違う!シンビオートが勝手に!   作:ゴランド

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けものフレンズ3面白くて執筆遅れたんですけど?
どうしてくれるんですか?(責任転嫁)

ところでスパイディがMCUに帰って来ましたね。
やったぜ(ガッツポ)




閑話 シンビオートとの華麗なる日常

 

【何がしたいの?】

 

「……これで良しと」

『一々許可を取るのは面倒臭いな』

「はいはいそうだね」

 

「来正君、ちょっとトレーニングについてアドバイスを……あれ、何書いてるの?」

 

「肉体強化の為にトレーニング訓練室の使用許可書を書いてるんだよ。緑谷君も知ってると思うけど放課後は自主練習用に色々な設備が解放されるんだよね。でも競争率高いから早く提出しなきゃだけど」

 

「そ、そうか!いつもはそのまま帰ってたけど……そうか自主練習の為、授業以外にも使って良いんだった!盲点!」

 

 そんな緑谷は頭を抱えつつもブツブツと何かを呟き始める。またこれかぁ…と若干呆れながらも来正は彼を呼びかける。

 

「……あー、もし良かったらこれから一緒に訓練どう?」

『頼むなら今の内にしておけ、しないなら俺達だけで行くからな』

 

「えっ、いいの!?……お、お願いします」

 

 青山君が仲間になりたそうな目を向けている……。

 

「えっと……青山君も一緒にどう?」

 

「華麗な僕にトレーニングは似合わないのさ☆」

 

「あっ、うん」

 

 

 結局二人で訓練室へ行く事となったけど、青山君何がしたかったんだろう。

もしかして本当はついて来たかったのではないかと言う疑惑でモヤモヤする中、僕は教室を出て行った。

 

 

 

 

【終着地点はゴリラ】

 

「あ、緑谷君に来正君!」

 

「二人も来ていたか」

 

「障子君に葉隠さん!」

 

 トレーニングルームに行くと障子君と葉隠さんが自主練習を行っていた。ミットとグローブを装備した様子を見る限りスパークリングをやってるのかな……?

 

 軽い準備運動を終えた僕等は一言を障子君に告げ、ミットを借りる。グローブは……まぁ、最初はパンチの感触を覚えるという事で無しいいかな?

 

「それじゃ軽いスパーリングでもやろうか」

 

「えっ、最初は基礎トレーニングじゃなくて?」

 

「あー。とりあえず緑谷君がどんな感じなのか知りたくてさ。さぁ、どっからでも来ていいよ!」

 

「いや、でも……」

 

 緑谷君は何か納得がいかない様子だ。どうしたんだろうか……あっ、個性の有無についてかな?

 

「言っておくけど個性は無しでね。使ったら確実に死人が出るからね」

『ほう、誰が死ぬって?』

 

「僕とシンビオート」

『それは困ったな……ん?』

 

 だって緑谷君に殴られたら消し飛ぶと思うんだけど(名推理)そう言うと緑谷君は渋々納得したように構える。

 

「そ、それじゃ早速……SMASH!」

 

そのまま手にはめたミット目掛けて拳を突き出し──

 

グギィ

 

あっ、やべぇ音が緑谷君の手首から聞こえた……。

 

「〜〜〜〜ッ!?」

 

「おぉう、手を捻ったか……」

『間抜けな姿を晒してる暇はないぞデク』

 

 目の前で悶絶する緑谷を眺めつつ呼びかけると、彼は立ち上がり再びファイティングポーズを取る。

 

「大丈夫、このまま続けよう……!」

 

「待って、そのまま殴ろうとしないで痛めてるんでしょ!」

 

「腕が折れながら動くのはある程度慣れてるから!」

 

「問題はそこじゃないから!」

 

 一種のサイコパスかな?と思いながら緑谷君の手にシンビオートを纏わせる。アレだね、緑谷君って基礎以前に戦闘慣れしてないよね。

そう伝えると苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。

 

「うぐっ、それは……」

 

「それは俺も感じていた。緑谷は個性こそ戦闘向けだが、戦闘技術自体が乏しい。緑谷は今まで訓練はしてこなかったのか?」

 

「そっ、そそそそそれはその色々あってほら僕の個性は確かに戦闘向きだけど腕壊しやすくてそっ、それに最近発現したばかりだからその───」

 

 障子君の発言に思い切り目が泳いでいる緑谷君。なんか個性について聞くとめっちゃ動揺するんだよね、なんでだろ?

 

「持論だけど、僕としては基盤となる格闘技にある程度慣れた上で徐々に個性を組み合わせて行く。そうなると異形系個性の障子君はその逆で、個性を組み合わせた事を前提の格闘技をやっていく感じかな?」

 

「その通りだ、俺の長所はとにかく手数が多い事だ。それを伸ばす為に日頃から腕力強化に励んでいるからな。あとは一つ一つの器官を同時に扱う事に慣れるのも大事だな」

 

「そりゃ凄いよ、確か片手の握力540kgだっけ?単純計算で割ると三本の内、一本の握力だけで180kgって事でしょ。うーんこのゴリラの体現者」

 

「ゴリラは力、知性、優しさを兼ね備えた賢獣だ。褒め言葉として受け取っておこう」

 

「ねーねー、緑谷。二人共全く聴いてない感じだよ」

 

「だっ、だから別にやましい気持ちは……えっ?」

 

 

 

 

【闇が深い系主人公】

 

「フンッ!ハァッ!賢者の拳を受けてみろ!」

 

 タイタスさん筋肉の力お借りします!と、障子君にU-40出身の光の戦士の知識を吹き込んだら何か変な台詞を吐き始めていた。タイタスさんならポージングしろよなぁ!

 

「ッ!」

 

 そんな緑谷君だけど激しいラッシュを受け止める。いなす、受け流す、と凡ゆる防御を見せていき……あれ?よく見ると緑谷君、凄くない?喧嘩とかした事無いって言ってたけど捌ききってるって凄くない?(2回目)

 

「常人三倍以上のラッシュを受け止めてるのって僕でも難しいんだけど、どう言う事……?」

『デクの癖して中々やるな』

 

「あぁ、爆豪との戦いも見たが緑谷は攻撃は苦手だが防御や受け身が上手く出来ている」

 

「何か秘訣とかってあるの?」

 

 葉隠さんがそう聞くと緑谷君は頷き呟き始める。

 

「う、うん。そこはかっちゃんにいつも爆破されたり、小突かれたり、殴られたりされてたから慣れていると言うか……」

 

(((闇が深い………)))

 

僕等はこれ以上踏み込んではいけないと悟った。

 

 

 

 

【女子生徒の将来の向こう側】

 

 緑谷君、障子君のスパーリングを眺めていると葉隠さんがはなしかけてきた。

 

「いいなー、なんか私だけ仲間外れな感じー」

 

「葉隠さんは鍛えたりはしないの?」

『鍛えたところで見窄らしい筋肉すら見えないけどな』

 

「なにぉう!舐めないでよね!こう見えて少しは鍛えてるんだからね、ほら!」

 

 シンビオートの挑発に葉隠さんは裾を上げて腕に力を思い切り入れる。僕はそれに対して目を大きく見開いた。

 

「おぉ!……透明で全く分かんないや」

『直に触れば分かるだろ?』

 

 おっとシンビオート。それセクハラになるからね?触らないじゃなくて触れないんだよ?そんな事をしていると葉隠さんががっくりとした様子で項垂れた。

 

「なんかなぁ、私の個性って透明なだけで緑谷君達と比べると全く強くない感じだよね」

 

「そうかな、僕としては葉隠さんの個性は正直言うとかなり強いと思うけど?」

 

「えぇッ!強いの⁉︎」

 

「ほら、透明人間を相手にしたとしてさ。見えない相手の動きを予測なんて出来ないでしょ?気付かれない内に背後から殴られるって場合もあるし」

 

 BIGBOSSなんてスニーキングからのCQCで兵をあっという間に無力化できるからね。ちなみにCQCの基本を思い出すのよと言われても僕はCQCのやり方が分からないのて無理です。

 

「そっか!それじゃ私がバリバリ鍛えればもっと強くなるって事なんだね!」

 

「うん、まぁそう言う事かな」

 

「よーし!そうと言うなら頑張るぞーー!」

 

そう言うと葉隠さんは脱ぎ始めた。

 

………うん?

 ぬ ぎ は じ め た !?

 

 

「何してるの⁉︎」

 

「何って……脱いでるんだけど?」

 

「此処で⁉︎男子の目の前で⁉︎」

 

 マジかよ本物のストリップショーを披露し始めたんだけど⁉︎なんなの、もしかして女性って脱ぐのが好きなのかな(偏見)

 

「……もう、来正君のエッチ。女の子の身体をジッと見ちゃダメだよ?」

 

「……そもそも、透明で見えないからね?と言うか葉隠さんは人前で全裸になるとか倫理的にどうなの?」

 

「………ッ!?」

 

 よし、表情は見えないけど きっと驚いているんだろうから言わせてもらうよ。

この子に倫理観念は無いのか!?

 

……い、いいや落ち着け。まだ慌てるような時間じゃない。

それに此処はヒーロー養育で有名な雄英高校!倫理観念ならプロヒーローがキッチリ育ててくれt───

 

 

『私が倫理担当よ!……え、青春?撮影しなきゃ(使命感)』

倫理担当の18禁ヒーロー。

 

 

雄英の女子生徒は全滅だ───」

 

「どうしたの、いきなり不吉な事呟いて!?」

 

 うちの倫理担当が欲望に塗れたある意味で峰田君より危険な人だった事を失念していたッ!

 

「お願いだから葉隠さんはその体を使って法は犯さないでね」

 

「本当にどうしたの!?」

 

 

 

【決め台詞】

 

 黄昏ているとトレーニング室に切島君と尾白君の二人がやってくる。どうやら二人共、格闘技術を磨く為に特訓するらしくよかったら一緒にやるか?と言われたのでお言葉に甘える事にした。

 

「どっからでもかかって来なァ!!」

 

「行くよシンビオート、思い切りだ」

『壊れても自己責任でな!』

 

 シンビオートが全身を覆い、僕の身体は黒の巨体へ変貌を遂げる。

体の方はシンビオートに任せており折角なので僕は口の方を動かす事にした。

 

「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ────アリィッ!!」

 

 シンビオートのラッシュが切島君に襲いかかる。一回これやってみたかったんだよね。まぁ流石にファスナーを取り付けるような能力はないケド。

 

「アリーデヴェルチ」

『さよナランチャ』

 

さよナランチャは(いら)ないです。

 

「〜〜〜〜〜〜ッッ!効かねェ!」

 

『オレの攻撃を受けきるとはな!……だけどさっきのは全力じゃないからな、手を抜いていただけだからな、三割の力でやってたからな、本当だぞ』

「負け惜しみはしなくていいよ……けど、シングのように岩石並の皮膚だ。正直言って破れそうに無いよ」

 

「シングってのは分かんねぇけど、そらそうよ!鍛錬に鍛錬を積んで鍛えたこの個性!簡単に破れはしねぇぞ!」

 

──ゴハァ(吐血)

ファンタスティック・フォーも知らないとは……!これだから時間の流れは残酷だッ!

 

「しっかし、お前ってよく色んな台詞がポンポン出るよな。さっきの……さよナランチャ?」

 

「さよナランチャは(いら)ないです」

 

「そ、そうか……けど、俺もそう言う決め台詞入れた方が良いのかなぁ?」

 

「確かに。先生も言ってたけど体育祭ではプロにアピールするチャンスって言ってたしな」

 

 見てもらうには注目を集める、そして注目を集めるに目立つようにしなければならない。そう言われると確かにヒーローの決め台詞って大事なんだなぁ。

 

『こりゃ二人は高難易度だな。タダでさえ地味な個性だ。オレ様の影で悔しがるといいさ』

 

「「地味……」」

 

「シンビオート!……でも、ほら。二人は格闘戦を主体としているんだから格好良く動けばかなり目立つと思うよ?」

 

「格好良くって言ってもよ、例えばどうするんだ?」

 

「やっぱり決め台詞かな?『It's clobberin' time(鉄拳制裁タイムだ)!』とか……」

 

「おおおッ!いいなそれ!他には何があるんだ?」

 

 どうやら好感触らしい。よしファンタスティック・フォーをオススメしよう(使命感)

それにしても他かぁ、作品繋がりで何か無かったっけ?

 

「……ムッシュムラムラ?」

 

「ムラムラ!?」

 

「尾白君はどっちが良いと思う?」

 

「ええっ!?……そ、それは来正が決めた方が良いんじゃ……」

 

(おいぃぃぃいい!?ムラムラはねぇだろ!て言うか尾白は諦めるなよ!)

 

「うーん、鉄拳制裁とムラムラ……うーん……」

 

「鉄拳制裁!鉄拳制裁で頼m───」

 

「ムッシュムラムラの方がユーモアがあって良いかな」

 

「チクショーーーーーーーッッ!!」

 

「ははは…、ドンマイ切島」

 

「尾白君は………」

『特に思い付かないな』

 

「ッ!?」

 

 シンビオート!?言っちゃいけない事をッッ!

確かに一瞬そう思っちゃったけど口に出す事はないだろうがッッ!それを言ったら戦争になるぞ!?

 

「尾白君!別に悪気があったわけじゃ……」

『地味過ぎる上に拳法を使うヒーローなんか特に目立つような台詞は存在しないな、早々に諦める事だな』

 

「シンビオートォ!!」

 

 

 

 

【目立つには】

 

「私だって目立ちたい!」

 

「確かに葉隠の場合目立ちそうにないからね」

 

「アピールの為には個性以外に何かしら必要かもしれないわ」

 

「と、言うわけで来正君にアドバイスをいただきに来ました!」

 

『ヨシ!良い心がけだ』

「ヨシ!じゃないけど?なんで僕なの?目立つなら青山君あたりに聞きにいけば良いでしょ?」

 

 葉隠さんと耳郎さん、そして蛙吹さんが自然に僕の元へやって来た。来たぜぬるりと……!と言う具合に違和感なくコチラへ接近して来た時は口から心臓が飛び出るかと思った程だ。ある意味凄いと思う。

 

そんな僕の質問に葉隠さんが「うん」と呟き答える。

 

「聞いたけど全く役に立たなかった!」

 

青山君ェ…役に立たないって青山君は何を言ったんだ?

……僕のようになればいいさ☆とか?

うん、言いそうだね!そして役に立たないね!

 

「でも、なんで僕なのさ」

 

ハッキリ言って目立つような事なんて心当たり無い───

 

「「「敵の前で踊った」」」

 

ガッツリ心当たりあったわ

 

 正直忘れていた。

ほぼ投げやりの状態で注意逸らす為に体を動かしていたから頭から抜けていたよ。

だとしても体育祭で目立つかぁ……。

 

「……歌いながら戦う?」

 

「「歌いながら⁉︎」」

 

「いや、それってかなり難易度高くない?歌いながらってキツイよ」

 

 ヘーキヘーキ。適合者になれば簡単に出来るさ(暴論)

あれだよSAKIMORI(防人)のように歌って踊れて戦える系のアイドル兼ヒーロー的なの目指せばいいんじゃない?IKUSABA(戦場)に立つUTAME(歌姫)って感じで。

 

「サキモリって何!?」

「イクサバって何!?」

「……ウタメって何なのかしら?」

 

 うーんシンフォギアも分からないかぁ。蛙吹さん辺りは「ごはん&ごはん」って言うとしっくり来ると思うんだけどなぁ。

 

「あ、あのさ来正」

 

「どうしたの?耳郎さん」

 

「そ、その……歌って踊れる系のヒーローって言うか……そう言う作品ある?女の子がカワイイ奴」

 

「……そんな事もあろうかと此処に貴女向けの作品が」

 

「でかした!」

 

 お前も適合者になるんだよォ!と言わんばかりに耳郎さんにオススメすると放課後、嬉々とした様子で教室を出て行く。

多分あの様子だとレンタルしに行ったな(確信)

 

 

 

 

 

 

………後日、絶唱ショックによりダウンした耳郎さんの姿があったのは言うまでもない。

 

 

 

 

【カメオ出演】

 

「そう言えば、雄英ってかなり広いけど掃除って誰がしてるんだろ」

 

 ふと、僕は思った事を口にした。

放課後となり飯田君、麗日さん、緑谷君といつものメンバーで帰る事となったけどこんなに大きな学内なんて掃除しきれるのだろうか?

 

「誰と言っても……俺達が掃除をしているじゃないか」

 

「そうじゃなくてさ、他の学科とか玄関とか。あとは訓練施設とか?雄英って用務員雇ってるのかな?」

 

「だとしたらかなり大変そうだよね……」

 

 麗日さんが賛同の声を上げる。給料は弾みそうだけどかなりの重労働になりそう。ハッキリ言って雄英の敷地の広さって頭おかしくない?

 

「最近のヒーローは無茶をし過ぎる!大丈夫だと見栄を張るが後々になって後悔する事になる!もっと自身を大切にしなければならん!」

 

「は、はぁ……確かにそれはごもっともです」

 

「あ、用務員さん居るよ!」

 

 噂をすれば何とやら。てっきり掃除用ロボットとかが掃除を行なっているものだとばかり……ん?

 

「どうしたのさ緑谷君、まるで知り合いにでも会ったような顔して」

 

「へっ!?あ、いやいやいや!?何!何が!?いや、なんでもないよ!」

 

 落ち着こうか。とにかく落ち着こう。"いや"を何回いってるの?ちなみにこれで四回言ったよ?

………不吉だ(ミスタ風)

そう言えば用務員の人って二人いるんだね。えーっと?金髪でガリガリな痩身の人に白髪でサングラス掛けた人……うーん、どこかで見た事ある風貌だなぁ。

 

「おお、恭成。帰りは買い出しに行ってくれんか?シチューを作ろうにも人参とジャガイモを切らしていてな」

 

「分かったよ。ちょうど駅まで行く用事があったから……ん?」

 

…………うん?待って、ちょっと言わせて?

色々と突っ込む所があるけどこれだけ言わせて?

 

何やってるのおじさん!?

 

「どうした恭成。そんな此処に居ない筈の人間と会ったような顔をして」

 

「いや、いやいやいや!その通りだけどさ!何してるのさこんな所で!」

 

「何をと言われれば見れば分かる通り廊下のモップ掛けだ」

 

「見れば分かるよッッ!」

『それじゃ何で問いかけた?』

 

 そう言う問題じゃないんだよ!何でおじさんが此処に居るの⁉︎何でおじさんがモップ掛けをしてるの⁉︎何でおじさんは僕に説明を行わずに買い出し頼んでるの⁉︎

 

……あぁ、もういいや。そんな事は重要じゃない(投げやり)

 

「そう言えばそちらの方は?」

 

「えっ!?わ、私は……」

 

「こっちは俊徳。私と同じ用務員でな先人としてのアドバイスをしている所だ」

 

「そ、そう言う事だよ、よろしく頼むよ来正しょ……君」

 

「はい、こちらこそ……あれ?僕の名前教えましたっけ?」

『なんだこの怪しいオッサンは?』

 

「What's⁉︎え、えっとだね……」

 

「ハッハッハッ、私が恭成の自慢話をしないと思ったか?耳にタコができる程言い聞かせたからだ。タコと言えばオクタビアスと言う科学者がタコのような多脚アーム実験を行ってると聞いている。そして私が若い頃はデヴィットと言う少年が居てだな。彼は正しく天才的だった───」

 

 あっ(察し)、これ長くなるパターンだ。いつも聞いてるからハッキリと分かんだね。

 

「それじゃ僕等は失礼するよ……ほら、逃げるよ早く早く!」

 

「え、あ、そ、それじゃあさようなら!?」

 

 

 

 

「あのご老人は君の叔父なのか?」

 

「そう、僕を育ててくれてる親代わりのね」

 

「親代わりって事は両親は………」

 

 やめとけやめとけ。コイツは話すとこの後暗くなるパターンだ。

え、それでも聞きたいって?しょうがないなぁ。

 

「両親亡くなってスタンおじさんが引き取った。ハイ終わりチャンチャン」

 

「………早ッ!?終わるの早すぎない!?」

 

「しかもアッサリと⁉︎一番大事そうな(両親が亡くなった)所について軽すぎる!?」

 

『文句が多いな。嘘でも混ぜておけば良かったか?』

「……あれ、もしかして何か期待していた?一応言っておくけど両親は事故死って事になってるからね?」

 

「あ、いやそう言う事じゃなくて……」

 

「冗談だよ冗談。でもさ僕がバーナビーやパニッシャーみたいに親族殺されて『俺の憎しみは消えない!』みたいな事を大衆の面前で言い放つ復讐系キャラに見える?」

 

「ごめん、私てっきり無理矢理明るく演じて実は内面では復讐に燃える系のキャラだと思ってた」

 

「「麗日さん(君)⁉︎」」

 

「ハッキリ言うね!?」

『ある意味で清々した性格だな』

 

 正直、それを言うなら轟君のようなタイプだと思う。何か目の周りの火傷の跡とか闇が深そうだし……て言うかアレって踏み込んじゃダメな奴だよね?

 

「は、話は戻すけど来正君のおじさんって何者なんだろうね?」

 

「ちょっと強引な閑話休題ありがとうね緑谷君」

 

「しかも名前からして外人?」

 

 麗日さんの言葉に僕は顎に手を添える。スタンおじさんは……うん名前"は"外人で合ってる筈だけど……うーん……。

 

「分かんないの!?おじさんなのに!?」

 

「いやぁ、それがさ。小さい頃に何をしてるのか聞いたら映画監督を務めていたって言ってたんだよ」

 

「映画!?大物の予感!」

 

「それは素晴らしい仕事じゃないか!「次はピザの配達員」……ん?」

 

「日に日によって何をしていたのか違ってくるんだよ。バスの運転手だったり警備員だったり、次の日に聞いたら郵便配達に漫画家、軍人、司会者、挙げ句の果てには大企業の御曹司だったりしたよ」

 

「……あのさ、君のおじさんって何者なの?」

 

「……さぁ?」

 

 ホント、何者なんだろうね(真顔)

待って、いや本当に何なのウチのおじさん?何か訳が分からなくなって来たんだけど……うぅむ。

 

「……もしかすると宇宙人だったり!」

 

「麗日君!?それは流石にあり得ないんじゃないのか!」

 

「地球外生命体、エボルト……その発想は無かったッ!」

 

「来正君!?」

 

「そうなると地球の監視者とか世界を創り出した神々(セレスティアルズ)に等しい存在だったり?」

 

「いや、それが本当だったとして君のおじさんは何者なんだ!?」

 

「だから分かんないって言ってるんだよ!!(半ギレ)」

『分かった!アイツは……ヤギね!』

 

うん、それは絶対無いわ

あとヤギなら隣の金髪細身の方だからね?

 

 

 

 

【容疑者 耳郎響香】

 

「ここら辺は涼しくていいなぁ」

『なんか静かですね…川沿いには誰も居ないし街とはえらい違いだ』

 

おっと詠唱はやめておきなよシンビオート、団長が死ぬ。

そんな事を話していると僕等は川の中に人影を見かける、何だろうと思い覗き込むと見知った顔の人物がそこに居た。

 

 

「あれは……蛙吹さん?こんな所で特訓かな?おーい、蛙吹さん何しt─────」

 

しかし、そこには失神したかのように水面に浮上してきた蛙吹さんの姿が………!

 

「蛙吹さん!?」

『死亡確認……』

「いや、生きてるよ……でも誰がこんな事を……!」

 

とにかく僕は周りを見渡す。けど、こんな簡単に犯人が見つかるわけ────

 

「あ」

「あっ」

 

そこには、水中にイヤホンジャックを挿した状態の耳郎さんの姿が……。

 

『……犯人お前だろ』

「耳郎さん、自首しよう」

 

「ちょっと!事故だから!いや、待って、本当だからそのまま無言で立ち去らないでちょっと、待って!」

 

 

 

 

【真犯人 上鳴電気】

 

『なんか静かですね…川沿いには誰も居ないし街とはえらい違いだ』

「天丼ネタかな?だけど詠唱はやめといてね。団長が死ぬ」

 

 どこかで見た事のある導入シーン。安心してください使い回し(コピペ)じゃありませんよ。

まぁ、そんな事はさておき流石に何度も事件が起こる筈も無く僕は不意に川を覗き込むと、そこには水死体のように浮かび上がって来た蛙吹さんの姿が……って

 

「蛙吹さんんんんんんん!?」

『死亡確認……』

 

だから死んでねぇよ。

 

「一体誰がこんな事を─────」

 

振り向くとそこには耳郎さんの姿が……。

 

「耳郎サァン……」

『 ま た お 前 か 』

 

「待て待て待て待て!違うから!今回は本当に私が犯人じゃないから!」

 

「本当ォ?」

『証拠はあるのか?おら出せよあくしろよ』

 

「えーと……あ」

「あっ」

「あ」

『あ?』

 

そこには川に手を突っ込み電気を流している上鳴の姿が……。

 

「アイツが()()()()犯人です(即答)」

「えっ」

 

「ちょっと来てもらおうか上鳴君」

『安心しろ任意同行だ……ちなみに拒否した場合、お前の指をへし折る』

 

「待て待て待て!いや違う!弁明させてくれ!」

 

この後、無茶苦茶弁明された。ついでに蛙吹さんは無事だった。

 

 

 

 

【けものとフレンズ】

 

 

 僕こと来正恭成は動物を心の底から愛している。と、言っても過激な動物保護団体のようにマタギや狩りを否定するワケではない。逆に狩り等は生態系を維持するのに必要な措置であると考えている。

それに個性の発現により科学技術が大分進歩した今の時代において動物達の研究も進み今では中々良い環境の中で動物達は恵まれている。これ以上僕が何かできると言う訳では無い。

出来る事と言えば捨てられた猫や犬の里親を探してあげるくらいだ。

本音としてはすっっっっごく飼いたいけどね?

飼いたいけどね!(二回目)

 

「ラッシャセー」

「一名で。お願いします」

 

 と、長話失礼。

大分静かだけど実はシンビオートは置いて来た。この戦いにはついて来れないからな。話題は変わるけど皆は猫好きかな?

僕かい?大好きSA☆

それでは皆さん、僕は今どこにいるでしょーか?

 

そう、猫カフェである(唐突)

 

 ここの猫カフェは行きつけの店であり、僕はほぼ常連の客となっている。んー、この空間、この空気、匂い、猫の鳴き声、愛くるしい姿。五感全てが癒されていく……あぁ、楽園とはこんな近くにあったんだな………。

 

「すみません、お客様。相席よろしいでしょうか?」

 

「構いませんよ。猫を愛する者同士、拒む理由が何処にありましょうk───」

 

「あ」

「あっ」

 

そこには、口田君の姿が……。

 

「……座ろうか。これも何かの縁だしね」

「……!(ありがとうと言ってる)」

 

 

 

 

 

 

 

「良いよね猫。口田君はここの猫カフェは初めてなんだっけ?君はどの猫に触ってみたい?」

「……!」

 

「ほほうクリスちゃんか。お目が高い、あの子は人懐っこい上に手を出すとお手をしてくれるんだ。猫なのにビックリするだろう?」

「………!」

 

「え、僕のオススメかい?僕はミロくんかな?彼を撫でると液体の如く溶けていくんだ……あのリラックスした饅頭のように柔らかな毛並みは触覚共に視覚をも癒す殺人毛玉さ」

「……!」

 

「おっと、まぁまぁそう慌てなくても大丈夫。それと君は何か勘違いしている。此処では人のオススメが最高と言う訳じゃない、相手は僕等と同じ生き物。食堂の料理と違って呼吸もするしストレスだって感じる。だからこそ此処では自身の勘を頼りに選んだその子を時間をかけてゆっくりと愛でてあげるといいさ」

「……ッ!?………!」

 

「お礼はいいよ、ここで同士と巡り会えたんだ。今回は初めてって事だから僕がお金を払おう」

「!?〜〜!」

 

「大丈夫、スタンプカードが貯まって丁度無料だからね、これくらいどうって事無いさ」

 

 一方的なマシンガントークのように見えるけど、こう見えて口田君とはちゃんとコミュニーケーションは取れてるよ?心が綺麗な人なら彼が何を言ってるか分かると言うアレだね。

まぁ、そんな事はどうでも良いとして、今はただこの瞬間を味わうだけだ。

 

そんな時である。

 

「ラッシャセー」

 

「一名です。空いてる席なら何処に……あ」

「あっ」

「あ」

 

そこには変装こそしていたが僕等の担任である相澤先生の姿が……。

 

「失礼しm「まぁお茶でも飲みましょう」……ッ⁉︎(コイツ、いつの間に!)」

 

 

 

 

 

 

 

 結果を話そう。

意気投合しました。や っ た ぜ

 

「やはり猫はイイですよね。この愛くるしさ、自分に見せてくれる無防備さと言い最高……」

「減らず口はどうでもイイ……待て、ソイツは首の部分を撫でてやれ」

「……!(猫について語っている)」

 

この後、無茶苦茶語り合った。

 

 

 

 

【決戦前日】

 

 

『つい先日、保須市にてプロヒーローのクリアナイトが死亡しました。このヒーロー殺害は今話題となっている連続殺人犯によるものだと警察は判断しており────』

 

「最近の若者はヒーローに対する礼儀がなっとらん!やれもっと出来ただの、やれ自分ならもっとこうしただの、ヒーローがどのような思いをしているか気遣いが足りん。私が若い頃にはグラントリノと言うヒーローが居たが奴はクールで仕事の早いヒーローだっだ」

 

「ハイハイそうだね。でも僕の晴れ舞台なんだからそっちの話をしてよね?」

 

 本日晴天。今日は朝から紅茶と意識高くオサレな飲み物を口に含んでいた。いやぁ、調べてみたけど朝に紅茶って結構体に良い感じみたいなんだよね。

スタンおじさんのいつもの長話を流しつつも僕はこれから始まるであろう体育祭に向けて気を高めていた。

 

「おお、そうだったな。もうそんな時期になるのか」

 

『遂にボケちまったか?』

「シンビオート!……でも晴れ舞台かぁ。僕等が此処まで来れるとは思わなかったよ」

 

「そうか?お前は人一倍は努力していた上にヒーローの事を四六時中考えていた。当然の事だと思うがね」

 

「ハハ、そうかな?なんか照れるよ……あっ⁉︎やばッ!"今日のにゃんこ"間に合うかッッ!?………ッし!間に合ったッッ!あ、スタンおじさんチャンネルはこのままだからね?あー、録画したのとリアルタイムで観るのとは全く違うなぁ」

 

今日の猫も程よい可愛さだなぁ。あぁ、癒される。

 

「おっと、四六時中ヒーローと動物の事ばかりの間違いだったな、それで?準備はちゃんと済ませてるか?」

 

「勿論だよドリンクに体育着。そんでもって、学生証でしょ?あとサイン用に色紙も幾つか持って行こうかな?」

『チョコも忘れるなよ。大切な燃料だ』

「分かってるよ」

 

 思えばいっつもチョコ食べてるよねシンビオート。栄養がそのまま僕にも行き渡るから僕自身糖尿病にならない事を祈るばかりだね。

……体育祭終わったら病院に行って診てもらおうかなぁ(遠い目)

 

「……なぁ、二人共」

 

「どうしたのスタンおじさん。そろそろ出発するんだけど……行ってらっしゃいのハグでもするの?」

『そしたら接吻へ移行するのか?』

 

 やめろシンビオート、それ本気で背筋が震えたから。

 

「それはお前の恋人にやってくれ……私はかれこれ数十年間生きて来たがお前と言う息子が来て止まっていた時間は有意義なものとなった」

た」

 

『なんだ藪から棒に。遺言のつもりか?』

 

 それ不謹慎だからやめなさいシンビオート。

……待って、なんか本当に遺言に聞こえて来たんだけど?え、何?おじさん死ぬの?おじさんたった数話しか登場していないのに死ぬの⁉︎

「……何か失礼な事を考えているようだが私はまだ死なないからな」

 

「あ、そうなの?」

『流石のしぶとさだなジイさん』

 

だから不謹慎!

 

「当たり前だ。お前さん等が見せてくれるこれからが楽しみで死んでられるか。いいか?くれぐれも悔いのないお前さん達なりの有意義な時間を過ごすようにな」

 

「……勿論!」

『それじゃ、さっさと一番になって周りを有象無象として嘲笑ってやるか』

 

うーん、この黒塗り畜生寄生生物!

バッグを持って玄関に向かうとおじさんが再び声を掛け、高らかな声を上げた。

 

「Excelcior!常に上を目指して行け!」

 

「うん、それじゃ行ってきます!」

 

 その言葉を聞くと僕は玄関のドアに手を掛け、ヒーローとして常に向上心を胸に外へ踏み出したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【???】

 

 

 

「あぁ、気分が悪くなるぜ。この後ヒーロー気取ってるガキ共が汗水流す所なんて観る気が失せる」

 

「そう口にする事はありませんよ死柄木。雄英生の個性を深く知るチャンスなのですから」

 

『黒霧の言う通りだよ。観るんだ死柄木、これは君の成長に必ず繋がっていくものだからね』

 

「そう言う先生は観ないのか?最近は脳無の研究で忙しいんだってな?」

 

『あぁ、死柄木に付着した"アレ"を弄ると面白い反応を示すんだ。とても興味深いよこれは……!喜べ、もうすぐだ!もうすぐで君の強力な(センチネル)が誕生する……!』

 

 

 

 

 

 




〜〜キャラクター紹介〜〜


『来正恭成』
アニオタで適合者でケモナーで糖尿病の疑いあり。
部屋の至る所にAV(アニマルビデオ)を隠しているのは秘密だ!

救いようがねぇな!この主人公⁉︎


『尾白猿夫』
モブ顔で尻尾の生えたクラスメイト。個性と顔は地味だけど、逆に尻尾って筋肉の塊だから肉弾戦になるとめっぽう強い気がする。


『口田甲司』
無口だが何故かコミュニケーションが可能な人物。主人公とは動物好きの仲として第2のソウルメイトとなった。
こう見えて口田君の身長186cm。デケェ!


『相澤消太』
こっそりと変装して猫カフェに来た所を主人公に確保される。
主人公が縮地とかスタプラザワールドの如く瞬間移動で背後に立った事に驚愕していたがその後、猫好きの仲間としてプライベートのみ仲を深める事となる。
ちなみにこの事は口田君も合わせて三人の口外禁止事項となっている。



『クリアナイト』
オリヒーロー。ヒーロー連続殺人犯の犠牲となったのだ……。今後の展開、とあるキャラを引き立てる為の犠牲の犠牲にな。




『スタンおじさん』

マジで何者なのこの人?もしかして地球を監視している地球外生命体だったりs───

【エラー検出 これ以上の見聞は許可されていません。直ちにアクセスを遮断してください。繰り返しますこれ以上の───】



『???』
全ては一人の為の魔王。
シンビオートの残骸を利用し何かを作り出している真っ最中らしい。




〜〜用語紹介〜〜



『ザ・シング』
ファンタスティック・フォーの一人。宇宙線の影響により全身が岩石のように変化してしまう。戦う前には「It's clobberin' time!」と叫ぶのがお決まりとなっている。
ちなみに宇宙忍者ゴームズ(日本版ファンタスティックフォー)では中の人繋がりで「ムッシュムラムラ!」と叫んでいる。

なぜこうなったし


『戦姫絶唱シンフォギア 』
萌えと言うより燃えアニメ。女の子ばかり出て来るアニメだと思ってみたら良い意味で裏切られる作品。XV完結ッッ!
これからもついてこれる奴だけついてこいッ!


『SAKIMORI』
すごい防人。常在戦場
もしかして→風鳴翼


『ごはん&ごはん』
ビッキー可愛いヤッター!
XV編ラストの夫婦喧嘩もアツゥイ!


『エボルト』
仮面ライダービルドにて悪役を務めた地球外生命体。その正体は星を破壊し、そのエネルギーを自分の物とするブラッド星の星狩り族である。
仮面ライダーエボルに変身したり、万丈にエボルト一部の遺伝子が混ざっていたり、スカイウォールで日本を分断したり、戦争を起こしたり、桐生戦兎にライダーシステムを与えたりしたのも全部エボルトの所為なんだ!
Q.なんだって!それは本当かい?
A.本当です。


『セレスティアルズ』
marvelにおいて人類を生み出したと言われている神々。その姿は全長600mのバケツ頭ロボットのように見える。
MCU版ガーディアンズオブギャラクシーではコレクターがインフィニティ・ストーンの説明した時に登場。実はそのコレクターの住処であるノーウェアがセレスティアルズの頭部だったりする。


『団長』
俺は鉄華団団長オルガ・イツカだぞ……!
こんくれぇなんて事はねぇ……!
だからよ、止まるんじゃねぇぞ……。
キボウノハナー♪





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