世界は戦争が多い異世界へと転移したようです   作:スターリニウム

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ーロシア連邦とある国境付近にてー

「んー、良く寝たぁ...」

彼はある国境警備兵である。
時刻は朝の5時を示していた。
彼はウクライナ方面の国境警備をしており、担当は今日で最後だった。

「今日も平和だな...」

彼は気分転換に簡易な監視塔へと上がった。
周りを見渡すと何も変化はなかった。
だが、別の監視塔へ行くと、彼は目を疑った。

「おい、何が起きてるんだ...」

そこには、本来陸地のはずが、大海原が広がっていた。


第一章 それは突然起きた
第1話 突然転移~列強国の反応~


ーロシア 首都モスクワ クレムリンー

 

「いったい、何がどうなっているのだね?」

 

そう言うとロシア国防大臣が状況を説明した。

 

「簡単に申し上げますと、本日の夜明けごろにウクライナ方面に所属の国境警備兵が“陸地が消えて、大海原が広がっていた”と証言しています。ですが、他の警備区でもこれと似たような証言が多数報告されています。それと並んで、北極海に向かった艦隊からの通信が途絶。さらに人工衛星からの通信は全くはいってきません。」

 

淡々と状況を説明し、大統領は言う

 

「これは、非常事態だなこりゃ。」

 

大統領の名前はアレクセイ・ボリス・カムスキー 今、話しているのは国防大臣のゲオルギー・フェドセイエフである。

 

「他の国々からの連絡は?」

 

「現在、全く連絡はきていません。」

 

「これじゃ、我が国は孤立してしまったな」

 

「ですが、大統領。一刻も早く今後の計画を立てたほうが、よろしいかと。」

 

「それもそうだな。明日には他の大臣を招いて会議を行う。」

 

「了解しました。」

 

『一刻も早くこの状況を打開しないと...あのアメリカに対抗するためにも。』


 

ーアメリカ合衆国 ホワイトハウスー

 

「まったく、最近はこの国はとんでもない目に合わされてばかりだ。」

 

なにかにイライラさせながらそう言ったのはアメリカ大統領のアンソニー・ウォレスである。

 

「ロシアに煽られて、中国に攻撃されかけて、そしてこの有り様。」

 

「まあまあ、落ち着いてください大統領。」

 

そう助言するのは、副大統領のトラヴィス・スコットだ。

 

「まあいい。それで、この国は何処とも連絡ができず。おまけにGPSからの通信は途絶え。さらに在日米軍やグアムなどの国外基地とも連絡すら出来ない。こんなひどい状況はあったかね?」

 

「アメリカの歴史上、そのようなことはなかったでしょう。それに、こんなことが起こるという事は、ロシアがハッキングしたか、あるいは、今までとは違う位置に移動したかぐらーー」

 

「突然すまないが、国内の軍事基地などの施設は連絡可能か?」

 

「あぁ、はいできます。」

 

「それじゃ、とりあえず全方位に偵察機を送れないか?周りに他の国々がいないか心配でな。」

 

「……分かりました、全空軍基地に伝えておきます。」

 

「ご苦労、アメリカ合衆国に神のご加護があらんことを。」

 

そう言うと、副大統領は足取りを速めながら退室した。

 

 

 

 

 

 

そして、2か月半後。

 

アメリカ合衆国軍は各方面に戦闘機、哨戒機、輸送機、輸送ヘリなど様々な機体を送れるだけ送った。また、各方面の部隊の安否が確認され、その部隊からの情報も送られてきた。さらにアメリカ航空宇宙局が急ピッチでGPSを打ち上げたために、捜索範囲はとても広くなり、たくさんの情報を確保出来た。

この調査により、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、そして南アメリカが確認された。だが周りは見覚えのない謎の大陸があった。

 

 

 

 

そう。

 

全世界は異世界へと転移したのだった




初めて小説を書いてみましたが、結構ネタ探しに苦労します。

次回は恐らく他の国の反応辺りになると思います

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