圧倒的平凡な生活を送っていた男子高校生が圧倒的理不尽な理由で女学園に転校して圧倒的非日常生活を送ることになったお話   作:超ちくわ

91 / 113
90話 圧倒的多重恋愛。メディアに好き放題は絶対にさせないと俺とファンは誓う。

彩「長門ちゃん!」

 

長門「彩先輩こんにちは。」

 

彩「長門ちゃん…その…本当にごめんなさい!」

 

長門「大丈夫ですよ。やっぱり謝ってくると思ってました。えーいっ!」

 

プニーッ

 

彩「ふにゃあぁっ!?」

 

長門「えへへっ♪あの時の仕返しですよ♪」

 

彩「し、仕返しがこれだなんて…長門ちゃん優しすぎるよおぉ!」

 

長門「やっぱり可愛いです♪」

 

俺は退院して数日経ち、彩先輩と会う約束をしていた。

噴水公園の近くで待っていたけれど、ソッコーで会いましためちゃくちゃ目立ちます。

流石ゆるふわピンク。

 

彩「ふえぇん…だけど文句言えないね!えっと…長門ちゃん、その…。」

 

長門「なんでしょか?」

 

彩「その…長門ちゃんも知っているけれど、私…長門ちゃんのことが大好きなの。許してなんて言わない!償いにすらならないけれど…私のできることなら何でもする!」

 

長門「今なんでもするって言いましたね?( ⌯᷄௰⌯᷅ )」

 

彩「う、うん…。」

 

長門「それじゃあ…目瞑ってください♪」

 

彩「わ、分かった…。」

 

チュッ

 

彩「ひゃっ?!」

 

長門「彩先輩の可愛い反応頂きました♪」

 

彩「うわあああん!見られちゃったああああ!嬉しいけどー!」

 

メディアの人「あのー…花波長門さんと丸山彩さんでしょうか…?」

 

長門「はい?」

 

メディアの人「ちょっとお聞きしたいことがありまして…。」

 

突然話かけられました。

メディアの人だったらしく、俺はすぐさま戦闘態勢に入った。

だってロクデナシが多いじゃん?

まともな人は本当に少ないから不安しかない。

 

長門「くだらない質問は流しますよ。」

 

メディアの人「お二人は付き合っているのでしょうか?」

 

長門「は?」

 

カシャッ

 

彩「ひゃっ!?」

 

長門「おい。あんた何撮った?」

 

メディアの人「え…付き合っているという証拠写真を…。」

 

長門「質問にも答えてすらいないのに勝手に付き合っているという記事を取り上げるのか。すげーなてめぇの会社は。彩先輩、行きましょ。こんなゴミみてーなクソメディアに付き合ってらんねーですよ。」

 

彩「うん…。」

 

メディアの人「チッ…いい記事取れなかった…。だけどこの写真を使って…へへっ。」

 

案の定ロクデナシのメディアでした。

俺達は噴水公園を後にし、カフェに寄った。

まぁカフェによったとしてもつぐみちゃんのところだけどね?

だって落ち着くもん!一番安心できるカフェなんだもん!

 

つぐみ「あっ!いらっs長門ちゃんと彩先輩!?」

 

長門「やほやほ、つぐみちゃん。ちょっと逃げてきた。」

 

つぐみ「逃げて来た?」

 

長門「うん、クソメディアに見つかった。」

 

彩「いきなり写真撮られちゃったの…。」

 

長門「大丈夫、ファンが守ってくれるからさ。ほら、あの時もそうだったじゃないですか。あのクソ記事を書いてたクソ会社が潰れたって。」

 

彩「うん。ファンの方達に申し訳ないけれど…お願いしてみる。」

 

長門「ですね。」

 

つぐみ「あのー…長門ちゃん、彩先輩!カップル限定のスイーツ食べてみます?」

 

長門「もう付き合っている判定なのね…まぁ付き合っているっちゃ付き合っているけれど…。」

 

彩「一緒に食べよ!つぐみちゃんも!」

 

つぐみ「えっ!?私がですか!?申し訳ないですよ!カップルの中に割り込むなんて!」

 

彩「長門ちゃんのこと好きでしょ?長門ちゃんね、多重結婚の許可をもらっているから大丈夫だよ!」

 

長門「あ、彩先輩!今ここで言っちゃ…!」

 

ガタッ!!!!

 

長門「ほら言わんこっちゃない!!」

 

彩先輩の(とち)滑りによって反対側にいたAfterglowメンバーが反応した。いやタイミングがおかしい!!

どう足掻いても逃げられないじゃん!

とりあえず彼女達のことをもっと知らないと付き合えないし!

え?ましろちゃんとはどう知り合ったのかって?

ましろちゃんとはめちゃくちゃ仲がよくて、人混みに流されそうだったところを助けたらなんか仲良くなったの。

それでプライベートでも会うようになってきて、可愛いすぎてめちゃくちゃ守りたくなるくらいヤバくて鼻血を出して死にかけるようになったの。

まぁとりあえず話は戻して、プライベートでもっと知ってからでいいかな?と伝えたら、付き合っているんだからお互い知れるでしょ?と言われました何も言えねぇ()

なんやかんやあって数日後…。

 

長門「ましろちゃん、彩先輩。」

 

ましろ「なんでしょうか?」

 

彩「なーにー?」

 

長門「そのー…何故俺の顔にR18のおっきいアレがあるんでしょうかねぇ?」

 

彩「マーキング!」

 

ましろ「むずむずしちゃって…///」

 

長門「寝てるうちにされてたとは…あっちょっと待ってください今出されちゃうtひゃあぁっ!!」

 

彩先輩とましろちゃんが毎日来るようになって彼女達の性欲が抑えきれなくなっちゃった。

俺は毎朝襲われています。ですがとても平和です。

お母さんお元気ですか。

ちなみにネットで見たらあの時のクソメディアに撮られたクソ記事が載ってた。案の定会社側が大炎上起こした。

 

長門「あらま、やっぱり炎上起こしてるね。」

 

彩「長門ちゃん…。」

 

長門「大丈夫ですよ、ほら。」

 

俺達が見ていたクソ記事の内容がこちら()

《パスパレの丸山彩と謎の芸能人 花波長門は付き合っていた!》

《浮気か!?付き合っているにも関わらず、花波長門が丸山彩に急接近!!》

《恋愛禁止なのに規則を平然と破る花波長門!》

 

記事を見たファン達の反応は…。

 

・長門ちゃんと彩ちゃん達は前から付き合っているだろいい加減にしろ!

 

・流石メディア、彩ちゃん達が長門ちゃんと付き合っていることすら知らないなんてかなり時差がありますねぇ〜wwwww

 

・長門君は皆の長門君なんだ!多重恋愛しようが多重結婚しようが彼女達が許すならそれでいい!

 

・うわこのクソ記事なんやねん。パスパレメンバーは長門ちゃんにガチ恋しているから長門ちゃんにだけ恋愛をしていいって言ってるの知らなかったの?

 

・いやいやwww 長門ちゃんは規則を破らねーし、パスパレも規則は破らねーんだよ。しかもこの写真許可なく撮っただろ!ぶっ○すぞ!

 

・早速盗撮クソメディア来たーwwww 長門ちゃんは恥ずかしくて付き合っていないと言っているだけで、彩ちゃん達が長門ちゃんと付き合っているって言ったら完璧に付き合っているんだよ!(大暴論)

 

・よーし皆でこの会社に黒電話ミサイルぶち込むぞ!

 

・多重恋愛…羨ましいけれど、長門ちゃんが頑張っているならそれでいい!そして尊いから良し!(例の猫感)

 

長門「凄い反応ですっごい優しい世界やね()」

 

ましろ「うん…長門ちゃんと彩先輩のファンがあまりにも味方すぎて…凄いなぁ…。」

 

長門「ましろちゃんのファンも凄く優しい世界だよ?ほれ。」

 

・ましろちゃんと長門ちゃんは最高にてぇてぇカップルじゃん!

 

・花音ちゃんとも付き合えばすっごいふえふえしてて鼻血吹き出すやつだ!ましろちゃんもっと長門ちゃんを困らせろ!もっとやれ!

 

・ましろちゃん可愛いから長門ちゃん尊死不可避じゃん!最高じゃねーですか!

 

・ましなが…ズルすぎるぜ…!すっごい尊すぎてイラスト描いてしまったじゃねーか!

 ・いや最高やん

 ・まずい!それを見ると尊死してしm後は頼んだ…ぞ…ゴフッ

 

ましろ「う、うわぁ…他にもいっぱい…!」

 

ましろちゃんのファンとかすっごい反応してたけれど、なんかソッコーでやられた人いるんですけど大丈夫か?

ましろちゃんってめちゃくちゃ可愛いからその反応はすっごい分かぜ。

と思いつつ、平和なコメントで溢れかえっていった。

一方、俺達の記事を書いてたメディア会社は…。

 

prrrrrrr!(prrrrrrr)!!!

 

社員「ねー!誰なの!?誰が長門ちゃんの記事を書いたの!?批判の嵐が鳴り止まないんだけどおおおお!!」

 

取材していた人のナカーマ「絶対アイツだろーが!アイツが書くとろくでもねーことしか起きねーんだけど!!」

 

編集長「とにかく花波さんを取材していたやつを探せー!トイレに篭っていたら引き摺り出すんだ!!私がいなかった間に任せたのが悪かった!」

 

社員「その前にこの嵐を収めておかないとダメじゃないですかあああああ!!」

 

編集長「謝罪会見するぞ!とにかくアイツは辞めさせることにする!嵐は過ぎ去らないが、謝罪会見して花波さん達を呼ばないとダメだ!」

 

会社はすっごいカヲスになっていた。

電話の嵐、謝罪会見、俺達を呼んでその編集長が俺達に慰謝料を払おうとしていた。

俺は必死に止めたけれど止まらなかったです。

 

長門「あのー…編集長さん…。」

 

編集長「なんでしょうか…。」

 

長門「慰謝料は払わなくていいのに…。」

 

編集長「いいえ払います!これは私のミスです!私が不在の間にこのような記事を書かれていたなんて知らなかっただなんて言えません!」

 

長門「お金の問題じゃないんですが…() あと、そこに転がって芋虫になっている人は…。」

 

編集長「問題児です。花波さん達を傷つけても平然としているので、しばらくの間はこのような状態にさせておきます。もちろん辞めさせますので。」

 

長門「あ、あの時のクソッタレか。メディアのイメージが下がるのってこんなやつがいるからですもんね…。とりあえずこの人から慰謝料をもらいますんで、会社が払わなくていいですよ。会社が悪いのではなく、こういう人が悪いので。勝手に写真撮りよってなぁ…!」

 

編集長「本当に申し訳ございません…。」

 

長門「大丈夫ですよ。編集長が反省することはないのに、こっちが逆に申し訳ないですよ。」

 

彩「な、長門ちゃん…そろそろ帰る?」

 

長門「もちろんですよ。では編集長、俺達はこれで。」

 

編集長「お時間を取らせてしまい申し訳ありませんでした!道にお気をつけてください-。」

 

長門「ありがとうございます。そんじゃ。」

 

バタン

 

編集長「はぁ〜…あの子はやっぱり恐ろしい子だ…。だけど凄くほわほわした感じで可愛いって思ってしまうなぁ…。コイツのせいで…コイツのせいで会社が危ぶまれているんだぞ!この野郎!」

 

ドカッ

 

取材してた人「ぐっ…!」

 

やっと終わった。

彩先輩はちょっと震えていたけれど、終わった時にはふにゃあってなってた。めちゃくちゃ可愛い。

俺はほわーってした感じでいたのに、編集長は凄くビクビクしてた。

とりあえずファンに伝えて収めるようにした。

すぐに収まった。

や さ い せ い か つ ()

 

長門「さて、とりあえず自宅に帰ってご飯作r「私も作る!」彩先輩も自宅に帰るのですよおぉ…!」グググ

 

彩「やーだー!長門ちゃんと一緒にいるのおおおー!」

 

カプッ

 

長門「ふにゃっ!?ゆ、指食べちゃ…あっ…///」

 

彩「んへへへ/// 指おいしい♪」

 

彩先輩を家に帰そうとしたら付いて来たので無理にぐいーって帰そうとしたけれど、指を食べられたので自宅にそのまま招待しました。

襲われたら襲われたで大変なんですがね()

まぁケツから言うと、襲われました。

 

長門「俺って襲われないとダメな存在なの…?」

 

 

 

 

 

 




ファンって素晴らしいよね!

メタ発言しちゃうけれど、中の人達って結構伝説とか多いよね()
紙がベリャアってなったり、彩ちゃんの聖なる聖域をすごい角度で見ていたり、セクハラキングしてたり、めちゃくちゃてぇてぇイチャイチャを見られたり…うん!可愛い上に視聴者が尊死しているからそこは許される世界だよね!
私も尊死したからさ!

今思ったけれど、初期よりもなんかR18に近くなってきてるからできるだけギャグ多めにしちゃります!(考えてない)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。