圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話 作:超ちくわ
とりあえずモニカイベのEX称号逃した。
28のゴリゴリ判定で行っても指の精度がゴミだった()
長門「彩先輩彩先輩!このぬいぐるみめちゃめちゃ可愛いですっ!」
彩「わあぁ〜!!すっごい可愛い!長門ちゃん長門ちゃん!このぬいぐるみをギュッてやって!」
長門「こうですか?」
パシャッ
彩「すっごい可愛い長門ちゃんもーらいっ♪」
長門「彩先輩酷いですー!送っちゃダメですからね!?」
マネージャー「すごい…テレビ撮影していることをすっかり忘れてる…。」
カメラマン「はい…だけどこれは長門ちゃんのプライベートみたいなものですからね。あんなに無邪気ではしゃぐ長門ちゃんはむしろレアだと思いますよ?」
マネージャー「えぇ、このまま続けて回してみましょ?」
カメラマン「はい。」
はしゃぎ続けていたら夜を迎えていた。
水族館を後にして出たら、お昼辺りより少ししんみりとしていた。
少し寂しい感じはあるが、それはそれで少し素敵な感覚。
彩「なーがとちゃんっ♪」
長門「はい?」
彩「その…目閉じてくれる?」
長門「ふぇ?こうですか?」
マネージャー「コソッ 彩ちゃん!今よっ!」
彩「ちゅっ!」
長門「んむっ!?んんっ…ぷはぁっ!!あ、ああああ彩しぇんぱい!?にゃにをしゅるのでちか!?」
彩「えへへ♪お礼だよ♪」
長門「お、お礼だにゃんてえぇ…!ひゃうぅ…はっ!キャメラしゃん映さにゃいでええええええええ!!!」
マネージャー「おっほぉ〜!!いい映像撮れたあああああ!!よっしゃ編集の暴力頼むぜえええええ!!」
カメラマン「長門ちゃんごめんね!編集で誤魔化すから!」
ガシッ
長門「あ、彩先輩…?」
彩「ねぇ…今度は長門ちゃんから…ちゅーして?」
長門「にゃっ!?にゃに言ってるんでちか!?彩先輩ぶっ壊れた!マネージャーさんなんとかしてえええええ!!」
カヲスになった。
彩先輩に唇を奪われてしまい、あまりにも取り乱してしまったため判断すらできなくなった俺は撃沈した。
だって、下手したら全国放映されんだぜ?
彩先輩が完全に暴走する前に阻止しないと俺が死ぬ。
ファンからの絶大な言葉の暴力に圧倒されて生きていけなくなってしまうのだ()
長門「彩先輩。」
彩「なぁに?」
ペチッ
彩「あたっ!長門ちゃん痛いよー!」
長門「彩先輩暴走しすぎです!俺色々な意味で死にそうですもん!」
彩「だ、だって…長門ちゃんがあまりにも可愛いかったりかっこよかったりしてて…その…。」
長門「うぅ…唇を奪われたのは恥ずかしいけれど…俺からもしないとですよね…?」
彩「うん!長門ちゃんのちゅーがほしい!」
長門「ねぇこれ一応デートですよね?こんな展開予想外ですよ?」
彩「はーやーくー!」
長門「もう…ちゅっ…。」
彩「ふえぇっ!?お、おでこ!?予想外だよおぉ〜!おでこにされるなんてええぇぇ!ちょっと長門ちゃんもっかいちゅーさせて!」
長門「だーめーでーすー!!」
カメラマン「いつもの展開ですねマネージャー。」
マネージャー「えぇ、だけどこの展開は花波さんが作り出した展開。最終的にギャグに持っていかせる…やるわねあの子。」
彩「あれ?長門ちゃん…耳と尻尾は?」
長門「へ?あれ?サワサワ あ、あ…あ…あっるええええぇぇぇ!?!?」
思わずベ○ディアさんみたいに叫んだ。
だって、いきなり元に戻るなんて聞いてないもん!
いくら触っても狐耳ともふもふの尻尾がなくなっていた。
重かった胸もいきなり軽くなっていて、足元がメロンで見えなかったけど見えるようになってとんでもねー絶壁になってた。
長門「ナンデ!?ナンデ元ニ戻ッタノ!?」
彩「もしかして…ちゅーしたから?」
長門「そんなわけないですよ!?いや…ありえなくもないけど…。」
彩「もっかい…する?」
長門「いやいいですいいです!恥ずかしくて死んじゃうです!」
彩「長門ちゃん相変わらず可愛いところ見せるね〜♪ってあれ?背縮んだ?」
長門「へ?」
彩「だって、千聖ちゃんと同じくらいの身長だったのに私の肩くらいまでしかないよ?」
長門「い、言われて見れば…なんか先輩がおっきく見える…。」
彩「にやり〜♪」
長門「はっ!その悪い顔…いたずらはダメじゃあああああ!!」
ギュッ
長門「ふえぇ!?」
彩「怖がらないの♪おねーちゃんになでなでされるのどうかな…?」
長門「む…むむむ…俺の弱点を突くとは…。じ、じゃあ少しだけ…。」
マネージャー&カメラマン「「チョロい。」」
俺は何故元に戻ったのかは分からないけれど、少し気が楽になった。
しかも彩先輩に抱きつかれてナデナデもされてしまって動けずにいたし、撮影が終わるまですんごいほんわかした。
撮影終了後。
彩「長門ちゃん!」
長門「はい?」
彩「まだ教えてないところあるから行こ!」
長門「へ、変なことしないでくださいね!?」
彩「大丈夫だよ!ほら行こっ!」
長門「あっちょっと引っ張らないdグイィッ ひゃあああああっ!」
彩先輩に無理矢理引っ張られてとある場所に連れて行かれた。
多分この街で高い建物だろう、そこに行って彩先輩に目隠しされたまま最上階まで行った。
長門「彩先輩?そろそろ手離してくれません?」
彩「まーだ!…ほら着いたよっ!」
スッ
長門「わあぁ…!すごい…綺麗…!」
彩「長門ちゃんに見せたかったの♪…ってちょっとやること真逆だよね!」
長門「いえ、俺…こんなに綺麗なところは知らなかったです…。彩先輩、ありがとうございます!」
彩「ふぇっ!?う、ううん!長門ちゃんの…その…可愛いらしい笑顔が見たくて…てへへ…♪」
俺達はその後一緒に帰った。ちゃんと彩先輩を送ってから帰宅したからね!?勘違いはダメだからね!?
ちなみに帰ったあとはベッドに倒れ込んだ。
疲れたという感情ではなく、恥ずかしさがあったことを引きずっていたり嬉しかったりという感情だった。
長門「うぅ…これが全国放映されるなんて俺死ぬわ…。」
一方彩先輩宅は。
彩「はうぅぅ…長門ちゃん可愛いすぎるうぅ…。どうしよう…皆に申し訳ないことしちゃったかもおおぉぉ…!あーん!私のばかー!」
自宅で一人反省会を開いていた。
長門視点に戻ります。
prrrrrrピッ
長門「もふぃもふぃ?ママどしたの?」
吹雪「長門?夜遅くにごめんね?そっちでは元気にしてる?」
長門「大丈夫。色々カヲスなことに巻き込まれてはいるけれど、結構楽しんでいるよ。深雪おねーさんは今そっちにいるんでしょ?」
吹雪「そうだけど、どしたの?あ、会いたいんでしょ〜?うりうりぃ〜♪」
長門「ちゃ、ちゃうわ!ただ元気にしているか分からんかっただけだわい!」
吹雪「冗談だよ冗談!長門…たまには帰って来てね。陸奥もたまに来てくれてるから。」
長門「あぁ、余裕ができたらな。友達とか先輩とか突撃してくるけど、時間を作っておくよ。」
吹雪「もちろん来てくれたら毎回イチゴのスイーツ用意してあげるからね♪」
長門「マジで?来る時はちゃんと連絡入れとくから!忘れたらなにかつまみ食いするから!」
吹雪「罰の幅が可愛いすぎる!」
長門「あとママ、何かあった時とか教えてね。黒服さんにもお願いしてみるから。」
吹雪「うん、そんじゃお休み!私の息子よ!」
長門「あ、うん。お休み。」
ブツッ…
長門「ママは相変わらずだぜ…お風呂は明日でいっか…。ふわあぁ…すぴぃ…。」
俺は朝の10時になるまで深く眠って休日を送った。
突撃することはなかったものの、あの某恋愛番組のゲスト出演を思い出してしまい、後日出演した。
もうそれは大変好評だったようで、だけど俺からしたらこれは見せるべきものではない。見せられるなら死んだ方がマシじゃと恥ずかしがりながら撃沈した。
彩「長門ちゃん、お疲れ様!これ皆からの差し入れ!それと、事務所に大量の長門ちゃん宛のプレゼントが届いてるよ!」
長門「あっ…差し入れありがとうございます…。うん?これ…可愛い…!」
彩「うん…私達個人個人で作ったストラップなの…。無茶なことまでこなしてくれて、何かできないかな?って皆で考えて作ったの!」
長門「ありがとうございます…!ぐすっ…なんだろう…他バンドの方達からも何回か貰っているのに、嬉しくて…。」
日菜「あ〜!長門ちゃん泣いてる〜!可愛い!」
千聖「あらあら♪泣き虫な長門ちゃんが見られるなんて♪」
麻弥「千聖さん、泣き虫ではなくて涙脆いですよ!?嬉し泣きってやつです!」
イヴ「嬉し泣きのナガトさんとても珍しいです!ギュッてしてあげますっ!」
なんかパスパレメンバーにナデナデしてもらた。
慣れていないけれど、嬉し泣きのあまりにそれどころじゃなかった。
ちなみにネットでの反応はすっごい優しい世界だった。
いや、ファン急増しすぎだろちくせう。
長門「ファンが増えると嬉しいけれど、その反面ちょっと大変だなこれ。」
デートっていいよなー!
できれば2次元女子とデートしたいよなー!
あれ?これってさ、ぼっちでもリア充しているってことだよね!?
2次元に彼女がいるならもうそれはリア充だ!(暴論)