圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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74話 圧倒的お手伝い。バンドの存在は決して忘れていないけれど、バンドのお手伝いは必ず唐突に来る。

長門「レッスンちかれた。」

 

つぐみ「長門ちゃんいつもお疲れだね…。」

 

長門「うん…だけど皆のためなら俺はいつだって頑張るよ。」

 

つぐみ「お手伝いしてもらおっかなって思ってたけれど、流石に重荷すぎるかな…?」

 

長門「お手伝い?」

 

つぐみ「うん、明後日ライブがあるんだけど…長門ちゃんの力を借りてファンを増やせないかなって思ってて…。」

 

長門「あー…なるほど。いつもお世話にもなってるから、力になるよ?」

 

つぐみ「ほんと!?ありがとう!今蘭ちゃん達に伝えるね!」

 

長門「わーお^じょーほーでんたつはやーい^(思考放棄)」

 

俺は体育祭にやるチアダンスのレッスンの終わりで今つぐみちゃんのお店にいる。つぐみちゃん達はファンを増やしたいけれど、どうにか俺の力を使わずにやってみていたみたい。

ファンは増えてきているが途中からファンの増え方が瞬時に止まったらしく、かなり順調に増やしていたと言っていたし、何があったのか少し気になっていた。

 

長門「んー…もしかして…あの俺と同じくらいちっこい女の子と関係しているのかな…?」

 

つぐみ「何か心当たりあるの?」

 

長門「いや、憶測なんだが…今はガールズバンド時代ってなっているでしょ?そん中で俺の知っているバンド並に俺の知らないバンドがすっげー影響を出しているバンドがいるかも知んない。」

 

つぐみ「Roseliaじゃないの?」

 

長門「うん、Roseliaは影響をすっごい出しているけれど友希那先輩が最近丸くなったからなのか、仲のいいバンドの紹介もたまにしているらしいから違うね。いくらRoseliaでも独り占めにはしないはずだよ。」

 

つぐみ「な、なるほど…?」

 

長門「とりあえずつぐみちゃんも何か食べたらどうかな?お腹空いてるでしょ?」

 

つぐみ「えっ!?いいの!?」

 

長門「うん、さっきのでつぐみちゃんの頭が?になっていたからクールダウンしよ?」

 

つぐみ「あ、ありがとう…。」

 

ガチャッ チリーン

 

巴「つぐみお待たせ!全員来たぜ!」

 

蘭「なんで長門いんの?」

 

長門「ねぇそれっていたらダメって意味だよね!?」

 

ひまり「長門ちゃあああああん!会いたかったよおおおお!」

 

長門「おいこら人間カービィ抱きつくんじゃない。」

 

ひまり「それって遠回しに食いしん坊って意味だよね!?」

 

モカ「やっほ〜なーちゃん元気そうでよかったよかった〜♪」

 

長門「相変わらずまったりしてるねモカちゃん…。」

 

一気にアフグロメンバー揃ったわ。

蘭ちゃんは相変わらず毒舌を俺にかましていくスタイル…だけど可愛いから憎めないし許しちゃう()

それにしても相変わらずまったりした感じが大きいなちくせう()

 

長門「お手伝いのお話聞いたぞえ。」

 

蘭「つぐみ、もしかして言った?」

 

つぐみ「え゙っ…ダメだった…?」

 

蘭「いや、ダメじゃないけど言うのが早い…。」

 

巴「長門お疲れだな。(やつ)れてるぞ?」

 

長門「あはは…バレちゃった。誰か癒しを持ってきておくれ。」コテッ

 

ひまりん「よしよし〜!おねーちゃんがいっぱい癒してあげる〜!!」

 

長門「もぎょっ…あっすっごい癒されrすぴいぃ…。」

 

モカ「寝ちゃったね〜。」

 

つぐみ「寝るのは早いんだ…。」

 

蘭「とりあえずいいでしょ。」

 

俺がめっちゃ爆睡している最中に蘭ちゃん達が何かを企てていた。

爆睡してる俺からしたら何がなんだか分からないんですけど()

しかも寝てるからひまりちゃんがすっごい母性本能剥き出しでめっちゃなでなでしたりぷにぷにしてきたりするんですけど誰か助けて()

 

巴「長門って起きてる時もそうだけど、寝るとこ可愛いよな。」

 

ひまりん「うん、小動物みたいで飼いやすそうなくらい可愛い♪」

 

プニッ

 

モカ「なーちゃんほっぺぷにぷにだぁ〜。」

 

つぐみ「いびきとかないけれど、すぴすぴいっててもっと可愛いね♪寝顔も愛らしいな♪」

 

蘭「……なんか可愛いすぎてちょっと腹立つ。」

 

つぐみ「ら、蘭ちゃん!?」

 

ブニイィィ

 

長門「ぷぇ?グニイィ あだだだだだだだ!」

 

蘭「長門、あんた可愛いけどなんか腹立つ!」

 

長門「いきにゃりにゃに(いきなりなに)!?どひてゃの(どしたの)!?」

 

蘭「〜〜〜ッ!!!」

 

ブニイィィ!!!

 

長門「あああああああああ!!!」

 

蘭ちゃんに無理矢理起こされた。

すっごいほっぺ痛い…あんなに引き伸ばすことないじゃないか…。

その前に引きちぎれるとこだったんですけどなんで誰も助けてくれないんですか友達じゃないんですかそうですかいじけます。

 

長門「蘭ちゃん痛いじゃないかぁ…!理不尽にも程があるよぉ…。」

 

つぐみ「長門ちゃん長門ちゃん、さっき寝てた時に話してたことなんだけど…。」

 

カクカクシカジカ

 

長門「蘭ちゃん達と同じ衣装を着て一緒に演奏してほしい…か。いいよ?そもそも断る気もないし、むしろ歓迎するさ。それよりも…俺はなんの担当なのだ?」

 

巴「あー…それなんだけど…。」

 

長門「?」

 

巴「どうやらギターのハード演出担当なんだ…。」

 

長門「間奏中の…アレ?」

 

蘭「うん、どうしてもそれを入れたい。だから強引にぶち込んだ。」

 

長門「マジかよおい…。とりあえずどんな感じにやるの?」

 

モカ「こうやって〜ジャカジャーンって感じ〜。」

 

長門「なるほど…とりあえずこんな感じでギュルルルルルってやってジャアアァァンって感じ?」

 

モカ「そうそう〜これをもっとハードにやるって方向で〜。」

 

ひまり「擬音語祭りだけど伝わり合ってる!?」

 

長門「そんで、ライブの方ではセトリどういう風にしてるのかな?」

 

ペラッ

 

長門「あ〜…なるほどな?このセトリだと…絶対殺すマンのセトリだなおい。」

 

俺はめっちゃビビった。

だって、オリ曲とカバー曲をサンドウィッチにしてめちゃくちゃハードな曲を出してんだぜ?曲順関係なく言ってしまうと『God knows...』『HeyDay狂奏曲』からのMCからの『READY STEADY GO』『新曲』って感じ。

新曲は…まぁ皆分かっているだろうけど、とりま新曲だ(語彙力皆無)

 

巴「だから言っただろ…?流石に長門でもここまではキツいって…。」

 

長門「だけど誘われたらやるしかねぇぜ!早速練習じゃああああああ!!」

 

巴「結局やるのか!?」

 

最早歯止めが効かなくなったので投げやりになり、体育祭の出し物含めめっちゃ練習した。俺は気づかなかったがわAfterglowメンバーとの練習もあってすっごい疲れてきていた。だって頼まれたら断れないイエスマンだよ?泣きたいんですけど!

そして授業中にやらかしました。

 

長門「すぴいぃ…すぴいぃ…。」

 

数学の先生「あれ?花波くーん!起きなさーい!」

 

長門「ぶえっ…。」

 

数学の先生「そんなに可愛い寝顔されちゃうとクラス全員が花波君に襲いかかるかも知れないよ?気をつけなさい?」

 

長門「(n꒪꒳꒪n)ブエッ」

 

クラス全員 (((((何あの顔可愛いんですけど)))))

 

昼休み────

 

香澄「なっちゃん最近すっごい眠たそうだよ?大丈夫?」

 

長門「ぶえっ。」

 

りみ「長門君、さっきから『ぶえっ』しか言ってないよ?可愛いけど…。」

 

おたえ「寝不足だよね?クマがすごいよ?」

 

長門「ねみゅいの…」

 

有咲「長門、あとで話がある。」

 

長門「分かった…Zzz…。」

 

沙綾「寝たね…。」

 

キーンコーンカーンコーン…

 

有咲「あ、鐘鳴っちまったか…。長門は私が持って行くからお前ら先に行けよ?」

 

香澄「ありがとう有咲!」

 

りみ「長門君よろしくね?」

 

沙綾「ヘマしないようにね!」

 

おたえ「うぅ…羨ましい〜!」

 

有咲「ほらほらとっとと行った行った!!」

 

俺は爆睡したまま知らずに有咲ちゃんにお姫様抱っこされて屋上に持っていかれた。

有咲ちゃんはなんかすっごい顔して俺をガン見していて、ほっぺをぷにぷにとつついてきた。なんですか可愛いすぎるじゃないですかこんちくしょう。

 

有咲「やっぱり柔らけぇ…す、少しくらいキスしてもいいよな…?」

 

長門「それだけはやめてくださいお願いします。」

 

有咲「どわっ!?」

 

長門「ふわああぁぁ…有咲ちゃん、いつからそんな子になっt「おらああああ!!」ドスッ チョモランマッ!!!」

 

有咲「お前いきなり素を出すなよ!心臓に悪ぃだろ!!」

 

長門「だ、だからと言って腹パンするのは違うでしょう…!?」

 

有咲「それと長門、お前無理してんじゃねーのか?」

 

長門「いきなりどした?無理してるってか?そりゃないよ、頼まれたらやる…それが俺だよ。」

 

有咲「そ、そっか…本当は甘えてほしかったな…。」

 

長門「ん?何か言った?」

 

有咲「い、言ってねーよ!!とりあえず午後の授業はこのままサボるぞ!」

 

長門「やだ、ワシ戻rグイッ ひぁっ!?」

 

有咲「戻らせねーぞおらぁ!」

 

長門「ちょっと有咲ちゃん何しtギュッ ぶえっ。」

 

有咲「いーから休め!いくらお前でも体が持たねーんだぞ!倒れたら困るのは私達もそうだけど、お前が一番困るんだからな!」

 

長門「………そんじゃ休ませていただきます。おやsスヤァ…。」

 

有咲「ったく、世話の焼けるやつなんだから…。お前が皆に好かれる理由が分かるし、放置してられない性格なのは分かる。だけど無茶だけはするなよ長門、お休み。」

 

寝かされた。

有咲ちゃんの膝枕すっごい気持ちよかったし、何よりぷにぷにしてて最高でした。

レッスンからバンドのお手伝いまでやることになるとは思ってもいなかったが、有咲ちゃんや皆は俺の体調に気がついていたみたい。

有咲ちゃんに何かされるわけでもなく無理矢理でも休ませてあげたかったらしく、この日は有咲ちゃんが襲うことはなかった。

むしろ皆に心配された。

 

 

 




遅れてしまったでござんす()
夜のお仕事楽しいしやりやすいけれど、結構時間が狂うぜ!
その上昼職もやっているから結構キツいぜちくせう()

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