夢見る骸骨と溺れる女神   作:桃春

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オーバーロードはアニメと漫画しか見ていないので設定とか色々間違っている所が多々あるともおもいますが目を瞑ってください!

また、この話のモモンガさんは唯一共に残ってるオリキャラに大分依存気味です。

設定捏造も多々あります。




夢見る骸骨

崩れる理想郷

 

 

 

数多の理想を詰め込んで、溢れる夢と希望で膨らんで、夢見る骸骨は終わらぬ夢に囚われて最後は溺れて×××

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『円卓の間』と呼ばれる一室。そこには円を描くようにテーブルと42の椅子が均等に並び、その1つに座るのは豪華な衣装を纏った骸骨。その種族はスケルトンメイジの最上位種死の支配者(オーバーロード)名はモモンガ。

 

 

モモンガはかつて共に過ごしたメンバーを1人で待っていた。皆来てくれると淡い期待を抱きながら。だが、来たのはたったの数人だけ。42人も居たギルドなのに。

 

たかがゲーム。そんなのは分かってる。あんな世界では一部の人間を除き生きていくのだけで精一杯なのも。でも、それでも悲しいものは悲しい。確かに現実は大事だろう。でも、皆で必死に築き上げたこの場所を簡単に捨てるなんて事は出来なかった。

 

 

 

「・・・もう、こんな時間か」

 

 

時計を見ればサービス終了まで残り僅か。

ギルドメンバーももうこれ以上は来ることは無いだろう。

 

悲しみと落胆と怒りと様々な感情が湧き上がる。感情のままガンっとテーブルを力任せに叩き付けるも気持ちは一向に収まらないどころか虚しさが増すだけだった。

 

 

 

 

─アメリアさんがログインしました─

 

 

 

荒んだ心を癒すかのようににログインを果たしたメンバーはモモンガと共に最後までギルドに残り続けた唯一の人。名はアメリア。バッスルスタイルのドレスに羽飾りや花等が付いた華やかな帽子を被り口元に扇をあてた貴婦人でその背には7対14枚の光り輝く羽を生やした異業種である。

 

 

 

「アメリアさんっ!来てくれたんですね!」

 

 

 

 

来てくれるとわかっていても嬉しくて喜びのあまり身を乗り出してしまう自分を恥ずかしく思いながら彼女を迎え入れる。

 

 

 

「えぇ、勿論ですよ。他の皆さんは?」

 

「ヘロヘロさんが来ていたんですけどついさっきログアウトしちゃいました。他の皆さんももう·····」

 

「そう·····。残念です」

 

 

落胆した様子を見せた彼女だが、沈んだ気分を打ち消すかのように明るく話題を変える。

 

 

「私は王座の間で最後を迎えようと思うんですけどモモンガさんも良ければ御一緒しませんか?」

 

 

彼女の提案に了承すると、ピコンと笑顔のアイコンを返される。

 

「そうだ、折角だからコレも持っていきましょうよ」

 

そう言ってアメリアが指さしたのはアインズ・ウール・ゴウンのギルド武器《スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン》。

 

「ええっ!?良いんでしょうか?・・・皆で作り上げたものを勝手に」

?」

 

 

「良いんですよ!折角作ったのに1回も使わないのも勿体ないですから」

 

 

"ほら、行きますよ"と言うだけ言って光る粒子と羽を撒きスタスタと色鮮やかな花を生やし歩いて行く彼女にモモンガは慌ててギルド武器を持ち後を追ったのだった。

 

 

 

 

 

 

****

 

 

 

 

 

王座の間へと向かう途中で引き連れた執事と戦闘メイドを控えさせ2人は玉座へと腰掛ける。豪華絢爛という言葉が相応しい部屋にアメリアは感嘆の息を吐き、隣に座るモモンガもまたこの光景に感動していた。

 

 

王座の間の素晴らしさもあるが、今ここで自分1人で最後を迎えず仲間と共にいる事にモモンガは終始感動していた。

 

 

(アメリアさんが居てくれて本当に良かった)

 

 

アメリアとの付き合いはギルドの中でも1番長く交流も深い。それに、モモンガはアメリアの事を好いており新しく導入された結婚システムを知るやいなや結婚指輪を持ちアメリアに迫る等何時もの冷静さを失い暴走する程好意を抱いている相手と最後を迎える事に運命すら感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「──本当に楽しかったですよねぇ。皆で沢山の事をやって・・・・・・。ユグドラシルIIとか出たらまた皆でやりましょうよ。ナザリック2号とか造ってまた皆で冒険して」

 

 

"絶対に楽しいですよ"と楽しげな彼女にモモンガも”それは楽しいですね”と笑う。

 

 

ユグドラシルIIなんて話は今の段階で公式から何の話も出ていないし、連絡さえ取れないメンバーがいるなかでまた皆が集まるなんて夢のまた夢だろう。

それでも、その言葉に自分は何よりも救われる。

 

 

 

 

 

「モモンガさん、また遊びましょうね」

 

 

「はい、アメリアさん。また宜しくお願いしますね」

 

 

 

お互いに手を取り合い笑い合う。

たとえ、このゲームが終わってユグドラシルIIが無かったとしても此処で全てが終わるわけじゃない。また彼女を誘って他のゲームを始めてみるのもいいかもしれない。

 

悲しさと新たな希望を胸に抱きながらギルド武器を掲げ2人同時に言葉を紡ぐ。

 

 

「「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!!」」

 

 

3.2.1.・・・

 

 

 

 

・・・・・・1.2.3.4.

 

 

 

 

 

 

 

 

「「あれっ?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




〖オリ主簡単設定〗


【名前】
アメリア

【種族】神

【異名】最凶の破壊神、公式ラスボス

【役職】至高の四十一人、サブマスター

【住居】
ナザリック地下大墳墓11階層、楽園の間

【属性】極善、カルマ値+500

【職業】
ワールドセイヴァー


【容姿】
20代半ば程の神秘的な美女。紫の眸に銀髪で夜会巻き風の髪型。バッスルスタイルのドレスに羽飾りや大振りの花々が付いた豪華な帽子を被り口元を扇子で隠した貴婦人。背には7対14枚の光り輝く翼があり、動く度に光る粒子と羽が落ち足元から色取りの花が生えるエフェクトが発生する。


【備考】
異業種狩りにあっていたモモンガを助けた事によりモモンガと交流が始まり、モモンガの猛アタックによりクランに加入。

信仰系魔法詠唱者の大会で優勝しワールドセイヴァーの職業を獲得。

元々のスペックとワールドセイヴァーの職業を獲得した事によりユグドラシル最凶と言われる程の強さを得た。


運営が新たに導入した婚姻システムによりモモンガと夫婦になる。

【作成NPC】
階層守護者1体
領域守護者2体



こまで読んで下さりありがとうございました!


pixivでも連載中なのでよかったらそちらもご覧下さい!
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