圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話 作:超ちくわ
体育祭当日。
俺はなんか万全になってた。
多分リアルチートの弦巻家がケアルガ(物理)をぶっぱしたんでしょ()
いやーヒーラーって凄いよな!弦巻家がファイナルなファンタジーの世界で活躍するとなれば、世界征服なんて簡単だよね!
長門「さて、準備完了…って言いたいけれど、なんで黒服さんいるんですか。」
黒服さん「花波様が遅刻をされないようにするためです。」
長門「そゆことね…まず一ついいですか?」
黒服さん「はい?」
長門「あのドアどうにかしてくれませんか?毎日ぶち破られて大変なんですけど()」
黒服さん「直しておきます。ですが、その前に…。」
長門「ん?なんでsギュムッ ほえっ!?」
黒服さん「花波様…可愛いですね…♪少しだけこのままにさせてもらえますか?」
長門「えっあっ…は、はい…///」
やべぇよやべぇよ…()
おい、見ろよ見ろよ!黒服さんが俺に抱きついているぞ!最高にレアだぞ!
いや、まず遅刻しそうなことに気が付かないとダメじゃないか…?
だけど黒服さんがなんかいつもよりすっごい可愛いく見えてきてなんか力抜けるんですけどなんですかこれ()
長門「黒服さん、俺遅刻しちゃう…。」
黒服さん「し、失礼しました。ただいまお送りいたしまsトゥルッ あたっ!!」
長門 (可愛い…。)
到着後…。
長門「送りありがとうございます。あとは大丈夫でs「長門ちゃああああああん!!」ダキッ 彩先輩なんでしゅか苦しいれしゅ…。」
彩「だって遅かったんだもん!皆怒ってたよ!?」
長門「え、マジですか?」
彩「そうだよ!今更衣室にいるから行くよっ!!」
長門「待ってください俺男なんですけdグイーッ ああああああああ!!」
どうやら遅刻してたみたい。
彩先輩の言う限り、紗夜先輩が特に激おこだったらしい。
俺はどんな感じに怒られるのか想像していたが、めっちゃチビりそうな感じになっていた。だって狂犬がいるんだよ!?子猫の俺じゃ何もできないもん!!
紗夜「……遅い。遅すぎるわ!!」
彩「紗夜ちゃーん!連れて来たよー!」
長門「す、すみません…リーダーながら遅刻してしまいました…。」
紗夜「花波さん、別の部屋へ移動しますよ。もちろん二人きりで…ね?」
長門「ゾワッ ひっ…!?は、はい…。」
彩「いーなー!二人きりなんて羨ましいよ〜!」
紗夜「丸山さん、後で花波さんと二人きりにしてあげますから待っててください。」
彩「わーい!紗夜ちゃんありがとおおお!」
長門 (なんですかこの可愛い生き物。すっごい可愛いんですけど…。)
紗夜「花波さんは遅刻したのでちょっと来てください。」
長門「来てくださいとか言われても引きずられているんですけど…。」
紗夜「何か言いましたか?」
長門「イエナニモ。」
バタンッ
俺は紗夜先輩に連行されて正座させられた。
ピリピリとしたオーラが強く、今でも襲われるくらいすっごい空気が重たい。
こういうことになると紗夜先輩は俺の頭をハリセンで強くぶっ叩いてくるから正直怖いし、そもそも怒らせたらマジでやべーんですよね()
紗夜「花波さん、何故遅刻したのですか?」
長門「寝不足です…。」
紗夜「はぁ…全く、あなたはまた無理をしていますね?」
長門「へ?」
紗夜「Circleのバイトに他バンドのお手伝い、芸能活動までしている上に今は重要な役割をしていながらも、Afterglowのお手伝いをしていますよね?」
長門「何故バレたし!」
紗夜「当たり前でしょう?羽沢さんから教えて頂きましたから。」
長門「つぐみちゃんなんで言うのおぉ…。」
紗夜「少しお仕置きしますよ。それっ。」
ペチッ
長門「ぷえっ…え?」
紗夜「強くビンタしたら花波さん絶対泣くじゃないですか、だから優しくしたんです。花波さんは小さくて可愛いけれど、強いのですが無理だけはしないでください。分かりましたか?」
長門「は、はい…(あれ?なんか丸くなってる…なんで?)」
ブニィッ
長門「もにょっ!?」
紗夜「その柔らかいほっぺにちょっとイライラしてきましたのでお仕置き続行します。」
長門「ひにゃっ!?ちょ、紗夜しぇんpグニイィ 痛い痛い!ちぎれちゃう!ほっぺちぎrあああああああ…!」
ドア越しで待ってる彩「なんか長門ちゃんの悲鳴が聞こえる…。」
お説教を受けた後のいつものお仕置き。
今回はほっぺをめちゃめちゃ強く抓られました。いてーです。
部屋から出る頃にはめっちゃほっぺが真っ赤になっててヒリヒリしてました本当に痛すぎて泣きましたありがとうございます許しません()
クラスごとに分かれているテントで皆待機していたが、なんかすっごい気合い入ってる生徒達がすっごいいた。めっちゃ怖い。
香澄「なっちゃーん!こっちこっちー!」
長門「およ?皆もうハチマキ巻いとるの?」
おたえ「うん!長門だけまだ巻いてないから巻いてあげるよ!」
長門「うん、ありがとう。んで、なんでこんなに獣みたいに気合い入ってる子が多いの?」
りみ「それがね、長門君にいいところ見せたいって子が多くって…それで気合いが入りすぎてオーバーヒートする直前くらいエンジン温めちゃってるの…。」
長門「あらら、俺にはそんなに魅力はないのになぁ…。とりあえず爆発事故起こしたら危ないからクールダウンさせてあげないt「長門君が行っちゃうと爆発事故起こるから私行くよ!」えマジ?」
沙綾ちゃんが気合い入りすぎて爆発事故起こしそうな女の子達にスポドリを渡してクールダウンさせた。
沙綾ちゃん可愛いし天使だからそりゃ冷やせるわ。
いやまず皆可愛いから俺が爆発事故起こしてまうやん()
まったりとした雰囲気だったが、開会式が始まって各種目に突入した。
長門「んーと…まずフリー種目の…うん?このパンチングって?」
りみ「あの機械をパンチして強さを測ってどのクラスがすごいか比べる種目みたい。」
長門「何それ天下○武道会じゃん。むしろそれは種目じゃなくて記録するやつじゃない?」
香澄「なっちゃんやってみる?」
長門「いや俺はいいよ。一応男だし、女の子vs女の子の方がしっくり来るでしょ?仮に俺が勝ったらなんか不正みたいな扱いになって嫌な雰囲気になるのも嫌だからね。」
実況者「さて!ここでゲストとして出る、花波選手です!彼?彼女?はどんな記録を残してくれるでしょうか!ここも一番の見どころです!!」
長門「ん?なんか俺の名前が出たけれど気のせいかな?」
彩「長門ちゃん行こーよ!ほらほらー!」
グイーッ
長門「嘘じゃねーのかよおおおおお!!」
全校生徒達「「「「「長門ちゃあああああん!!頑張ってえええええ!!」」」」」
長門「ナンデ!?」
巻き込まれました。
なんで皆は俺に期待するんだよおぉ…。
しかも俺が出るなんてそんなの聞いてないよ!裏でまた俺を勝手に種目に参加させたんですかそうですか強制転校と同じ仕組みなんですねお母さん許さねぇ(巻き込み)
長門「ねぇ待ってプレッシャーなんですけど。」
彩「長門ちゃんならできるよ!緊張するならちゅーしてあげよっか?」
長門「やめてください大炎上待ったなしで泣いてしまいます()」
彩「ちぇー。だけどちゅーしなくても長門ちゃん可愛いからいいや♪」
長門「ただキスしたかっただけじゃないですか…。とりあえず危ないので戻ってくださいね?」
彩「はーい!」
トテテテ
長門「相変わらず可愛いとこ見せてくれるなぁ…。さーて…これを殴るんだよね?本気でやればいいのかな?なら鳴らしておかないと…。」
ゴキゴキバキャッ!!!バキバキメキボキャッ!!!
紗夜「い、今の音なんですか!?」
燐子「流石に…何処か折れてるような音が…。」
実況者「さっきの音はなんですか!?何処か折れましたか!?」
長門「ほえ?久々に鳴らしたものですから…つまりアレっす。鳴りたくて思わず音に気合いが入っちゃいましたね。」
実況者「最早事故レベル!!」
長門「まぁとりあえずちゃちゃっと終わらせますよ?なんか進まないんで。」
実況者「あっ…さ、さぁ!花波選手が事故レベルの指鳴らしをしたところでパンチングマシンの前に立ちました!どのような記録になるのか皆さんが楽しみに見ています!」
長門「うぅ…まぁいいや、やっちゃお。ふうぅ………。」
ざわざわ…ざわざわ…(カ○ジ感)
長門「ピキッ(やべっ思い出しちまった) 死いぃねえええぇぇぇ!!!」
全校生徒「「「「「!?!?!?」」」」」
バゴオォォン!!!
測定結果 ERROR
長門「あれ?あのー!なんかエラー出ちゃったんですけどー!」
実況者「あ…えっ!?な、なんとエラーが発生してしまいました!!ちなみにこの記録は番外編的なものになるため、本編の記録には残りません!」
長門「やった意味ないじゃないですか!?」
結局結果はERRORになっていて、なんかザワついてた。
なんでなのかは分からんがそのまま終わったと思いきや、計測機がぶっ壊れたみたい。
ちなみに中身が飛び出てました。
チートとか言われるだろうけど、俺の腕にもめちゃめちゃダメージ喰らっていてすっごい痛いんですよ助けてください()
多分下手したら折れるかも知れないってくらいの痛みなんです()
後編に続く!!
叫び声めっちゃ悩んでしまった()
とりあえず何かぶっ込みたかった!
それだけで時間がかかった!(お仕事も大変だった)
それと、家に引きこもってそのままタドコロナに気をつけよう!(は?)