世界は戦争が多い異世界へと転移したようです 作:スターリニウム
投稿頻度は早くても2日に1話か、遅くても5日に1話は出したいと思います。
それではどうぞお楽しみください。
ーウズルイフ大陸 エクリクシス大皇国首都ヒルデガルド上空8000m手前ー
そのころエクリクシス側はというと、
ーロシア航空宇宙軍 首都ヒルデガルド上空8000mー
同じ頃、ロシア航空宇宙軍はTuー95を率いる第5爆撃隊に、旧式のSu-35が護衛についている。
第5爆撃隊に所属するSu-35戦闘機パイロットのヴァガノフは周囲を人一倍に警戒していた。なぜなら、爆撃隊を護衛する戦闘機の中では、一番先頭だからだ。
一つでも見逃せば、時には多大な損害を与えるかもしれない。そういう緊張感を背負ったまま、彼はここにいる。
「エクリなんとか国ってどういう国か知らんがな、俺らの国に喧嘩売られたのは第二次世界大戦以来だぜ。まったく、このあと主要都市が瓦礫の山になることを知らずにな。」
通信で爆撃機のパイロットが言っていると、レーダーに何かの飛翔体が近づいているのが見えた。最初は味方のか?と思われたが、ヴァガノフはあることに気づき、通信で呟く。
「敵に航空戦力というのが本当にあったとはな。」
そのことに最初は全員疑問に思った。しかし、そんなことを考える暇はないぐらい距離が縮んでいた。もし飛翔体が突っ込んできたら、確実に一機は攻撃を受けてしまう。その事を確信した後、 Su-35の一部の戦闘機が飛翔体の方向へと速度を上げながら爆撃隊から去っていった。この中には、ヴァガノフも混ざっていた。
そしてロシア軍とエクリクシス大皇国軍は空が初めての戦いとなった。
ーエクリクシス大皇国首都ヒルデガルド第2ワイバーン哨戒隊 第11ワイバーン戦闘団ー
「隊長!ロシアのワイバーンが近づきます!」
隊員が伝えると、グアハルド・セシリオは声を荒げて言い放った。
「攻撃開始いいいぃぃぃ!!!!!」
言い放ったと同時に、多数のワイバーンから火の玉が口から発射された。その火の玉は、ロシアのSu-35に向かって放たれた。だが、Su-35はあっさりと火の玉を回避する。
「バカな!あの距離では回避できないはず────」
「隊長!なにか
そう言われるとセシリオは必死に、接近する光る矢から攻撃されないよう回避しようとした。
だが、光る矢は、セシリオのワイバーンの翼に衝突した後爆発し、片方を失った。しかし、かろうじてワイバーンはまだ飛べる。周囲を確認すると、味方のワイバーンが次々と来る光る矢によって、無慈悲に殺され、中には、ロシアのSu-35から放たれる複数の光る矢によって粉々にされる者もいた。
その光景を見てセシリオは、ロシアのSu-35に向けて言い放った。
「クソったれがああああァァァァ!!!!」
そして、叫んで間もなく、セシリオは空対空ミサイルによって無惨な最期をとげる。
そのころロシア航空宇宙軍はというと、ワイバーンとの戦いに行った戦闘機に乗っていたパイロット全員が、ワイバーンを初めて見たのだった。そのあと、元の爆撃隊の配置へと戻った。
「さてと、気を取り直して、今からヒルデガルド上空で、爆弾をぶっ放しますか。」
「3...2...1...投下!」
Tuー95の爆弾ハッチから、大量のFAB-500爆弾が降り注ぐ。
ヒュルルル....と音をらしながらヒルデガルドの地上付近まで迫り、そして....
ズゴォォォーン!!という音が、首都全体に広がり、爆発した場所は、火柱が高くのぼり。至るところで、建物が崩壊していた。
このあとも、第5爆撃隊は、エクリクシス大皇国の各主要都市や上陸予定地を爆撃し終え、チェリャビンスクにある基地へと帰投していった。
ーロシア海軍・陸軍 ヘメンシェ海峡にてー
同じ頃、ロシア海軍と陸軍はエクリクシス大皇国の本土上陸作戦が決行された。
ヘメンシェ海峡をロシアのポモルニク型エアクッション揚陸艦やアルチョーマフスク型小型揚陸艇が覆い尽くす。
そして空には、ロシアではまだ現役のMiG-31戦闘機や、空挺部隊を載せたIL-76が飛んでいる。
「いいかお前ら!俺ら上陸部隊は、今から異界どもが住んでいる大陸を襲撃する!そしたら、上陸した後、調子が整ったら首都にめがけて突撃し、最後はこの国を俺らが占領する!おおまかな説明は以上だ!分かった者から武器を持って準備をしろ!」
説明が終わると数分後、ほとんどの揚陸艇が、準備万端になった。
そしていよいよ.........
エクリクシス大皇国との会戦が始まる。
如何でしたでしょうか?
もしよければ、感想を書いたり、評価をお願いします。(絶対来ない)
次回は陸軍とエクリクシス側がメインになると思います。