圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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73話 圧倒的捻挫。怪我人を看板娘のいるお店に連れて行くのはちょっと違う。

体育祭まであと10日。

俺達はレッスンに明け暮れていた。

 

長門「はぁ…はぁ…全員休憩!休憩終わる前にストレッチしといてくださーい!」

 

全員「「「「「はーい!」」」」」

 

長門「はふぅ…あとはフォーメーションを組んで最後にタワーか…今更変更してもダメになるだけ、後半のこれは考えていたけれど流石に怪我するから引っこ抜いて…うーん…。」

 

花音「長門君、休憩はいいの?」

 

長門「俺は大丈夫です…だああああこれ以上考えるだけでもパンクするううぅぅ!!」

 

花音「…えいっ♪」

 

ギュッ

 

長門「ふえぇ!?」

 

花音「長門君落ち着いていこ?皆、長門君のおかげでいっぱい頑張ってくれているんだし…無理しちゃダメだよ?」

 

長門「あ…あの…先輩…あちゅい…。」

 

花音「もうちょっとだけ♪」

 

長門「うわっ!?」

 

ドサッ

 

花音「えへへ♪押し倒しちゃった♪」

 

長門「な、何するんですか…もう…。」

 

めっちゃ暑い。

俺の頭によぎったのはそれだけだった。

だけど花音先輩はなんか最近スキンシップが多い。

海月姫とは言えども、流石に俺浄化してしまう。可愛いけど、これは尊死まっしぐらの寿命短縮まっしぐらなんですが()

 

紗夜「花波さん、そこでイチャつくのはいけませんよ。とにかく花波さんはお説教ですので、レッスンが終わり次第私のところへ来ること。いいですね?」

 

長門「(n꒪꒳꒪n)ブエッ」

 

紗夜「何それ可愛い。」

 

花音「一瞬にして顔があの(n꒪꒳꒪n)ブエッの絵文字になった…誰にも真似できない高等テクニック…!!」

 

ヒョイッ

 

長門「ほえ?あ、あの〜…なんか持ち上げられているんですがそれは。」

 

紗夜「レッスン再開しますから、早くやりますよ。日菜も花波さんのことをとても待っているみたいですし。」

 

花音「長門君、持ち上げられてるなんて可愛い♪なでなで〜♪」

 

長門「あっ…せ、そんpナデナデ あふっ。」

 

日菜「おねーちゃんおねーちゃん!何してるのー!?」

 

紗夜「花波さんをいじくり回していたのよ?ダメかしら?」

 

日菜「長門ちゃんを?ダメじゃないよ!もっといじくり回そーよ!」

 

長門「ねぇ誰か助けて味方いないんですかそうですか泣きたいです()」

 

レッスンどころの問題じゃなくなりました助けてください。

花音先輩は流されすぎてもう考えるのやめちゃってるし、紗夜先輩はお説教という名のいじくり回すというお説教じゃない何かをしてる。

なんですかこれ()

 

長門「もにょ…むにゅうぅ…。」

 

日菜「ほっぺもちもちぷにぷに〜!」

 

長門「はにゃひてくらひゃい(離してください)…。」

 

ゆり「長門ちゃんすごく遊ばれてるね…後で先輩としてお説教してあげるね!」

 

長門「にゃんでー!?」

 

本日のレッスン中断しました。

もう皆が皆で集中力崩壊してるんだもん!

その上、ツンポテ先輩の妹のるんねこ先輩までいるわけだし!!

チアダンス成功するのかすら見えなくなってきたんですけど誰か助けてくださいお願いしますなんでもしまかぜ()

 

紗夜「花波さん、何故中断したのですか?」

 

長門「俺は真面目にレッスンとか指導していたのに皆さんが俺をいじくり回すからやめたんです!」プンスコ

 

日菜「長門ちゃん怒ってるの?」

 

長門「そりゃ怒ってまsグキッ ひえあっ!?」

 

紗夜「危ないッ!」

 

ギュッ

 

日菜「わぁ〜おねーちゃん大胆〜!」

 

長門「あ、あの…先輩…もう大丈夫ですから…その…はにゃれてくだしゃい…。」

 

紗夜「花波さんって周り見えなくなるのですね。見たら分かりますよ。」

 

日菜「うんうん、長門ちゃんって話す時とか聞く時絶対に人の目見てるからだもんね?」

 

長門「人の目見ないと話聞いてないって思われるからですよ…。」

 

日菜「真面目ちゃんだね♪」

 

長門「とりあえず学校玄関に行きまsズキッ いでっ!!」

 

紗夜「捻挫ね。ほら、背中貸しますから。」

 

長門「大丈夫でs「早く。」アッハイ。」

 

俺は階段に降りる際、足首を捻挫してめっちゃ腫れてた。

日菜先輩も正直びっくりしていた。

そりゃそうだよ、色々やべーことあったのに怪我とかあまりしなかった俺が足首をくじきましたー!ってなったんだもん。

 

長門「うぅ…先輩やっぱり恥ずかしいですよ…。」

 

紗夜「無理に降りようとしないでくださいね。悪化しちゃうんですから。」

 

長門「デスヨネー。」

 

日菜「おねーちゃんおねーちゃん!長門ちゃんの気分を晴らすためにカフェ寄っていこーよ!」

 

紗夜「それもそうね。花波さんは強制ですよ?」

 

長門「分かりましたよっと。」

 

いつもの羽沢珈琲店に行くことになった。

寄り道したくなかったけど、先輩のお願いだから聞くしかなかった。

だからと言って怪我任を持ち歩いて寄り道は良くないんですけどね?

 

チリリーン

 

つぐみ「いらっs長門ちゃん!?」

 

長門「紗夜先輩なんで降ろしてくれなかったんですか恥ずかしいんですけど死んでもいいですか。」

 

紗夜「羽沢さんこんにちは。花波さんが情けないことに足首を捻って捻挫してしまいまして…。」

 

日菜「歩けなかったからおねーちゃんがおぶってこのまま来たよー!」

 

つぐみ「あー…はい…?」

 

長門「とりあえず早く座りましょ?」

 

ミチッ

 

長門「ねぇ待ってなんで俺が先輩の上に乗るハメになるんですか。」

 

日菜「長門ちゃんちっちゃくて軽いからこうなった☆」

 

長門「ちっちゃいって言わないでください…。」

 

紗夜「ですが事実でしょう?」

 

長門「うっ…!うぅ…先輩のいじわる…ぐすん。」

 

日菜「あ、泣いた。」

 

紗夜「ニヤリ…花波さん、このお店のイチゴのスイーツとても美味しいですから…一緒に食べません?(ボソッ)」

 

長門「イチゴのスイーツ食べりゅ…。」

 

つぐみ「言われなくても作っておいたよ♪はいどーぞ♪」

 

長門「ふぉおおぉぉ…!めっちゃ美味しそう…ねぇねぇつぐみちゃん!」

 

つぐみ「どしたの?」

 

長門「このイチゴって…何処の使ってたりするの?」

 

つぐみ「確か…北海道産の『夏瑞(なつみずき)』ってイチゴかな?」

 

長門「ちょっと待って!?まさかの夏瑞!?」

 

俺は思わず反応してしまった。

しかも怪我人を連れてつぐみちゃんのお店に入ること自体問題あったけれど、それはもうゴミ箱にストライクショットぶっかましてイチゴの話題に突っ込んだ。

 

日菜「長門ちゃん長門ちゃん、夏瑞ってなにー?」

 

紗夜「えぇ、夏瑞っていうのはどういうものですか?」

 

長門「ざっくり言ってしまえばあの王道を往く『あまおう』より糖度が高いイチゴです!」

 

つぐみ「そうなの!?し、知らなかった…。」

 

長門「つぐみちゃんは初めて知ったの?」

 

つぐみ「うん…パパが長門ちゃんにって作ってたみたいだけど…。」

 

長門「待ってなんで俺にそんなお高いイチゴを使っていらっしゃるんですか…。ここのメニューめっちゃ美味しいのにこれを出されたら大変だよ…?」

 

つぐみ「ま、まぁね…だけどパパがいつも仲良くしてくれているからそのお礼だって。」

 

長門「うぅ…俺だけにこんないいものを食べるなんてえぇ…あの〜よかったら皆で食べません?」

 

紗夜「えっ?羽沢さんのお父さんが花波さんのために作ってもらったものですよ?」

 

長門「気持ちは凄く嬉しいんですが、どうしても俺だけ贅沢なんてできないんです…。ほれ、つぐみちゃんも座って座って〜♪」

 

つぐみ「え、えぇ〜!?」

 

一方、俺のイチゴスイーツパフェ(特別メニュー)を作ってくれたつぐみちゃんパパは…。

 

つぐみパパ「うぅっ!花波君ッ…!君はいい子すぎるっ!!パパは嬉しいぞぉ〜!!!」

 

めっちゃ嬉し泣きしてた。

もうつぐみちゃんパパが俺を息子?娘?のように見ていたみたいで、嬉しすぎてめっちゃ泣いてたみたいなのだ。

俺視点に戻りゅっ!

 

長門「こ、困った…。」

 

日菜「どうやって食べる?」

 

紗夜「アイスで崩れないか心配ですね…。」

 

つぐみ「うん、それにしても長門ちゃん…座りにくそうにしてない?」

 

長門「紗夜先輩が俺のお腹をすっごい片手ほーるどしてるから降りれないの。つぐみちゃんたしゅけて。」

 

紗夜「む、むぅ…羽沢さんにそれを言われたら…花波さん、羽沢さんの隣に行きなさい。」

 

長門「なんでお母さん目線になってるんですか。つぐみちゃん、お隣失礼するね?」

 

つぐみ「う、うん!(ち、ちっちゃい…)」

 

長門「うーん…そりゃっ。」

 

ズブシッ

 

日菜「はっ!!」

 

紗夜「!!」

 

つぐみ「へ?」

 

長門「く、崩れるなよ〜…?」

 

パフェの最初の難関はアイス。

4等分するため、クリームの量も見ているのですっごい悩んでた。

女の子達によくありそうでないようなシーンのようで、つぐみちゃんパパとつぐみちゃんママは裏ですっごいほっこりしてた。

そして俺は集中してアイスを崩さないように分けようとしていた。

 

長門「ふぇ…ひっくち!」

 

グシャッ

 

紗夜&日菜&つぐみ「「「あっ。」」」

 

長門「ああああああああああ!!!!」

 

うん、くしゃみの勢いで崩れた。

そして俺はヤムチャしてた。

アイス如きでとかいうけれど、分ける時はすっごい慎重にしないとなんか言われるんだもん!あのゆるふわピンク2号機なんて俺が食べようとしてたイチゴスイーツをつまみ食いするくらいだもん!!

 

長門「うぅ…くしゃみ許すまじ…ぐすん。」

 

つぐみ「ま、まぁまぁ…ほら食べよ?」

 

長門「うん…いただきます…はむっ。」

 

つぐみ「どうかな…?」

 

長門「おいふぃ〜!」

 

紗夜&つぐみ「「なにこの可愛い生き物は。」」

 

日菜「癒しだね〜♪レッスンもまた頑張れるかもね♪」

 

その後普通に帰ったけれど紗夜先輩の背中を借りて帰っていたため、もふもふの可愛いぬいぐるみを渡した。

うん、簡単に言えばお礼です。

女の子に助けられるなんて情けねーでごぜーますがめっちゃいい匂いしてて途中眠ってました悪戯されましたこんちくしょーめ()

 

長門「めっちゃシャンプーの匂いしてたな…あっやべ本音漏れた。」

 




紗夜先輩と日菜先輩ってどんな匂いするんかな…。
変態じゃないよ!ただ気になってるだけなんだからね!
可愛いから気になるじゃん!
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