いを受け、月島さんから許可を頂くように話してみた。

案の定あっさりOKでした。

 

???「え…えっと…君名前なんて言うの…かな…?」

 

長門「ふぇっ?えっと、俺は花波 長門です。(何回自己紹介するんだろ…)」

 

???「私は丸山 彩!長門ちゃんって言うんだね…なんかカッコイイ!あっ、さっき千聖ちゃんから聞いたと思うけれど、私も同じ学校に通ってるからよろしくね!」

 

早速俺を女の子と勘違いしてるのかわざと間違えてるのか分からない女の子が出現しちゃったよ。

丸山先輩っていうのね…すっごいゆるふわピンク。

あのゆるふわエンジェルの松原先輩に少し似てる感じがする…。

 

???「あ、あの花波さん!初めましてっす!ジブンは、上から呼んでも下から呼んでも大和 麻弥です!」

 

長門「あっ、よろしくお願いします。大和さん。」

 

大和さんってすごくまともなオーラを放ってる気がする。

えっ?白鷺先輩もまともじゃないのかだって?

なんか隠れたとこから黒いオーラが出てるから只者じゃないんスよ。

最後の1人の紹介はよ。って言うけどもう皆知ってるよね!?

 

???「むぅ〜!花波ちゃん!あたしのこと忘れてる〜!」

 

長門「ふえぇっ!?そ、そんなことないですよ!?えっと、お名前は…なんと言うのでしょうか?」

 

???「あたしは氷川 日菜!花波ちゃんが通ってる学校におねーちゃんと双子なの!あっ、まだ花波ちゃんはおねーちゃん見たことないんだっけ?」

 

長門「名前くらいしかまだ分からないですね…。」

 

日菜「むむむ…おねーちゃんが花波ちゃんに会ってみたいって言ってたから明日おねーちゃんに会ってくれる?」

 

長門「分かりまs「会わなかったら罰ゲームだから!」ナニソレ理不尽。」

 

そんなで明日は氷川さんのおねーちゃんに会う約束をすることになりました。(会わなかったら理不尽な罰ゲーム付き)

ちなみに終了10分前になったら呼ぶと俺は言ってたがアイドルバンドのパスパレに魅了されていて気づかずに営業時間終了後、俺は初日にして月島さんに呼び出しを喰らい、注意されて「私に奢ったらこれはチャラにしてあげる☆」と言われたため、思わずソレに乗ってしまった。お店を閉めたあと、月島さんが行きたかった居酒屋に行った。

何故居酒屋?

 

まりな「うへへ〜長門ちゃん本当に可愛いわねぇ〜♪」

 

居酒屋入店して一時間後、月島さん絶賛泥酔中。

 

長門「あ、あの…月島さん…?俺、一応学生なのでお酒飲ませようとしないで下さいね?しかも初日からこうなるなんて…。」

 

まりにゃ「ねぇ…花波ちゃんって彼女いるのぉ〜?」

 

長門「えっ…何ですか突然…。まぁ、いるわけが無いですが…。」

 

まりにゃん「嘘だぁ!花波ちゃん絶対いるよおぉぉ!!だってこんなに女の子の見た目して私よりちっちゃくて可愛いんだもん!!絶対隠してる!!」

 

長門「ちょっ!?嘘じゃないですよ!?ていうか俺の気にしてるところザクザクぶっ刺して来てません!?」

 

まりにゃん「うるさあぁぁい!とにかく今日は花波ちゃんの奢りだから!今日のことはとにかくチャラにしてあげるから言わせてよおぉぉ!」

 

長門 (あぁ…俺と同じ独り身なんだなぁ…。だけど、こうやって彼氏がいなくて一人酒して嘆いてる漫画とかキャラとか見たことあるけど、なんか尊いよなぁ…。)

 

まりにゃん「ねぇ!花波ちゃん聞いてる!?聞いてないなんて言ったらお仕置k「すみません考え事を少ししてました。」お仕置きじゃごるるぁああ!!」

 

長門「嘘ぉ!?あっ!ちょっと待って!?月島さんお仕置きは後にしましょ!?お店の中なのでこれ以上されたr「ここは仕切り部屋で防音なのだあぁ!!」しまったあぁぁ!!」

 

この後、月島さんにめっちゃもみくちゃにされた。

 

 

 

 




まりなさんと飲みに行ってみたいと思ったことが何度もある笑
だって、一人酒して酔ってるところ見てると何か可愛いんだもん笑

うん、年上好きがバレてしまった。
だが心は高一じゃ☆(後輩気分)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。