RoundaboutでもOK。
ケムリクサとジョジョのEDは共に万能だってはっきり分かんだね。ところで、たつき監督の次の作品はいつ見られますか?
やぁ、どうも。センチネル軍団を乗り越えて第二関門に向かっている主人公だよ!いい感じに僕にヘイトが溜まって来てるから今夜は夜道に気を付けないと背後から刺されるかもね(ブラックジョーク)
ハハッ、どうした?笑えよベジータ。
そんな現実逃避をしていると目の前に巨大な渓谷が……って、なにこれ。
『第二関門はどうさ!?落ちればアウト!それが嫌ならはいずりな!ザ・フォール!』
うっわ、何この高さ!?いつの間にこんなステージ作ったの?さすが雄英高校、相変わらず規模がデカい。そしてその作成費は何処から出て来るのだろうか。
『どうする?這いずって行くか?それとも、走って行くか?』
「君のお好きにどうぞ」
『それじゃ、飛んで行くか!』
シンビオートが全身に纏わり付くと強靭な脚力を生かした特大跳躍を見せ、難無く巨大な溝を渡る事に成功した。
「ナイス着地。80点」
『満点じゃないのか?……と、追いついて来たか!』
後ろの方へ顔を向けると、ロープの上を凍結させながら移動する轟君に上空を爆破の勢いで飛んでくる爆豪君の二人の姿があった。
「まずい、シンビオート!前へ行って!前!」
『そのくらい分かってる』
「逃すかよ!」
「死ねぇ!」
「危なっ!?」
後方から爆破と氷が横切る。人に向けて個性使うなんて、お前ら人間じゃねぇ!(特大ブーメラン)
『激しいデッドヒートを繰り広げつつも三名とも第2関門を楽々と通過ーーーーッ!』
「妨害にも程があるよ君達⁉︎選手宣誓で正々堂々と言った僕の気持ちを汲み取ってくれない⁉︎(懇願)」
「ンな義理はねぇ」
「そんな事言われなくても後で正々堂々ブチ殺してやるわ!」
信じられるか?この二人うちのクラスの優等生なんだぜ……?
なんでそんな性格になったのかは興味があるけど闇が深そうで手を出す事が出来ないんだよなぁ。
『ハッ!よくもまぁそんな性格に育ったな。闇が深い家庭の事情とやらか?』
「シンビオートォ!」
「………ッ!」
ヤロウ……タブー中のタブーに触れやがった……!
轟君なんかギリィッ!と親の仇を見るような眼差し向けてるんだけど!違うんだ、これはシンビオートが勝手に言ったのであって僕は関係無いから!
……え、そんなの関係無い?あっ、はい そうですか。
『早くも最終関門、一面地雷原!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!目と脚酷使しろ!あと心の地雷が埋まってるから気をつけろォーーー!飛び出すモノローグで人格破壊すんなよ!』
えっ、何その心の地雷って?
なんか嫌な予感が────
ドォン!!
【お父さん大好き】
『………は?』
「えっ、何これ?」
轟君が踏んだ所から文字が飛び出して来たけど……これが心の地雷?
……なんか思ったよりホッコリするモノローグだなぁ。
「嘘だ…そんな訳……嘘だァァッ!」
「崩れ落ちた⁉︎」
ウッソだろお前!アレのどこで人格崩壊する程のダメージが!?
「ハッ、ンなモンで俺がやられるとおm」
ドォン!
【デク最近凄い】
「ぐぁあああ゛ああああ゛ぁあああッッ‼︎」
「爆豪君もやられた!?そこまで緑谷君の事嫌いなの⁉︎」
『いいぞもっとやれ』
即落ち2コマ並のスピードで崩れ落ちたんだけど⁉︎別に相手を凄いと思う事は恥ずかしいもんじゃないよ?
あとシンビオートは人に指向けて笑うんじゃありません。
……しかし、ここを通るのかぁ。
『オイ、いいからさっさと足を動かせ。奴等がくたばっている内にな』
「……地雷音にビビって僕の中で閉じこもってる君が言える立場じゃないと思うんだけど」
『おおっーと?ここで来正、慎重に行き始めたーーッ!爆豪と轟コンビの二人を見てチキンになったか!?』
『誰がチキンだ!この程度、難なく乗り越えられる!……キョウセイがな』
「ハイハイ、僕任せ僕任せ……っと、来たか!」
後方から大量の生徒達がやって来た!A組の生徒達が大きくリードしてるようだけど……あ、皆が地雷ゾーンに踏み入った。
ドォン!
【2キロ太った】(麗日)
【Fカップ】(八百万)
「「いやぁぁぁあああッッ!」」
ドォン!
【カゲたまに邪魔】(常闇)
【虫美味しい】(蛙吹)
「「………ッ!」」
こ れ は ひ ど い
第一関門では肉体面を攻め、最終関門では精神面を攻めるとは!呆れるほど有効な戦術だ!
でも段々と趣旨がズレて来ているのは気の所為だろうか?
『……チッ、おい走れ』
「えっ、何言ってるの?そんな事したら……」
『いいから走れ!追いつかれるぞ!』
え、いやいや。分かってるのシンビオート?
ここの地雷は殺傷力こそ無いけど、強力な音と光が襲いかかって来るんだよ?君にとってここは本当の地雷原に匹敵するヤバい地帯だ。
それを────
『もちろん分かって言ってる。が、ここでノロノロ歩いていれば追い越されるのは時間の問題だ』
「それは……」
『それにだ。PulsUltraと言うだろ?いい加減オレ様も限界を超えなきゃならないからな。また脳味噌丸出し野郎が襲って来ても返討ち出来る為にレベルアップだ』
……そうか、シンビオートはUSJ事件を引きずっているのか。
そうじゃなきゃこんな馬鹿みたいに突っ込むような真似をしようとしないだろうからね。
……よし。
「あぁ分かったよ!連れてってやるよ!どうせ後戻りはできねぇんだ!この先に地獄が待っていようともお前を!1位へ連れてってやるよ!」
『そうだ、その意気だ。オレの事は気にせず走り続けろ』
シンビオートが言うなら仕方ない。ここからはフルスロットルで行かせてもらう!
全身にシンビオートが纏わり付いた直後、地面を蹴り上げる。
「行くぞ!ここからは僕達のステージだ!」
『止まるんじゃねぇぞ……』
それ言った奴死んでるけど大丈夫?
もしかしてお前、死ぬのか……?
『おぉーっと!トップの来正恭成!まさかの強行突破に出たぁぁ!まじかよ自殺行為だぞ!』
『その割に楽しそうじゃねぇか』
『当たり前だろ、こんな面白そうな展開実況しない訳にいかねぇだろぉが!』
クソ!あそこは楽しそうにしやがって!!こっちは地雷を踏みまくってシンビオートが子供が遊んだ後のグチャグチャスライムみたいに崩れかけてるんだぞ!
『Gu……GYaa、aa Aa…ッ!』
「しっかりするんだ!ここを乗り越えればすぐに落ち着く!」
断続的に地雷が発動する。吹き飛ばされる事はないが爆発すると同時にシンビオートが体が崩れかけてしまう。トップを維持はしているがこのままではシンビオートがいつまで持つか分からない。
……あれ?何か忘れているようn
BOOM!!
【シンビオート正直ウザい】
【寄生虫みたいな真似して恥ずかしくないの?】
『は?』
「………いや、だって事実じゃん」
あ、心の地雷が埋まっていた事忘れていた。
ドスの効いた声を放つシンビオートを落ち着かせ僕等は再び脚を動かし──
【キョウセイ、いつも喚いてウザい】
【お前の顎は緩んでいるのか?業者に直してもらえ】
「は?」
『事実だろ?』
………やばい。シンビオートの体が崩れるよりも先に僕達の信頼関係が崩れそうなんだけどコレ。
【お前がウザい】
【お前の方がウザい】
【は?】
【は?】
【屋上に行こうぜ】
【久しぶりにキレちまったよ……】
『おいアイツ等、地雷で会話してるぞ』
『ある意味で仲が良いな!だがここで後方から轟と爆豪が追い上げて来たァーーッ!』
復活早ッ!地面に氷の幕を覆って追い上げて、爆破で空を飛んで地雷を無効化ってずるいなソレ!
……あれ?なんか血涙流してるけどもしかしてダメージ残ってる?
「どけやぁァ!ついでにぶっ殺してやる!」
「悪く思うな。……今、俺は最高に機嫌が悪い」
おーっと、一応言っておくけど僕の所為じゃないからね二人共。
え、関係ない?成る程、そうですか ははは。
だれかたすけて
「シンビオートこの状況不味い。ここは一旦大人しく一位の座を開け渡そう。うんそうしよう」
『巫山戯るな!合法的にアイツらに指差して堂々と笑うことが出来るチャンスを逃してたまるか!!』
そう言うとこやぞシンビオート。
何?君って常に誰かを踏み台にしないと気が済まないの?
……ん?踏み台………あっ(唐突な閃き)
『……お、おおおお⁉︎こりゃどう言う事だ!トップの来正!いきなりその場で静止ィイ〜〜〜〜ッ⁉︎もうバテたのか!それとも勝負を諦めたかァ〜〜〜〜!?』
「ンな事はどうでもいい!一位は俺だ!」
「邪魔だ!俺が上だ!」
『ここで轟、爆豪の二人が前へ出たァーーー!一位争いが始まったぜ!さて優勝はどっちになるかなぁ!どう思うよミイラマン!』
『どうでもいい。……が、一人忘れてるぞ』
『ホワッツ?』
「邪魔だ!半分野郎!」
「クソ、邪魔なのはお前だろうが……!」
「感謝するよ二人共」
「「!?」」
ありがとう二人共。僕の前に出てくれて。
ここじゃあ、シンビオートの本領を発揮しきれなかった。
広く、広大な遮蔽物や障害物と言ったものが何も無い此処じゃ
「……肩に黒い何かが……いつの間に⁉︎」
「この肩にへばりついているのはまさか……!」
「ご存知!」
『
文字通り。君達二人を踏み台にさせてもらう!
迂闊に飛べば地雷を踏む可能性があるけど、地雷原そのものを飛び越せば問題無いッッ!
『これは、まさかの来正!前の二人を利用してパチンコの要領で飛んだァァァ〜〜〜〜ッッ!』
よし!前へ出れた!このままなら……!
「まだだッ行かせるかよッッ!」
「オレの前に立つんじゃあねぇよ寄生虫野郎がァ!」
……が、引き離したと思った二人はまだ食い付いて来る。
轟君は氷を断続的に重ねるように加速。爆豪は爆発の火力を高め更にスピードアップをして来た。
不味い、このままだと僕普通に攻撃されると思うんだけど。
そうなったら順位下がるどころかシンビオートが今日一日使えない可能性もある。
どうすれば────
BOOOOM!!!
「「「ッ!?」」」
『後方で大爆発!なんだあの威力!?偶然か故意か!?A組緑谷、爆風で猛追!!』
突如として響いた爆音。
後方には巨大な爆煙の中から吹っ飛んだ来た緑谷君の姿が………うん。
ま た 緑 谷 君 か
て言うか、こっちに向かって突っ込んで来てるけど着地の事考えてなかったの!?
………あー、ハイハイ!分かったよ!友達のよしみだ着地の際は受け止めてあげるよ!
僕が後方の緑谷君にアイコンタクトを送ると、それに気が付いたのかコクリと頷く素振りを見せた。
おお、僕の考えを一瞬で読み取るとは流石緑谷君だ!
………あれ?なんで君、一回転するの?なんで手に持った鉄板を思い切り振りかぶってるの?
なんで地面に叩きつけようとしているの?
えっ、待って。それ至近距離にいる僕、危険なんだけど?
ちょっ緑谷君待っ───
ガッ!!(叩きつけられる音)
『あ、終わった』
「自爆するしかねぇ」
……ハハッ、南無三ッ!
BOOOOOOOOOOM
『ば、爆発〜〜〜〜ッッ!緑谷の妨害により自身を含めた四人の姿が爆煙に包まれるゥーーー……… い、いや!その中から一人!何者かの姿が現れる!アレはなんだ!鳥か⁉︎飛行機か!?いや……!』
正解は直立不動の姿勢でゴールに向かって吹き飛ぶ僕でした。
うん、死ぬかと思った(小並感)
背後スレスレに爆発が起きたけど咄嗟に盾を何重にも張ったお陰で大事にはならなかった。
『…シテ…コロシテ……』
ほぼ瀕死状態に陥ってるコイツを除いてだけどねッ!
………いや医療班ーーーーッ!不味い!何が不味いってスーパーマンが敵に回った位に不味い!いや、クラークはよく敵に洗脳されるけどさ。
と言うか、あの時に咄嗟に盾を張ったのは
『……ギ、ギリギリ…いける気がした………』
「うん、その結果がコレだけどね」
ドロドロに溶けかけているシンビオートが地面に溢れないよう気を配りながら、僕は眼前に広がるステージに向かって脚を動かす。
「でもさ、シンビオート助かったよ
『
『波乱の雄英体育祭1年ステージ!!オイオイオイ!このままで良いのかお前等!マジでコイツが優勝しちまうかもしれねぇぞ!けど、こう言う展開も良いよなァ!!テメェは悪か!それとも正義か!?来正恭成、堂々の一位ィーーーーーー!!』
………………。
……………………。
…………………………。
あ、そうか。僕、一位か。
ちょっと、ごめんシンビオート。少しの間、地面に置かせて。うん、ごめんね?大丈夫、すぐに済むから。
…………スゥーーッ……ハァ……。
「………い、よっォッッしゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!!!」
僕は両腕を空に向かって振り上げる。ただただ、嬉しかった。喜びの感情が溢れて止らない。そんなVサインを掲げる僕を……いや、僕達を讃える声が会場内に響き渡った。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
「え゛え゛ッ!更衣室に戻っちゃ駄目なんですか!」
「ごめんなさいね来正君。すぐに次の種目が始まるし、一位のあなたがレースに到着してすぐに姿をくらますのは色々と問題があるの……特にマスメディア的な問題で」
ミッドナイト先生の答えに僕は肩を落とす。シンビオートの回復の為に更衣室へ一旦戻って良いか相談したんだけど、見事に却下されてしまったのだ。
「大丈夫?シンビオート」
『大丈夫に……見えるか?……ゴフッ』
駄目そうですねコレは。うん、僕の為に盾になってくれたのは嬉しい事だけどホント、この後どうしよう。一応回復する手段は他にもあるけど方法がなぁ……。
「一位おめでとう!」
「凄いね!来正君!」
「お。ありがとう二人共」
『HA、HA……媚びへつらうつもりなら無駄だ……ぞ……』
緑谷君と麗日さんが声を掛けて来るもののシンビオートは相変わらずの態度を取る。無理はしないでよ?
「どうしたのシンビオート君!なんか子供に散々グチャグチャにされたスライムみたいになってるよ!?」
「うん、シンビオートのダメージが酷くてさ。かなり困ってる」
『ハァ…ハァ……チョ、チョコ……いや、もう頭で良いから寄越せ…』
やだ、何か不吉な事を口走っているんだけどコイツ。
「今はチョコは持ってないの?」
「僕が24時間365日ずっとチョコを常備してると思ったら大間違いだよ」
仮に麗日さんの言う通り僕が常日頃チョコ持ち歩いていたらポケットの中がベッタベタになってるからね?体育祭なのにズボン汚したくないからね、嫌だよそんなの。
「それじゃあ、僕にできることがあったら何でも言ってよ!」
「うん、私達、友達だからね!」
「そっか……ありがとう。二人t『今、なんでもって言ったよな?』
シンビオート?急にどうしt……あっ(察し)
「ど、どうしたのシンビオート君?いきなり肩を掴んで…」
『お前の顔面はジューシーに見えて涎が止まらなくなる』
「へ?ジューシーってどう言う意味───
がちゅ
刹那、シンビオートは牙が並ぶ顎を大きく開くと緑谷君の首から上に齧り付いた。もう一度言おう。頭部に齧り付いたのである。
………あれ?何だろうこの
「「「「「うわぁぁぁああああああッ!?」」」」」
広がるは阿鼻叫喚の地獄絵図。
緑谷君の頭部に喰らい付くシンビオートの姿にクラスメイトどころか他学科の生徒、観客席の人達の悲鳴が会場内に響き渡る。
……あ、思い出した。これってシンビオートが緑谷君の腕に喰らい付いた時と同じ光景だわ(白目)
…………いや、何やってんだシンビオートォ!?
「何やってんのさ⁉︎吐け!吐き出さない!」
『クッソまずい』
誰が味の感想を吐けと言ったァ!!
「つ、遂にやりやがったぁぁぁあああ!」「何やってんだよ来正お前ーーーッ!」「やべぇよ…!来正やべぇよ…!」「クソ!こんな所いられるか!俺は部屋に戻らせてもらう!」「み、緑谷君ンンンンンンンン!?」「アイツは大した事が無いから私でも倒せる。そう思ってた時期が私にもありました」
「違う!!シンビオートが勝手に!!!」
前回僕のヒーローアカデミアが今日から始まると言った矢先、台風によって放送が延期された件についてお詫び申し上げます。おのれ台風……。
また、この度 台風19号によって被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
〜〜用語解説〜〜
『スーパーマン』
知名度共に戦闘力トップクラスのヒーロー。
【空を見ろ!鳥だ!飛行機だ! いや、スーパーマンだ!】
本名はクラーク・ケント。
地球育ちのクリプトン人であり社会人とスーパーヒーローの二重生活を送っている。
前書きの通り終盤で万能EDを流した読者の方に一言。
どうあがいても名曲の無駄遣い