圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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72話 圧倒的ちあちあ。募集かけたからには真面目にやろうとしたらブレーキぶっ壊れた。

体育祭の出し物の練習中、俺はふと思った。

 

長門「先生、体育祭に出し物っていらなくねーですか?」

 

体育の先生「私も思ったのよね。だけど上の人がビッチリ決めちゃったから許してくれない?」

 

長門「はぁ…分かりましたよ…。んで、あのすっごい覗いてくる人集りはなんですか?」

 

体育の先生「花波ちゃんのチア衣装を見たいがために集まっているだけだね。あとは募集で来た人かな?」

 

長門「まずそのやろうとして応募した人を呼んでくださいよ!すっごいことになっているんですけど!」

 

チアダンスを踊ってくれる人募集かけたら本当に来るんだね。

お願いだから海月姫くらいの純粋で大人しい女の子来ちょくれぇ…。

俺はこの時願うしかなかったし、セクハラ無しのガチ練をするつもりでいて、折れる人と折れない人を見極めるつもりだ。

 

長門「先生、こっから一気に鬼の練習をさせていくんで、とある課題をやらせようと思っています。」

 

体育の先生「もちろんいいよ。リーダーである花波ちゃんの領域だから。」

 

バンッ!!

 

女子生徒達「「きゃあああ!可愛い〜!!ちんまりしててみとれちゃうぅ…♡」」

 

長門「はーい、ちょっと失礼。チアダンスに応募した方、この紙を持ってきていれば入ってくださーい。」

 

花音「あ、あのぉ〜…って長門君!?」

 

長門「か、花音先輩!?」

 

花音「え、えへへ…♪」

 

長門「やべぇすっごい可愛い…じゃなくて!結構厳しくやりますが…大丈夫ですか?」

 

花音「うん!いっぱい頑張るよ!方向音痴を直せるかも知れないし!」

 

長門「よし、花音先輩。折れないように頑張ってくださいね!人数が少し多めに埋まり次第、課題を出しておきますから。」

 

その後、応募を待っていたら意外と予定してたより少し多めの女子生徒達が応募してきた。俺がこれから見るものは、落とす落とさないの問題ではなくて、やる気、全力、表情、キレを見る。

そして今から出題する課題は…。

 

燐子「は…反復…横跳び…ですか!?」

 

長門「はい、反復横跳びです。これから激しく動いてフォーメーションチェンジをしたり、かなりの体力消耗があるのでやってもらいます。」

 

紗夜「はい、質問があります。」

 

長門「どうぞ。」

 

紗夜「その反復横跳びをしてもらうと言いましたよね?全力でやるにしても、個人個人によって回数が違ってしまうと思うのですが…。」

 

長門「全力でやってくださいとは言いましたが、回数を競えとは言っていませんので自分のペース配分を使い分けてやってもらいます。反復横跳びは一回で終了というわけではありませんから…。」

 

紗夜「分かりました。ありがとうございます。」

 

長門「質問ある方はいらっしゃいますか?もしいませんでしたら、このまま開始しますね?もちろん俺もやりますから。」

 

質問のある方はおらず、このまま課題へ入ってもらうことに。

一人ずつ1分3セットの20秒休憩をやってもらって相手の息遣い、汗の量、体温を見せてもらうという条件を言ったところ抜ける人はいるはずだが、抜ける人はいない。これってもしかして特殊な訓練を受けた?

 

長門「じゃあ…誰から行きます?」

 

花音&燐子「「はいっ!ふえ?/あれ…?」」

 

長門「おぉ…先輩2人が同時で来るとは…よし、一気に見ましょうか。キツかったら言ってください。このまま続行してしまったら悪影響及ぼしますので。」

 

花音「うん、分かった!」

 

燐子「分かりました…!」

 

長門「んじゃ…位置について…行きますよ?」

 

ピッ!!!

 

ここから3セットのキッツイ課題が始まった。

花音先輩と燐子先輩は体力が多いというわけではないが、全力が伝わる。だけど一つ思った、流石にバンドに入っている状態なのに大丈夫なのか!?

それを考えていたらセットが終わりに近づいてた。

 

ピッピー!!!

 

長門「終了です。」

 

燐子「はぁ…はぁ…!おえっ…ごめんなさい…袋を…。」

 

花音「ご…ごめんね長門君…私も袋を…。」

 

長門「全力にしては俺の思っていた以上に全力だ…あ、どうぞ袋です。」

 

花音&燐子「「おえぇっ…。」」

 

長門「あーとりあえず仕切りがないので俺のジャージで隠しておきますね?合否はありますが、抜けさせはしません。やりたいという気持ちがオーラで伝わっていますんで、できるだけポジションを考えておきますね。花音先輩燐子先輩大丈夫ですか…?少し休憩しといてください。アクエリあるんで…どうぞ。」サスサス

 

花音「ありがとう…ふえぇ…。」

 

燐子「あ、ありがとう…ございます…。」

 

紗夜「…次は私がやります。」

 

長門「体壊さないでくださいね?」

 

反復横跳び終了後──────

 

紗夜「うぅ…や、やりすぎました…。」

 

その後、先輩から同級生まで体力面を見て観察したところ、意外と分かりやすく分かれていた。

だけどスタミナが十分ではないため、ダンスまで行くには先が遠く感じる…しかも今更気づいたけれど、バンドメンバー多くね?

ゆり先輩までいるしその上りみちゃんとは真逆にしてはおっとりしているが、めっちゃセクハラしてくる。助けてください。

 

ゆり「長門ちゃ〜ん♪ダンスはいつやるのかな〜?うりうり〜♪」プニプニ

 

長門「むにぃ…先輩がこういうセクハラをしているからできないんでsモミッ ひにゃっ!?ど、何処触って…!!」

 

ゆり「ちょっと堅くなりすぎだよ〜?ほらほら緩くいこ?」

 

長門「さ、3年生の先輩にセクハラされているのにそんなことできないじゃないでs「長門君…少しでも緩くいこ?皆冷めちゃってるよ…?」うそぉん…。」

 

紗夜「松原さんの言う通りです。今まで見た花波さんの中で一番焦っているのがとても分かります。ですが、お互い意見を聞いておかないと結局失敗に繋がりますよ?」

 

長門「む…むぅ…バレていたか…。先輩達の言う通りだな…正直、俺がこんなに堅くなるの気持ち悪くなって反吐が出そうでしたし!もー堅くなるのはやめだやめ!!お互い意見を言い合ってやっていこうじゃねーですか!」

 

燐子「ですが…あの反復横跳びは…?」

 

長門「あー…あれは厳しいと思いますが、やってもらいますね?結構動きますから…。正直こんなことさせたくなかったッ…!!」

 

紗夜「花波さんらしいですね。」

 

燐子「はい…花波さんらしいです…♪」

 

結局堅くやることはなく、皆で意見を言い合ってどう踊るかどのポジションに行くのか考えた。

まずはレッスンから始めないと始まらない。

それと最終的にタワーを作るから、体重の軽い女の子が天辺(てっぺん)に配置したいところ…なのだが、皆が皆なので身長高めなので正直困惑でございます()

花音先輩はこの中では唯一低めで、体重が軽そうな感じがする。分からんけど!

 

3年女子生徒1「ねぇ、そのタワーってさ…長門ちゃんが一番上になればいいじゃない?」

 

長門「へぁ?」

 

3年女子生徒1「だってさ、この中で唯一身長がちっちゃいしさ、持ち上げた時すっごい軽かったよ?体重どのくらい?」

 

長門「お、俺がですか!?そう言えば…リーダーは最後までカッコよく輝かないとダメな立場だったのかああああ!!」

 

花音「ねぇねぇ長門君、体重教えてもらってもいいかな…?」

 

長門「た、体重ですか…?48kgですけど…?」

 

花音「うん♪長門君に決定だね♪」

 

長門「ナンデ!?」

 

花音「この中で一番軽いんだもん。長門君にはあまりないけれど、女の子は胸の重さも加算されてるから体重が長門君までは行かないの…だからお願いできるかなぁ…?」

 

長門「わ、分かりました…。」

 

チーム全員 (((((松原さん/花音ちゃんにはチョロいんだ…。)))))

 

 

 

気を取り直しまして。

 

 

 

長門「はい、とりあえず皆さんの意見をとって構成してみましたので、一度レッスンやってみましょ。」

 

長門除く全員「「「「「はーい!」」」」」

 

長門「まずは…この『ハイハイファイトオー!ハイハイハーイ!』のところなんですが、いきなり激しくなります()」

 

燐子&花音「「ふえぇ!?」」

 

長門「先輩2人揃ってふえぇは可愛いすぎます。…やべ、本音漏れた。」

 

長門除く全員 (((((嘘言えないの可愛い。)))))

 

長門「まー激しくするって言っても、こんな感じに左腕を先に斜めに出して右腕を斜めに出す…って感じです。ふつーにただのクロスです!」

 

紗夜 (投げやりになった!)

 

長門「これが『ハイハイ!』の部分で、『ファイトオー!』のところは『ファイト』で両腕を一周して『オー!』でアッパーです。」

 

花音「は、早いね…。」

 

燐子「はい…早いです…。」

 

長門「ますはゆっくりやりましょ。初っ端から早いから突き出す勢いが強すぎて肘を痛めてしまうこともありますんで。」

 

ゆり「えっ…本当なのそれ!?」

 

長門「はい。さっき試しでやってみたら勢いありすぎて肘と肩脱臼しました。」

 

ゆり「それは長門ちゃんの勢いの力が加減できていないからじゃないの!?」

 

長門「!!!」

 

ゆり「そこで『それか!』って顔されてもなぁ…。可愛いけど。」

 

10分くらいAメロの頭の部分を練習し、次の練習に入った。

うん、頭おかしいほどの動きです。誰だこんなわけの分からん動きを作ったチームメイトは()

 

日菜「長門ちゃんどうかな!?」

 

長門「あー…荒ぶってr日菜先輩!?」

 

日菜「やっほー!なーがとちゃーん♪ほっぺぷにぷにぃ〜♡」

 

長門「ちょっと日菜先輩くっつぎすgおねーちゃん助けて!」

 

紗夜「呼ばないでください。」

 

長門「なんでさー!!あっちょっと待って倒れrあああああっ!」

 

ながさよひな除く全員 (((((カヲスだぁ^)))))

 

突然のるんねこが花女に乱入()

もう皆ほっこりしちゃって緊張感溶けたぞおい!

いやまぁ可愛いから許しちゃうけどさぁ!!

るんねこが突撃してくるなんてそんなの聞いてないし、本当に神出鬼没って目の前にいるもんなんだね!

あかり、すっごいフレンズ見つけちゃった!(ネタまさかのごちゃまぜ)

 

長門「あーもーめちゃくちゃだぁ^(諦め)」

 

るんねこ先輩の突撃により、あまり進まなかった()

可愛いから許す!!




やべぇ、まともな子が少なすぎる…!
燐子先輩と花音先輩が唯一まともやないか()
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