とあるクソゲーに取り憑かれた者、その後に何を手にする 作:蛇ヤミー
フェアカスのゲームシステムについてはあまり詳しく説明がなかったので、おおむね想像で書いてしまいました。
一応、そんなにオリジナル要素を入れたりしてないので大丈夫かとは思います。
「そうだ……次は斧だ……それも後半の街で売ってるような攻撃力の高い斧じゃなくて、最初の街に売ってる石斧。現実であったなら切れ味悪すぎてほぼ鈍器みたいな斧にしよう。決めた。
そうして私はたった今、二十一周目をクリアしたばかりのゲームを起動する。
全ては私の精神安定の為。
「フェアカス絶対すり潰す!!」
私はゲームが好きだ。
それもRPG、ロールプレイングゲームが大好きだ。
それしかやらないと言っても過言ではないくらいに。
特に私が手を出すのは一人用のRPG。
テレビに繋ぐレトロなゲームから、VRを駆使した最新のゲームまで多くのRPGをやってきた。
そんな私はある日とあるゲームと出会った。
――いや、出会ってしまった。
ゲームショップの片隅にひっそり並んでいたゲーム。
『フェアリア・クロニクル・オンライン~妖精姫の祈り~』
まず、最初に思ったのは、パッケージが綺麗、だ。
それにキャラクターデザインがすごくいい。
久しぶりにパッケージに感動したかもしれない。
裏面を見ると、ヒロインと思しき可愛らしいキャラクターが写っているゲームシステムが載っていた。
オンラインではあるものの、一人用のRPGなのは間違いなく、ちょうど最近までやっていたゲームをクリアしたことで手が空いていた私はこのゲームを購入した。
古いゲームなのか、どういうわけか値段は驚くほど安かった。
「あ、いた! 茉莉花!」
「奈々、どしたの?」
私に声をかけてきたのは宮川奈々。
彼女もゲーム好きで、それが縁で仲良くなった子。
とはいえ奈々の好きなゲームはMMO系が多いので中々噛み合うことはないけど。
「どしたの? じゃないよー! 今日は一緒に帰ろって言ったでしょー!」
「そだっけ。ごめん」
「いーけど。あ、新しいゲーム買っちゃったんだ……」
「うん、なんかあった?」
「いやー、茉莉花がやってたゲーム終わったら一緒にシャンフロやりたいなって思ってたから」
「シャンフロか……」
『シャングリラ・フロンティア』
百人に聞けば九十九人は神ゲーと言うであろう現在絶大な人気を誇るゲーム。
うちのクラスでもかなりの人数がやってると――風が教えてくれた。
「風の噂に聞いたって言えばいいんじゃない?」
「どうして私の心を…………はっ! 定番ゲームよろしく実は思っていたことを声に出していたパターン……!」
「ううん、声には出てなかったよ? でも何を言ってるかわかるくらいはっきり口はパクパクしてたけど」
「……そう、気を付ける……」
私にそんな癖が……。
「それはいいけど、やっぱり茉莉花ちゃんやらない? 一人用以外あんまり好きじゃないのは知ってるけど、絶対面白いよ!」
「うーん…………」
確かに正直に言えばかなり興味はあった。
なにせストーリー設定が凝りすぎているのだ。
考えた人はいったいどんな脳みそをしているのか気になるくらいに。
多分メタグ○スに近い存在なんだろうと思う。
「じゃあ、このゲームが終わったらで」
「ほんと!? やった! 出来るだけ早く終わらせてね! じゃないとドンドン進んじゃうんだから」
「わかった」
そんなことを話しながら私達は帰路についた。
「……さて……」
さっそくゲームを袋から取り出す。
一応オンラインとなっているだけあって、協力プレイも可能らしい。
しかし私はソロ攻略を目指す。
私の中でゲームをするのに、ルールがある。
まあ、縛りをするとかじゃないけど。
一つ、攻略サイト等はクリアするまで絶対に見ない。
一つ、途中でやめることは絶対にしない。
一つ、よほど面白いか、または圧倒的な心残りが出来る以外、二週目はしない。
この三つのルールは私の中で絶対である。
特に最後は、たとえ二週目限定の特典があったとしても、マルチエンディングだとしてもだ。
まあ、よほど捨てがたい選択肢が出てくれば別だけど。
正直RPGはストーリーが命。
一度見たストーリーをもう一度見るなんてダレて仕方ない。
「これは、どうかな……?」
こうして私はゲームを起動した。
そして五分後。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ!?」
絶叫していた。
~~~~~~~~
翌朝、日直だった私は、いつもは一緒に登校する奈々を置いて、一足先に学校にいた。
同じ日直の袴田君と言葉を交わすこともなく……と言うか袴田君は目も合わせようとはしてこない。
その後、日直の仕事を終え、続々とクラスメイトが入ってくるが、私に声をかける者はいない。
そして奈々もやってくる。
「あ、茉莉花ちゃん! おは…………よ、う……」
奈々もまた、私の顔を見るなり元気を失っていた。
今私はそれほどひどい顔をしているのだろう。
「ど……どうしたの? 茉莉花ちゃん」
「ちょっとね」
奈々は私の様子を見て、必死に話題を作ろうとしていた。
「あ、あー! そうだ! 昨日のゲームど「クソゲー!!」…………」
でも残念。
その話題こそNGワード。
「クソゲーすぎて腹が立つのを通り越して殺意が沸いたわ!! 本音を言えば開始五分で既にこれはゲームじゃないと言う事にして投げ捨てたかったかったけど、私の決めたルールをあんなクソゲーのために曲げたくなかったから殺意を我慢してクリアしようと頑張ったの! でもクソゲーすぎてっ!! 徹夜はしたの! さっさとクリアしてゴミ箱に入れたかったから! 何なの一歩歩くたびに爆発するエリア!! 地雷原なの!? あそこ他の町に行くための手段の一つなんだけど誰も通らないの!? 後、味方の馬鹿っぷりは何!? いやわかるよ? 味方AIの性能を下げて敵AI性能を上げるのは、ゲームの難易度を上げるのに手っ取り早い方法の一つだよ? でも度が過ぎない!? あれ!! 序盤の敵なのに最高の軍師でもついてんのかと聞きたくなるくらいの戦術持ってくるのに、こっちは周りが木にしか攻撃してくれないってどういう事!? しかもMP切れてても回復しようとして失敗するし!! そして何より……あのヒロインは何っ!! あいつなんなのホント!! 最初のイベントで幼馴染の子が死んだのってあいつのせいじゃん!! 最終的に邪神のせいになったけど、邪神の名前なんか一かけらも出なかったけど!? しかもあいつその後「色々あったけど楽しかったね! さあ、次の町に行きましょう!」って言いきったんだよ!? どういう意図であんなカスキャラ作ったの!?」
「……はっ。地雷を踏んだあと怒涛の勢いに押されてしまった……ま、茉莉花ちゃんドウドウ……」
「奈々ごめん、まだあるのよ……言い足りないのあのクソゲーの事を……さっさと終わらせたくて頑張って進めたの……あの女への殺意を溜めながら……」
「だ、だから落ち着いて……まだ授業すら始まってないのわかってる? ここで愚痴に体力使ってどうするのよ」
と、奈々は苦笑い気味に気遣ってくれた。
確かに奈々の言うとおりだ。
こんなところで体力を使ってしまったら――。
「――帰った後の地獄には耐えられない、か……」
「ねぇ、茉莉花のルールはさっさと曲げな?」
~~~~~~~~
とは言われたものの、この自分ルールだけはどうしても曲げたくない。
というか、こんなゲームのためにルールを曲げたら、私は私を許せない。
そんなわけで授業を華麗に聞き流し、下校のチャイムと同時に家に帰ってゲームを起動。
「…………傍から見たらものすごくゲームを楽しんでいるように見えるでしょうね……でも誰かがそんなこと言おうものなら恐らく私は手が出るわ……」
こうして私は殺意をみなぎらせ、ベッドに寝転がる。
一か月後。
「……長かった……これで、終わるやっと……」
このひと月、ほとんどこのゲームと向き合っていた。
本当に様々なものに襲い掛かられた。
凶悪な雑魚キャラ。
意味不明なバグ。
クソガキの絡んでくるイベント。
そして
その様々なクソを乗り越え、今私の目の前にはあと数撃与えれば倒れるであろう
「丹精込めて鍛えてきた武器がラスボス相手には一しかダメージ与えてくれなかったときは本当に泣いてしまったなぁ……」
ラスボス戦手前で、急に盛られていった設定。
おかげでデザインのしょっぱい聖剣でしかまともなダメージを与えられないボスになった。
最終的に一つの武器しか通用しないなら、あんなに凝った武器強化システム作らなきゃよかったのにと本当に思った。
凝りすぎたせいでとんでもない量のバグが発生したけど。
――槍を強化して失敗したのか成功したのか、モザイクのかかった棒になっていた時は、何がしたかったかわからなくなった。
「とにかくやっと終わる。さっさとクリアしてゴミ箱に入れよう」
こうして何とかボスは倒した。
ちなみに、二時間半ほどかかったところで、あと少しで倒せるなと思っていたが、そこから妙にしぶとく、結局追加で三十分はかかった。
エンディングが始まり、カスが何か言ってる。
「あぁ腹が立つ。もはや顔を見るのも苦痛なんだけど……あれ?」
今までイベントの最中は体を動かすのは不可能だったので、今も黙ってカスの言葉を聞き流していたが、どうやら今は体が動くらしい。
すると当然と言うべきか、どす黒い感情が私の中に湧き出てくる。
「…………もう、ゲームも終わりだし、少しくらいコイツに憂さ晴らししてもいいよね……このタイミングでペナルティもないでしょ……」
前に一度だけ、お気に入りのキャラクター……推しキャラが孤島に置き去りにされたとき、ガマンが聞かず、カスを殴ってしまった。
するとどうだろう。
カスの好感度が駄々下がり、同時に周りのキャラクターからの好感度もどっと下がった。
その上ストーリーが進まなくなった。
正直、他のNPCの皆のためにやったところが大きかっただけあって、納得いかない気持ちでいっぱいだった。
結局カスの機嫌を取るために非常に無駄な時間を過ごしたので、今まで余計なことをしてこなかった。
しかし今はもう関係ない。
一発くらい許されるだろうと、持っていた聖剣を強く握りしめた。
『――本当に、本当に貴方を信じてよかった』
――ザンッ!!
「……ペナルティは……なしかな?」
もはやこの女を味方キャラクターとして見てなかったので、切ることにまったくためらいはなかったが、このゲームならここでこの女に危害を加えたらボス復活、とか平気でやりそうだったから少し不安だった。
しかしどうだろう。
『――ああ、精霊たちが楽しそうに踊ってる』
ペナルティどころか、全く気にせず用意されたシナリオを読んでいる。
これはつまり。
「ふ、ふふふ……うらみ、はらしほうだいだ……」
この後私は修羅とかした。
~~~~~~~~
「おめでとう! ほんと久しぶりに茉莉花の眉間からしわが消えたよー!」
「ありがとう。本当にここしばらくはストレスがすごかった」
翌朝、奈々にクリア報告をした。
本当に清々しい気分だ。
「みたいだねぇ……私も気になったから攻略サイト見てみたら、凄い数の罵倒が書き込まれてたよ。それでもみんな『報酬の三分間』のためにクリアしたって書いてたよ。なんだったらそれをやる為のゲームだって」
「報酬の…………三分間?」
「うん……てどうしたの、また軽く眉間に皺が寄ってるけど」
「ちょっと、ね………………」
家に帰り、奈々の言っていた攻略サイトを見る。
もうクリアは済んでいるので、ルール外だ。
すると、確かに罵詈雑言と攻略情報が載っていた。
「……ああ、皆はらわた煮えくり返ってたんだ……同志がいっぱい…………え、ラスボス剣使わないで殴った方がダメージあるの? 何で」
載っていた最新の攻略情報に疑問を持ちながら目的のページを探す。
「てか素手でのダメージが大きいのは分かったけど、覆面海パンである理由が書いてないんだけど、投稿者どういう攻略したんだろう……あ、あった」
そして見つけた『報酬の三分間』の項目。
「…………やっぱりそうだよね……」
――奈々、悪いけど私がシャンフロ始めるのはもう少し先になるかも。
~~~~~~~~
「…………なぜ」
「何が?」
「なぜまたそんなに眉間に皺が寄ってるの……?」
「ごめん、私……フェアクソを二週目することにしたの」
あのゲームが通称フェアクソと呼ばれていて、あの女がフェアカスと呼ばれているのを攻略サイトで知った。
正直なんてピッタリな名前なんだろうと思ったので、そこからその名前を使うことにした。
「……なんでそんな苦行を自分に課してるの……?」
「心残りが…………あるの」
「心残り?」
「うん…………………………私、報酬の三分間の事を知らなかったから、初めの一分ちょっと気づかずに立ってただけだったの……!」
「……? ……?? えっと、それがどうしたの?」
「要するに! ……私フェアカスを一分半くらいしか殴れてないの……せっかく三分もぶちのめすチャンス貰ったのに……っ! 私は……私はそれが心残りでっ! だから私は再びあの地獄に舞い戻ることにしたの」
「えと……ごめ、それだけ? それだけで自分に課したルール破っちゃうの? そのルールがあったから今まで苦しみながらもゲームしてたんじゃなかったの?」
奈々が困惑気味に私に聞いてくる。
言いたいことは私の自分ルールの三つ目の事だろう。
しかし。
「あのルールの三つ目はよっぽどの心残りがあれば別なの……だからルールを破ってるわけじゃないわ」
「そんなぁ……じゃあフェアクロが終わったら一緒にやろうって言ってたシャンフロは……?」
「ごめん」
「うぅぅ……このままだと私だいぶ先に進んじゃうよぉ……」
「大丈夫。シャンフロ始めたら全力でやってすぐに追いつくから」
「……わかった。先で待ってるから」
「うん」
「あ、でも一度クリアしたならひとつ前のセーブデータからやればいいからすぐだよね?」
「……うん、まあボス戦直前ではあるけど」
ゴミ箱から引っ張り出し、起動して、またあの三時間以上にも及ぶ長い戦闘が待ってはいるけど。
いや、一応ネタ装備なら、三十分くらいでイケるんだったっけ……。
「………………でも、どうせ殴るなら、あのしょっぱい聖剣でも最速で終わるとされてる素手でもなくて、何か別の形でぶちのめしたい……何か、意趣返しになるような……はっ!」
私の脳裏に浮かんだのは、私の大好きだったキャラクターの顔だった。
『どうか……ご武運を、貴方は私の英雄ですっ!』
そうだ、私はシャラハールちゃんの無念を晴らしたい。
フェアカスの身代わりとなって呪いを受けて、孤島に置き去りにされたシャラハールちゃんの無念を。
ゲームをやってる最中、私の中でシャラハールちゃんは唯一の救いだった。
私がいいなと思ったキャラはことごとくフェアカスが敵ごと殺し尽くしていく中、ただ一人、生きてパーティを離脱するキャラだったからだ。
もちろん離脱するときは割と本気で涙が流れたが、死ななかったことだけを心の支えにその先のストーリーを進めて行った。
でもゲームをクリアし改めて考えると、フェアカスが受けるはずだった呪いを代わりに受けたせいで、一人であの孤島に生き続けて行かなければならない彼女を思うと、フェアカスへの恨みが増大する。
どう無念を晴らそうか。
「…………そうだ」
シャラハールちゃんが大事にしていた父親の形見のナイフ。
それでフェアカスをぶちのめそう。
それがいい。
あのナイフはほとんど使う場面のないくらい弱いナイフで、しかも所持金が少なくなるとフェアカスが真っ先に売りに出そうとする物なので、注意しておかなければ。
そして私は地獄へとダイブした。
~~~~~~~~
「……今、フェアクソ終わったって言ったよね」
「言った」
「ならどうしてそんなに思い悩んだような顔してるの……?」
二度目の地獄に足を踏み入れてから三週間。
流石に一度クリアしたものなので、割とスムーズ――とは言えないが、そこそこの早さでクリアした。
もちろん、最終ボス戦は三時間を超えた。
途中までは聖剣で戦って、ギリギリでシャラハールちゃんのナイフに装備変更したけど、ずっとダメージ1で精神擦り切れるかと思った。
「ごめんね……報酬の三分間は満喫したんだけど、チマチマとナイフで攻撃してる時にふと思ったの。もっとド派手に痛めつけたいって」
「……茉莉花、性格代わってない? 大丈夫?」
「大丈夫よ。むしろ今ならどんなことも聖女のように許すことが出来るわ。……何せあのカスとずっと一緒にいたんだから……ッ!!」
「茉莉花ぁ! 戻ってきてぇ!」
奈々との話もそこそこに、私はフェアカスをすり潰すために家に向かって歩き出す。
「……いつになったら一緒にシャンフロやってくれるのさぁ……わたしもう新大陸に行っちゃうよ?」
後ろから聞こえた奈々の残念そうな声。
その時は申し訳なさしかなかったが、今となっては奈々が先に新大陸に入ってくれてよかったとさえ思う。
~~~~~~~~
――それは、ちょうど二十三週目のクリアを終えたときだった。
「…………二十三週目……ダメだ、まだ私のフェアカスに対する苛立ちが収まらない。……自分でもわかっている。ストレスを解消するために報酬の三分間を目指す。その為にはまたストレスを溜めなければならない……そんな地獄のループにハマっていることは」
それでも報酬の三分間を求めて、二十四週目の地獄へと繋がるヘッドギアを手に取ろうとしたとき、携帯が鳴り響く。
「……奈々? ――もしもし? ……うん……うん……………………今何て……?」
こうして私はとうとうフェアクソをゴミ箱に放り投げ、神ゲーとされるシャンフロを始めることとなった。
全ては奈々のくれた情報を確かめるため。
そしてその情報が正しければ――。
『あのね! びっくりしたんだけど、今シャンフロの新大陸でイベントっぽいのがあってね! そのときに出てきたお姫様が……その茉莉花がやってるフェアクソ? のヒロインと――――全く同じ顔してるの!!』
「フェアカス絶対すり潰す!」
――この後、シャンフロ内のとある王国で、何度倒されてもレッドネームになろうとも、執拗にその国の姫を打ち取ろうとするプレイヤーが現れたとか現れないとか。
フェアクソをやったことある人がもしあの時新大陸に居たら、絶対手が出てたと思うんですよね。
サンラクさんはシナリオ上、守らなければいけない立場だったので我慢してましたけど。
で、そんな感じにシャンフロ版デュラハンさんを目指してみましたが、結果その過程だけで終わってしまいましたー。
追記
5/7 本編更新による作者様Twitterで、新情報が出始めたので、ゲームのセーブポイントの部分と、それに伴う周回回数を変更いたしました。