東方入郷記   作:あおのん

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修学旅行から戻ってきました!

遅くなって申し訳ありません。

急ぎ目だったので、少し短かいですが、何卒
ご容赦を……。




Q.幽香さん相手に覗きをすると?

 

 

変な霧が出た次の日。

 

 

 

 

今日は外に出るのも気乗りしないため、俺も幽香さんも家でのんびりと過ごすことにしていた。

 

 

一応日課の水遣りは終わらせてあるんだが、長いこと太陽光を浴びさせないと花達が心配なので、早く消えてくれるといいんだが……。

 

 

まあ幽香さんがあまり動じてないということは俺が気にするようなことでもないのだろう。

 

 

霧の中、あまり外に出続けると良くないとのことなので、今日は修行もお休みである。

 

……二日連続だとなんだか物足りなく感じるあたりが、とても複雑だ。やはりMなのだろうか。

 

 

ともあれ、幽香さんと一日中ずーっと一緒にいられるのはめちゃくちゃ嬉しい。どれくらいかって高校入試の合格発表で名前あった時と同じくらい。

 

……さすがに盛った。

 

 

修行中は結構厳しいからなぁ……。

 

 

「春? はーるー?」

 

「あ、はい!」

 

 

ボーッとしていると、幽香さんの声が聞こえたので慌てて駆けつけてみると、その声の発生元は風呂……風呂……!?

 

 

 

つつつつまり今幽香さんは風呂に入っていたということで。

 

 

その状態から俺に話しかけてきたということで!

 

 

つまり幽香さんは今裸ということで!!

 

 

 

 

……アカン、腰にテント張った。

 

 

 

あの魅惑のボディが曝け出されているだと……想像すると鼻血モンだろ……これ!!

 

 

「ごめんなさい、タオルとってきて貰えるかしら」

 

「はははははい! たたただいま!」

 

 

前屈みになりながら急いで取りに行く。走り辛ぇ。

幽香さんどこに行ったかと思ったら朝風呂だったか。

 

……幽香さんの朝風呂。うう、イカン、更に膨張させてどうする。

 

 

ちなみにだが幻想郷に来てからの、その、下の世話については、トイレで定期的にしている。

 

初めての時はそれはそれは幽香さんに申し訳なくなったが……人間の慣れって怖いよね。

気付けば習慣と化してしまった。

 

ネタは勿論……まあ、お察しの通り。

 

 

 

ああ……俺最高にクズいな!

 

 

 

自己嫌悪していると気付けばテントも収まっていた。

 

タオルを取って風呂場の扉まで来て、生唾を飲みこんでから、ノックをする。

 

な、なんか緊張する……。

 

 

「ゆ、幽香さん! 取ってきましたー!」

 

「ありがとう」

 

「ここに置いておきますね!」

 

 

声が聞こえた瞬間、扉の前に置いて、全力ダッシュで部屋まで戻……る途中で停止。

 

そこで思考。

 

 

 

幽香さんはあのタオルを取るために扉を開けるってことだよな。

 

そして今幽香さんは裸。

 

 

 

これは……。

 

 

 

 

ワンチャンスあるぞ。

 

 

 

何がってそりゃ……ポロリとか!

 

 

回れ右。

風呂場は廊下から横向きについているため、廊下の奥からなら幽香さんからはきっと、見えない。ダッシュ。

 

 

普通の家なら無理だがこの家はデカイため、廊下も長い。

 

ありがとう夢幻館。今度の休日は夢幻館への感謝も込めて、隅から隅まで掃除しよう。

 

 

 

廊下で匍匐前進の形でスタンばっている俺は、通報ものである。

 

 

「…………!」

 

 

ガチャッという音とともに控えめに扉が開く。同時に俺の目蓋もガン開きである。

 

 

手が出てきた! 本当に白くてスラッとしてて……綺麗だ。

 

 

と思ったらそのまま顔が出てきて左側を向いた。

 

 

 

 

ちなみに俺がいるのも扉の左側である。オワタ。

 

 

 

 

幽香さんはジト目というかなんというか、冷ややかな目線を俺に浴びせていた。もちろん俺は脂汗ダラッダラである。

 

 

 

お、終わった…………………。

 

 

 

「……何をしてるのかしら」

 

「こ、これはですね……その……そう、腕立てをーー」

 

 

「ここで? どうして今?」

 

 

「ごめんなさい覗き見しようとしました」

 

 

腕立てに見えなくもない体制から、土下座へと体を移す。

 

後頭部に目線が突き刺さっている気がした。

 

 

絶対幽香さんに嫌われた……。

 

多分、本当にクズね。貴方を家にいれたのは間違いだったわ。消えて頂戴薄汚い童貞小僧、とか言われるんだろう。

 

 

グッバイ……俺の恋。

 

 

しばらく土下座の体勢を保っていたが、やがて、幽香さんが声を掛けてきた。

 

 

「貴方も馬鹿ね。私相手に覗き見なんて」

 

「うぐっ」

 

 

よく考えると幽香さんなら余裕で俺の居場所くらい察知できそうだと気づいた。

 

…………あっはっは。め、目先の欲って怖いね。

 

 

「……とりあえず、着替えさせて。お茶を入れておいてくれるかしら?」

 

 

あれ、怒って……ない?

 

 

「か、かしこまりました!」

 

 

扉の閉まる音を確認してから、恐る恐る遠のく。

ちなみに土下座は維持。芋虫かよ俺は。

 

曲がり角まで下がってから立ち上がり、息を整えながら部屋まで戻る。

 

 

幽香さん相手に覗きは無理だな……て、駄目だ駄目だ反省しろ俺。

 

お湯を沸かしながら、幽香さんを待つ。

 

 

 

 

 

 

 

「さて、どうしてあんなことをしたのかしら?」

 

 

まあ、勿論無罪放免なワケない。

 

風呂上がりの頬が火照ってる幽香さんはやはりとても……エロい、とか懲りずに感じながら、どう答えたもんかと思案する。

 

まあもう素直に言うほうが良いですよね……。

 

 

「その、魔が差したというか、なんというかですね」

 

 

「はっきり言いなさい」

 

 

「幽香さんの裸が見たかったですごめんなさい!」

 

 

全力で土下座。今度こそ引かれたなこれは……。

 

 

そのあと、幽香さんは……別に何かをするわけでもなかった。

 

 

「顔を上げなさい」

 

「し、市内引き回しですか。それとも磔ですか。まさか……去勢!?」

 

「別にそんなことしないわよ……」

 

 

呆れているようだが本当に怒ってはいないようだ。

 

それどころかなんだか笑っているような気がするまである。

 

 

 

しかもイタズラっぽい笑みなような……。あれ、嫌な予感がする。

 

 

「そんなに見たかった?」

 

 

ああ……なるほど、俺はしばらく幽香さんに弄られまくるわけだ。

 

 

幽香さんは楽しそうだったが、俺はずっと、赤面しっぱなしだったような気がする。

 

 

 

幽香さんによる俺弄りはその日一日続くのだった。

 

まあ、罰がこれだと思えば安いかな……。

 

 

 

 

 

A.幽香さん相手に覗きをすると、怒られるわけではないが、弱点を献上するようなもので、しばらく弄られることになるよ!!

 

 





寛容と見せかけてSゆうかりんかわいい。

さて、これからは少しずつ投稿ペースを早めて行きたいです。(早めるとは言ってない)


感想批評願望評価など、お待ちしております。

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