圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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ガルパイベントが終わりそうなのにブーストがアホみたいにあるんだけど、どうすればいい?
まりにゃさんのご褒美箱ぶん回すために演奏し続けるしかないかぁ…。


51話 圧倒的厳禁。喧嘩と気持ち。

母「長門、喧嘩っ早くなるのはダメ。とりあえず、用はなんですか?」

 

チンピラ2「ちょっとだけ遊んでほしいんだよ。気持ちいいことをさぁ!」

 

長門「???」

 

母「そんな理由なら18禁のお店に行ってください。買い物の途中なので失礼します。」

 

ガシッ

 

母「ひゃっ!?」

 

長門「ママ!?」

 

チンピラ1「おっと!手を出すなよ?このナイフがママの首に食い込むからなぁ?」

 

長門「……す。」

 

チンピラ1「は?」

 

長門「てめぇら…男共ぶっ殺すってんだ!!!神速(カンムル)!!!」

 

メキメキメキッ

 

チンピラ1「ぎゃああああ!!目があああ!!」

 

長門「ママ大丈夫?」

 

母「全く…また無理したのね?後でお医者さんに見てもらお?」

 

長門「終わったらの話だよ。始末してくる。」

 

悪質極まりない話しかない水橋組のチンピラ共を始末してお巡りさんに任せた。ちなみに俺の足の筋肉は既にボロボロになっていてお医者さんに見てもらった。人間の筋肉は大体80%までが限界だけど、無意識に力を強くいれれば100%引き出せることが既に判明されている。だが100%引き出した分、筋肉がボロボロになって激痛が走ったり下手したら骨にヒビが入ったりするのがデメリットだ。

そして最悪なことに悪運到来の引き金を引くことにもなった。

 

長門「ねぇママ、おねーちゃんを迎えに行こ?おねーちゃん一人だと危ないし、その上芸能人でもあるから盗撮とかされたら大変だよ?」

 

母「いや、その前に陸奥があの水橋組?ってやつのところに捕まってる…!これを見て…!」

 

長門「は?」

 

母「長門!怪我してるから絶対に行ったらだめ!いい!?」

 

長門「ママ…何言ってるの…!?」

 

母「私一人で行く。だから、長門はお家に帰ってて。」

 

長門「……ママがもし30分経っても戻らなかったら、飛んでくるから。」

 

母「大丈夫よ。私が何とかする…。」

 

何故情報が早く回ったのかは分からないけれど、お母さんは一人で水橋組のアジトへ向かった。俺は我慢ができず、ついて行ったが隠れながらだから大丈夫…なはず。

ちなみに俺はケータイを持っていなかったため、お母さんから借りたケータイを使って通報した。もちろんこの時は大分時間経ちました。

 

長門「ママが帰ってこねぇ…。言うことを聞くしかなかったけど、ママとおねーちゃんに手を出すとかクズ極まりねぇぞこの組織…。お掃除開始だごらああぁ!!」

 

下っぱ「ん?なんだ?」

 

長門「てめぇらぶっ殺す!!!」

 

下っぱ「ぎゃあああああ!!!」

 

俺は無数の下っぱ共を相手に砂という武器を使ってフルボッコにしてタマキンを蹴りあげて戦闘不能にさせた。

だけど、意外に階層があって正直上がるのめんどいししんどい。

マンションとはいえ、廊下とか学校並にあるのもまためんどくさいし、幹部の手下らしき何かが現れた。

 

幹部の手下「こんなところに女…?何してんだ。」

 

長門「あぁ?てめぇが幹部か?手下か?」

 

幹部の手下「ピキッ コイツ…殺す…!!」

 

長門「聞く耳持たねーのな…。てめーの親の泣き顔が見てみたくなるぜおらああぁぁ!!!」

 

幹部の手下「はっ!声だけで倒せると思っt耳がっ…!!」

 

長門「キェエアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 

パリイィン!!!!×114

 

幹部の手下「ぐああああああ!!耳が…鼓膜が破れるっ!!」

 

長門「アアアアアアアアア!!!!死ねエエエエエエエ!!!」

 

ドゴオォン!!!

 

幹部の手下「あ、あいつ…無茶苦茶だぜ…もう暴力団やめよ…。警察に素直に白状して更生しよう…。」

 

俺は全力の最大高音ヴォイスを使って幹部の手下の耳を瀕死にさせてボコボコにした後、水橋組の幹部の部屋にたどり着いた。

無駄な広さと静けさがあって不気味だったことは今でも覚えている。

だけど一番予想外だったのは今現在、銃刀法というものが存在しているが、女性とお店の人は身の安全を守るため特別に殺傷能力がまぁまぁのめっちゃ硬い木刀を所持させているが、この組の輩は法律というものをガン無視している。

 

長門「おいおいマジかよ…機関銃にマグナム、手榴弾や拳銃まであるんじゃねぇか…。しかも最悪なことに、刀まであるってもう完全に中身だけは指定だな。やってることはくっそ小せぇけど。……ん?」

 

幹部「よくもまぁ荒らしてくれたのぉ…。ガキ一匹で手こずるとは…大したもんじゃけぇ…。」

 

長門「てめぇが幹部か?」

 

幹部「如何にも、水橋組を立ち上げここまで大きくしt「よし殺す。」俺の話を聞kバキッ ぶげぁっ!!」

 

長門「さぁ母さんと妹の居場所を教えやがれ!知らねぇなんて言わせねぇぞごるぁ!!」

 

幹部「わ、悪かった!あの部屋にいる!何も手出してねぇから離してくれ!」

 

長門「そうか、もう用が済んだらすぐに出ていくから。とりあえずあのゴミ共はなんだ?」

 

幹部「……ガキを始末する業者さ!!お前ら殺れ!!」

 

長門「はぁ…懲りねぇなぁ!!俺をここまで楽しませるとはやるじゃねぇかよぉ!!」

 

カチャッ

 

幹部「背中丸出しだぜガキいぃ!!」

 

その後、組vs長門の大乱闘は35分くらい経って勝敗が出た。

もちろん俺が勝ったが、まだ小5〜6年の体でスタミナも大人より低かったからだいぶやられていた。

苦無が出てくるなんて聞いてねぇし、背中に刺さりまくって痛てーし銃弾喰らって痛てーしで辛かった。

 

ガチャッ

 

長門「よぉママ…おねーちゃん…。」

 

母「長門…!?何その怪我!?」

 

陸奥姉「長門…?長門おおおお!!」

 

長門「おねーちゃん大丈夫だよ…俺は平気だから…。痛てーけど。」

 

母「バカ!何で警察呼ばないのよ!」

 

長門「呼んだよ?だけど着いた時には手遅れになると思って真っ先に潰した。」

 

母「本当…無理しちゃって…!ママの気持ちを分かってよ…!」

 

長門「完璧とは言えないけれど、ママの気持ちは分かるよ。だけど俺を一人にしないで!俺の気持ちは分かってくれているの!?ママの気持ち分かって欲しいのは分かるよ!だけど俺の気持ち分かってないじゃん!ママはいつも一人で解決しようとして、置いてけぼりにしているじゃん!たまにでもいいから一緒に解決させてよ!ママのバカ!」

 

母「……やっと言えたね。長門の辛いところずっと見てきたんだから。辛くても私達を心配させないようにしていたんだよね…ごめんね…?」

 

長門「正直俺怖かったんだもん…。ママとおねーちゃんがいなくなったら俺どうしたらいいのか分からなかったんだもん…!もう一人にしないで…ぐすっ…。」

 

陸奥姉「長門…大丈夫。おねーちゃんがいるよ。長門より強くなくて助けられてばかりだけど、ひとりぼっちにはさせない。」

 

???「おやおやぁ〜久しぶりだねぇ〜長門ぉ〜?」

 

長門「…!その憎き声…!!クソ野郎か!!」

 

元父「久しぶりだなぁ?会いたかったぜぇ〜?」

 

長門「てめぇ…捕まったはずだろ!!」

 

元父「あぁ…捕まってたけどな、脱獄してやったよ。あんなチョロい監獄は余裕だっつーの♪」

 

長門「また地獄に引きずり込んでやるよ…。今度は本物の地獄をなぁ!!」

 

俺の目の前に現れたのは元父だった。

俺が5〜6歳の頃に逮捕されて終身刑のハズだったのだが、脱獄したらしい。お母さんやおねーちゃんに対する恨みは強くはないが、俺に対する恨みが絶大に強かったのもしっかりと記憶している。

まだ中学に入ってすらいない小学生なのに連戦は流石にキツすぎる。

だけど、お母さんとおねーちゃんを守るためならこの身を捨ててでも守る。そう決めた。

お母さんを悲しませないようにしておきたいけれど、俺にだって限界はある。当時の俺は限界があることを理解していた。だが、理解はしていたが限界はあっても乗り越えられないわけじゃないというのも知っていた。人間の馬鹿力ってやつが唯一の証拠だ。

 

元父「その怪我で挑むとか…頭イカれてるなぁ!てめぇに対する恨みは死ぬほどあるんだ!ここで脳みそぶちまけて死ねエェ!!」

 

長門「クソ野郎が!貴様こそイカれてんだろ!一度ガキにやられてるクセにチョーシこいたことをかますな!!」

 

ドガアァッ!!!!

 

元父「チッ…バカが…その力は馬鹿力ってやつだろ?負けを認めねぇと死ぬぜ?長門よぉ!!」

 

バキッ

 

長門「ぐぶっ!!」

 

元父「おらおらおらおらあぁ!!俺の痛み分かるかぁ!?俺の気持ち分からねぇよなぁ!?ムショでどれだけキツいことされたか分からねぇもんなぁ!!」

 

長門「ぐぶぁっ!ごふっ!!」

 

母「長門おぉ!!」

 

長門「ピクッ」

 

パシッ

 

元父「あぁ?」

 

長門「俺はやられてばかりじゃいねぇんだよ…。てめぇがムショで何されたか知らねぇが、子供や女を平気で傷つけるてめぇの気持ちなんか知るかよクソッタレがああああ!!」

 

ボキボキボキボキッ!!!!

 

元父「ぐあああああっ!!てめええええ!!」

 

長門「全ての痛み、全ての憎しみ、全ての恨み…!貴様如きに俺がどれだけ辛い思いしたか知らねぇクソ野郎に殺されてたまるかってんだああああああ!!」

 

そこからは何も覚えていない。

ただ、その後にお母さんから聞いたのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺自身が殺意によって半壊していたとのこと。

 




小学生の体で幹部をボコすなんてリアルではまずありえないのだが、ここは小説の中だから大丈夫だよね?
チートって言ってもおかしくはないが、長門は女の子に対しては豆腐壁なのだ!そう!これはチートじゃないんだ!(暴論)

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