圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

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前回の話の内容でとある場所が潰れるというのがあったけれど、リアルで想像したらゾッとするどころか痛みがすごく伝わるようになってしもた。


圧倒的ガチの文化祭準備編
7話 圧倒的授業の追い討ち。退院したら休んだ分の授業内容を写す地獄が始まる。


─美咲視点─

 

こころ「な、長門大丈夫…かな?」

 

美咲「大丈夫だよきっと。これは完全に事故だからこころは悪くないよ。」

 

あたしはあまりにも心配でこころの付き添いで来た。

うん、まずあんなにドストレートで急所に直撃するなんて初めて見た。まるでバレーのレシーブで低めに相手コートに返したら相手選手がいきなりスパイクを打ってきて顔面に当たるようなものだった。

例えが分かりにくくてごめん。うp主に文句言ってね?

ちなみに手術は完了したものの、意識はあるけれど本人の許可が先生越しから伝えてくれるまでまだ面会は難しいみたい。

 

ガラッ

 

先生「花波さんから面会の許可が降りました。」

 

美咲「えっ早くないですか?」

 

先生「花波さん本人はそんなに気にしてないみたいで、むしろ会いたいと。」

 

美咲「えぇ....(困惑)」

 

こころ「美咲!長門に会いましょ!」

 

美咲「えっ!?ちょっ、こころ!?」

 

 

─長門視点─

 

 

面会許可が降りる前の話。

 

長門「あぁ〜…本当に潰れたんすね。それで今の俺はアレがない…と。」

 

先生「そういうことになりますね…。気にしすぎてそこを見ているようですが、あなたに会いたいと仰ってる方がお二人お見えになってますが、どうしますか?」

 

長門「へっ?もしかしたらあの二人かな…?俺は普通に来てもらって構わないですよ?まぁ潰れてしまったものはしょうがないことですし、あんな事故を起こすなんて俺やみんなも予想外ですからね。あと、ショックで元気なくなっているかも知れないので二人に『そんなに気にしてないから大丈夫。』と言って下さい。」

 

先生「分かりました。それにしても花波さんは本当に優しいですね。」

 

長門「そんなことないですよ。俺としては普通のことなので。」

 

そして今現在、こころちゃんがすごい勢いで飛んできた。

 

こころ「長門おぉぉ〜!!!」

 

長門「こころちゃん!?」

 

ボスッ

 

長門「ほぶっ!?」

 

美咲「こらこころ。静かにしなよ。運良くここには長門君以外患者さんがいなかったけれど、いたら大変だったよ。それと長門君本当に大丈夫?」

 

長門「俺は気にしてないから大丈夫。あれは予想外な事故だから全く悪くないよ。」

 

美咲「それならよかった。それと申し訳ないけれど、こう見えてこころは珍しくショックを受けているから慰めてもらっていいかな?」

 

長門「全然構わないよ。むしろドンと来いってやつっす☆」

 

美咲「ありがと。また少ししたらお見舞い来るね?」

 

長門「りょーかい。それじゃまた。」

 

美咲「うん。」

 

美咲ちゃんは病院を後にし、学校に戻った。

え?こころちゃん?今凄い抱きついていて同時にショックで言葉が出て来てないためかかなり静かだゾ。

 

長門「こころちゃん、俺の顔見てくれる?」

 

こころ「…?」

 

プニッ

 

こころ「もぎゅっ!?」

 

長門「こころちゃん、せっかくの素敵な笑顔が勿体ないよ?ほれほれ〜☆」

 

プニプニ

 

こころ「ふにゅっ…長門…本当に大丈夫?」

 

長門「あれは事故だからしょうがないよ。こころちゃんは悪くない。」

 

こころ「ありがとう…ねぇ、なんてお詫びしたらいいのかしら…?」

 

長門「お詫びなんていらないよ。こころちゃん気にしすぎだよ…。」

 

こころ「そうかしら?」

 

長門「うん、とても気にしてる。だけど、こころちゃんはとても優しくて元気があって皆を笑顔にさせてくれるって花音先輩がそう言ってt「ふえぇ!ちょっと長門君!?」花音先輩!?」

 

こころ「あら、花音?」

 

花音「長門君それは恥ずかしいよぉ〜!」

 

花音先輩が突撃してきた。

あたふたしてる花音先輩可愛いすぎて死ぬ。

ハロハピのメンバーが揃っているみたいで、元気づけに来たようだ。

美咲ちゃんから今話を聞いたところ生徒達が俺の心配とこころちゃんの心配をしていたようで、生徒達は事故だってことは分かっていた。

 

???「花音を助けてくれた子猫ちゃんだね?初めまして、私は瀬田 薫。羽丘女子学園の2年の生徒だ。これからよろしく花波君。そしてとても痛そうにはしていないが、本当に大丈夫かい?」

 

長門「あっ、よろしくお願いします。えっと…俺のアレは潰れて死にましたけど、そんなに気にしてないですので心配無用であります。」

 

薫「なるほど…それにしても花波君はいい顔つきをしているね…演劇部に歓迎してあげたいくらいだ。」

 

はぐみ「うぅ〜ソフトボール部勧誘したかったけど、嫌いになっちゃった?」

 

長門「はぐみちゃん、俺はそんな簡単にソフトボールとか嫌いになんてならないよ☆あれは事故だから気にしない気にしない☆」

 

美咲「長門君切り替わるの早いなぁ〜…。」

 

花音「こ、こころちゃん…長門君は許してくれるから元気出していいんだよ?」

 

こころ「本当?長門、許してくれるかしら?」

 

長門「もちのろん!それと今度こそソフトボール負けないよ!退院したら勝負だよ!」

 

こころ「ありがとう!あたしも負けないわ!今度はちゃんと事故が起きないように対策をするわ!!」

 

お見舞いって嬉しいもんだなと感じた俺でした。

玉潰れ事故から一週間後…俺は授業復帰し、参加出来なかった分が大量にあったため沙綾ちゃん自ら俺にノートを貸してくれて、ポピパメンバー全員が別教科のノート一冊ずつ渡してくれた。

なにこれ天使。

家に帰って授業内容を写し始めた…のだが、これが地獄だった。

 

長門「えぇ…なんか内容が全く分からんぞ…。このままだと先生にお仕置きされる…。」

 

偉くヤヴァイノートに書かれていた。

特に、香澄ちゃんとたえちゃんのすんごいカヲス。

たえちゃんはうさぎさんがめちゃめちゃ描かれていたり、香澄ちゃんは星が描かれていたり新曲?の歌詞が書かれていたり分からんかった。

 

長門「よし二人に聞いてみようかな。」

 

prrrrrr

 

香澄『もしもし?花波君?どうしたの?』

 

長門「あ〜ちょっと聞きたいんだけどさ、数学のノートを見させてもらったんだけど…香澄ちゃん、数学の内容が頭に入って来ないっす!!歌詞?が途中で書かれて行き詰まったであります!」

 

香澄『あ゙っ!!花波君ごめーん!!それなんだけど、私も今気づいた!!それ、【歌詞ノート】!!!』

 

長門「ほえ!?えっ?だってこれ…数学で使われる式とか…!」

 

香澄『それね、ノート忘れた時に挟んでたやつなの…。』

 

パラッ…

 

長門「あっ、なるほど今ノートから落ちてきた。それじゃ明日数学のノートお願いしやす。」

 

香澄『了解でやんす!』

 

ピロン↓

 

長門「うっかりしてる香澄ちゃん可愛いすぎて憎めないんだけどおおぉぉ!!」

 

ボフッ

 

香澄ちゃんのうっかりさとか可愛いさのエグさに俺は憎めずベッドに倒れた。うん、本当にヤヴァイ。

今度はたえちゃんに電話しようと切り替えた。

 

prrrrr

 

たえ『もしもし長門?どしたの?』

 

長門「たえちゃん、生物のノートに描かれているうさぎさんは一体なんじゃ?」

 

たえ『あっ、それ?私のオッちゃん!可愛いでしょ?それね、私の自信作なんだ♪』

 

長門「そんなんdって違うのじゃ!お主、生物の内容がうさぎさんに6割取られておるぞ!」

 

たえ『んとね、なんか実験多かったからノート取れなかったの。』

 

長門「あ〜なるほど理解。ん?待てよ…もしかして…プリントに書いてる?」

 

たえ『うん、そうだよ?』

 

長門「明日見せておくれ!」

 

たえ『いいよ!その代わり、お礼は忘れないでね!お礼は私が決めるから!』

 

長門「ゔっ…承知した…。」

 

たえ「それじゃ、おやすみ〜。」

 

ピロン↓

 

長門「…。よし、寝るか!!」

 

俺氏、ノート写しを諦める。

そして翌日の学校で先生にガッツリ技をキメられてしまい、一日中関節がめちゃめちゃ痛かったことは内緒。

それと脚柔らかかった。

 




なんかギャグなのかなんなのか分からなくなってしまったので、ちゃんと考えておくようにします。
それと引越しやら何やらあるので投稿が遅れるかもなのでそこはご了承ください。

文化祭の内容書こうか…。

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