圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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69話 圧倒的に圧倒的じゃない。非日常とは言っているけれど、カヲスとギャグがないお話なんてアリなんですか?

ドンッ!!!

 

花音&彩&千聖「「「きゃあああああ!!」」」

 

長門「その音…久々に聞いたが、本物じゃないなそれ。」

 

不審者「う、うるさい!本当にお前を撃つぞ!!」

 

長門「あぁ撃てば?俺を殺れば全ての怒りの矛先はあんたに向けられるだろうけどな。」

 

不審者「な、な、何を言ってんだよ!僕に向けられる理由はないぞ!」

 

長門「はぁ…今あんたのやってることは犯罪そのもの。彩先輩達を怖がらせているんだよ。その3Dプリンターで作った拳銃でもな。」

 

不審者「お前に怖がっているんだよ!僕は決して怖がられていないぞ!!」

 

長門「はあああああ…これだけ言っても無駄かぁ…。顔も知らない人間に彩先輩達を守るとか正義の味方とか言っておいて、男である俺を殺って自分のものにしたいだけなんでしょ?」

 

俺はできるだけ動かず、話だけで終わらせようとした。

だが、相手は無駄な正義を持っているせいで自分のやっていることすら全く理解していなかった。

 

チャッ

 

長門「…!!先輩閉めろ!!」

 

彩「へ?なんで!?」

 

長門「早く!!」

 

彩「な、長門ちゃバタンッ!!! 千聖ちゃんなんで!?何してるのさ!長門ちゃんが…長門ちゃんが!!!」

 

千聖「彩ちゃん…長門ちゃんは必死なのよ。あの不審者の狙いは長門ちゃん、しかも銃を持っているの…。今の私達はあの子の言うことを聞くしかないのよ。」

 

花音「彩ちゃん…大丈夫。長門君は絶対になんとかしてくれるから。」

 

ドンッ!

 

長門「ぐっ…!!」

 

花音「長門君!?ち、血が…!!」

 

彩「長門ちゃん!今開けr「開けるな!!」…!!」

 

長門「今開けたら巻き添えを喰らう!最悪な場合このドアを貫通して怪我じゃ済まされねぇ!早く下へ降りろ!!」

 

千聖「…彩ちゃん、花音ちゃん下へ行くわよ!!」

 

彩「な、長門ちゃん!待って千聖ちゃん!長門ちゃん死んじゃう!!」

 

千聖「彩ちゃん!今私達は長門ちゃんの足を引っ張ってるの!あのままドアの前にいたらあの子は殺られる!だから…!!」

 

花音「長門君…あとで叱っておかないとね…。」

 

彩「わ、分かったよ…。」

 

俺はいつもの日常ではない非日常を送っていたけれど、流石にここまでいくの?って思うほどすごいことになってた。

いや、だってさ!女の子に俺のお家ぶっ壊されるくらいドアをぶっ壊してくるし、おふとぅんに突入して俺を尊死させるくらいの可愛いさの寝顔をかまして心臓止まらせてくるんだよ!?いやもう死んでるやん。

だけど、某バーローの如く事件じゃなくてなんかやべーやつが俺の目の前に現れたりするんだよ!?何これ神様のイタズラか!?神様許さないマン。

 

長門「はぁ…やっと下に行ったか…全く、可愛いことしやがるぜ…。」

 

不審者「な、何をごちゃごちゃ言ってるんだよ!悪者のクセに彩ちゃん達を語るな!」

 

長門「あんたまだそんなこと言ってるの?一つ言わせてもらうが、いつもの日常の彩先輩達を知ってるのか?」

 

不審者「し…知ってるさ!」

 

長門「じゃあ何を知ってるの?一つだけでもいいから答えてくれる?」

 

不審者「うっ…そ、それは…。」

 

長門「やっぱり知らないじゃん。それすら知らないのなら正義の味方気取りしないでくんねーか?俺は正直面倒事起こしたくないし、手出したくねーのよ。あんたはまだ間に合う、出頭して罪を償える。なんとか説明してやるから諦めろ。」

 

彩「長門ちゃん!」

 

長門「ちょっ!?なんで来たんですか!?やっと終われると思ったのに!」

 

彩「へ?」

 

不審者「あ、彩ちゃん!!僕の元へおいで!!この悪者は僕が成敗するから!!」

 

長門「だあああああ!!間に合わねーからゴリ押しじゃボケエエェェ!!」

 

ドンッ!!!

 

バシュッ

 

長門「ッ…!痛てーけど…そんな玩具如きで俺を殺れねーよ!ゴッドブロおおおおおおおお!!!(アクア感)」

 

不審者「プギャアアアアアアアァァァ!!!」

 

ガシャアァン!!!

 

最終的にゴリ押しでこ○すば全開でゴッドブローかまして一発KOさせた。いやーゴッドブローがこの世界で活躍するとはなー!

何処ぞの駄女神様ご愁傷しゃmご愁傷さまですなー!

あっちょっと待って女神様なんでそk「ゴッドブロおおおおおおおあああああああぁぁだ!!」プギャアアアアアアアァァァ!!!

 

彩「わ、わぁ…足引っ張っちゃった…。」

 

長門「よし、拘束も完了っと…。彩先輩、怪我はないですか?」

 

彩「あ…う、うん…。長門ちゃん…ごめん…また足引っ張っちゃった…。」

 

長門「いや、助かりましたよ。彩先輩が来るまでずーっと捕らえるタイミング探していたんですけど、全然見つからなくて…。」

 

彩「だ、だけどさっき…。」

 

長門「ん?あぁ…あれは思わず彩先輩が戻ってくるとは予想していなかったんで思わず言葉が違うとこで出ちゃいましたから、気にしないでください。とりあえず怪我なくてよかったぁ…。それと疲れたー!」

 

彩「長門ちゃん…その…怪我とか血がすごいよ!?タオル持って来たから使って!」

 

長門「あー…お言葉はありがたいんですけど、どうやらあの玩具とも言える凶器の弾が体内に入っちゃったんで無闇に体をイジれないんですよ。」

 

警察官「長門ちゃんみーつけた!まーた怪我しちゃってー!しかも手術ものじゃない!」

 

長門「あはは…話で解決しようにもやっぱ無理でした…。拳一発だけなんで大丈夫っすよ。とりあえず彩先輩と花音先輩、千聖先輩の体に異常がないか調べてくれませんか?心配しかないんで…。あとニュースにしないで!!」

 

警察官「分かってるわよ、とりあえずお疲れ様♪」

 

花音「あ、あの…お巡りさん、長門君借りていいですか?」

 

警察官「えぇ、いいわよ?あまり刺激しないであげてね?体内に弾入っちゃってるから。」

 

花音「は〜い。」

 

長門「あっ…花音先p「ていっ!」ペシンッ!!! ぽべっ!!」

 

花音「長門君のばかっ!なんでこんなに怪我しているのっ!怪我はしていいけれど、そこまで怪我しないで!私…私は長門君に助けられたのに…何もできないまま死んじゃうのはやめて!それと死んじゃうのもダメ!」

 

長門「うぅ…すみません…それとそのハリセン何処から持って来たんですかぁ…脳天直撃です…ぐすん。」

 

花音「だって…長門君無茶してるから…自分の体を大事にして?お願い…皆そう思っているんだから…。」

 

長門「はい…すみません…。」シュン

 

彩「ねぇ、助けてくれたお礼にちゅーしていいかな…?軽くだけど…。」

 

花音「あ、彩ちゃんだけズルいから私もする!」

 

長門「あわわ…か、軽くですよ?隙だらけだけど、今動けないんですかrチュチュッ あうっ…///」

 

イチャイチャだなちくせう(うp主の本音)

俺は体の中に入り込んでいる不審者の撃った弾を取り出すために病院に行った。いや、救急車にぶち込まれてか○めるネコの如く飛ばして行った。酔った。

手術はしたけれど、結構弾が入ってたみたいで意外と時間がかかったらしい。取り出す手術が終わって2時間くらい経過した。

 

長門「無理に動いたら傷が開く…か。暇だなぁ…。」

 

花音「あ、長門君…入ってもいいかな…?」

 

長門「いいですよ?どうしたんですか?」

 

花音「えっと…あの時ハリセンで叩いてごめんね…?痛かったよね…?」

 

長門「いえ、大丈夫ですよ。そんなに気にしないでください。花音先輩の感情とか見れましたし、反省点もありましたから。」

 

花音「ねぇ、長門君…。」

 

長門「はい?えっちょっんむっ…!?」

 

花音「ぷはっ…えへへ♪顔赤くしちゃって…可愛い♪」

 

長門「にゃ…にゃにをしてりゅんれしゅか!?ズキッ あだだだだだ…。」

 

俺は花音先輩に唇を奪われ、めっちゃふえぇした。

いや待って本気でキスされすぎじゃんこれ()

待って!ブラウザバックしないで!最終回はまだ全然遠いから!今現在の技術で見られる300億光年先の惑星くらいめっちゃ遠いから!(例えが分かりづらい)

 

花音「私、長門君のことが好き…冗談抜きで。」

 

長門「そ、そうなんでs…はい!?」

 

花音「私本気だもん。長門君にいつも助けられて…気がついたら好きという感情が出てきて…ずっと長門君のこと考えてたの。長門君は私のことが好きなの…?恋愛感情として。」

 

長門「お、俺は…恋愛感情がよく分からないんです…。彩先輩にも恋愛感情として好きと言われたんですが、俺はそれと似た質問に問われて答えられなかった。だから…今は答えられません…。」

 

花音「そうなんだ…ねぇ長門君、双子座のカストルとポルックスのお話って知ってる?」

 

長門「もちろんです。確かゼウスの子であり、最後に辛い結末を迎えた双子ですよね?」

 

花音「うん、今は蠍座がそろそろいなくなりそうな時期だけど、双子座のカストルとポルックスってすごいよね。兄弟の絆というか、お互いの気持ちが強いもん。」

 

長門「えぇ、兄か弟のどちらかが人間で最終的に人間の寿命という理に逆らえず亡くなって星座になったものの、一人にはさせまいと自ら星座になったというお話がありますからね…。うろ覚えですが、確かポルックスが人間で、カストルが神だったような…。だけど何故そんなお話を?」

 

花音「長門君は双子座のお話に似てるなって思ったの。長門君は気持ちも強いし、悪い人を守るためなら星になってでも戦うというくらい強い意志があるもん。だからすごいなって。」

 

長門「そうですか?俺はただ身を捨ててでも守る覚悟しかなかったもので…。」

 

花音「ううん、ちゃんと考えてる。長門君の目を見たら分かるもん。長門君がいなかったらバンドどころか、事件が酷く起きてて学校どころじゃなかったもん。」

 

長門「治安は悪くないハズなのに…なんででしょうかね…?」

 

花音「うーん…分からないね…。」

 

長門「そんでぇ…彩先輩と千聖先輩はそこで何してるんですか?」

 

彩&千聖「「ゔぇっ!?」」

 

花音「彩ちゃん!?千聖ちゃん!?」

 

まったりとお話していたけれど、すぐに分かった。

反応可愛いすぎるでしょ。なんですか失血死させる気ですか大歓迎です(尊死まっしぐら)

死んだら元も子もないけどどうせ死ぬなら尊死がいい(確信)

 

彩「えへへ…ちょっと心配で…。花音ちゃんに先越されちゃったな〜!もっかいちゅーしたい!」

 

長門「ちゅーはもうダメですよ?油断してた俺が悪いけれdグイッ もにょーん。」

 

千聖「長門ちゃん…私はちゅーしてないんだけど?」

 

長門「ふえっ!?そ、そんにゃこと言われても…。」

 

千聖「むぅ〜!えいっ!」

 

カプッ

 

長門「はわっ!?ちょっ…耳は…あっ…///」

 

彩「可愛い♪」

 

花音「可愛いね♪」

 

長門「ちょっ…くすぐったいです…!」

 

ナース「こら〜何してるの〜?患者にそんなことしちゃいけないのよ〜?」

 

千聖「すみません、おいしそうだったもので…。」

 

長門「俺を食べても美味しくないんですけど…。」

 

ナース「うp主だって困惑しているんだから、そんなことしちゃダメですよ?」

 

うp主「呼ばれて飛び出て爆裂ドッkグイッ あのナースさん頭鷲掴みにしないdメキメキ あだだだだだだ!!!メキメキいってる!!痛い痛い痛い!!ああああぁぁぁ…!」

 

謎の罪袋を被った人間、うp主はナースさんに無言で頭を鷲掴みされて何処かへ連れて行かれた。

なんだったんだろ?

千聖先輩達もポカーンとしていて変な空気になってた。

 

長門「なんだったんだろ?」

 

花音「なんだったんだろうね?」

 

彩「なんだったのかな?」

 

千聖「知らなくていいのよ。うん、知らない方がいいわ。」

 

ちなみにこの夜は先輩達に囲まれて寝ました。

何されるか怖かったけれど、朝起きたらいつものおふとぅん突入はされていたので出ようにも出られない状態でした。寝顔が可愛いかったのでまた寝ました。あのド天使な可愛いすぎる寝顔見せられたら尊死絶対するもん!しかも怪我人の上にしれっとちょこんと乗ってる彩先輩すごいな!可愛いから許すけど!

 

長門「とりあえずいつもの日常に戻りたい…(泣)」

 

ちなみに俺に待ち受けていたのは体育祭でした。

 

 

 




もうシリアスとかそれを通り越しちゃったよ!
一応こういうお話もあっていいんじゃないかなとか思ってたけれど、今気づいたら日常茶飯事じゃねーか!‪Σ( ˙꒳˙ ;)

ちなみにギャグはめっちゃぶち込む予定でありまそ()

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